JPS61137580A - 遊技機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、パチンコゲーム機等の遊技機に関する乙ので
ある。

（従来技術） 従来、たとえばパチンコゲーム機などの遊技機では、実
際にゲームを行う音が居ても居なくてもその駆動機構は
、常時操作部の操作により駆動可能な通電状態にあった
。従って、駆動機構各部への通電状態の継続により成る
程度の消費電力の無駄か生じることだけでけなく、特に
パチンコゲーム機の場合′には、その操作部の回動軸部
分の隙間にマツチ軸などを挟むなどの方法により実際に
遊技者がいないのにも拘わらず一人の人間が複数の遊技
機を不当に占領使用することが可能である欠点があった
。

そこで、このような欠点を解消するために、上記操作部
に微小な交流電流を印加して置き遊技者の触手状態にお
いてアースが取れるようにして実際の遊技者の存在を検
出し、上記駆動機構を駆動可能にすることも行なわれて
いた。

しかし、このような構成では絶縁の良否によって感度が
変イつることや、場合によっては感電の恐れもあるなど
の欠点を有している。

（発明の目的） 本発明は、人体に対して全く影響を与えることなく、実
際に遊技者が居る場合にのみ遊技機の駆動および駆動状
態の継続が可能なようにして上記従来の欠点を解決した
遊技機を提供することを目的とする乙のである。

（目的を達成するための手段） 本発明は、上記の目的を達成するために、人体特有の放
射温度に対応した放射温度検出手段を備え、この放射温
度検出手段の検出出力によって遊技機が駆動可能状態に
セットされるようにしたものである。

（作用） 上記の手段によると、人体特有の放射温度に対応して作
動する放射温度検出手段の出力により遊技機の駆動が可
能となるように構成されているから、実際に遊技者が居
ない限り遊技機は作動しない。そして、その検出は人体
と完全に離間して人体に何の影響ら与えることなく行な
われるから従来のような欠点は全く生じないことになる
。

（実施例） 図面は、本発明の実施例を示すブロック図である。

図面において、符号ｌはパチンコゲーム機の本体であり
、その前面側にはゲーム盤２か設けられ、また裏面には
その作動機構（図示省略）が設けられている。ゲーム盤
２には、周知のように内蔵する玉発射機構に連通ずる玉
発射通路３か形成されており、玉発射機構により発射さ
れた玉は、当該上発射通路３を経て盤面４内に進入し、
釘その他の設置物によって規制された落下ルートを杆余
曲折しながら落下して行き、最終的にアウト口５または
セーフ口６より回収される。そして、例えば上記玉発射
通路３の末端部には、進入玉検出部７かもうけられてい
る。

さらに、パチンコゲーム機本体Ｉのゲーム盤２の下方に
は、玉を玉発射機構に供給するための下受皿８、玉発射
機構を作動させるための操作部１０、賞品上を収納する
ための下受皿９などが各々設けられている。

そして上記操作ＫＳｔｏは、パチンコゲーム機本体１の
内部に設けられている玉発射機構を駆動するための駆動
機構１１に対して例えば回動軸を介して連拮され、当該
駆動機構１１のモータを作動させる操作スイッチとして
の機能を有している。

そして、上記駆動機構１１は、例えばリレー接点よりな
る電源スィッチ１２を介して交流電源ＡＣ２４（Ｖ）に
接続されている。

一方、上記パチンコゲーム機本体ｌの下部前面側の操作
部１０近傍には、例えば放射温度検出手段としての赤外
線センサー１３が設けられており、上記パチンコゲーム
機本体ｌ前方に遊技者が居ることを検出して出力を発生
するようになっている。

上記赤外線センサー１３は、例えば半導体を基体とする
量子形のセンサーによって構成されており、特に人体特
有の放射温度（健常値３５．４℃〜３７．２°Ｃ）の波
長（近赤外）に対してピーク感度となるように波長選択
して設計されている。この波長選択は、基体材料の選択
とバンドギャップ（遮断波長）の決定により比較的容易
に設定することができる。これに適したものとして最ら
安価に構成されるしのに例えばＰＣ形ＰｂＳ、（波長、
１〜３μｍ）がある。

そして、上記赤外線センサー１３には、バイアス電源と
して例えば定電流電源１４が接続され、上記人体放射温
度の検出による出力電流（電圧）は、例えばオペアンプ
よりなる面置増幅部１５で所定のレベルに増幅された後
に感度調節部１６に供給される。感度調節部１６は、制
御出力レベルに必要な出力レベルの調整を行いその調整
信号をさらに主増幅部Ｉ７に供給して充分に増幅する。

主増幅部１７の出力は、次にピークホールド積分回路を
備えた波形整形部１８に人力され、一定レベルの直流信
号とされ、かつ安定動作のために所定のヒステリシス特
性を付与され波形整形された後に例えばリレーにより構
成されるスイッチドライバ部■９に（供給される。

スイッチドライバ部１９は、上記波形整形部１８からの
直流レベル信号によって動作し、上記直流レベル信号が
供給されている間上述したスイッチ１２を閉成する。従
って、当該スイッチ１２は、上記赤外線センサー１３が
人体放射温度を検出、すなわち遊技者の存在を検出して
いる限りＯＮ状態となって駆動機構ｌｌに電源Ａ　Ｃ’
２４　（Ｖ）を供給し、操作部ＩＯの操作による玉発射
機構用のモータの作動が可能な状態を維持させる。

一方、赤外線センサー１３からの出力が消失した場合、
すなわち遊技者が居なくなった場合には、上記スイッチ
１２は自動的にＯＦＦ状態に復帰して駆動機構１１への
通電を断ち、玉発射機構の作動を不可能にする。従って
、遊技者か居ない状態でのゲーム機の使用は不可能とな
り、消費電力も節減される。

なお、以上の実施例においては、人体放射温度の検出に
赤外線センサーを採用したが、当該検出手段は波長の選
択度を厳格に要求しない場合には、他の実施例として熱
電対などを採用することも可能である。

（発明の効果） 本発明は、上記のように、人体特有の放射温度に対応し
た放射温度検出手段を備え、この放射温度検出手段の検
出出力によって遊技機が駆動可能状態にセットされるよ
うにしたことを特徴とするらのである。

従って、本発明によると、人体特有の放射温度に対応し
て作動する放射温度検出手段の出力により遊技機の駆動
が可能となるように構成されているから、実際に遊技者
が居ない限り遊技機は作動しない。しかも、その検出は
人体と完全に離間して人体に何の影響も与えることなく
行なわれるから従来のような欠点は全く生じない。

また、実際の遊技時のみにしか通電されないので、従来
のような不要な通電時間の継続がなくなり、それだけ消
費電力も節減される。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明の遊技機の実施例を示すブロック図であ
る。 １・・・・・パチンコゲーム機本体 １１・・・・駆動機構 １２・・・・スイッチ １３・・・・赤外線センサー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、人体特有の放射温度に対応した放射温度検出手段を
   備え、この放射温度検出手段の検出出力によって駆動可
   能状態にセットされることを特徴とする遊技機。