JPS6113577Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6113577Y2 JPS6113577Y2 JP13978681U JP13978681U JPS6113577Y2 JP S6113577 Y2 JPS6113577 Y2 JP S6113577Y2 JP 13978681 U JP13978681 U JP 13978681U JP 13978681 U JP13978681 U JP 13978681U JP S6113577 Y2 JPS6113577 Y2 JP S6113577Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- water
- liquid separation
- separation box
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 38
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 24
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 23
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 claims description 19
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 claims description 19
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- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 3
- 239000004753 textile Substances 0.000 claims 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 4
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Landscapes
- Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は水噴射式織機の織布脱水装置に関す
る。
る。
従来、この種の脱水装置を備えた水噴射式織機
としては、第1図に示すようなものがある。
としては、第1図に示すようなものがある。
まず、織機について説明すると、ワープビーム
1に巻かれている経糸2を引出してバツクローラ
3を経由させた後、綜絖4によつて上下動させ、
その前方の織前5との間に経糸開口を形成する。
1に巻かれている経糸2を引出してバツクローラ
3を経由させた後、綜絖4によつて上下動させ、
その前方の織前5との間に経糸開口を形成する。
一方、水噴射ノズル6から噴射されるジエツト
水流と共に図示しない緯糸を前記経糸開口内に飛
走させて、緯入れをする。
水流と共に図示しない緯糸を前記経糸開口内に飛
走させて、緯入れをする。
そして、緯入された緯糸を筬7によつて織前5
に向けて筬打し織布8を製織する。製織された織
布8は、製織密度調整機構9とガイドローラ10
とを介して、クロスビーム11に巻き取る。
に向けて筬打し織布8を製織する。製織された織
布8は、製織密度調整機構9とガイドローラ10
とを介して、クロスビーム11に巻き取る。
このとき、織布8は水分を含んでいるので、こ
の水分を除去するため、脱水装置12を設けてあ
る。即ち、水分を含んだ織布8が脱水筒13の水
吸込口としてのスリツト14上を通過したとき
に、吸引装置15の吸引負圧により、スリツト1
4付近の空気と共にその水分を霧化状態で脱水筒
13内に吸入する。そして、この混合気を導通管
16を介して気液分離函17に導く。
の水分を除去するため、脱水装置12を設けてあ
る。即ち、水分を含んだ織布8が脱水筒13の水
吸込口としてのスリツト14上を通過したとき
に、吸引装置15の吸引負圧により、スリツト1
4付近の空気と共にその水分を霧化状態で脱水筒
13内に吸入する。そして、この混合気を導通管
16を介して気液分離函17に導く。
このとき、気液分離函17の流路断面積が前記
導通管16の流路断面積に較べて大きくなるの
で、混合気の流速が低下して混合気に含まれてい
る水分が、自重により、分離函17の底部に溜ま
り、水分を分離された空気は、導気管18及び流
量調整弁19を介して吸引装置15に導かれ、そ
の装置の排出口20から大気中に排出される。一
方、分離函17の底部に溜まつた水は、水位管2
1を通つて下方の水槽22に入り、その排出口2
3から排出される。
導通管16の流路断面積に較べて大きくなるの
で、混合気の流速が低下して混合気に含まれてい
る水分が、自重により、分離函17の底部に溜ま
り、水分を分離された空気は、導気管18及び流
量調整弁19を介して吸引装置15に導かれ、そ
の装置の排出口20から大気中に排出される。一
方、分離函17の底部に溜まつた水は、水位管2
1を通つて下方の水槽22に入り、その排出口2
3から排出される。
ここで、水位管21の下端は、水槽22内に臨
ませるように設定し、水位管21を介し空気が気
液分離函17内に逆流するのを防止して、脱水筒
13の吸引能力を減少させないようにしている。
このため、水位管21内の水頭圧は、吸引装置1
5の吸引負圧より高くなるよう設定する。
ませるように設定し、水位管21を介し空気が気
液分離函17内に逆流するのを防止して、脱水筒
13の吸引能力を減少させないようにしている。
このため、水位管21内の水頭圧は、吸引装置1
5の吸引負圧より高くなるよう設定する。
ところで、高密度の織物の場合には、その織布
の空気の通過性が悪く、またスパン織物の場合に
は糸中に吸引されているため、その水分を吸出す
るのに吸引装置の吸引負圧を大きくして脱水筒の
吸引能力を高めなければならない。
の空気の通過性が悪く、またスパン織物の場合に
は糸中に吸引されているため、その水分を吸出す
るのに吸引装置の吸引負圧を大きくして脱水筒の
吸引能力を高めなければならない。
そして、このときに従来の脱水装置12をその
まま使用すると、水位管21内の水位が高まり、
その水が気液分離函17内に逆流して吸引装置1
5に吸引される。このため、吸引装置15内部に
錆が発生したりして故障等の原因となるおそれが
あつた。
まま使用すると、水位管21内の水位が高まり、
その水が気液分離函17内に逆流して吸引装置1
5に吸引される。このため、吸引装置15内部に
錆が発生したりして故障等の原因となるおそれが
あつた。
かといつて、気液分離函17を単に高位に配置
した場合、例えば脱水筒13より高位に配置した
ときに、織機が運転を停止して吸引装置15が作
動しなくなると、脱水筒13と気液分離函17と
を連通する導通管16内にある水分が脱水筒13
に逆流する。そして、この脱水筒13に溜まつた
水は、吸引装置15が再作動して吸引負圧が働い
ても、水の粘性、重量等により気液分離函17に
流れ込まなくなる。
した場合、例えば脱水筒13より高位に配置した
ときに、織機が運転を停止して吸引装置15が作
動しなくなると、脱水筒13と気液分離函17と
を連通する導通管16内にある水分が脱水筒13
に逆流する。そして、この脱水筒13に溜まつた
水は、吸引装置15が再作動して吸引負圧が働い
ても、水の粘性、重量等により気液分離函17に
流れ込まなくなる。
それにもまして、織機の運転、停止を何度か繰
返すと脱水筒13内に溜まる水が増加して導通管
16を塞ぎ、脱水筒13から織布8の水分を吸出
すことが不可能となつたり、また脱水筒13のス
リツト14から逆に水が溢れるという不都合があ
つた。
返すと脱水筒13内に溜まる水が増加して導通管
16を塞ぎ、脱水筒13から織布8の水分を吸出
すことが不可能となつたり、また脱水筒13のス
リツト14から逆に水が溢れるという不都合があ
つた。
本考案は、このような実状に鑑みて、吸引装置
の吸引負圧を大きくして織機の運転、停止を繰返
しても、織布の水分を吸出して、その水分を排出
できるようにし、上記の不都合を解決するもので
ある。即ち、脱水筒より高位に気液分離函を配す
る一方、脱水筒と気液分離函との間の配管中で且
つ脱水筒及び気液分離函よりも低位に開口部を設
け、該開口部に吸引負圧に応動して閉弁する常開
の弁を設け、織機の停止時に前記弁から配管中の
水分を排出するようにしたものである。
の吸引負圧を大きくして織機の運転、停止を繰返
しても、織布の水分を吸出して、その水分を排出
できるようにし、上記の不都合を解決するもので
ある。即ち、脱水筒より高位に気液分離函を配す
る一方、脱水筒と気液分離函との間の配管中で且
つ脱水筒及び気液分離函よりも低位に開口部を設
け、該開口部に吸引負圧に応動して閉弁する常開
の弁を設け、織機の停止時に前記弁から配管中の
水分を排出するようにしたものである。
以下、本考案を第2図及び第3図に示す一実施
例に基づいて、詳細に説明する。尚、従来例と同
一部品については、第1図と同一番号を附して説
明する。
例に基づいて、詳細に説明する。尚、従来例と同
一部品については、第1図と同一番号を附して説
明する。
かかる脱水装置の構成を説明すると、織前5と
製織密度調整機構9との間で織布8に対しその織
巾方向に接するように脱水筒13が設けられ、こ
の脱水筒13と織布8との接触部には全域に亘つ
て水吸込口としてのスリツト14が形成されてい
る。
製織密度調整機構9との間で織布8に対しその織
巾方向に接するように脱水筒13が設けられ、こ
の脱水筒13と織布8との接触部には全域に亘つ
て水吸込口としてのスリツト14が形成されてい
る。
また、気液分離函17は前記脱水筒13の位置
より高位に配置してある。そして、脱水筒13及
び気液分離函17にそれぞれ一端を接続された第
1及び第2の導通管25,26の各他端を、脱水
筒13及び気液分離函17に較べ低位で、連結部
材27に連結してある。そして、連結部材27に
はその中央部に下方を向いた開口部28を形成し
てある。
より高位に配置してある。そして、脱水筒13及
び気液分離函17にそれぞれ一端を接続された第
1及び第2の導通管25,26の各他端を、脱水
筒13及び気液分離函17に較べ低位で、連結部
材27に連結してある。そして、連結部材27に
はその中央部に下方を向いた開口部28を形成し
てある。
そして、この連結部材27の開口部28には後
述する弁28を設けてある。弁29は第3図に示
すように弁箱30と板状の弁体31とから構成し
ている。そして、弁体31は、弁箱30の底部に
立設した立上部32と連結部材27の開口部28
下端面との間を、吸引装置15の吸引負圧により
移動する。すなわち、吸引負圧が所定値以上のと
きに、弁体31は開口部28端面に密着して、弁
29が閉の状態となる。
述する弁28を設けてある。弁29は第3図に示
すように弁箱30と板状の弁体31とから構成し
ている。そして、弁体31は、弁箱30の底部に
立設した立上部32と連結部材27の開口部28
下端面との間を、吸引装置15の吸引負圧により
移動する。すなわち、吸引負圧が所定値以上のと
きに、弁体31は開口部28端面に密着して、弁
29が閉の状態となる。
また弁箱30には排水口33を介して排水管3
4が接続され、この排水管34の下端は水槽22
内に臨ませてある。
4が接続され、この排水管34の下端は水槽22
内に臨ませてある。
一方、気液分離函17の底部には、その下端を
水槽22内に臨ませた水位管35を装着してあ
る。
水槽22内に臨ませた水位管35を装着してあ
る。
かかる構成の脱水装置では、織機の運転時、す
なわち吸引装置15の吸引負圧が所定値以上のと
き、第3図に一点鎖線で示す如く弁体31が開口
部28端面に密着して開口部28が塞がれる。し
たがつて、従来の脱水装置と同様に織布の水分を
吸出できる。気液分離函17で混合気を気液に分
離して、その水分を、水位管35と水槽22とを
介し、排出口23から排出する。
なわち吸引装置15の吸引負圧が所定値以上のと
き、第3図に一点鎖線で示す如く弁体31が開口
部28端面に密着して開口部28が塞がれる。し
たがつて、従来の脱水装置と同様に織布の水分を
吸出できる。気液分離函17で混合気を気液に分
離して、その水分を、水位管35と水槽22とを
介し、排出口23から排出する。
また、織機の停止時には、弁体31がその自重
により落下して、第3図に実線で示す如く立上部
32に支持される。したがつて、連結部材27の
開口部28は開口する。このとき、第1及び第2
の導通管25,26内にある水分は、それらが斜
めに設けてあるため、連結部材27に向かつて流
れ、その開口部28から弁箱30内部に流れ込
む。そして、その水分は排出口33から排水管3
4を介して水槽22へ流れ排出口23から排出さ
れる。
により落下して、第3図に実線で示す如く立上部
32に支持される。したがつて、連結部材27の
開口部28は開口する。このとき、第1及び第2
の導通管25,26内にある水分は、それらが斜
めに設けてあるため、連結部材27に向かつて流
れ、その開口部28から弁箱30内部に流れ込
む。そして、その水分は排出口33から排水管3
4を介して水槽22へ流れ排出口23から排出さ
れる。
したがつて、導通管25,26内の水分が脱水
筒13に逆流することなく排出できるため、織機
の運転、停止を繰返しても、織布の水分を脱水装
置により吸出することが可能となつた。
筒13に逆流することなく排出できるため、織機
の運転、停止を繰返しても、織布の水分を脱水装
置により吸出することが可能となつた。
本考案は、以上説明したようであるから、気液
分離函を脱水筒より高位に配置することにより織
布の水分を吸出する能力を高めると共に、織機の
運転、停止時に、導通管内の水分を脱水筒に逆流
させることなく弁を介して排出できる。このた
め、織機の運転、停止を繰返しても脱水装置の水
分吸出能力を低下させることなく、織布の水分を
吸、排出することが可能となつた。
分離函を脱水筒より高位に配置することにより織
布の水分を吸出する能力を高めると共に、織機の
運転、停止時に、導通管内の水分を脱水筒に逆流
させることなく弁を介して排出できる。このた
め、織機の運転、停止を繰返しても脱水装置の水
分吸出能力を低下させることなく、織布の水分を
吸、排出することが可能となつた。
第1図は水噴射式織機の織布脱水装置の従来例
を示す概略図、第2図は本考案の一実施例を示す
概略図、第3図は第2図の要部拡大断面図であ
る。 8……織布、13……脱水筒、14……スリツ
ト(吸込口)、15……吸引装置、17……気液
分離函、22……水槽、25……第1の導通管、
26……第2の導通管、28……開口部、29…
…弁、31……弁体、33……排水口、34……
排水管、35……水位管。
を示す概略図、第2図は本考案の一実施例を示す
概略図、第3図は第2図の要部拡大断面図であ
る。 8……織布、13……脱水筒、14……スリツ
ト(吸込口)、15……吸引装置、17……気液
分離函、22……水槽、25……第1の導通管、
26……第2の導通管、28……開口部、29…
…弁、31……弁体、33……排水口、34……
排水管、35……水位管。
Claims (1)
- 織布8に接して設けられた水吸込口14を有す
る脱水筒13と、該脱水筒13に接続された吸引
装置15と、これら脱水筒13と吸引装置15と
の間の配管中に設けられた気液分離函17と、該
気液分離函17の底部から下方に延設した水位管
35と、該水位管35の下端を臨ませた水槽22
と、を備える水噴射式織機の織物脱水装置におい
て、前記脱水筒13より高位に気液分離函17を
配する一方、脱水筒13と気液分離函17との間
の配管中で且つ脱水筒13及び気液分離函17よ
りも低位に開口部28を設け、該開口部28に吸
引負圧に応動して閉弁する常開の弁29を設けた
ことを特徴とする水噴射式織機の織物脱水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13978681U JPS5845386U (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 水噴射式織機の織布脱水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13978681U JPS5845386U (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 水噴射式織機の織布脱水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5845386U JPS5845386U (ja) | 1983-03-26 |
JPS6113577Y2 true JPS6113577Y2 (ja) | 1986-04-26 |
Family
ID=29932966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13978681U Granted JPS5845386U (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 水噴射式織機の織布脱水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5845386U (ja) |
-
1981
- 1981-09-22 JP JP13978681U patent/JPS5845386U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5845386U (ja) | 1983-03-26 |
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