JPS61138681A - エマルジヨン接着剤 - Google Patents

エマルジヨン接着剤

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JPS61138681A
JPS61138681A JP59261577A JP26157784A JPS61138681A JP S61138681 A JPS61138681 A JP S61138681A JP 59261577 A JP59261577 A JP 59261577A JP 26157784 A JP26157784 A JP 26157784A JP S61138681 A JPS61138681 A JP S61138681A
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emulsion adhesive
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
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    • C08K5/51Phosphorus bound to oxygen
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    • C08K5/521Esters of phosphoric acids, e.g. of H3PO4
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J131/00Adhesives based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an acyloxy radical of a saturated carboxylic acid, of carbonic acid, or of a haloformic acid; Adhesives based on derivatives of such polymers
    • C09J131/02Homopolymers or copolymers of esters of monocarboxylic acids
    • C09J131/04Homopolymers or copolymers of vinyl acetate
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2666/00Composition of polymers characterized by a further compound in the blend, being organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials, non-macromolecular organic substances, inorganic substances or characterized by their function in the composition
    • C08L2666/28Non-macromolecular organic substances
    • C08L2666/40Phosphorus-containing compounds

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、木材等の接着に使用されるエマルジョン接
着剤に関するものである。
〔背景技術〕
一般に、木材等の木質系被着体の接着には、ポリ酢酸ビ
ニルエマルジョンを主成分とするエマルジョン接着剤が
用いられている。このエマルジョン接着剤を用いての接
着は、木材等の複数枚に上記接着剤を塗布して重ね、こ
れを上下一対の金属製圧締盤の間に入れて圧締すること
により行われる。この場合、圧締時にエマルジョン接着
剤が接着剤層から滲み出し、上記木質系被着体と金属製
圧締盤との間で硬化するため、圧締作業終了後、圧締盤
から接着体を取り出す際、その取り出しが極めて困難に
なるという問題が生じていた。また、上記圧締時に、接
着剤層より滲み出した接着剤が圧締盤の盤面に付着硬化
し、これの除去が極めて困難であり、圧締盤の盤面の清
掃に多大の労力を要するという問題も生じていた。この
ような問題は、接着剤層と圧締盤とが直接接触するフィ
ンガージヨイントや集成木材製造時における幅はぎ接着
または突板貼りのように薄い材を通って接着剤が滲み出
てくるような接着において特に顕著である。また、接着
剤の付着硬化の問題は、上記圧締盤だけでなく、接着剤
塗布に用いる塗工機にも生じており、塗工時に飛散した
接着剤や、こぼれたりした接着剤の硬化物の除去に多く
の労力を要している。
このような問題を解消するために、予め、圧締盤の盤面
や塗工機に、シリコン、ワックス、レシチン等の離型剤
を直接塗布してお(という方法が提案された。この方法
によれば、上記離型剤の作用により、付着硬化した接着
剤を比較的容易に剥離しうるものの、上記離型剤の塗布
工程が新たに増えて工程が長くなり、また、塗布に多量
の離型剤を要することから材料費がかさむようになると
いう問題が生じる。離型剤を溶剤で希釈して使用すると
いうことも考えられるが、このようにすると、離型剤の
希釈工程がさらに増え、かつ離型剤を頻繁に塗布しなけ
ればならないという難点を生じる。そのうえ、シリコン
およびワックス離型剤を用いる場合には、接着体の外面
に付着含浸した離型剤を、サンダー掛は等で除去しなけ
れば、塗料がはじかれてしまうため、接着体に対して、
直接塗装を施すことができないという大きな欠点がある
ところで、上記エマルジョン接着剤自体に、圧締盤等に
付着して硬化した硬化物を簡単に剥離できるような特性
を付与するとともに、その接着力をさらに向上させるこ
とができれば、上記の問題が全て解決され、かつエマル
ジョン接着剤の有用性を一層高めることができる。
〔発明の目的〕
この発明は、これまでのように離型剤を塗布するという
ような工程を要することなく、圧締盤等に付着して硬化
した硬化物を簡単に剥離でき、しかもこれまでのものと
同等かそれ以上の接着力を備えたエマルジョン接着剤の
提供をその目的とする。
〔発明の開示〕
上記の目的を達成するため、この発明のエマルジョン接
着剤は、ポリ酢酸ビニルエマルジョンを主成分とするエ
マルジョン接着剤であって、レシチンを含有していると
いう構成をとる。
すなわち、上記エマルジョン接着剤は、レシチンを含有
しており、そのレシチンが、接着に際して、接着剤層と
木質系被着体等との界面に皮膜状に分布するようになる
。この分布の態様は、上記のような、木質系被着体等と
接着剤層との界面での分布に限るものではなく、それ以
外に、圧締圧力によって上記接着剤層から圧締盤の盤面
上に滲み出した接着剤とその圧締盤の盤面との界面にお
ける分布等もあげられる。前者のように木質系被着体と
接着剤層との界面に皮膜状に分布したレシチンは、速や
かに木質系被着体の内部に吸収され、その結果、木質系
被着体上にレシチン皮膜を介さず直接接着剤層が形成さ
れ本来の接着力を発揮するようになる。この場合、レシ
チンの乳化作用により、接着剤成分が木質系被着体内に
深(浸透しアンカー効果を発揮するようになるため、接
着剤層の接着力が向上するようになる。後者のように圧
締盤の盤面と滲み出した接着剤との界面に皮膜状に分布
したレシチンは、上記盤面が緻密であるため圧締盤の内
部に吸収されないでそのままの分布状態を維持し、盤面
に滲み出た接着剤をその皮膜上で硬化させる。したがっ
て、その硬化接着剤をレシチン皮膜ごと上記盤面から剥
離することにより、盤面に滲み出て硬化した接着剤を簡
単に除去しうるのである。
この発明の対象となる接着剤は、ポリ酢酸ビニル系エマ
ルシコンを主成分とするエマルジョン接着剤である。こ
こで主成分とするとは、全体が主成分のみからなる場合
も含める趣旨である。上記エマルジョン接着剤を例示す
ると、その典型例として、酢酸ビニルを主成分とするモ
ノマー組成で重合された水性分散液があげられ、また、
酢酸ビニルと共重合可能なモノマー、例えばエチレン。
アクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸、メタ
クリル酸エステル、2−ヒドロキシエチルアクリレート
、N−メチロールアクリルアミド。
N−メチロールアクリルアミドのエーテル化合物等を共
重合したものもあげられ、さらに上記各重合物を任意に
ブレンドしたブレンド物もあげられる。また、上記例示
のものに、尿素樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、
アクリルエマルジョン、ゴムラテックス等の他の種類の
樹脂、ラテックスをブレンドしたもの、さらには接着剤
用として使用される添加物、例えば、可塑剤、造膜助剤
充填剤、溶剤等を添加したものもあげられる。
上記エマルジョン接着剤に含有させるレシチンは、リン
脂質に属し、卵黄、大豆、肝臓に多(含まれ、親水基と
親油“基の双方を有していて界面活性作用を備えている
。この発明におけるレシチンは、上記のような純粋なレ
シチンだけでな(、未精製のものも含む。すなわち、レ
シチンが主要成分となっているものであれば全てこの発
明のレシチンに含まれる。このようなレシチンの含有量
は、対象となるエマルジョン接着剤の組成によって異な
るが、一般的には、上記エマルジョン接着剤の固形分1
00重量部(以下「部」と略す)に対してレシチンが0
.5〜3.0部(不純分を多く含む場合には、純分換算
する)の割合になるように設定することが好ましい、最
も好ましいのは1.0〜2、0部の範囲内である。すな
わち、レシチンの含有量が0.5部未満になると、充分
な剥離防止効果が得られにく(なり、逆に3.0部を超
えると接着剤の接着力の低下を招きやすくなるからであ
る。
上記レシチンを上記エマルジョン接着剤に含有させる方
法としては、つぎの2種類の方法がある。第1の方法は
、公知の方法によって製造されたエマルジョン接着剤に
、レシチンを直接添加し攪拌する方法であり、第2の方
法は、予めレシチンをアンモニア水等で乳化しておき、
これをエマルジョン接着剤に添加混合する方法である。
エマルジョン接着剤の粘度が低い場合には、上記第1の
方法にもとづきレシチンを直接エマルジョン接着剤に添
加すると、場合によっては経時的にレシチンが分離する
。したがって、このような場合には、上記第2の方法に
もとづき、予めレシチンをアンモニア水等で乳化してお
いてから添加することが好ましい。レシチンはアンモニ
ア水のアルカリ性で自己乳化するため、レシチンを上記
のように予め乳化して使用するときは、アンモニア水を
用いて乳化することが望ましい、ただし、アンモニア水
のアルカリ性が余り強すぎると、場合によってはエマル
ジョン接着剤の主成分であるポリ酢酸ビニルのケン化が
生じるため、濃度の低いアンモニア水を用いることが妥
当である。
上記のようにしてレシチンが添加含有されたこの発明の
エマルジョン接着剤は、木材同志の接着だけでなく、木
材とそれ以外の粗い組織を有する材料(例えば紙、繊維
、スレート板)との接着に、もしくは上記粗い組織を有
する材料と木材とを複合した複合材料と木材との接着、
または上記複合材料同志の接着に用いられ、これまでの
ものよりも優れた接着力等を発揮する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明のエマルジョン接を剤は、レシ
チンを含有しているため、接着に際し、レシチンが接着
剤層と被着体との界面ならびに圧締盤等とそれに付着し
た接着剤との界面に皮膜状に分布するようになり、圧締
盤等の緻密な表面に分布したレシチンは、内部に吸収さ
れず、そのまま表面に分布し、接着剤成分をその皮膜上
で硬化させる。したがって、圧締時に接着剤層からil
iみ出して圧締盤の盤面等で硬化した接着剤の除去は、
その接着剤をレシチン皮膜ごと盤面から剥離することに
より簡単に除去できる。他方、木材等の被着体と接着剤
層との界面に分布したレシチンは被着体の内部に吸収さ
れる。その結果、接着剤層が直接被着体表面に形成され
、本来の接着力を発揮する。この場合、レシチンの乳化
作用により、接着剤成分が被着体内に深(浸透しアンカ
ー効果を発揮するようになるため、上記接着剤層の接着
力が向上するようになる。これらの効果は、冷圧圧締で
も充分得られるが、ホットプレス、高周波プレス等の熱
圧圧締時に一層顕著になる。これは、接着剤中のレシチ
ンの、界面への移行が加熱により促進されることによる
ものと考えられる。
この発明は、各種の離型剤のうち、特にレシチンをエマ
ルジョン接着剤に含有させると、上記のような優れた剥
離効果が得られるだけでなく、接着剤の接着力自体も向
上するというこの発明者らの画期的な発見にもとづきな
されたものである。
すなわち、レシチンに代えてシリコン、ワックスを用い
ると、ある程度の剥離効果は得られるものの、レシチン
使用に比べてその効果が小さいため多量使用が必要とな
る。そのうえ、レシチン使用とは逆に接着剤の接着力が
かなり低下し、また得られる接着体が塗料をはじくよう
になり塗装が困難になる。レシチン使用の場合には、こ
のような問題は生じないのである。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。
〔実施例1〜5、比較例1〕 架橋型酢酸ビニル系樹脂エマルジョン接着剤(カネボウ
エスエスシー社製、ブライロックCL−985)100
部に対し、レシチン(味の素社製)をそれぞれ0.2部
、0.5部、1.0部、1.5部、2.0部添加し、主
剤を作製した。つぎに、この主剤100部に対し、硬化
剤キャタリスト(カネボウエスエスシー社製、142−
2301)を5部添加し目的とするエマルジョン接着剤
を得た。これらの接着剤を用い、厚み0.88/1.2
010.88鶴の3プライラワン合板(クロスパント)
を、塗布量300 g/rd、コールドプレス30分、
ホットプレス110℃X 10 kg/dX 60秒の
条件で作製した。得られたラワン合板についてJAS普
適合板用のタイプI浸漬剥離試験(4h煮沸。
60℃で20h乾燥後、4h煮沸、60℃で3h乾燥)
を行うとともに、各接着剤の圧締盤に対する剥離性を調
べその結果を比較例1と対照して第1表に示した。
(以下余白) 葛−二り一表 第1表から、実施例によれば、付着接着剤の圧締盤から
の剥離が簡単に行え、また得られた合板は接着状態が良
好であることがわかる。
〔実施例6〜9、比較例2〕 実施例1〜5と同様にして接着剤をつくり、この接着剤
を用い下記の条件でカバ(厚み10fl)の積層接着(
2プライ)を行った。
塗布量 250 g/rrl クローズドアセンブリータイム 5分 高周波プレス(サイドプレス)条件 陽極電圧4.5 k v   陽極電流0.25 Aプ
レス圧10kg/d 印加時間80秒   冷却時間100秒得られた積層板
を室温で5日間養生した後、JISK6852に準拠す
る圧縮剪断接着力を測定した。
この際、試験片の処理はつぎの2通りとした。
常態:試験片をそのまま測定する 耐水:試験片を室温水中に24時間浸漬し、濡れたまま
測定する。
また、上記各接着剤の高周波プレス盤に対する剥離性も
同時に調べ、上記接着力の測定結果とともに、第2表に
示した。第2表には対照用として比較例2の結果も併し
て示した。
第2表の結果から、実施例によれば、付着接着剤の剥離
を簡単に行いうろことがわかる。また、レシチンの使用
により接着力が向上する傾向がみられることもわかる。
〔比較例3〜9、実施例10〕 レシチンと他の離型剤との相違をみるため、架酢酸ビニ
ル系樹脂エマルジョン接着剤(カネエヌエスシー社製、
コアロックCM950)シリコンエマルジョン(東芝シ
リコン社製。
M−630)もしくはワックスエマルジョン(共栄社油
脂製、No13)を添加して目的とする主剤を作製し、
実施例1〜5と同様の硬化剤を用い、同様にして合板を
つ(す、これを、JAS普適合板用のタイプ■浸漬剥離
試験ならびに剥離性試験、塗料のはじき試験に供した。
その結果をレシチンを使用した実施例10ならびに離型
剤を添加しない比較例9と対比して第3表に示した。
(以下余白) 第3表の結果より、ワックスを使用した場合、コールド
プレス後の段階ではかなり剥離性を示すが、ホットプレ
ス後の段階では殆ど剥離性を示さす圧締盤の盤面に付着
した接着剤の剥離に多くの労力を要することがわかる。
また、得られた合板はワックスを1.5部添加すると塗
料をはじきそのままの状態では塗装できないこともわか
る。地方、シリコンを使用した場合は、コールドプレス
後の段階から剥離性を示さない。そして、ワックス、シ
リコンを使用すると、いずれも接着力が低下することが
わかる。これに対して実施例9では、コールドプレス後
の段階だけでなくホットプレス後の段階においても剥離
性がよく、また接着力低下はみられない。そのうえ、塗
料のはじきもみられない。
〔実施例11、比較例10〕 架橋型酢酸ビニル系樹脂エマルジョン接着剤(カネボウ
エスエスシー社製、デュロロツクIM410)100部
に対し、レシチンを0.8部添加して主剤を作製した。
つぎに、この主剤100邪に対し、硬化剤キャタリスト
(カネボウ・エヌエスシー社製、142−2302)を
5部添加し目的とする接着剤を得た。つぎに、上記接着
剤を用い、厚み30m、幅30mのケヤキを積層接着(
3プライ)した。このときの接着条件は実施例6〜9と
同じに設定した。得られた試験片を室温で5日養生した
後、JAS造作用集成材浸漬剥離試験(6h水に浸漬後
、40℃で18h乾燥)に供した。その結果を、レシチ
ンを使用しない外は実施例10と同様にして得られた比
較例10の結果と対照して第4表に示した。
第4表の結果より、レシチンを添加することによって浸
漬剥離試験における剥離率の減少すなわち接着性が向上
することがわかる。
特許出願人 カネボウ・エヌエスシー株式会社代理人 
  弁理士  西  藤  征  彦手続補正書 (自
発) 昭和60年 1月14日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリ酢酸ビニル系エマルジョンを主成分とするエ
    マルジョン接着剤であって、レシチンを含有しているこ
    とを特徴とするエマルジョン接着剤。
  2. (2)レシチンの含有量がエマルジョン接着剤の固形分
    100重量部に対して0.5〜3.0重量部に設定され
    ている特許請求の範囲第1項記載のエマルジョン接着剤
JP59261577A 1984-12-10 1984-12-10 エマルジヨン接着剤 Granted JPS61138681A (ja)

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