JPS6113839Y2 - - Google Patents

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JPS6113839Y2
JPS6113839Y2 JP6292581U JP6292581U JPS6113839Y2 JP S6113839 Y2 JPS6113839 Y2 JP S6113839Y2 JP 6292581 U JP6292581 U JP 6292581U JP 6292581 U JP6292581 U JP 6292581U JP S6113839 Y2 JPS6113839 Y2 JP S6113839Y2
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JP
Japan
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pipe
ring
joint
main
sealing
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JP6292581U
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JPS57174888U (ja
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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、冷凍、空調機器等に用いられている
冷却器配管の耐圧テストに際して簡単な操作で確
実にパイプを結合できる管継手に関し、特に、適
用するパイプ端面の仕上げ精度に関係なく高い気
密性を確保できる管継手に関する。
〔従来の技術〕
冷凍、空調機器等を製造する際、或いは、保全
時には圧搾空気等を用いて耐圧テストを行なう場
合、冷却器とコンプレツサの夫々からのパイプを
結合するのに管継手が使用されるが、この種の管
継手には高い気密性が要求されると共に、着脱が
簡単であることも作業性向上のために望まれる。
冷却器とコンプレツサの夫々の配管同志を接続す
る場合に作業性を高めるため、冷却器のパイプを
ソケツトに差し込むだけで接続できる管継手が一
般的に使用されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の管継手では、冷却器のパイプの先端面に
バリや変形のない精度の高い平坦性をもつ端面仕
上げを必要とする。これは、管継手内部に設けた
シール環にパイプ端面を接圧させた状態で接続す
るために、パイプ端面の平坦性を損うと圧力漏れ
を起す原因になるからである。冷凍機器における
耐圧テストのみならず、圧流を用いる機器のパイ
プ同志の接続等の様々な用途に適用される管継手
に対して、パイプの端面に高い平坦性や完全な円
形曲面を持たせる等の唄工を必要としないですむ
管継手の開発が期待されていた。
本考案は、特に冷凍機器、空調機器の製造時或
いは保全時の配管の耐圧テストにおいて、機器の
配管パイプの端面のバリや変形等の発生に拘らず
高い気密性を確保してパイプ同志の接続が行なえ
る管継手を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため本考案は、継手主管
の一端部に設けた咬持部材を、同主管に挿入した
作動管の一端部の押圧力で拡開させ、パイプを接
続したときに、同管パイプの内面を押圧支持し、
かつ同主管の他端部に出没自在に設けた施錠ボー
ルを作動管の他端部に設けた外周溝に係合離脱さ
せた管継手において、上記継手主管の外周面に、
パイプ端面をシールするためのシール部材を有す
る摺動環を所定の間隙をもつて嵌合し、パイプの
外周をシールするためのシール部材を外筒との間
に介在させた作用環を上記摺動環に嵌合すると共
に、作用環の他端面と継手主管の段部との係合面
間に供給加圧流体が流入したとき、同係合面間に
隙間を形成するように設け、上記摺動環と作用環
の間に圧縮スプリングを介在させて両者を軸心方
向に摺動自在に設けた構成を採用した。
〔作 用〕
パイプを接続する場合、咬持部材をパイプに挿
入すると、咬持部材と摺動環との間に間隙が生
じ、作動管を内部方向に移動させると、施錠ボー
ルが外周溝に係入して施錠されると共に、咬持部
材が拡張してパイプ内面を咬持しパイプの離脱を
不能にする。
次いで、パイプの端面がシール部材に押圧した
状態で、加圧空気を導入すると、咬持部材と摺動
環との間隙から摺動環と継手主体が成す間隙を経
て、継手主管の段部とこれに対向する作用環の端
面の間に流入して作用環がシール部材の方向に押
圧されシール部材を軸方向に圧迫して軸方向に収
縮し、径方向が膨張するので、パイプ端面は、高
い気密性を確保する。
又、パイプ内への加圧空気を停止し減圧する
と、自動的にシール部材によるパイプ外周への圧
迫は解除されるので、解錠したまゝ作動管を引き
抜くとパイプの分離が行なえる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を図面に基づいて説明する
と、第1図において、継手主管1の内部に作動管
20を軸方向に摺動自在に設け、この作動管20
の一端に例えば圧搾空気源としてのコンプレツサ
に通じるパイプP1を接続する。継手主管1の一方
の端部近傍に、軸心に向つて小径になるテーパー
孔2を複数個円周方向に一列に設け、夫々にテー
パー孔2の最小径より僅かに大きい径の施錠ボー
ル3を収め、このテーパー孔2部分の肉厚を施錠
ボール3の径より小さく形成し、施錠ボール3が
少なくとも継手主管1の内面乃至外面に突出する
ように設けている。作動管20は、継手主管1に
対して軸方向に限定された範囲で摺動できるが、
第2図のように左方向の限界まで移動した時、継
手主管1に設けたテーパー孔2に対向する位置に
外周溝21を設け、この外周溝21に施錠ボール
3が落ち込んで係止するように設けている。継手
主管1のテーパー孔2に近接する外周面上にバネ
5によつてテーパー孔2を閉塞する方向に付勢さ
れた操作環4を備えており、第2図のように施錠
ボール3が作動管20の外周溝21に落ち込む
と、操作環4はテーパー孔2を外面で閉塞し施錠
ボール3の動きを阻止するように設け、かつスト
ツパ6,6′は操作環4が定位置で停止するため
に設けている。
継手主管1の他端には螺着手段等によりパイプ
咬持部材7を設けており、この咬持部材7は比較
的弾性に富む環状の部材から成り、その先端が外
方に向つて拡張するよう長さ方向に数条の切り込
み8を設けている。一方、作動管20の他端の外
周には、スリーブ22を設け、このスリーブ22
は作動管20の継手主管1に対する右方向への運
動を制限する目的と、第2図において左方向に移
動することで上記咬持部材7の拡張させる目的の
ために設けられている。従つて、パイプP2に咬持
部材7を挿入した後、作動管20を左方向に移動
すれば、スリーブ22が咬持部材7を拡張し、パ
イプP2の内面を咬持する。次に、パイプP2の開放
端における気密性を確保するための機構について
説明する。
継手主管1の外周面と摺動環92内周面の間に
間隙bを形成し、更に、この摺動環9の外周のシ
ール部材23を介して作用環12を設け、摺動環
9の外端面と作用環12の内端面の間にバネ11
を介在させて摺動環9を左方向に付勢し、作用環
12を継手主管1の段部26側に押圧しており、
加圧空気の作用で作用環12と段部26との間に
間隙cを形成するように設ける。摺動環9には咬
持部材7側にパイプP2の端面をシールするための
シール部材10を設けており、パイプP2の端面を
シール部材10に当接させて押圧した場合に摺動
環9が咬持部材7から離間し、第2図のように間
隙aを形成する。更に、作用環12の外側にシー
ル部材24を介して外筒部13aを設け、又、外
筒部13aに外筒部13bを螺着等の手段で筒状
にして外筒14を形成している。外筒14は上記
咬持部材7の一部を覆い、且つ、パイプP2の挿入
口を形成し、外筒14の端部内側と作用環12の
先端部との間に、常態にあつてはパイプP2の外径
に略々等しい内径を持ち、且つ、パイプP2の外周
をシールするためのシール部材15を設けてい
る。
上述構成の管継手によつてパイプP2を接続する
場合は先ず、作動管20を継手主管1に対して第
1図中、最右端に位置させる。この時、同図に示
すように、咬持部材7はパイプP2を受け入れ可能
な状態になつている。そこで、咬持部材7をパイ
プP2に挿入すると、咬持部材7と摺動環9との間
に間隙aが生じ、この状態のまゝで、作動管20
を左方向に移動させると、第2図の如く、施錠ボ
ール3が作動管20の外周溝21に係入し施錠さ
れると同時に、スリーブ22が咬持部材7を拡張
させパイプP2の内面を咬持しパイプP2の離脱を不
能にする。この状態でパイプP1に加圧空気を導入
しても、シール部材10によるパイプP2端面の気
密性は不完全であり、パイプP2端面にバリや変形
等があれば更に気密性は低下する。しかし、本考
案ではパイプ端の側面からもシールする機能を持
つているため完全な気密性が確保できる。即ち、
上述のようにパイプP2がシール部材10に押圧し
た状態で耐圧テスト用の加圧空気をパイプP1から
導入すると、これらパイプ内の圧力は次第に高ま
ると同時に、加圧空気は咬持部材7の切り込み8
から咬持部材7とパイプP2間を通り、更に、咬持
部材7と摺動環9との間隙aから摺動環9と継手
主管1が成す間隙bを経てバネ11を設けた空間
に流入し、更に、空気圧が上昇すると、加圧空気
は継手主管1の中央段部26とこれに対向する作
用環12の端面の間に流入し間隙cを形成する。
この結果、第2図に示すように、作用環12が左
方向に押圧されパイプ外周のシール部材15を軸
方向に圧迫する。こうして圧迫されたシール部材
15は同図において軸方向に収縮し、径方向が膨
張する。即ち、パイプP2はシール部材15によつ
て外周で高い気密性を確保する。この外周での気
密性は、シール部材10によるパイプ端面での気
密性に比べ遥かに強力なため耐圧テスト等には極
めて有効である。
また、耐圧テスト完了時は、パイプ内への圧搾
空気の送給を停止し減圧すると自動的にシール部
材15によるパイプ外周への圧迫は解除されるた
め、操作環4を左方に移動させて解錠したまま作
動管20を引き抜くだけで両パイプP1,P2の分離
が容易に行なえる。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案によれば、高い気密性を
要求する配管の耐圧テスト等において、簡単な操
作で高い気密性を保つて二本のパイプを接続で
き、たとえばパイプ端面にバリや変形等があつて
も高い気密性を維持させてパイプ接合ができる等
の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による管継手のパイプ非接続状
態の半断面側面図、第2図は同じくパイプ接続状
態の半断面側面図である。 1……継手主管、7……咬持部材、9……摺動
管、10……パイプ端面のシール部材、12……
作用環、14……外筒、15……パイプ外周のシ
ール部材、20……作動管、a,b,c……間
隙、P2……パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 継手主管の一端部に設けた咬持部材を、同主管
    に挿入した作動管の一端部の押圧力で拡開させ、
    パイプを接続したときに、同パイプの内面を押圧
    支持し、かつ同主管の他端部に出没自在に設けた
    施錠ボールを作動管の他端部に設けた外周溝に係
    合離脱させた管継手において、上記継手主管の外
    周面に、パイプ端面をシールするためのシール部
    材を有する摺動環を所定の間隙をもつて嵌合し、
    パイプの外周をシールするためのシール部材を外
    筒との間に介在させた作用環を上記摺動環に嵌合
    すると共に、作用環の他端面と継手主管の段部と
    の係合面間に供給加圧流体が流入したとき、同係
    合面間に隙間を形成するように設け、上記摺動環
    と作用環の間に圧縮スプリングを介在させて両者
    を軸心方向に摺動自在に設けた管継手。
JP6292581U 1981-04-30 1981-04-30 Expired JPS6113839Y2 (ja)

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JP6292581U JPS6113839Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

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JP6292581U JPS6113839Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

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JPS57174888U JPS57174888U (ja) 1982-11-04
JPS6113839Y2 true JPS6113839Y2 (ja) 1986-04-28

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