JPS61134702A - 近赤外線吸収フイルタ− - Google Patents
近赤外線吸収フイルタ−Info
- Publication number
- JPS61134702A JPS61134702A JP25787584A JP25787584A JPS61134702A JP S61134702 A JPS61134702 A JP S61134702A JP 25787584 A JP25787584 A JP 25787584A JP 25787584 A JP25787584 A JP 25787584A JP S61134702 A JPS61134702 A JP S61134702A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- near infrared
- filter
- formula
- infrared absorbing
- substrate
- Prior art date
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- Granted
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- Optical Filters (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、近赤、外線の透過を調節するための新規なフ
ィルターに関するものである。
ィルターに関するものである。
更に詳しくは、本発明は、下記一般式(I)で示される
化合物を少なくとも1種以上含有する有機層を構成要素
として有する、近赤外線吸収フイルターである。
化合物を少なくとも1種以上含有する有機層を構成要素
として有する、近赤外線吸収フイルターである。
(式中、k工は芳香族基、R2は水素原子または芳香族
基を表わす) 一般式fl)で示される化合物のあるものは新規であり
、あるものは既知である。一般的な合成方法は、たとえ
ば、J 、Chem 、 Re5earch M。
基を表わす) 一般式fl)で示される化合物のあるものは新規であり
、あるものは既知である。一般的な合成方法は、たとえ
ば、J 、Chem 、 Re5earch M。
1978 、2319−2331 、日本化学会誌 1
981 *’a 。
981 *’a 。
1916−1921 、染料と薬品(1984) 、V
ol 29 。
ol 29 。
11に4 、12−22などに記載されており、下式(
II)で示されるナフトキノン化合物と芳香族アミン類
とをアルコール等の溶媒中で加熱下に反応さく2) せることによって得ることができる。
II)で示されるナフトキノン化合物と芳香族アミン類
とをアルコール等の溶媒中で加熱下に反応さく2) せることによって得ることができる。
本発明において、一般式(I)の化合物の中で好ましい
ものとして一般式@)および一般式側で示される化合物
をあげることができる。
ものとして一般式@)および一般式側で示される化合物
をあげることができる。
(式中、X、Yは、それぞれ独立にハロゲン原子、シア
ノ基、置換されていてもよいアルキル基、置換されてい
てもよいフェニル基、OR、−8R、SOR、NHIL
、 −NRR’ 。
ノ基、置換されていてもよいアルキル基、置換されてい
てもよいフェニル基、OR、−8R、SOR、NHIL
、 −NRR’ 。
NHCOR−0COR,−08O2R,C0NHR。
−COOR、−8O2NHRまたは−SO□ORを表わ
す。ただし、k、R′はそれぞれ独立して水素原子、置
換されていてもよいアルキル基、または置換されていて
もよいフェニル基を表わす。
す。ただし、k、R′はそれぞれ独立して水素原子、置
換されていてもよいアルキル基、または置換されていて
もよいフェニル基を表わす。
n、mはO〜3までの整数を表わす。
XまたはYが複数個存在するときは、それらは互いに異
なっていてもよい。) Xが炭素数2〜8の直鎖、分校または環状のアルキル基
またはアルコキシ基、炭素数2〜8のモノまたはジアル
キルアミノ基であるものは、溶媒への溶解性が要求され
る場合に好ましい置換基であり、またXがハロゲン原子
、置換されていてもよいフェノキシ基もしくはフェニル
アミノ基であるものは耐熱性が要求される場合に好まし
い置換基である。
なっていてもよい。) Xが炭素数2〜8の直鎖、分校または環状のアルキル基
またはアルコキシ基、炭素数2〜8のモノまたはジアル
キルアミノ基であるものは、溶媒への溶解性が要求され
る場合に好ましい置換基であり、またXがハロゲン原子
、置換されていてもよいフェノキシ基もしくはフェニル
アミノ基であるものは耐熱性が要求される場合に好まし
い置換基である。
一般式(Ilで示される化合物の例として次のものをあ
げることができる。表−1、表−2中、λmaX(nm
)の測定溶媒について、*印はジメチルホルムアミド、
他は1.4−ジオキサンである。
げることができる。表−1、表−2中、λmaX(nm
)の測定溶媒について、*印はジメチルホルムアミド、
他は1.4−ジオキサンである。
NH2
表 −1
本発明のフィルターは、例えば次の方法によって作製す
ることができる。
ることができる。
リ ガラスあるいはその他の透明な基材の板あるいはフ
ィルムの上に、一般式(I)で示される化合物の溶液を
塗付した後、乾燥し、近赤外線吸収層とする。この時造
膜性改良のため何らかのバインダーを添加してもよい。
ィルムの上に、一般式(I)で示される化合物の溶液を
塗付した後、乾燥し、近赤外線吸収層とする。この時造
膜性改良のため何らかのバインダーを添加してもよい。
b)ガラスあるいはその他の透明な基材の板あるいはフ
ィルムの上に、一般式(Ilで示される化合物を蒸着し
、近赤外線吸収層とする。
ィルムの上に、一般式(Ilで示される化合物を蒸着し
、近赤外線吸収層とする。
C)透明な合成高分子中に一般式(I)で示される化合
物を混合し、熱ロールその他で均一に混練した後、成型
する。
物を混合し、熱ロールその他で均一に混練した後、成型
する。
d)一般式(Ilで示される化合物の微細な粒子の水性
懸濁液中に、透明な合成高分子を浸漬し、あるいは透明
な合成高分子の表面に前記水性懸濁液を任意の方法で塗
布しく必要に応じて乾燥を行った後)、次いで加熱して
合成高分子を染色する。
懸濁液中に、透明な合成高分子を浸漬し、あるいは透明
な合成高分子の表面に前記水性懸濁液を任意の方法で塗
布しく必要に応じて乾燥を行った後)、次いで加熱して
合成高分子を染色する。
これらのいずれの方法においても、必要に応じさらに保
護層を設けるのは任意である。
護層を設けるのは任意である。
透明な基材としては前記のガラスの他に各種の合成高分
子が使用でき、例えばアクリル系、ビニル系、ポリオレ
フィン系、ポリエステル系・ポリアミド系、ポリカーボ
ネート系、その他のホモポリマー、コポリマー、あるい
はポリマーブレンド品等からフィルタ一部材の用途に応
じて選択すれば良く、要は調光を行おうとする波長領域
の光に対して透明であれば良い。
子が使用でき、例えばアクリル系、ビニル系、ポリオレ
フィン系、ポリエステル系・ポリアミド系、ポリカーボ
ネート系、その他のホモポリマー、コポリマー、あるい
はポリマーブレンド品等からフィルタ一部材の用途に応
じて選択すれば良く、要は調光を行おうとする波長領域
の光に対して透明であれば良い。
特に基材として熱可塑性樹脂を用いる場合には、射出成
型、プレス成型、ブロー成型その他各種の成型方法によ
って所望の形状のフィルターを容易に製造することがで
きるため工業的価値が高い。
型、プレス成型、ブロー成型その他各種の成型方法によ
って所望の形状のフィルターを容易に製造することがで
きるため工業的価値が高い。
また一般式(Ilで示される化合物と、他の有機色素と
を組み合わせて用いることにより、近紫外領域から近赤
外領域までの広い範囲の光を吸収するフィルターを製造
することも可能であり、この様なフィルターは電気器具
の赤外線式リモートコントロール装置の誤動作防止用フ
ィルタ−とじて特に価値がある。
を組み合わせて用いることにより、近紫外領域から近赤
外領域までの広い範囲の光を吸収するフィルターを製造
することも可能であり、この様なフィルターは電気器具
の赤外線式リモートコントロール装置の誤動作防止用フ
ィルタ−とじて特に価値がある。
次に実施例によって本発明を具体的に説明する。文中部
は重量部を表わす。
は重量部を表わす。
実施例1
ポリメチルメタクリレート系樹脂2500部中に、前記
表−1のI!t13の化合物7.25部を加え、よく混
練してペレットを作成した。
表−1のI!t13の化合物7.25部を加え、よく混
練してペレットを作成した。
このペレットを用い射出成型機により厚さ2肥の板状の
緑色の成型品を得た。
緑色の成型品を得た。
第1図にこのものの分光透過率曲線を示した。
上記方法において、Nth、13の化合物の代わりにN
IILl −12,14−30の化合物を用いる他は同
様に行う。700 1000 nmの領域においての
分光透過率特性を有する緑色の板状成型品が得られ、こ
れは約880nm以下の近赤外線を吸収するシャープカ
ットフィルターに適した特性を有している。
IILl −12,14−30の化合物を用いる他は同
様に行う。700 1000 nmの領域においての
分光透過率特性を有する緑色の板状成型品が得られ、こ
れは約880nm以下の近赤外線を吸収するシャープカ
ットフィルターに適した特性を有している。
また、上記方法において、N113の化合物の代わりに
表−1,2のN131−36の化1合物を用い、他は同
様に行うと、吸収帯が長波長側にずれたフィルターが得
られる。
表−1,2のN131−36の化1合物を用い、他は同
様に行うと、吸収帯が長波長側にずれたフィルターが得
られる。
実施例2
前記表−1のNu、 8の化合物5部及び陽11(7)
化合物5部をエチルセルローズ50部とともにメチル
エチルケトン1000部に溶解した。
化合物5部をエチルセルローズ50部とともにメチル
エチルケトン1000部に溶解した。
この液を用い、ガラス板上に噴霧塗装を行 ′う
と緑色の塗膜が得られた。
と緑色の塗膜が得られた。
同様にこの液を用い、スピンコード法によリガラス板上
に均一な緑色塗膜を得ることができる。
に均一な緑色塗膜を得ることができる。
これらの塗膜は波長600−850 nmの光をカット
するのに適した特性を持っている。
するのに適した特性を持っている。
第1図は、実施例1で得られたNo、13の化合刷
物を含むフィルターの分光透過率曲線を示したものであ
る。
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1は芳香族基、R_2は水素原子または芳
香族基を表わす。) で示される化合物を少くとも1種以上含有する有機層を
構成要素として有することを特徴とする、近赤外線吸収
フィルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25787584A JPS61134702A (ja) | 1984-12-05 | 1984-12-05 | 近赤外線吸収フイルタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25787584A JPS61134702A (ja) | 1984-12-05 | 1984-12-05 | 近赤外線吸収フイルタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61134702A true JPS61134702A (ja) | 1986-06-21 |
JPH0546922B2 JPH0546922B2 (ja) | 1993-07-15 |
Family
ID=17312391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25787584A Granted JPS61134702A (ja) | 1984-12-05 | 1984-12-05 | 近赤外線吸収フイルタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61134702A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5466755A (en) * | 1992-08-20 | 1995-11-14 | Kureha, Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Optical filter |
US5953857A (en) * | 1995-03-17 | 1999-09-21 | Mitsui Chemicals, Inc. | Method for controlling plant growth |
-
1984
- 1984-12-05 JP JP25787584A patent/JPS61134702A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5466755A (en) * | 1992-08-20 | 1995-11-14 | Kureha, Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Optical filter |
US5567778A (en) * | 1992-08-20 | 1996-10-22 | Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Process for producing an optical filter |
US5953857A (en) * | 1995-03-17 | 1999-09-21 | Mitsui Chemicals, Inc. | Method for controlling plant growth |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0546922B2 (ja) | 1993-07-15 |
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