JPS61132612A - 偏心複合用紡糸口金 - Google Patents
偏心複合用紡糸口金Info
- Publication number
- JPS61132612A JPS61132612A JP15638485A JP15638485A JPS61132612A JP S61132612 A JPS61132612 A JP S61132612A JP 15638485 A JP15638485 A JP 15638485A JP 15638485 A JP15638485 A JP 15638485A JP S61132612 A JPS61132612 A JP S61132612A
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- Japan
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- composite
- hole
- spinneret
- component
- core
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、芯および中間成分が偏心して配された断面構
造の複合繊維の紡糸に適した偏心複合用紡糸口金の構造
に関する。
造の複合繊維の紡糸に適した偏心複合用紡糸口金の構造
に関する。
[従来の技術]
芯成分、中間成分および鞘成分を同心円状に配してなる
二重芯箱型複合繊維は、帯電防止性繊維などとして製造
されており、その複合紡糸には、芯成分を囲みこむよう
にその外周に中間成分を流して芯成分と中間成分とを複
合させ、次いで、それを囲むようにその外周に鞘成分を
流して三重複合流とする方法がとられている(特開昭5
5−1337号公報など)。この方法において用いられ
ている複合紡糸口金は、外側の成分を外周全域から均一
に流しこむため、同一のスリット幅を有する絞り部を複
合孔の外周全域に設けたM4造となっている。
二重芯箱型複合繊維は、帯電防止性繊維などとして製造
されており、その複合紡糸には、芯成分を囲みこむよう
にその外周に中間成分を流して芯成分と中間成分とを複
合させ、次いで、それを囲むようにその外周に鞘成分を
流して三重複合流とする方法がとられている(特開昭5
5−1337号公報など)。この方法において用いられ
ている複合紡糸口金は、外側の成分を外周全域から均一
に流しこむため、同一のスリット幅を有する絞り部を複
合孔の外周全域に設けたM4造となっている。
このような三重複合繊維において、中間層の外周の一部
が繊維表面に露出する程度まで中間層を偏心させようと
する場合、芯および中間成分の複合流を鞘成分が部分的
に包囲するように三重複合流を形成する必要がある。
が繊維表面に露出する程度まで中間層を偏心させようと
する場合、芯および中間成分の複合流を鞘成分が部分的
に包囲するように三重複合流を形成する必要がある。
鞘成分が部分的に包囲するように複合させる方法として
は、例えば、溶融粘度の著しく異なる二成分A、Bを並
列に複合させ、高粘度成分Aを低粘度成分Bによって部
分的に包囲させる複合紡糸方法が知られている(特公昭
53−44579号公報)。ところが、この複合方法は
、ポリマの溶融粘度差による流動性の違いを利用したも
のであるので、両ポリマの溶融粘度差を相当大きくする
必要があり、しかも、安定した複合形態で紡糸を続ける
ためには紡糸条件を厳しく制御しなくてはならないとい
う欠点がある。ざらに、この複合方法は、三重複合にお
ける中間層の偏心には適用しがたいものである。
は、例えば、溶融粘度の著しく異なる二成分A、Bを並
列に複合させ、高粘度成分Aを低粘度成分Bによって部
分的に包囲させる複合紡糸方法が知られている(特公昭
53−44579号公報)。ところが、この複合方法は
、ポリマの溶融粘度差による流動性の違いを利用したも
のであるので、両ポリマの溶融粘度差を相当大きくする
必要があり、しかも、安定した複合形態で紡糸を続ける
ためには紡糸条件を厳しく制御しなくてはならないとい
う欠点がある。ざらに、この複合方法は、三重複合にお
ける中間層の偏心には適用しがたいものである。
また、芯と鞘成分との複合流の吐出端を三重複合孔の中
心に対して十分に偏らせた位置に開孔させる方法もある
。この方法は、三重複合繊維にも十分適用できる有用な
方法であるが、1〜5mmφ程度の細い複合孔に対する
吐出端の位置が常に一定となるように正確に偏らせるこ
とは、紡糸口金の製作および組立て上容易ではなく、紡
出、孔毎の複合形態ばらつきが大きくなりやすいという
問題がある。
心に対して十分に偏らせた位置に開孔させる方法もある
。この方法は、三重複合繊維にも十分適用できる有用な
方法であるが、1〜5mmφ程度の細い複合孔に対する
吐出端の位置が常に一定となるように正確に偏らせるこ
とは、紡糸口金の製作および組立て上容易ではなく、紡
出、孔毎の複合形態ばらつきが大きくなりやすいという
問題がある。
[発明が解決しようとする問題点]
そこで1、本発明は、上記した問題がなく、芯および中
間成分が偏心して配された断面構造の複合繊維の紡糸に
適した偏心複合用紡糸口金を提供することを主な目的と
する。すなわち、本発明の主な目的は、紡糸口金の製作
および組立てが容易で、かつ、安定した複合形態の繊維
を得ることができ、ざらに、紡糸操作も容易である偏心
複合用紡糸口金を提供することにある。
間成分が偏心して配された断面構造の複合繊維の紡糸に
適した偏心複合用紡糸口金を提供することを主な目的と
する。すなわち、本発明の主な目的は、紡糸口金の製作
および組立てが容易で、かつ、安定した複合形態の繊維
を得ることができ、ざらに、紡糸操作も容易である偏心
複合用紡糸口金を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
この目的を達成するため、本発明は、芯成分吐出孔11
と鞘成分第一流下孔12と中間成分流下孔13とが穿設
された上口金板部1:前記芯成分吐出孔からの芯成分ポ
リマと前記中間成分流下孔からの中間成分ポリマとを芯
鞘型複合せしめる第一複合孔21と、前記鞘成分第一流
下孔と連通する鞘成分第二流下孔22と、が穿設された
中口金板部2;および、前記第一複合孔と対応する位置
の第二複合孔31と、該第二複合孔の外周近傍位置に前
記鞘成分第二流下孔からの鞘成分ポリマを流送する鞘成
分流路32と、該鞘成分流路と前記第二複合孔とを連結
せしめる絞り部33とが穿設された下口金板部3とから
構成される複合用紡糸口金であって、かつ、前記絞り部
が前記第二複合孔の外周の一部分にのみ穿設されている
偏心複合用紡糸口金からなる。
と鞘成分第一流下孔12と中間成分流下孔13とが穿設
された上口金板部1:前記芯成分吐出孔からの芯成分ポ
リマと前記中間成分流下孔からの中間成分ポリマとを芯
鞘型複合せしめる第一複合孔21と、前記鞘成分第一流
下孔と連通する鞘成分第二流下孔22と、が穿設された
中口金板部2;および、前記第一複合孔と対応する位置
の第二複合孔31と、該第二複合孔の外周近傍位置に前
記鞘成分第二流下孔からの鞘成分ポリマを流送する鞘成
分流路32と、該鞘成分流路と前記第二複合孔とを連結
せしめる絞り部33とが穿設された下口金板部3とから
構成される複合用紡糸口金であって、かつ、前記絞り部
が前記第二複合孔の外周の一部分にのみ穿設されている
偏心複合用紡糸口金からなる。
本発明に係る偏心複合用紡糸口金の一実施態様を示す第
1図(この口金を紡糸パックに組込み、芯および鞘成分
として重合体Aを、また、中間成分として重合体Bを用
いて、紡糸する状態を模式的に示す部分縦断面図)、第
2図(この口金のうちの下口金板3の上面図)および第
3図(第2図にお(プる曲線■−■に沿った断面図)な
どに沿つて以下説明する。なお、第4図は第3図と同じ
部分を示す断面図で別の実施態様を示すものであり、第
5図は別の実施態様における下口金板3の上面図である
。
1図(この口金を紡糸パックに組込み、芯および鞘成分
として重合体Aを、また、中間成分として重合体Bを用
いて、紡糸する状態を模式的に示す部分縦断面図)、第
2図(この口金のうちの下口金板3の上面図)および第
3図(第2図にお(プる曲線■−■に沿った断面図)な
どに沿つて以下説明する。なお、第4図は第3図と同じ
部分を示す断面図で別の実施態様を示すものであり、第
5図は別の実施態様における下口金板3の上面図である
。
第6図は本発明に係る偏心複合用紡糸口金を用いて得ら
れる偏心三層複合繊維を例示する繊維横断面図である。
れる偏心三層複合繊維を例示する繊維横断面図である。
第1図に示すように本発明に係る複合紡糸口金は、基本
的に、上口金板1、中口金板2および下口金板3の3枚
の口金板で構成されるが、これら各々の口金板は、2枚
以上の部分に分割されていてもよいし、また、本発明の
口金の機能を阻害しない限り他の口金板が加わっていて
もよい。
的に、上口金板1、中口金板2および下口金板3の3枚
の口金板で構成されるが、これら各々の口金板は、2枚
以上の部分に分割されていてもよいし、また、本発明の
口金の機能を阻害しない限り他の口金板が加わっていて
もよい。
[作用]
重合体Aおよび重合体Bは、それぞれ別々に溶融され、
濾過された後、紡糸口金上のポリマ溜りに流入する。
濾過された後、紡糸口金上のポリマ溜りに流入する。
次いで、重合体Aは、上口金板1の芯成分吐出孔11お
よび鞘成分第一流下孔12内に流入し、それらの計量孔
端によりそれぞれ計量されつつ中口金板2内に流入する
。芯成分吐出孔11の直下の位置には第−複合孔21が
穿設され、また、鞘成分第一流下孔12の直下の位置に
は鞘成分第二流下孔22が穿設されている。
よび鞘成分第一流下孔12内に流入し、それらの計量孔
端によりそれぞれ計量されつつ中口金板2内に流入する
。芯成分吐出孔11の直下の位置には第−複合孔21が
穿設され、また、鞘成分第一流下孔12の直下の位置に
は鞘成分第二流下孔22が穿設されている。
一方、重合体Bは、上口金板1の中間成分流下孔13内
に流入し、その計量孔端で計量されつつ、中口金板2内
に流入し、次に、該中口金板2の中間成分流路23に沿
って流送され、第−複合孔21内に、芯成分吐出孔から
の重合体Aを取囲むように流入する。
に流入し、その計量孔端で計量されつつ、中口金板2内
に流入し、次に、該中口金板2の中間成分流路23に沿
って流送され、第−複合孔21内に、芯成分吐出孔から
の重合体Aを取囲むように流入する。
第−複合孔21において、重合体Aの外周界面を重合体
Bが包囲して二層芯鞘型複合流が形成され、その計量孔
端から下口金板3の第二複合孔31内に流入する。該第
二複合孔31において、二層芯鞘型複合流は、鞘成分第
一流下孔12、鞘成分第二流下孔22、および下口金板
3の鞘成分流路32を経て第二複合孔31の外周近傍位
置に達し、絞り部33で制御された重合体Bにより、第
二複合孔内で部分的に包囲され、三層複合流が形成され
る。次いで、この三層複合流は、紡出端31′から紡出
され引取られて、第6図に示すような偏心複合繊維とな
る。
Bが包囲して二層芯鞘型複合流が形成され、その計量孔
端から下口金板3の第二複合孔31内に流入する。該第
二複合孔31において、二層芯鞘型複合流は、鞘成分第
一流下孔12、鞘成分第二流下孔22、および下口金板
3の鞘成分流路32を経て第二複合孔31の外周近傍位
置に達し、絞り部33で制御された重合体Bにより、第
二複合孔内で部分的に包囲され、三層複合流が形成され
る。次いで、この三層複合流は、紡出端31′から紡出
され引取られて、第6図に示すような偏心複合繊維とな
る。
本発明に係る複合用紡糸口金は、芯および中間成分の複
合流を鞘成分で部分的に包囲するため、第二複合孔の外
周の一部分にのみ穿設された絞り部33で鞘成分となる
重合体Aを制御して流入させることを特徴とするもので
ある。
合流を鞘成分で部分的に包囲するため、第二複合孔の外
周の一部分にのみ穿設された絞り部33で鞘成分となる
重合体Aを制御して流入させることを特徴とするもので
ある。
すなわち、第2.3図に拡大して示すように、第二複合
孔31内へ流入する重合体Aを制御する絞り部33は、
第二複合孔の外周の一部分にのみ穿設され、第二複合孔
の外周の他の部分は、下口金板3の上面とほぼ同じ高ざ
の閉塞部34となっているので、該閉塞部34の方向か
らは重合体Aは第二複合孔内に流入せず、従って、この
部分において鞘層は形成されない。このようにして、鞘
成分で部分的に包囲され、中間層が表面に部分的に露出
した複合形態が得られる。閉塞部34と、絞り部33と
の割合を変えることにより中間層の表面露出割合を変え
ることができる。中間層を一方のみに偏心させるために
は、絞り部33の扇形中心角度θ1が180度以上であ
ることが好ましく、一方、閉塞部の中心角度θ2は20
〜180度程度が好ましい。
孔31内へ流入する重合体Aを制御する絞り部33は、
第二複合孔の外周の一部分にのみ穿設され、第二複合孔
の外周の他の部分は、下口金板3の上面とほぼ同じ高ざ
の閉塞部34となっているので、該閉塞部34の方向か
らは重合体Aは第二複合孔内に流入せず、従って、この
部分において鞘層は形成されない。このようにして、鞘
成分で部分的に包囲され、中間層が表面に部分的に露出
した複合形態が得られる。閉塞部34と、絞り部33と
の割合を変えることにより中間層の表面露出割合を変え
ることができる。中間層を一方のみに偏心させるために
は、絞り部33の扇形中心角度θ1が180度以上であ
ることが好ましく、一方、閉塞部の中心角度θ2は20
〜180度程度が好ましい。
また、閉塞部34と絞り部33との境は、その中央内■
−■に沿った断面図である第3図に示したように、階段
状になっていればよいが、第4図のようにテーパー状に
なっていてもよいし、ざらに、絞り部33のスリット幅
が変化していてもよい(図示なし)。
−■に沿った断面図である第3図に示したように、階段
状になっていればよいが、第4図のようにテーパー状に
なっていてもよいし、ざらに、絞り部33のスリット幅
が変化していてもよい(図示なし)。
閉塞部34で重合体Aの流れは塞き止められるのである
から、第5図に示すように、閉塞部34の背面には鞘成
分流路が穿設されていなくてもよい。
から、第5図に示すように、閉塞部34の背面には鞘成
分流路が穿設されていなくてもよい。
第1図には、芯成分および鞘成分として、同じ重合体を
用いた場合を示したが、芯成分と鞘成分とを異なる重合
体とする場合にも本発明に係る紡糸口金は有用である。
用いた場合を示したが、芯成分と鞘成分とを異なる重合
体とする場合にも本発明に係る紡糸口金は有用である。
また、本発明に係る紡糸口金は、第−複合孔の吐出端を
第2複合孔に対し偏心させる偏心複合手段を併用するこ
ともできる。
第2複合孔に対し偏心させる偏心複合手段を併用するこ
ともできる。
[実施例コ
重合体Aとして、酸化チタンを0.4重量%分散添加し
た@酸相対粘度2.63のナイロン6ポリマを用い、一
方、重合体Bとして、導電性カーボンブラックを35重
量%分散添加したナイロン6ポリマを用い、それぞれ2
90℃で溶融、濾過後、第1〜3図に示す複合紡糸口金
(絞り部の扇形中心角度θ1=280度)を用いて芯層
、中間層、鞘層の複合比(断面積比)=25:10:6
5になるように複合紡糸し、冷却、給油後700m/分
で巻取った。得られた未延伸糸を170℃の熱板で3.
4倍に延伸し、25.0デニール、3フイラメントの複
合繊維糸条を得た。
た@酸相対粘度2.63のナイロン6ポリマを用い、一
方、重合体Bとして、導電性カーボンブラックを35重
量%分散添加したナイロン6ポリマを用い、それぞれ2
90℃で溶融、濾過後、第1〜3図に示す複合紡糸口金
(絞り部の扇形中心角度θ1=280度)を用いて芯層
、中間層、鞘層の複合比(断面積比)=25:10:6
5になるように複合紡糸し、冷却、給油後700m/分
で巻取った。得られた未延伸糸を170℃の熱板で3.
4倍に延伸し、25.0デニール、3フイラメントの複
合繊維糸条を得た。
得られた複合繊維の中間層の露出割合は33%であり、
この露出割合は、紡出孔毎のばらつきも、また、繊維の
長手方向によるばらつきも極めて小さく、安定した複合
形態の繊維を得ることができた。
この露出割合は、紡出孔毎のばらつきも、また、繊維の
長手方向によるばらつきも極めて小さく、安定した複合
形態の繊維を得ることができた。
[発明の効果]
本発明に係る偏心複合用紡糸口金は、紡糸口金の製作お
よび組立てカ(容易で、かつ、紡糸操作も容易であるの
で、中間層を任意の形態に容易に偏心させることができ
、さらに、その複合形態のばらつきの小さい優れた偏心
複合繊維を安定して得ることができる。
よび組立てカ(容易で、かつ、紡糸操作も容易であるの
で、中間層を任意の形態に容易に偏心させることができ
、さらに、その複合形態のばらつきの小さい優れた偏心
複合繊維を安定して得ることができる。
第1〜5図はいずれも、本発明に係る偏心複合用紡糸口
金の実施態様を例示する図である。第1図は、この紡糸
口金を紡糸パックに組込んで複合紡糸する状態を模式的
に示す部分縦断面図、第2図は、下口金板3の上面図、
第3図は第2図における曲線■−■に沿った断面図をそ
れぞれ示す。 第4図は第3図と同じ部分を示す断面図で別の実施態様
を示すものであり、第5図は別の実施態様における下口
金板3の上面図である。 第6図は本発明に係る偏心複合用紡糸口金を用いて得ら
れる偏心三層複合繊維を例示する繊維横断面図である。 1:上口金板部 11:芯成分吐出孔12:鞘
成分第一流下孔 13:中間成分流下孔2:中口金板部
21:第一複合孔22:鞘成分第二流下孔 3:下口金板部 31:第二複合孔32:鞘成
分流路 33:絞り部θ1:絞り部の扇形中心角
度
金の実施態様を例示する図である。第1図は、この紡糸
口金を紡糸パックに組込んで複合紡糸する状態を模式的
に示す部分縦断面図、第2図は、下口金板3の上面図、
第3図は第2図における曲線■−■に沿った断面図をそ
れぞれ示す。 第4図は第3図と同じ部分を示す断面図で別の実施態様
を示すものであり、第5図は別の実施態様における下口
金板3の上面図である。 第6図は本発明に係る偏心複合用紡糸口金を用いて得ら
れる偏心三層複合繊維を例示する繊維横断面図である。 1:上口金板部 11:芯成分吐出孔12:鞘
成分第一流下孔 13:中間成分流下孔2:中口金板部
21:第一複合孔22:鞘成分第二流下孔 3:下口金板部 31:第二複合孔32:鞘成
分流路 33:絞り部θ1:絞り部の扇形中心角
度
Claims (2)
- (1)芯成分吐出孔11と鞘成分第一流下孔12と中間
成分流下孔13とが穿設された上口金板部1;前記芯成
分吐出孔からの芯成分ポリマと前記中間成分流下孔から
の中間成分ポリマとを芯鞘型複合せしめる第一複合孔2
1と、前記鞘成分第一流下孔と連通する鞘成分第二流下
孔22とが穿設された中口金板部2;および、前記第一
複合孔と対応する位置の第二複合孔31と、該第二複合
孔の外周近傍位置に前記鞘成分第二流下孔からの鞘成分
ポリマを流送する鞘成分流路32と、該鞘成分流路と前
記第二複合孔とを連結せしめる絞り部33とが穿設され
た下口金板部3とから構成される複合用紡糸口金であっ
て、かつ、前記絞り部が前記第二複合孔の外周の一部分
にのみ穿設されていることを特徴とする偏心複合用紡糸
口金。 - (2)前記絞り部の扇形中心角度θ_1が180度以上
であることを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の
偏心複合用紡糸口金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15638485A JPS61132612A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 偏心複合用紡糸口金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15638485A JPS61132612A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 偏心複合用紡糸口金 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59249713A Division JPS61132624A (ja) | 1984-11-28 | 1984-11-28 | 高導電性複合繊維 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61132612A true JPS61132612A (ja) | 1986-06-20 |
Family
ID=15626571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15638485A Pending JPS61132612A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 偏心複合用紡糸口金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61132612A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS551337A (en) * | 1978-06-15 | 1980-01-08 | Toray Ind Inc | Electrically conducitive synthetic fiber and its production |
JPS5537602A (en) * | 1978-09-06 | 1980-03-15 | Nec Corp | Circuit used for simulation of integrated-circuit element |
-
1985
- 1985-07-16 JP JP15638485A patent/JPS61132612A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS551337A (en) * | 1978-06-15 | 1980-01-08 | Toray Ind Inc | Electrically conducitive synthetic fiber and its production |
JPS5537602A (en) * | 1978-09-06 | 1980-03-15 | Nec Corp | Circuit used for simulation of integrated-circuit element |
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