JPS6113483A - 光デイスクカセツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンノぞクトディスクプレーヤー等の光学式デ
ィスクプレーヤーにより再生される光ディスクを収容す
るカセットに関し、特にカセットケース内に収容したま
まの状態で再生するための光ディスクカセットに関する
ものである。

〔従来技術〕

コンパクトディスクプレーヤーによって再生される光デ
ィスクは、直径１２０ｍ、厚さ１．２簡の円板状をなし
、かつその中心部分に内径されている。そして、光ディ
スクはその表面にディジタル化されたオーディオ信号が
光学的に記録されており、この記録面にキズお工び汚れ
が付くと、光学的な読み取りに影響を与えるために十分
に注意する必要がある。従って、この光ディスクに、片
側を支点として開閉されるカセットケースに収納された
状態で販売およヒ保管されており、再生時にはこのカセ
ットケースを開いて光ディスクを取り出した後にコンパ
クトディスクプレーヤーにセットするようになっている
。

一方近年に於いてはコンパクトディスクプレーヤーの音
質が極めて良いことから、皿載用としての要望が極めて
強く、一部に於いてｒｉＩ載用コンパクトディスクプレ
ーヤーが市販されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しか°しながら、現在市販されている車載用コンパクト
ディスクプレーヤーは、之だ単に小型化したものに防振
機構を加えただけであるために、再生時にはあくまでも
カセットケースから光ディスクを取り出してプレーヤー
にセットしなければならず、この様な操作を自動車の運
転中に片手で行なうことは極めて困難でろリー　カセッ
トケースから元ディスクそのものを収り出す操作すら自
動車運転の安全対策上の問題となる。ま之、従来のコン
パクトディスクプレーヤーに於いては、つばを有するセ
ンタリングコアに光ディスクの中央孔を装着し、その上
からマグネット方式によるディスククランプパラ←を装
着することによって回転軸への固定を行なっているが、
光ディスクの挟持部分は中央孔の周辺部分のみであって
、大部分の領域はフリーと−なっている。この結果光デ
ィスクが薄いこと、から自Ｌｊ／ＪＪ′ＴＬの振動が加
わると、約１００Ｈｚ近辺に於いて光デイスク自身が共
振してしまう等の問題を有している。

〔問題を解決するための手段〕

従って、本発明による光ディスクカセットｉ、蓋付カセ
ットケースの本体内中央に設けられた軸と、この軸に比
較的緩く取り付けられるとともに収容される光ディスク
とほぼ等しい径を有する剛体によって作られたクランプ
ディスクと、このクランプディスクの表面から回転中心
に対して同軸的に突出することにより元ディスクの中央
孔に係合してクランプディスクと光ディスクな互いに密
着させた状態で保持するとともにディスクプレーヤーへ
のセット時にディスク回転軸に係合して回転されるディ
スクガンパーと、このディスククランパーと対向する蓋
体部分に設けられたディスク回転軸挿入用の開口と、デ
ィスクプレーヤーへのセット時に於ける光ヘッドの移動
範囲と対向する蓋体部分に設けられたスリットとを設け
たものである。また第２の発明に於いては、カセットケ
ースの本体と蓋体の内側四隅部分にそれぞれ軸支さｔ″
したピンチローラを設け、蓋体の閉時にクランプディス
クと光ディスクの周辺部をその積層方向に挾持するもの
である。

〔作用〕

この様に構成された光ディスクカセットに於すてに、光
ディスクに収容したままの状態でディスクプレーヤーに
セットすることが小米ることから、その取り扱いは従来
のカセットテープと同様に、片手による操作が容易に行
なえることになる。そして、円部に収容されている元デ
ィスクｅユ、剛体によって作られているクランプディス
クにその裏面全体が押し付けられて一体化されているこ
とから、光ディスクそのものの共振が防止されると共に
、光ディスクのそりも修正されて面ぶれも少なくなる。

また、ピンチローラによって光ディスクの周辺をクラン
プディスクに挾持することから、面ぶれの防止効果およ
び光ディスクの共振防止効果が更に高められることにな
る。

〔実施例〕

第１図に本発明による元ディスクカセットの一実施例を
示す平面図、第２図は第１図に示す光ディスクカセット
のＡ　−Ａ’断面図である。同図に於いて１ｒ１カセツ
トケースであって、光ディスク（コンパクトディスク）
を収容する空間を有する本体２と蓋体３とによって構成
されており、両者はその一辺側が軸４により連結されて
開閉が行なえるようになっている。

ここで本体２の内側中央部分は、比較的広い範囲にわた
って円形をなして突出された段状部５を有し、その中心
部分には軸６が突出している。そして、この軸６には、
カセットケース１に収容される光ディスク７とｔｌぼ同
一径を有し、かつ剛体によって作られているクランプデ
ィスク８が比較的緩′く軸支されている。従って、フラ
ンジディス、り８は軸６を中心とし、かつ段状部６に接
しながら自由に回転することが出来ることになるわけで
あるが、その裏面側には段状部５との面接触による摩擦
の増大を避けるためにリング状の突起９が設けられてい
る。また、このクランプディスク８の表面側には、回転
中心に対して同軸的に突出するディスククランパー１０
が設けられている。そして、このディスククランパぞ−
ｌＯは、内側に向けられた爪状体１１がリング状に並設
されることによって構成されたものであって、その外側
は光ディスク７の中央孔７ａの内側に一致している。従
って、元ディスク７をカセットケース１に収容すると、
このディスククランパー１０が中央孔７ａに圧入゛され
ることによって固定されることになる。つまり、爪状体
１１０弾性によって固定されることになる。１２に本体
２に於ける内側の四隅部分にその一部がクランプディス
ク８に重なり合うようにしてそれぞれ回転自在に軸支さ
れたピンチローラであって、バネ材によって作られてい
るとともに、その周辺部が外側に向けて湾曲されている
。まｔｌ　　このピンチローラ１２０回転軸１３の先端
部分は、位置合せに用いるために円錐状となっている。

一方、蓋体３の内側でかつピンチローラ１２と対向する
部分には、ピンチローラ１２と同一形状のピンチローラ
１４がそれぞれ回動自在に設けられており、蓋体３を本
体２に対して閉じた状態でに、この両ピンチローラ１２
．１４間にクランプディスク８と光ディスク７の積層体
の周辺が４個所に於いて挾持されることになる。

また、蓋体３の中央部には、ディスクプレーヤーへのセ
ット時に、ディスククランパＪ！−１０と係合するセン
タリングコアを挿入するための開口１５が設けられてお
り、更に光ヘッドの移動範囲と対向する部分には読み取
り用のスリット１６（この場合には切り欠きとなってい
る）が設けられている。

この様に構成された光ディスクカセットは、光ディスク
７の中央孔７ａＫデイスククランノぞ−１０を係合させ
ることに工って固定した後に、蓋体３を閉じて保管する
。そして、元ディスクの再生に際しては、例えば蓋体３
側を下側、つまりディスクプレーヤーの光ヘッドとディ
スク回転用のセンタリングコアが設けられている側に蓋
体３な向けた状態でディスクカセット１を装着する。こ
の様にすると、ディスクカセット１を対角線上に沿って
切断した第３図に示す様になる。つまり、ディスクプレ
ーヤーに元ディスク７が収容されているディスクカセッ
ト１を装着すると、ディスクモーターの回転軸先端に設
けられているセンタリングコア１７がディスククランパ
ー１０に係合して回転させることになる。この場合、セ
ンタリングコア１７はその先端部に放射状の突起を有し
、この突起とディスククランパー１０を構成する爪状体
１１間の溝が係合して回転力が伝えられることになる。

また、このセンタリングコア１７は、ディスククランパ
ー１０との保合時に、その先端部分に設けられているテ
ーパー面によって爪状体１１を外側に押し広げるために
、爪状体１１と光ディスク７との係合関係がより強固な
ものとなる。

このような状態で図示しないディスクモータが駆動され
ると、このディスクモータの回転軸に固定されているセ
ンタリングコア１７がディスククランパー１０と係合し
ていることから、クランプディスク８がカセットケース
内に於いて回転する。また収容されている光ディスク７
もクランプディスク８と積層した状態でディスククラン
パー１０と係合しているために、ディスククランパー１
０と一体になって回転することになり、蓋体３に設けら
れているスリットを介して光ヘッドから投写される光ビ
ームによって光ディスク７の記録状報が光学的ＶＣ読み
出されて再生が行なわれることになる。

ここで、クランプディスク８はセンタリングコア１７に
よって押し上げられることになるが、その裏面側にｆｌ
　リング状の突起９が設けられているために、摩擦が小
さくなってディスクモータに影響を与えることはない。

１だ、光ディスク７はクランプディスク８に押し付けら
れた状態で一体となって、つまり剛体によって作られて
いるクランプディスク８に積層された状態となることか
ら、そりが修正されるとともに、外部振動による共振の
発生が防止される。また、クランプディスク８と光ディ
スク７は積層状態でその周囲がピンチローラ１２．１４
によって挾持されることから、面ぶれの発生が防止され
ることになり、これらすべてが皿載用として有用なもの
となる。

〔発明の効果〕

以上説明した様に、本発明による元ディスクカセットハ
、光ディスクをカセットケースに収容し之ままでディス
クプレーヤーにセットすることが出来るものであるため
に、その操作は従来のカセットテープと同様に、片手に
よるセットが容易となって特に車載用として有用なもの
となる６また、光ディスクは剛体によって作られている
クランプディスクに積層された状態で回転されることか
ら、そりが修正されるとともに剛性が高まることに伴な
って光ディスクの共振が防止される。更に、本発明に於
いては、クランプディスクと光ディスクの積層体がその
外周複数個所に於いてピンチローラ３にエリ挾持される
ことから、面ぶれの発生および共振の発生が確実に防止
される等の種々優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明ＶＣよる光ディスクカセットの一実施例
を示す平面図、第２図は巣１図のＡ−Ａ′線に沿う断面
図、第３図はディスクプレーヤーへの装着状態を示す光
ディスクカセットを対角線上に沿って切断した断面図で
ある。 １・・・光ディスクカセット、２・・・本体、３・・・
蓋体、４・・・軸、５・・・段状部、６・・・軸、７・
・・光ディスク、７ａ・・・中央孔、８・・・クランプ
ディスク、９・・・突起、１０・・・ディスククランパ
ー、１１・・・爪状体、１２．１４・・・ピンチローラ
、１５・・・開口、１６・・・スリット、１７・・・セ
ンタリングコア。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）蓋付カセットケースの本体内中央に設けられた軸
   と、この軸に比較的緩く取り付けられるとともに収容さ
   れる光ディスクとほぼ等しい径を有する剛体によつて作
   られたクランプディスクと、このクランプディスクの表
   面から回転中心に対して同軸的に突出することにより光
   ディスクの中央孔に係合してクランプディスクと光ディ
   スクを互いに密着させた状態で保持するとともにデイス
   クプレーヤーへのセット時にディスク回転軸に係合して
   回転されるデイスククランパーと、このディスククラン
   パーと対向する蓋体部分に設けられたディスク回転軸係
   合用の開口と、デイスクプレーヤーへのセット時に於け
   る光ヘッドの移動範囲と対向する蓋体部分に設けられた
   スリットとを備えたことを特徴とする光ディスクカセッ
   ト。
2. （２）蓋付カセットケースの本体中央に設けられた軸と
   、この軸に比較的緩く取り付けられるとともに収容され
   る光ディスクとほぼ等しい径を有する剛体によつて作ら
   れたクランプディスクと、このクランプディスクの表面
   から回転中心に対して同軸的に突出することにより光デ
   ィスクの中央孔に係合してクランプディスクと光ディス
   クを互いに密着させた状態で保持するとともにデイスク
   プレーヤーへのセット時にディスク回転軸に係合して回
   転されるディスククランパーと、このデイスククランパ
   ーと対向する蓋体部分に設けられたディスク回転軸係合
   用の開口と、デイスクプレーヤーへのセット時に於ける
   光ヘッドの移動範囲と対向する蓋体部分に設けられたス
   リットと、カセットケースの内部に於いてクランプディ
   スクと光ディスクの積層体の周囲を複数個所に於いて挾
   持するピンチローラとを設けたことを特徴とする光ディ
   スクカセット。