JPS61133178A - 穀粒選別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、穀粒選別装置に関するもので、円筒内周面
に門み部を設けて回転させることにより供給する穀粒を
選別する回転式穀粒選別ｌＩ装置で籾摺機等に利用でき
る。

発明が解決しようとする問題点 内周面に凹み部を形成し、中央部には選別すべき穀粒を
供給移送する移送ラセンを有する供給機と、該凹み部に
よって掬い上げられる穀粒を受けて搬出するラセン受樋
とを設置すだ回転選別筒に。

該供給樋から穀粒を供給して選別する形態の回転式穀粒
選別装置にあっては、この選別筒内に供給される穀粒に
よって始端部より穀粒層が形成されて移送されながら凹
み部によって穀粒が掬い上げられて選別が行われるが、
供給される穀粒の条件が変り１例えば、！Ｉ粒の屹燥状
態や１品種が変る等で凹み部によって掬い上げ落下する
選別位置に変化が生じて、供給機内へ還元穀粒として回
収されそ量が増加すれば、該選別筒内へ供給量が増加し
て、この選別筒始端部の穀粒層が部分的に厚くなり選別
精度の低下や、又始端部での還元穀粒の増加が起り供給
樋終端の供給口部に詰り等が起り晶い。

問題を解決するための手段 この発明は、内周面に穀粒の嵌入しうる凹み（りを形成
して回転により選別するこの選別筒（２）内の中央部に
、穀粒を受けて搬出するラセン受樋（３）と、この選別
筒（２）内へ選別すべき穀粒を供給移送する移送ラセン
（４）を有する供給樋（５）とを設け、この供給樋（５
）終端部には選別筒（２）始端内に連通ずる供給口（６
）を設けて、この供給口（６）部の該移送ラセン（４）
軸に該選別筒（２）内に穀粒を跳ね出す放出羽根（７）
を設けてなる穀粒選別装置の構成とする。

発明の作用、および効果 選別筒（２）を回転させて、供給口（６）からこの選別
筒（２）始端内に穀粒を供給し、この供給された穀粒を
該選別筒（２）の回転軸方向に沿って移送しながら前端
側から後端側に亘って穀粒層を形成すると共に、凹み（
１）部により上方へ掬い上げながら上部のラセン受ｔｉ
　（３）へ選別が行われる。この選別作用は、選別筒（
２）の回転によって上昇選別行程と落下する下降行程と
が繰返されながら行われるが、該選別筒　（２）内に形
成される穀粒層の均平状態によって選別精度にも影響を
与え、又これによって還元循環量の増加にも関連するが
、特に選別条件の悪い１例えば、乾へ還元される穀粒が
増加を起しても１選別筒（２）内へ穀粒を跳ね出す放出
羽根（７）によって強制的に跳ね出して供給口（６）で
の詰りを防止し、且つ該選別筒（２）の回転方向後方側
へ拡散させながら連続的に供給して該選別！　（２）始
端内での局部的に生ずる穀粒層の増厚を均平として選別
精度の低下を防止できる。

実施例 なお、図例において、（８）は脱ぶａｔで、１１粒を供
給するホッパー（９）、開閉軸にて回動自在に枢着され
た供給調節弁（１０）、この供給調節弁（１０）の開き
限度を調節する調節ネジ（１１）、とこの下側の一対の
脱ぶロール（１２）　　（１２）からなり、この脱ぶ装
置（８）の下部には該脱ぶロール（１２）　　（１２）
にて脱ぶされた暦出米を吸引選別する選別風路（ｔａ）
、及び吸引選別風を起風する唐箕を有した吸引装置（１
０等が設けられ、選別された籾からは排出筒（１５）よ
り機外へ排出されるように構成されている。又該選別風
路（ｒ３＞底部にはラセンを有する摺出米受樋（１８）
を設け、この摺出米受樋（１８）の側端には混合米スロ
ワ−（１７）を取りつけ、該摺出米受樋（Ｉｌｌ）の前
方にはラセンを有した二番受樋（１８）を配設して、枇
等の二番物を機外に搬出すべく構成している。

（１８）は回転式穀粒選別装置で、脱ぶ装置（８）の検
力に位置してケース（２０）内に前後方向の軸回りに選
別筒（２）を回転すべく駆動ローラ（２１）　　（２１
）・・・に支持させて、この選別筒（２）は、円筒状で
該ケース（２０）の後端側を始端側として内周面に穀粒
の嵌入しうる凹み（１）部を形成して、前端部には前Ｍ
壁（２２）を設け、後端側には後端壁（２３）を設けて
、この後端ｌ！　（２３）には選別された未脱ぶ粒を排
出する排出口（２０部を複数形成している。

該選別筒（２）の内部には１選別された玄米を受けるラ
セン受樋（３）を前後方向に向けて１前後両端を該ケー
ス（２０）に支持してあり、底部にはラセン（２５）を
軸架している。

供給樋（５）は、ラセン受樋（３）とほぼ並列で回転上
昇（イ）側に位置して前後方向に設けてあり、底部に移
送ラセン（４）を軸架して、始端部は該ケース（２０）
前部に設けられた供給タンク（２８）に連通させ、終端
部には選別筒　（２）の始端内に連通ずる供給口（６）
を設けて、この供給口（６）ＩＩの該移送ラセン（４）
軸に該選別筒（２）内の回転方向後方側に穀粒を跳ね出
す放出羽根（７）を設け、且つこの供給樋（５）は、選
別作用時に発生する脱ぶ粒と未脱ぶ粒との混合せる還元
用混合米域をも受けるべく形成している。

（２７）は傾斜棚で、該供給樋（５）の下方で選別筒（
２）の後端側適宜間に亘って配設し、この選別筒（２）
の回転上昇（イ）が高位になるように傾斜させて、下端
側は供給樋（５）近傍で降下する混合米を受けて選別筒
（２）内周面へ還元させるべく形成しそいる。

前記供給タンク（２Ｂ）は、該ケース（２０）の前端部
に位置して漏斗状に形成し、下端を供給樋（５）に連通
させて、上端に混合米スロワ−（１７）を臨ませて該説
ぶ装置（８）から摺出される摺出米を受けて選別筒（２
）へ供給すべく設け、この供給タンク（２Ｂ）の下部に
は、前記ラセン受樋（３）から回収される脱ぶ粒を下方
へ排出する排出通路（２Ｂ）を設けている。この通路（
２８）を経て排出される脱ぶ粒は玄米スロワ−（２９）
で機外に搬出すべく構成し、又選別筒（２）の後端ｌ！
（２３）の排出口（２４）より落下する選別された未脱
ぶ粒は、籾スロワ−〔３０）により脱ぶ装！！　（８）
のホッパー（９）に設けられた還元ホッパー（３１）に
還元して可脱ぶする構成としている。

ホッパー（９）に投入された穀粒は、供給調箇弁（ｌＧ
）の開度により脱ぶ供給量が設定されるが、あらかじめ
ｍｗｉネジ（１１）にて穀粒の供給量を定めて、一対の
脱ぶロール（１２）　　（＋２）間に流下させる。脱ぶ
ロール（１２）　　（１２）で摺出された摺出米は１選
別風路（１３）で風選されて籾からや、塵埃等は吸引装
！１（１４）にて機外に排出され、比較的重い＃に等二
番物は、選別風路（１３）途中に設けられた二番受樋（
１８）より機外に搬出される。

風選された摺出米は、摺出米受樋（１Ｂ）を経て混合米
スロワ−（１７）により供給タンク（２Ｂ）に搬入され
て、供給樋（５）により一旦後方に移送されて、駆動ロ
ーラ（２１）　　（２１）・・・を介して回転される選
別筒（２）の始端内に供給口（６）から放出羽根（７）
にて連続的に回転方向後方側へ拡散されながら供給され
る。供給された選別筒（２）内の混合米は、始端壁（２
２）側より穀粒層が形成され１回転上昇（イ）側で上昇
、下降の１環を繰返し、凹み（１）部により説ぶ粒を掬
い上げ上方のラセン受樋（３）に落人し、ラセン（２５
）にて移送され排出通路（２８）を経て玄米スロワ−（
２９）等で機外に搬出される。

又選別時に発生する脱ぶ粒と未脱ぶ粒との混入する還元
用混合米は、該供給樋（５）内に落人して供給される摺
出米と合流して、該選別筒（２）の始端内に供給されて
再度選別が繰返される。

未脱ぶ粒は、流動している穀粒層の表層を滑降しながら
該選別筒（２）の後端側に移送され、前記選別が繰返さ
れて、選別筒（２）の後端部排出口（２０より落下して
、籾スロワ−（３ｏ）によりホッパー（９）の還元ホッ
パー（３１）に還元されて、脱ぶロール（１２）　　（
１２）にて再処理されなから籾摺作業が行われる。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図は一部
破断せる側断面図、第２ＷＩは一部の拡大せる平断面図
、第３図は一部破断せる育成面図である。 図中、符号（１）は凹み、（２）は選別筒、（３）はラ
セン受樋、（４）は移送ラセン、（５）は供給樋、（６
）は供給口、（７）は放出羽根を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内周面に穀粒の嵌入しうる凹み（１）を形成して回転に
   より選別するこの選別筒（２）内の中央部に、穀粒を受
   けて搬出するラセン受樋（３）と、この選別筒（２）内
   へ選別すべき穀粒を供給移送する移送ラセン（４）を有
   する供給樋（５）とを設け、この供給樋（５）終端部に
   は選別筒（２）始端内に連通する供給口（６）を設けて
   、この供給口（６）部の該移送ラセン（４）軸に該選別
   筒（２）内に穀粒を跳ね出す放出羽根（７）を設けてな
   る穀粒選別装置。