JPS61135621A - 減圧フライ装置 - Google Patents
減圧フライ装置Info
- Publication number
- JPS61135621A JPS61135621A JP25599984A JP25599984A JPS61135621A JP S61135621 A JPS61135621 A JP S61135621A JP 25599984 A JP25599984 A JP 25599984A JP 25599984 A JP25599984 A JP 25599984A JP S61135621 A JPS61135621 A JP S61135621A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- frying
- oil
- vacuum
- fryer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Frying-Pans Or Fryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ 発明の利用分野
本発明は菓子製造業、乾燥食品製造業において利用され
うる。
うる。
口、従来の技術
本発明は減圧フライ装置の改良に関する。減圧フライは
果実、野菜類を原料として、原料の香味と色彩とを保持
する、クリスプな、水戻り性の良い乾燥物を製造するの
に適した方法である。
果実、野菜類を原料として、原料の香味と色彩とを保持
する、クリスプな、水戻り性の良い乾燥物を製造するの
に適した方法である。
従来の減圧フライ装置としては、例えば特開昭57年2
2652号、特開昭58年36350号、特公昭53年
17666号等に記載のものをあげうる。これらにおい
てはフライ油の劣化や着色についての対策は十分とは言
えない。
2652号、特開昭58年36350号、特公昭53年
17666号等に記載のものをあげうる。これらにおい
てはフライ油の劣化や着色についての対策は十分とは言
えない。
本発明者等は減圧フライ装置のテストプラントを組んで
、やや大量の原料を使用しての稼動を行ない、発生する
徨々の問題点を検討した。その結果、予想外にフライ油
の汚染、劣化の起ることが知られた。減圧フライ法にお
いては高減圧下(通常60〜1゜TOrr 程度)にお
いてフライが行なわれるので、原料よシの液汁、微細な
パルプ質の放出は普通のフライよりも激しい。よってフ
ライ油の混濁、着色が早く起り、フライ物の外観が悪化
する。
、やや大量の原料を使用しての稼動を行ない、発生する
徨々の問題点を検討した。その結果、予想外にフライ油
の汚染、劣化の起ることが知られた。減圧フライ法にお
いては高減圧下(通常60〜1゜TOrr 程度)にお
いてフライが行なわれるので、原料よシの液汁、微細な
パルプ質の放出は普通のフライよりも激しい。よってフ
ライ油の混濁、着色が早く起り、フライ物の外観が悪化
する。
これを防止するためには適宜フライ油を清澄化しなくて
はならず、従来法では活性炭、活性白土、セライト等を
併用する口過が一般的である。しかし、口過法では口過
設備にかなりの投資を必要とし、口過剤のコスト、口過
設備のだめのスペース取りと言った問題が生ずる。本発
明者等はフライ油の清澄化に、フライ油への水の噴射が
有効であることを偶然見出し本発明に到達した。
はならず、従来法では活性炭、活性白土、セライト等を
併用する口過が一般的である。しかし、口過法では口過
設備にかなりの投資を必要とし、口過剤のコスト、口過
設備のだめのスペース取りと言った問題が生ずる。本発
明者等はフライ油の清澄化に、フライ油への水の噴射が
有効であることを偶然見出し本発明に到達した。
食品化学の常識より言えば油脂はエステル結合化合物よ
り構成されており、水と反応して加水分解され、遊離脂
肪酸を生じてAV値を上昇せしめて劣化の促進を受は易
くなると考えられる。ところが減圧フライ装置では油中
に懸濁状態にて残留する水は、減圧下、低温で短時間に
て蒸発留去させることが可能であり、心配゛されるよう
なAV値の上昇は観察されず、かえって水洗、留去操作
によりAV値、POV値の下る場合も見られた。これは
水溶性の酸性化合物、過酸化物の除去、あるいは低沸点
のこれらの化合物の蒸発によるものと思われる。
り構成されており、水と反応して加水分解され、遊離脂
肪酸を生じてAV値を上昇せしめて劣化の促進を受は易
くなると考えられる。ところが減圧フライ装置では油中
に懸濁状態にて残留する水は、減圧下、低温で短時間に
て蒸発留去させることが可能であり、心配゛されるよう
なAV値の上昇は観察されず、かえって水洗、留去操作
によりAV値、POV値の下る場合も見られた。これは
水溶性の酸性化合物、過酸化物の除去、あるいは低沸点
のこれらの化合物の蒸発によるものと思われる。
ハ 発明の解決すべき課題
本発明の解決すべき課題としては次のものをあげうる。
(A17ライ油の簡便な清澄化。
(B)フライヤーをはじめとする減圧フライ装置をコ/
バクトに、かつ安価に組むこと。
バクトに、かつ安価に組むこと。
等である。フライ油の水洗による清澄化のだめの装置と
しては、本発明者等による考案になる特願昭58年14
4141号がちる。この場合にはフライヤーとは別に洗
浄タンクを設け、汚染油をいったんここに移送して水に
よって7ヤワリングし、洗浄水を分e、後夕/り下部よ
り排出する。フライ油は再び7ライヤーに送り返し、こ
こにおいて減圧下、軽く加熱しつつ残留水分を留去する
。
しては、本発明者等による考案になる特願昭58年14
4141号がちる。この場合にはフライヤーとは別に洗
浄タンクを設け、汚染油をいったんここに移送して水に
よって7ヤワリングし、洗浄水を分e、後夕/り下部よ
り排出する。フライ油は再び7ライヤーに送り返し、こ
こにおいて減圧下、軽く加熱しつつ残留水分を留去する
。
このンステムの長所はフライ油の水洗中に、空になった
7ライヤー内を清掃しうる点にある。一方、フライ油を
再度フライヤーに送還しなければならず操作が複雑化す
る点、洗浄タンクを設置しなければならないという不利
がある。
7ライヤー内を清掃しうる点にある。一方、フライ油を
再度フライヤーに送還しなければならず操作が複雑化す
る点、洗浄タンクを設置しなければならないという不利
がある。
本発明者等の前記の出願発明の完成後、さらに本発明の
完成が必要とされた理由は高品質製品の多品種生産とい
う製造サイドよりの要望による。すなわち、この要望を
満足させるためにはいくつかの貯蔵タンクを用意してフ
ライ油を製品群毎に使いわける必要がある。例えば、ね
ぎや玉ねぎをフライすると水洗清澄化をしても若干のフ
レーバーは残存し、果実(りんご、かき、なし等)のチ
ップの製造に使用すればこれらの製品に移り香となって
影響を与えることが判明した。
完成が必要とされた理由は高品質製品の多品種生産とい
う製造サイドよりの要望による。すなわち、この要望を
満足させるためにはいくつかの貯蔵タンクを用意してフ
ライ油を製品群毎に使いわける必要がある。例えば、ね
ぎや玉ねぎをフライすると水洗清澄化をしても若干のフ
レーバーは残存し、果実(りんご、かき、なし等)のチ
ップの製造に使用すればこれらの製品に移り香となって
影響を与えることが判明した。
貯蔵夕/りを設けてフライ油をその中で貯蔵する場合に
は必ずしも水洗タンクを別に設けなくともフライヤーを
空にして内部を清掃することは容易である。ここにおい
てフライ油の水洗を7ライヤ一内部において行ない、ひ
き続く洗浄水の分散排出、残留水分の減圧留去をもフラ
イヤー内において行なうようにすれば装置はコノパクト
化され、フライ油の清澄化操作も簡易化しうろことに思
いいたり本発明を完成した。
は必ずしも水洗タンクを別に設けなくともフライヤーを
空にして内部を清掃することは容易である。ここにおい
てフライ油の水洗を7ライヤ一内部において行ない、ひ
き続く洗浄水の分散排出、残留水分の減圧留去をもフラ
イヤー内において行なうようにすれば装置はコノパクト
化され、フライ油の清澄化操作も簡易化しうろことに思
いいたり本発明を完成した。
二0発明の構成
本発明の減圧フライ装置は次の手段等により構成される
。
。
(A)フライヤー
フライヤーには水噴射手段を内部に設置する。具体的に
は油面レベル上に7ヤワーを設けるか、油面レベル下に
水噴出ノズルを設ける。これらを併設することも許され
る。水の噴射によってフライ油中の着色物質は水により
抽出され、浮遊するパルプ類は吸水沈下して水層に移行
する。
は油面レベル上に7ヤワーを設けるか、油面レベル下に
水噴出ノズルを設ける。これらを併設することも許され
る。水の噴射によってフライ油中の着色物質は水により
抽出され、浮遊するパルプ類は吸水沈下して水層に移行
する。
次に廃水排出手段としてフライヤー下部に排出弁を設け
る。分散面検知のためののぞき窓、あるいは自動検知の
だめの電気伝導度検知器、光源と光電管を設けるのがよ
く、後二者の場合には自動弁と連動させて自動排出ンス
テムとすることもできる。
る。分散面検知のためののぞき窓、あるいは自動検知の
だめの電気伝導度検知器、光源と光電管を設けるのがよ
く、後二者の場合には自動弁と連動させて自動排出ンス
テムとすることもできる。
その他、減圧フライヤーの一般常識として加熱器(内部
、外部加熱の方式は問わない。)、必要ならば冷却器(
ただし冷却器の設置については本発明者等の創案に係る
。)、真空ポ/プ、凝縮器等を付設すべきことは言うま
でもない。
、外部加熱の方式は問わない。)、必要ならば冷却器(
ただし冷却器の設置については本発明者等の創案に係る
。)、真空ポ/プ、凝縮器等を付設すべきことは言うま
でもない。
(B)貯蔵タンク
(C)送油ポンプ
■)配管、パルプ
停)熱源
ボイラー等。
等である。
ホ 発明の効果
(A)フライ油の着色、汚れを水洗という簡易な操作に
よって除去しうる。
よって除去しうる。
(13+水洗分液排出後に残留する水分を7ライヤ一内
部において留去でき、フライ油の水洗、残留水の留去に
おいてフライ油の移送の必要がない。
部において留去でき、フライ油の水洗、残留水の留去に
おいてフライ油の移送の必要がない。
(C)フライ油の水洗、残留水の留去操作によってAV
、pov値を下げうる場合がある。
、pov値を下げうる場合がある。
(勾減圧フライ装置において油水洗タンクを省略できコ
ンパクト化しうる。
ンパクト化しうる。
等があげらiする。
図面は本発明の減圧フライ装置に係る減圧フライヤーの
断面図を示す。 図中、lは/ヤワー、2は光源、3は光電管、4は排出
弁、5はフライかご、6は冷却器、ツは加熱器、8は油
面、9は凝縮器、10は真空ポンプを表わす。 /9..10
断面図を示す。 図中、lは/ヤワー、2は光源、3は光電管、4は排出
弁、5はフライかご、6は冷却器、ツは加熱器、8は油
面、9は凝縮器、10は真空ポンプを表わす。 /9..10
Claims (1)
- フライヤー内部に水噴射手段を設けることを特徴とする
減圧フライ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25599984A JPS61135621A (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | 減圧フライ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25599984A JPS61135621A (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | 減圧フライ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61135621A true JPS61135621A (ja) | 1986-06-23 |
Family
ID=17286494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25599984A Pending JPS61135621A (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | 減圧フライ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61135621A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002136431A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-05-14 | Eichu So | 油揚げ器の水分供給装置 |
WO2009093495A1 (ja) * | 2008-01-23 | 2009-07-30 | Mermaid Co., Ltd. | フライヤー |
-
1984
- 1984-12-03 JP JP25599984A patent/JPS61135621A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002136431A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-05-14 | Eichu So | 油揚げ器の水分供給装置 |
WO2009093495A1 (ja) * | 2008-01-23 | 2009-07-30 | Mermaid Co., Ltd. | フライヤー |
JP2009172084A (ja) * | 2008-01-23 | 2009-08-06 | Mermaid Co Ltd | フライヤー |
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