JPS61133029A - 磁気デイスク媒体の製造方法 - Google Patents
磁気デイスク媒体の製造方法Info
- Publication number
- JPS61133029A JPS61133029A JP59255428A JP25542884A JPS61133029A JP S61133029 A JPS61133029 A JP S61133029A JP 59255428 A JP59255428 A JP 59255428A JP 25542884 A JP25542884 A JP 25542884A JP S61133029 A JPS61133029 A JP S61133029A
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- JP
- Japan
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- magnetic disk
- disk medium
- lubricating agent
- lubricant
- coating
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- Pending
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- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、潤滑剤が塗布された磁気ディスク媒体を製造
するための磁気ディスク媒体の製造方法に関する。
するための磁気ディスク媒体の製造方法に関する。
（従来の技術）
一般に、情報処理装置の外部記録装置として使用される
磁気ディスク装置用の磁気ディスク媒体は、情報量の増
加に伴って益々記録密度の向上と、高信頼性が要求され
ている。
磁気ディスク装置用の磁気ディスク媒体は、情報量の増
加に伴って益々記録密度の向上と、高信頼性が要求され
ている。
記録密度の同上に伴っては、スペーシングを小さくする
ために、磁気ヘッドの低浮上量化が必要となり、又、最
近は、磁気ディスク媒体の回転開始時と停止時に磁気ヘ
ッドが磁気ディスク媒体と摺動接触する方式、即ち、コ
ンタクトスタートストップ（以下Ｃ８Ｓと称する）方式
が採用される様になっているため、磁気ディスク媒体の
所定トラックに設けられたランディングゾーンにおいて
、毎回、磁気ディスク媒体と磁気ヘッドが、回転開始時
と停止時に摺動接触を繰返すことになる。さらに、この
へラド２ンデイングゾーンの磁気ディスク媒体表面が摩
耗することによって摩耗粉が磁気ディスク装置の磁気デ
ィスク媒体全体に拡がり、磁気ヘッドの低浮上量化も手
伝ってヘッドクラッシュを連鎖的に生じ、蓄積された情
報が破壊されてしまう。
ために、磁気ヘッドの低浮上量化が必要となり、又、最
近は、磁気ディスク媒体の回転開始時と停止時に磁気ヘ
ッドが磁気ディスク媒体と摺動接触する方式、即ち、コ
ンタクトスタートストップ（以下Ｃ８Ｓと称する）方式
が採用される様になっているため、磁気ディスク媒体の
所定トラックに設けられたランディングゾーンにおいて
、毎回、磁気ディスク媒体と磁気ヘッドが、回転開始時
と停止時に摺動接触を繰返すことになる。さらに、この
へラド２ンデイングゾーンの磁気ディスク媒体表面が摩
耗することによって摩耗粉が磁気ディスク装置の磁気デ
ィスク媒体全体に拡がり、磁気ヘッドの低浮上量化も手
伝ってヘッドクラッシュを連鎖的に生じ、蓄積された情
報が破壊されてしまう。
従ってこの様な方式を採用した磁気ディスク装置では、
磁気ディスク媒体の耐摩耗性を向上させなければならな
い。
磁気ディスク媒体の耐摩耗性を向上させなければならな
い。
この間ｉｆ、解決するために、従来の磁気ディスクの製
造方法では、磁気ディスク媒体上にパーフルオロポリエ
ーテル等の液体潤滑剤をスプレーコート又はスピンコー
ド又はディップコート法によって塗布する方法が採用さ
れていた。
造方法では、磁気ディスク媒体上にパーフルオロポリエ
ーテル等の液体潤滑剤をスプレーコート又はスピンコー
ド又はディップコート法によって塗布する方法が採用さ
れていた。
（発明が解決しようとする問題点）
上述の従来の磁気ディスクの製造方法のように、単に磁
気ディスク媒体上に潤滑剤を塗布しただけでは、塗布直
後の耐摩耗性は向上するものの、磁気ディスク装置内に
おいて高速回転で長時間経過すると、徐々に、潤滑剤が
飛散し、磁気ディスク媒体の十分な寿命を保証すること
はできないという欠点があった。
気ディスク媒体上に潤滑剤を塗布しただけでは、塗布直
後の耐摩耗性は向上するものの、磁気ディスク装置内に
おいて高速回転で長時間経過すると、徐々に、潤滑剤が
飛散し、磁気ディスク媒体の十分な寿命を保証すること
はできないという欠点があった。
又、この対策として、潤滑剤の塗布膜厚を厚くすると、
磁気ディスク媒体の耐摺動寿命はやや長くなるものの、
逆に磁気ヘッドが磁気ディスク媒体に吸着する現ｉが発
生してしまうという欠点があった。
磁気ディスク媒体の耐摺動寿命はやや長くなるものの、
逆に磁気ヘッドが磁気ディスク媒体に吸着する現ｉが発
生してしまうという欠点があった。
このヘッド吸着という現象は、潤滑剤を介在物とする一
種の接着であり、ＣＳＳ方式において、特に回転を開°
始する際の摺動接触時にスティック・スリップを伴うた
め、短時間でヘッドクラッシュを誘発させること１！１
する。
種の接着であり、ＣＳＳ方式において、特に回転を開°
始する際の摺動接触時にスティック・スリップを伴うた
め、短時間でヘッドクラッシュを誘発させること１！１
する。
この様に磁気ディスク媒体の表面に潤滑剤を塗るだけの
方法では、磁気ディスク媒体の十分な耐久性を保証する
には至っていなかった。
方法では、磁気ディスク媒体の十分な耐久性を保証する
には至っていなかった。
本発明は、上記欠点を解消し、耐摩耗性に優れ且つ、高
速回転での潤滑剤の飛散の少ない磁気ディスク媒体の製
造方法を提供するものである。
速回転での潤滑剤の飛散の少ない磁気ディスク媒体の製
造方法を提供するものである。
（問題点を解決するための手段）
本発明の磁気ディスク媒体の製造方法は、磁気ディスク
媒体を真空雰囲気中で加熱し、該磁気ディスク媒体の表
面を活性化させた後、該磁気ディスク媒体に潤滑剤を塗
布することｔ−特徴とし、真空雰囲気の真空度が１Ｏ−
１Ｔｏｒｒ以下であり、ディスク媒体を加熱する加熱温
度が１００〜３００℃で加熱時間が１０〜１２０分であ
る工うにし、また潤滑剤がパーフルオロポリエーテル、
パーフルオロアルキルポリエーテルまたは官能基を有す
るパーフルオロアルキルポリエーテルであるようにする
こともできる。
媒体を真空雰囲気中で加熱し、該磁気ディスク媒体の表
面を活性化させた後、該磁気ディスク媒体に潤滑剤を塗
布することｔ−特徴とし、真空雰囲気の真空度が１Ｏ−
１Ｔｏｒｒ以下であり、ディスク媒体を加熱する加熱温
度が１００〜３００℃で加熱時間が１０〜１２０分であ
る工うにし、また潤滑剤がパーフルオロポリエーテル、
パーフルオロアルキルポリエーテルまたは官能基を有す
るパーフルオロアルキルポリエーテルであるようにする
こともできる。
（作用）
磁気ディスク媒体は、塗布塑媒体であれば磁性層の研摩
、連続膜型媒体であれば保護膜コートから、潤滑剤塗布
塩の間に、その表面に酸素、水分等多くの物質を吸着す
る。
、連続膜型媒体であれば保護膜コートから、潤滑剤塗布
塩の間に、その表面に酸素、水分等多くの物質を吸着す
る。
これに対して、潤滑剤として使用するパーフルオロポリ
エーテル等は、磁気ディスク媒体表面、例えば、塗布型
蝶棒でおればｒＦｅ＊Ｑｓ、及びエポキシ樹脂、連続膜
型媒体であれば８ｉ０２等の保護膜と、酸素結合するが
、上記の様に、磁気ディスク媒体表面上に吸着層が形成
されていると、この酸素結合が十分でなくなる。
エーテル等は、磁気ディスク媒体表面、例えば、塗布型
蝶棒でおればｒＦｅ＊Ｑｓ、及びエポキシ樹脂、連続膜
型媒体であれば８ｉ０２等の保護膜と、酸素結合するが
、上記の様に、磁気ディスク媒体表面上に吸着層が形成
されていると、この酸素結合が十分でなくなる。
そこで、磁気ディスク媒体を真空雰囲気中で加熱すると
とによって磁気ディスク媒体表面に吸着している酸素、
水分等を除去し、表面を活性化させ、その後塗布するパ
ーフルオロポリエーテル等の潤滑剤と磁気ディスク媒体
表面との酸素結合を強固にすることができる。
とによって磁気ディスク媒体表面に吸着している酸素、
水分等を除去し、表面を活性化させ、その後塗布するパ
ーフルオロポリエーテル等の潤滑剤と磁気ディスク媒体
表面との酸素結合を強固にすることができる。
磁気ディスク媒体表面と強固に結合したパーフルオロポ
リエーテル等の潤滑剤は、磁気ヘッドの摺動によっても
取れに〈＜、又高速回転に工っても飛散しにくくなる。
リエーテル等の潤滑剤は、磁気ヘッドの摺動によっても
取れに〈＜、又高速回転に工っても飛散しにくくなる。
この様にして作られた磁気ディスク媒体は、潤滑剤が磁
気ディスク媒体表面と強固に結合しているため、耐摩耗
性に優れ、且つ高速回転下での寿命も従来のものより格
段に向上し、耐久性の点において高い信頼性を確保でき
る様になる。
気ディスク媒体表面と強固に結合しているため、耐摩耗
性に優れ、且つ高速回転下での寿命も従来のものより格
段に向上し、耐久性の点において高い信頼性を確保でき
る様になる。
本発明は、上述の原理に基づき磁気ディスク媒体に潤滑
剤を塗布する前に、磁気ディスク媒体を真空雰囲気中で
加熱し、磁気ディスク媒体表面を活性化させ、その後、
潤滑剤をスプレーコート又はスピンコード又はディップ
；−トによって塗布し、潤滑剤全磁気ディスク媒体表面
に強固に付着させるものである。
剤を塗布する前に、磁気ディスク媒体を真空雰囲気中で
加熱し、磁気ディスク媒体表面を活性化させ、その後、
潤滑剤をスプレーコート又はスピンコード又はディップ
；−トによって塗布し、潤滑剤全磁気ディスク媒体表面
に強固に付着させるものである。
尚、本発明で適用する加熱条件は、温度１００〜３００
℃９時間１０〜１２０分、又真空度は１Ｏ−１Ｔｏｒｒ
以下である。
℃９時間１０〜１２０分、又真空度は１Ｏ−１Ｔｏｒｒ
以下である。
更に、使用する潤滑剤は、パーフルオロポリエーテル（
例えばモンテフルオス社のＦＯＭＢＬＩＮＺ−２５，Ｆ
ＯＭＢＬＩＮ Ｚ−１５等） 、／ニー７にオｃｌアル
キルポリエーテル（例えば、デュポン社のＫＲＹＴＯＸ
１４３ＡＤ等）、官能基を有するパーフルオロアルキル
ポリエーテル（例えばテ為ホン社のＫＲＹＴＯＸ１５７
Ｆ８等）である。
例えばモンテフルオス社のＦＯＭＢＬＩＮＺ−２５，Ｆ
ＯＭＢＬＩＮ Ｚ−１５等） 、／ニー７にオｃｌアル
キルポリエーテル（例えば、デュポン社のＫＲＹＴＯＸ
１４３ＡＤ等）、官能基を有するパーフルオロアルキル
ポリエーテル（例えばテ為ホン社のＫＲＹＴＯＸ１５７
Ｆ８等）である。
（実施例）
次に、本発明の実施例を従来例と比較して説明する。
実施例り
塗布型ディスク媒体を真空度１Ｏ−３Ｔｏｒｒ下で、温
度２１０℃９時間６０分加熱し、自然冷却後、ＫＲＹＴ
ＯＸＩ４３ＡＤを低分子量パーフルオルポリエーテル（
モンテフルオス社ＧＡＬＤＥＮ−Ｌ８）の溶剤に１％溶
解し、これをスピンコードした後、大気圧下で再度加熱
し、溶剤を蒸発させた。
度２１０℃９時間６０分加熱し、自然冷却後、ＫＲＹＴ
ＯＸＩ４３ＡＤを低分子量パーフルオルポリエーテル（
モンテフルオス社ＧＡＬＤＥＮ−Ｌ８）の溶剤に１％溶
解し、これをスピンコードした後、大気圧下で再度加熱
し、溶剤を蒸発させた。
実施例２
実施例１ｆ用い１ｆｆｌ滑剤ｔ−ＦＯＭＢＬＩＮＺ−２
５に変更し、他は実施例１と同様にした。
５に変更し、他は実施例１と同様にした。
実施例λ
メッキディスク媒体を真空度１σ Ｔｏｒｒ下で、温度
２５０℃９時間６０分加熱し、自然冷却後、ＫＲＹＴＯ
Ｘ１５７Ｆ８を実施例１と同様にスピンコードレその後
同様に大気圧下で加熱し、溶剤を蒸発させた。
２５０℃９時間６０分加熱し、自然冷却後、ＫＲＹＴＯ
Ｘ１５７Ｆ８を実施例１と同様にスピンコードレその後
同様に大気圧下で加熱し、溶剤を蒸発させた。
従来例り
塗布型ディスク媒体に、ＫＲＹ’Ｉ’０Ｘ１４３ＡＤを
実施例１と同様に塗布した。但し、塗布前の加熱は行な
わなかつ友。
実施例１と同様に塗布した。但し、塗布前の加熱は行な
わなかつ友。
従来例λ
従来例１で用イタ潤滑剤’ｉＦＯＭＢＬＩＮＺ−２５に
変更し、他は従来例１と同様にした。
変更し、他は従来例１と同様にした。
従来例３゜
メッキディスク媒体にＫＲＹＴＯＸ１５７ＦＳ ｔ−実
施例３と同様に塗布した。
施例３と同様に塗布した。
但し、塗布前の加熱は行なわなかった。
以上の実施例３例及び従来例３例の加熱条件と潤滑剤を
まとめて第１表に示す。
まとめて第１表に示す。
第１表
次に第１表の条件で作成した磁気ディスク媒体の動摩擦
係数、Ｃ８Ｓテスト及び塗布後と高速回転後の潤滑剤膜
厚の試験結果ｔ−第２表に示す。
係数、Ｃ８Ｓテスト及び塗布後と高速回転後の潤滑剤膜
厚の試験結果ｔ−第２表に示す。
第２表
ここで、高速回転後の膜厚とは、磁気ディスク媒＄ｔ−
１２０℃で７２００ｒｐ ４００時間連続回転させた後
の膜厚である。
１２０℃で７２００ｒｐ ４００時間連続回転させた後
の膜厚である。
Ｗｃ２表で示される様に、実施例は全て動摩擦係数０．
２〜０．４というヘッド吸着の全く心配のない領域でも
、０８８２万回以上の十分な耐摩耗性を有しており、且
つ高速回転後の膜厚も従来例と比べるとかなり厚く、潤
滑剤の飛散の少ないことを示している。
２〜０．４というヘッド吸着の全く心配のない領域でも
、０８８２万回以上の十分な耐摩耗性を有しており、且
つ高速回転後の膜厚も従来例と比べるとかなり厚く、潤
滑剤の飛散の少ないことを示している。
（発明の効果）
本発明の磁気ディスクの製造方法は、以上説明したよう
に耐摩耗性が大幅に同上し、且つ高速回転による潤滑剤
の飛散も少なく、高速回転下での寿命も格段に向上した
磁気ディスク媒体を製造できる効果がある。
に耐摩耗性が大幅に同上し、且つ高速回転による潤滑剤
の飛散も少なく、高速回転下での寿命も格段に向上した
磁気ディスク媒体を製造できる効果がある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）磁気ディスク媒体を真空雰囲気中で加熱し、該磁気
ディスク媒体の表面を活性化させた後、該磁気ディスク
媒体に潤滑剤を塗布することを特徴とする磁気ディスク
媒体の製造方法。 ２）真空雰囲気の真空度が１０＾−＾１Ｔｏｒｒ以下で
あり、ディスク媒体を加熱する加熱温度が１００〜３０
０℃で加熱時間が１０〜１２０分であることを特徴とす
る特許請求の範囲第一項記載の磁気ディスク媒体の製造
方法。 ３）潤滑剤がパーフルオロポリエーテル、パーフルオロ
アルキルポリエーテルまたは、官能基を有するパーフル
オロアルキルポリエーテルであることを特徴とする特許
請求の範囲第一または第二項記載の磁気ディスク媒体の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59255428A JPS61133029A (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | 磁気デイスク媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59255428A JPS61133029A (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | 磁気デイスク媒体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61133029A true JPS61133029A (ja) | 1986-06-20 |
Family
ID=17278627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59255428A Pending JPS61133029A (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | 磁気デイスク媒体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61133029A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6358620A (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-14 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録媒体 |
| JPH0467430A (ja) * | 1990-07-06 | 1992-03-03 | Kubota Corp | 磁気記録媒体の保護潤滑膜形成方法 |
| US5776577A (en) * | 1993-07-29 | 1998-07-07 | Nec Corporation | Magnetic recording disk having a lubicant reservoir on the inner circumferential surface |
-
1984
- 1984-12-03 JP JP59255428A patent/JPS61133029A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6358620A (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-14 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録媒体 |
| JPH0467430A (ja) * | 1990-07-06 | 1992-03-03 | Kubota Corp | 磁気記録媒体の保護潤滑膜形成方法 |
| US5776577A (en) * | 1993-07-29 | 1998-07-07 | Nec Corporation | Magnetic recording disk having a lubicant reservoir on the inner circumferential surface |
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