JPS61136696A - 位置検出装置のためのロッド部の製造方法 - Google Patents

位置検出装置のためのロッド部の製造方法

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JPS61136696A
JPS61136696A JP14672385A JP14672385A JPS61136696A JP S61136696 A JPS61136696 A JP S61136696A JP 14672385 A JP14672385 A JP 14672385A JP 14672385 A JP14672385 A JP 14672385A JP S61136696 A JPS61136696 A JP S61136696A
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rod portion
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piston rod
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渉 市川
Yuji Matsuki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、位置検出装置特にセンサ部とそれに対して
相対的に変位するロッド部とを含む位置検出装置、例え
ば流体圧シリンダのピストンロッド位置検出装置あるい
はその他のウッド型直線位置検出装置、などにおいて用
いられる所定の表面パターンを有するロッド部の製造方
法に関する。
〔従来の技術〕
センサ部とそれに対して相対的に変位するロッド部とを
含む位置検出器の従来技術としては、例えばシリンダの
ロンド位置検出Cζ関しては次のようなものがある。
米国特許第3,956,973号には、ピストンロッド
の周囲の鉄若しくは磁性体金属にリング状又はら旋状の
溝を設け、ビスI−ニア0ンドの移動に伴う上記溝の通
過に応答して電気的パルス信号を発生するトランスジュ
ーサをシリンダ本体側に固定して成るピストンロッド位
置検出装置が開示されている。
実開8B59−23609号には、ピストンロッドの周
囲に複数の磁性リングを所定間隔で設け、シリンダ本体
側に複数相の1次巻線と2次巻線を設け、各相の1次巻
線ヲ位相のずれた複数の交流信号によって個別に励磁し
て、ピストンロッドの位fklこ応じて位相シフトされ
た交流信号が2次巻線の側に得られるよう(こし、この
位相シフト量をディジタル的にカウントすることをこよ
りピストンロッドの位置ヲアブソリュートで検出し得る
ようにしたピストンロッド位置検出装置が開示されてい
る。
実開昭59−23610号には、複数の磁極に1次巻線
と2次巻#i!全巻回して取るステータをシリンダ本体
側に固定し、ピストンロッドの周囲の磁性体部において
複数の突起を設け、各相の1次巻線ヲ位相のずれた複数
の交流信号によって個別に励磁して、ピストンロッドの
位置に応じて位相シフトされた交流信号が2次巻線の側
に得られるようにし、この位相シフト量ヲディジタル的
にカウントすることによりピストンロッドの位置をアブ
“ソリュートで検出し得るようにしたピストンロッド位
置検出装置が開示されている。
上述の米国特許に示された検出装置は、ピストンロッド
に設けた溝の通過に応答した単なるパルス信号を発生す
る構成であるため、位置データを得るにはこのパルス信
号をカウントする#4成としなければならず、事実上の
インクリメンタルパルス発生及びカウント方式となって
しまう。従って、ピストンロンド位置をアブンリュート
で検出することはできないという問題点がある。また、
ピストンロッドに溝を設けるためには切削加工等を行わ
ねばならず、加工が面倒であるという問題点がある。
上述の2つの実用新案登録出願は、アブソリュート方式
であるため、上述のような欠点はないが、ピストンロッ
ドの周囲の磁性リング又は突起の組立若しくは加工に手
間がかかるという問題点は同様にある。
また、上述の何れの従来技術も、単に鉄又は磁性金属の
溝又は突起の有無によってのみ巻線の誘導係数変化を生
せしめるようになっているため、躊の深さあるいは突起
の高さを十分にとらないと検出精度を上げることができ
ないという問題点もある。
そこで、上述の様々な問題点を解決するために、特願昭
59−257639号では1次交流信号によって励磁さ
れると共に2次出力を取出すためのコイル部と、このコ
イル部による磁束に対して渦電流路を形成し得るよう、
ロッド部の周面に所定範囲で設けられた導電体部分とを
具えた位置検出装置が提案されている。導電体部分は弱
磁性又は非磁性材から成ると共にロッド部の他の部分の
材質よりも相対的に良導電体から成る。ロッド部の移動
に伴なう前記導電体部分の前記コイル部に対する相対的
変位に応じて該導電体部分を流れる渦電流量が変化し、
これに応じた2次出力信号がコイル部において得られる
コイル部による磁界にロッド部の4電体部分が侵入する
と、その部分で渦電流が流れ、渦電流損によってコイル
部金通る磁気回路の磁気抵抗が実質的に増大せしめられ
る。導電体部分の侵入度に応じて渦電流量が変化し、こ
れに伴い磁気抵抗が変化する。従って、コイル部に対す
るロッド部の4電体部分の相対的直線位置に応じた電圧
がコイル部の2次側に誘導される。
上述のように渦電流が生せしめられる感電体部分を所定
間隔で複数個繰返し設けることにより、長い範囲にわた
って直線位wを検出することが可能となる。また、4電
体部分を複数個設けることにより、直線変位に対する磁
気抵抗変化の関数に周期性金もたせることができるよう
になり、位相シフト方式による位置検出が可能となる。
渦電流は導電体の表面近くに流れる性質かあるので、ロ
ッド部の周面に設けるべき導電体部分にはそれほど大き
な厚みが要求されない。従って、導電体部分はロッド部
の基材上に所定のパターンで付着させるようにすること
ができる。これはロッド局面における導電体部分の形成
を極めて容易にすることを意味する。すなわち、そのよ
うな比較的薄い導゛亀体部分のパターンはロッド部の基
材上にめっき又は溶射又はパターン焼付あるいはエツチ
ングなどその他適宜の表面加工処理技術によって比較的
容易に形成することが可能である。従って、面倒な機械
加工や組立てを省略することが可能であり、製造コスト
ヲ著しく下げることが期待される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述のようなロッド部上のパターン形成において、ロッ
ド部の基材上に所定のパターンで初めから導電体部公金
付層させることができる場合は特に問題ないが、採用す
る表面加工処理技術によっては(例えばめっきでは)そ
れが困難なことがある。そのような場合、まず、ロッド
の基材上全面に所定の4電体物質を付着させ、その後、
核基材上に付着した導電性物質を所定のパターンで残し
て不要部分を取除き、残された導電性物質により所定の
パターンの導電体部分が形成されるようにするとよい。
−例として、付着はめっきによって行い、取除きはエツ
チングによって行う。このようにすれば、ロッド周面に
おける導電体部分の形成加工作業を効率的に行うことが
できる。しかし、その場合、エツチングによって不要の
導電性物質を取除く際に、エツチング用薬剤によってロ
ッドの基材面も侵してしまうおそれがある。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、ロッド部
の基材全面に付着した物質を所定のパターンで残して不
要部分を取除く場合に、その取除き作業に基材面までも
が侵されてしまうこと?防止できるようにしたロッド部
の製造方法を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
させる第1の工程と、その後、前記基材五全眞に前記コ
ーティング物質の上から前記所定の物質の層を付着させ
る第2の工程と、その後、前記基材に付着した前記所定
の物質を所定のパターンで残して不要部分を取除く第3
の工程とから成ることを特徴とするものである。
好ましくは、前記コーティング物質は、前記第3の工程
における取除き操作に対して耐性を示す物質から成るも
のである。また、−例として、前記帛3の工程は、エツ
チングによって前記不要部分を取除くものであり、前記
コーティング物質はエツチング用薬剤に対して耐性を示
す物質から成るものである。また、好ましくは、第2の
工程における前記所定の物質の付着はめつきによって行
われる。また、−例として、前記所定のコ−ティンク物
質は樹脂から成り、磁気的あるいは電気的反応を示さな
いものとする。
以下で説明する実施例においては、この発明の製造方法
に従って作られるロッド部は、位置検出装置の構成要素
を成すものであり、この位置検出装置は、前記ロッド部
と、このロッド部における前記所定の物質に応答する出
力信号を生じるセンサ部とを具備し、前記ロッド部と前
記センサ部とが相対的に変位可能なものである。詳しく
は、前記センサ部は、1次交流信号によって励磁される
と共に2次出力信号を取出すための巻線手段から成り、
前記ロッド部における前記所定の物質は、弱磁性又は非
磁性であると共に該ロッド部の他の部分の材質よりも相
対的に良導電性を示す導電体物質から成っている。更に
詳しくは、以下の実施例においては、上記ロッド部は、
流体圧シリンダのピストンロッドであり、前記位置検出
装置は、このピストンロッドの位置を検出するためのも
のである。しかし、この発明は、流体圧シリンダのピス
トンロッドに限らず、他のロッド部にも随意に適用でき
るのは勿論である。
〔作用〕
第2の工程で付着させた所定の物質を、第3の工程にお
いて所定のパターンで残して不要部分全取除くとき、こ
の所定の物質と基材との間には第1の工程で付着された
コーティング物質が有るので、このコーティング物質に
より基材への侵食が防止される。
〔実施例〕
以下添付図面を参照してこの発明の実施例について詳細
に説明しよう。
まず、この発明番ζ従って製造されたロッド部を用いた
位置検出装置の一例につき第2図〜第11図を参照して
説明すると、第2図において、11はシリンダ本体、1
2はピストン、6はピストンロッド、である。周知のよ
うに、シリンダ本体の一端には開口が設けられており、
この開口内をピストンロッド6が通っている。このシリ
ンダ本体11の開口端の側にコイル部10が設けられて
いる。
コイル部10は、1次コイル1A〜1Dと2次コイル2
八〜2Dを含んでおり、これらのコイルの円筒空間がロ
ッド6と同心になるように該ロッド6を該コイル空間に
スライド自在に貫通させた状態でシリンダ本体11の開
口端の側に固定されている。ピストンロッド6は、基材
すなわち中心ロッド6aと、この中心ロッド6aの周囲
にリング状に設けられた導電体部分6bと、外周全体を
被覆したコーティング6Cとを具えている。この導電体
部分るbの幅はT(但しPは任意の数)であり、ロッド
6の相対的直線変位方向(図の矢印り。
L方向)に沿りて所定間隔上で複数個の導電体部分6b
が繰返し設けられている。この導電体部分6bは、弱磁
性又は非磁性材から成ると共に中心ロッド6aの材質よ
りも相対的に良導電体から成るものであり、例えば銅又
はアルミニウム又は真鍮若しくはそれらのような良導電
素材と他の物質を混合又は化合したものなどを用いるこ
とができる。中心ロッド6aは、磁性体又は非磁性体の
どちらを用いてもよく、要は導電体部分6bよりも電気
的固有抵抗が大きいもの(導電性が悪いもの)を中心ロ
ッド6aとして用いる。これは、断続的に設けられた導
電体部分6bの部分でのみより多くの渦電流が流れるよ
うにし、変位に対して周期的な磁気抵抗変化が得られる
ようにするためである。なお、中心ロッド6aを鉄のよ
うな磁性体とすれば、磁束の通りがよくなるので、対応
する渦電流量も増し、検出精度を上げることができる。
なお、第3図に示されるように、中心ロッド(つまり基
材)6aの全周には所定の樹脂コーティング6dが施さ
れている。これは後述するように、ロッドの製造過程で
付着されたものである。
この実施例ではコイルは4つの相で動作するようlこ設
けられており、これらの相を便宜上A、B。
C,Dなる符号を用いて区別する。コイルに対するリン
グ状導電体部分6bの相対的位置に応じて各相A−Dに
生じる磁気抵抗が90度づつずれるようになっており、
例えばA相をコサイン相とすると、B相はサイン相、C
相はマイナスコサイン相、D相はマイナスサイン相とな
るように、各コイルの配置及び導電体部分6bの寸法形
状が決定されている。
第2図の例では、各相A−Dの1次コイル1A〜1Dと
2次コイル2A〜2Dは対応するもの同士が同じ位置に
巻かれており、個々のコイルのコイル長はほぼ「T」で
ある。そして、A相とC相のコイルIA、2A、IC,
2Cが隣合って設けられており、B相とD相のコイルI
B、2B、ID、2Dも隣合って設けられており、A、
C相のコイルグループとB、D相のコイルグループの間
隔がrP(n±+)」 (nは任意の自然数)となって
いる。
A相及びC相のコイル1A、2A、1c、2cは鉄のよ
うな磁性体から成る円筒ケース4に収納されており、B
相及びD相のコイル18.2B。
IIJ、2Dも同様の円筒ケース5に収納されておす、
コイル部10全体は更に外側ケース1グに収納されてい
る。これらの鉄製ケース4,5は各コイル間のクロスト
ークを防止すると共に各コイルの磁力線を集中し磁気回
路の結合を高めるためのものである。
以上の構成−こおいて、各相の1次コイル1A〜1Dに
よる磁束は磁性体ケース4.5及びピストンロッド6を
通るものとなり、導電体部分6bがその磁界内に侵入し
たときその侵入量に応じて該導電体部分6bのリングに
沿って渦電流が流れる。
この導電体部分6bがコイル内により多く侵入している
状態(例えば最大では褐1図の人相に対応している状態
)はどより多くの渦電流が流れる。
反対に導電体部分6bがコイル内に全く侵入していない
状態(例えば第1図のC相の状態)ではほとんど渦電流
が流れない。こうして、各相のコイルに対する導電体部
分6bの侵入度に応じて該導電体部分6bに渦電流が流
れ、この渦電流損による磁気抵抗変化が各相の磁気回路
に生ぜしめられる。各相の2次コイル2A〜2Dにはこ
の磁気抵抗に応じたレベルの交流信号が誘起される。
ピストンロッド6の外周に設けられたコーティング6C
は、導電体部分6bよりも相対的に低導電性又は不導電
性であり、非磁性又は弱磁性の物質を用いる。例えばク
ユームめっきを用いるとよい。
第2図の実施例では各相のコイルが円筒状磁性体ケース
4,4に収納され、これらケース4,5が導磁路を形成
し得るようになっているが、このような磁性体ケースを
設けずに本発明を実施することも可能である。
上記実施例ではピストンロッドがコイル内ノ空間に挿入
される構造であったが、これに限らず、必要に応じて適
宜設計変更できる。
第4図の実施例では、ピストンロッド部6は、中心ロッ
ド6aの周囲にら旋状に導電体部分14を設けてなるも
のである。このら旋状導電体部分14は、1ピツチ幅が
Pの1条ねじのパターンで配列されている。第4図では
ピストンロッド6は側面図で示されている。第5図はM
4図のV−v線断面図であり、同図に示すように、ピス
トンロッド6の周囲に90度の間隔で各相A−Dのコの
字形コア8八〜8Dが設けられており、各コア8A〜8
Dには1次コイル1A〜1Dと2次コイル2A〜2Dが
巻回されている。
第6図の実施例では、ピストンロッド6は、中心ロッド
6aの周囲に1ピツチが2Pからなる2条ねじのパター
ンでら旋状の導電体部分15を設けて成るものである。
第7図は第6図のVIT−■I線断面図であり、ロッド
6の周囲に45度の間隔で8個のコア8A〜8D、8A
’〜8D’が設けられている。180度の間隔で夫々対
向している2個のコアは夫々同相であり、2個のコアか
ら成るコア対が4対有り、各対が夫々A相〜D相に対応
する。各相A−Dのコア8A〜8D’には前述と同様(
こ1次コイル1A〜1Dと2次コイル2A〜21)が夫
々巻回されている。同相の2次コイル出力は夫々加算さ
れる。
第4図〜第7図において、第2図の実施例と同様に、コ
ーティング6Cがロッド6の外周に設けられており、中
心ロッド6aの周囲には樹脂コーティング6dが施され
ている。
$4図〜第7図の実施例においては、導電体部分14.
15における渦電流路は、各コア8A〜8D’の端部に
垂直な磁束路の周囲に形成される。
従って、ピストンロッド6の導電体部分14 、15は
必らずしも逮続するら旋形状である必要はなく、コア8
A〜8D’の端部に対向する箇所において成る程度の面
積を有しているか、あるいはリング状パターンを成して
いればよい。
ロッド部は上記実施例で示したような丸棒形状に限らず
、以下示すような細長の平板型であってもよい。平板状
ロッド部を持つ検出装置は、丸棒ロッド部の取付に適し
ていない箇所に取付けるとき有利である。
第8図に示す実施例において、コイル部は、直線変位方
向に所定間階上で一列に並んだ各相A〜D毎のコの字形
コア21〜24と、各コア21〜24に夫々巻回された
1次及び2次コイル1A〜ID、2A〜2Dとを含む。
このコア21〜24の端部に対して所定のギャップを介
在させて対向して平板状ロッド部25が配設され、前述
の各ロッド部6と同様にコイル部に対して相対的に直線
変位可能である。平板状ロッド部25は、コア21〜2
4の端部との対向面側に導電体部分25bを所定間階上
で繰返し設けている。第9図は平板状ロッド部25の平
面図である。導電体部分25bは第2図の導電体部分6
bと同様の材質であり、基板部材25aは第2図の中心
ロッド6aと同様の材質である。第10図は第8図のX
−X線断面図である。第11図は、平板状ロッド部25
の導電体部分25bの別のパターンの一例を示す平面図
である。
基板部材25aの上には、前述と同様に製造過程で樹脂
コーティング25dが施される。また、図示は省略した
が、前述と同様に、クロームめっきのようなコーティン
グを導電体部分25の上から全面に施すものとする。
次に、上述のようなロッド部6,25の製造方法、特に
、該ロッド部6,25における導電体部分6b 、25
bの形成方法、の一実施例につき第1図を参照して説明
する。
粥1の工程では、中心ロッド6a又は基材部分25aの
全面に所定のコーティング物質6d。
25dを付着させる。
第2の工程では、中心ロッド6a又は基材部分25aの
全面に、前H5,コーティング物質の上から、所定の4
′vt体物質を所定の表面加工処理技術(例えば、めっ
き、溶射、焼付、塗装その他)によって付着させる。
弔3の工程では、所定の除去技術により、不要な部分の
導電体物質を中心ロッド6a又は基材部分25aの表面
から取除き、残された導電体物質により所定のパターン
の導電体部分6b又は25bが形成されるようにする。
第4の工程では、表面仕上げ用のコーティング6Cを導
電体部分6b、25bの上からロッド部6.25の全面
にわたりて施し、これによりその表面を保護すると共に
滑らかにする。
第1の工程で付着されるコーティング物質6d、25d
は、第3の工程での取除き操作に対して耐性を示すもの
から成る。−例として、第3の工程における除去技術は
エツチングであり、その場合、コーティング物質6d 
、25dはエツチング用薬剤に対して耐性を示す物質、
例えば合成樹脂あるいは天然樹脂など、から成るもので
ある。
〔発明の効果〕
以上の通り、この発明によれば、第1の工程で基材上に
付着させたコーティング物質の存在により基材が保護さ
れるので、第3の工程で所定パターンの取除き操作を行
ったときこの取除き操作により基材層が侵されることが
なくなる、という優れた効果を賽する。例えば、実施例
で示したような誘導形位置検出器の場合、基材の鉄が部
分的に侵されると、その部分で磁気的性質が変化し、検
出精度(こ悪影響を及ぼす。しかし、本発明によれば、
そのようなことが防止される。また、エツチングのよう
な除去技術金剛いると、広い面積にわたる任意のパター
ンを一括して形成することができるので、製造効率を上
げることができるので非常に好ましい。しかし、基材部
分へのエツチング用薬剤の侵食の問題があったので、ロ
ッド部の導電体部分パターン形成への適用には困難があ
った。
しかし、本発明によれば、その問題が解決されるので、
製造効率の高いエツチング技術を採用することができる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るロッド部の製造方法の一実施例
を示す流れ図、 第2図はこの発明の製造方法によって製造したロッド部
を流体圧シリンダのピストンロッドとして用いた場合に
おけるピストンロッド位置検出装置の一例を示す側面断
面図、 第3図は第2図のト」線断面図、 第4図は第2図のロッド部及びセンサ部の変更例を示す
側面断面図、 第5図は第4図のV−V線断面図、 第6図は第2図のロッド部及びセンサ部の別の実施例を
示す側面断面図、 第7図は第6図のVII−VII線断面図、第8図はこ
の発明の製造方法によって製造した平板状のロッド部を
用いた位置検出装置の一例を示す、側断面図、 第9図は第8図の平板状ロッド部の平面図、第10図は
第8図のX−X線断面図、 第11図は平板状ロッド部における導電体部分のパター
ンの別の例を示す平面図、 である。 6・・・ピストンロッド、6a・・・中心ロット、25
・・・ロッド部、25a・・・基材部分、6b、14゜
15.25b・・・導電体部分、6C・・・表面仕上げ
用のコーティング、6d、2Sd・・・樹脂コーチイン
ク、IA〜1D・・・1次コイル、2A〜2D・・・2
次コイル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基材上に所定の物質から成るパターンを有するロッ
    ド部の製造方法であって、 前記基材の所定の表面に所定のコーティング物質を付着
    させる第1の工程と、 その後、前記基材に前記コーティング物質の上から前記
    所定の物質の層を付着させる第2の工程と、 その後、前記基材に付着した前記所定の物質を所定のパ
    ターンで残して不要部分を取除く第3の工程と から成ることを特徴とするロッド部の製造方法。 2、前記コーティング物質は、前記第3の工程における
    取除き操作に対して耐性を示す物質から成るものである
    特許請求の範囲第1項記載のロッド部の製造方法。 3、前記第3の工程は、エッチングによって前記不要部
    分を取除くものであり、前記コーティング物質はエッチ
    ング用薬剤に対して耐性を示す物質から成るものである
    特許請求の範囲第2項記載のロッド部の製造方法。 4、前記ロッド部は、位置検出装置の構成要素を成すも
    のであり、この位置検出装置は、前記ロッド部と、この
    ロッド部における前記所定の物質に応答する出力信号を
    生じるセンサ部とを具備し、前記ロッド部と前記センサ
    部とが相対的に変化可能なものである特許請求の範囲第
    1項記載のロッド部の製造方法。 5、前記センサ部は、1次交流信号によって励磁される
    と共に2次出力信号を取出すための巻線手段から成り、
    前記ロッド部における前記所定の物質は、弱磁性又は非
    磁性であると共に該ロッド部の他の部分の材質よりも相
    対的に良導電性を示す導電体物質から成るものである特
    許請求の範囲第4項記載のロッド部の製造方法。 6、前記ロッド部は、流体圧シリンダのピストンロッド
    であり、前記位置検出装置は、このピストンロッドの位
    置を検出するためのものである特許請求の範囲第4項又
    は第5項記載のロッド部の製造方法。 7、前記所定のコーティング物質は、樹脂から成るもの
    である特許請求の範囲第1項乃至第6項の何れかに記載
    のロッド部の製造方法。 8、前記第2の工程における前記所定の物質の付着はめ
    っきによって行われる特許請求の範囲第1項乃至第7項
    の何れかに記載のロッド部の製造方法。
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