JPS61132256A - ダイカスト鋳造機における製品取出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、鋳造成形された製品（鋳造品）を、ダイカス
ト鋳造機の鋳造サイクルと連動させて金型から自動的に
取出すために利用される製品取出装置に関するものであ
る。

〈従来の技術〉 一般に、此種ダイカスト鋳造機における製品取出装置は
、搬送用レール上を往復走行させる走行手段と、この走
行手段を構成する走行用テーブル上において前記レール
方向に対して直交する方向に前後動さぜる前後追従手段
と、このｔＪｍ追従手段を構成する追従用ベッドに取付
けて上下動させる昇降手段と、この昇降手段を構成する
昇降用！Ｉ！ｉ腕の下端に取付けて製品を掴持させる掴
持手段及びこの掴持手段により掴持された製品を反転さ
せる反転手段とから構成し、前記各手段を作動油の供給
により作動させる様にした油圧式のものである。

しかし乍ら、各手段の駆動源となる油圧モーター又は油
圧シリンダー等の種々の油圧機器に接続されている油圧
ホース（高圧ゴムホース）の配管系統に油漏れが発生し
たり、配管系統の所定場所に接続配置されている速度調
整弁、リリーフ弁、減圧弁、切換弁等の種々の制御機器
等が正常に働かないなどの故障が多発し、鋳造作業に悪
影響を及ぼしているのが現状であった。

又、隆理時や日常の保守点検時には製品取出装置を構成
する各手段のみならずそれら各手段に接続されている油
圧ボースの複雑な配管系統及び種々の制御１機器（付属
機器）全てをチェックし、まければならないため、修理
や保守点検が面倒で手間が掛るといった不便を有し、更
に種々の制御機器の配置によって製品取出装置全体が複
雑となり且つ大型なものになっていた。

〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明が解決しようとする技術的課題は、故障等が少な
く、保守点検を簡便に行ない得る様にすると共に、製品
取出装置を構成する各手段の動作速度を増速させてダイ
カスト鋳造機の鋳造サイクル（１サイクル動作毎）をよ
り一層の短縮させ、鋳造作業の向上を図り得る様にする
ところにある。

く問題点を解決するための手段〉 問題を解決するために本発明が講じる技術的手段は、製
品取出装置を構成する各手段を電気で作動させると共に
、それら各手段の動作を電気制御で作動させることを特
徴とする。

〈作用〉 本発明は、製品取出装置を構成する各手段を電気で作動
させ且つそれらの動作を電気制御で迅速に動作させてダ
イカスト鋳造機から製品を取出す。

〈実施例〉 本発明の実施の一例を図面に基づいて説明すると、図中
（Ａ）はダイカスト鋳造１１．（Ｂ）は製品取出装置、
（Ｃ）はダイカスト鋳造機（Ａ）の固定盤（ａｌ）上か
ら製品取出し場所（Ｄ）上方に向けて横架設置した搬送
用レールであり、該レール（Ｃ）上に製品取出装置！（
Ｂ）を走行可能に８２　ｆｆｉし、該装置（Ｂ）をダイ
カスト鋳造１２１（Ａ）の鋳造サイクル（１サイクル動
作毎）と連動させて電気で作動させ、鋳造成形された製
品（ａ　）を取出して製品取出し場所（Ｄ）に搬送させ
る。

製品取出装置（Ｂ）は、搬送用レール（Ｃ）上を往復走
行させる走行手段（１）と、この走行手段（１）を構成
する走行用テーブル（１０１）上において前記レール（
Ｃ）方向に対して直交する方向に前後動させる前後追従
手段（２）と、この前後追従手段（２）を構成する追従
用ベッド（２０１）に取付けて上下動させる昇降手段（
３）と、この昇降手段（３）を構成する昇降用垂直腕（
３０１）に取付けて製品（ａ　）を掴持させる掴持手段
（４）及びこの掴持手段（４）により掴持された製品（
ａ　）を反転させる反転手段（５）とから構成する。

走行手段（１）は、ダイカスト鋳造１１（Ａ）側から製
品取出し場所（Ｄ）側へと往復走行する動作をなすもの
で、走行用テーブル（１０１）と、このテーブル（１０
１）上に載設した走行用電動モーター（１０２）と、こ
のモーター（１０２）とタイミングベルト（１０３）を
介して連係せしめたウオーム減速機（１０４）と、この
減速機（１０４）とローラーチェーンカップリング（１
０５）を介して連係せしめた回転方向を変換するマイク
ギアボックス（１０６）と、このギアボックス（１０６
）より走行用テーブル（１０１）の下面に向けて貫通突
出させた駆動軸（１０７）に軸着した走行用ビニオン（
１０８）と、このビニオン（１０８）と噛合させて搬送
用レール（Ｃ）上略全長に渉り設置した走行用ラック（
１０９）と、走行用テーブル（１０１）の下面に取付け
た走行車輪（１１０）　、ガイド車輪（１１１）　　（
１１２）とから構成し、走行用電動モーター（１０２）
の作動により搬送用レール（Ｃ）上を往復走行させる。

前後追従手段（２）は、ダイカスト鋳造機（Ａ）の押出
し装置（図示セズ）の動作と連動して前進移動すると共
に、走行手段（１）の動作により製品（ａ）を製品取出
し場所（Ｄ）に搬送する際には後退移動する動作をなす
もので、走行手段（１）の走行用テーブル（１０１）上
において前後直動する追従用ベッド（２０１）と、この
ベッド（２０１）を前後直動させる駆動部となる一対の
ボールナツト（２０２）及びボールネジ（２０３）と、
このボールネジ（２０３）にタイミングベルト（２０４
）を介して回転動力を伝達する追従用電動モーター（２
０５）と、追従用ベッド（２０１）を直動走行させるた
めの走行部となる一対のガイドレール（２０６）とこの
レール（２０６）にスライド可能に嵌合係止させるスラ
イダー（２０７）とから構成する。

追従用ベッド（２０１）は、横長の平面矩形で断面略Ｈ
型に形成したもので、その水平壁の裏面における両側垂
直壁近傍にガイドレール（２０６）を長手方向全長に夫
々取付配置すると共に、水平壁裏面の短手方向中心にお
ける後部側には軸孔（２０８）を有する取付部材（２０
９）を介してポールナツト（２０２）を取付ける。

一方、追従用ベッド（２０１）を前後動可能に載置する
走行用テーブル（１０？）上における前記両ガイドレー
ル（２０６）と対応させた前後部には該レール（２０６
）をスライド可能に嵌合係止させるスライダー（２０７
）を夫々取付配置すると共に、両側スライダー（２０７
）間における前後中心部には軸受（２１０）を夫々取付
配置してそれら前後部の軸受（２１０＞間に渉りボール
ネジ（２０３）を横架し、このボールネジ（２０３）に
前記ポールナツト（２０２）を螺嵌連結して前記ガイド
レール（２０６）とスライダー（２０７）との嵌合係止
どによって追従用ベッド（２０１）を走行用テーブル（
１０１）上に前後動可能に載置する。

また、走行用テーブル（１０１）上における走行用電動
モーター（１０２）及びウオーム減速機（１０４）が取
付配置された反対側の後部には追従用電動モーター（２
０５）を取付配置して該モーター（２０５）のプーリー
（２１１）と前記ボールネジ（２０３）のプーリー（２
１２）とに渉りタイミングベルト（２０４）を巻回張設
せしめて追従用電動モーター（２０５）とボールネジ（
２０３）とを連係せしめる。

斯る前後追従手段（２）は追従用電動モーター　（２０
５）でもってボールネジ（２０３）を正逆駆動回転させ
て、該ボールネジ（２０３）の回転方向に伴なうポール
ナツト（２０２）の前後移動によって追従用ベッド（２
０１）を搬送用レール（Ｃ）のレール方向に対して直交
させた前後方向に直動動作させる様にしたものである。

昇降手段（３）は、走行手段（１）が搬送用レール（Ｃ
）上を往復走行する際においては上界停止し、關持手段
（４）による製品（ａ）の取出し掴持時及び製品＜ａ　
）を製品取出し場所（Ｄ）に掴持搬送せしめて該取出し
場所（Ｄ）に置く際には下降停止する動作をなすもので
、前記追従用ベッド（２０１）の先端において上下動さ
せる昇降用垂直腕（３０１）と、この垂直腕（３０１）
の筒方向外側に取付ける昇降用ラック（３０２）と、こ
のラック（３０２）に噛合させる胃降用ビニオン（３０
３）と、このビニオン（３０３）に伝達シャフト（３０
４）を介して回転動力を伝達する界降用電動七−ター（
３０５）と、このモーター（３０５）にタイミングベル
ト（３０６）を介して連係せしめるウオーム減速機（３
０７）とから構成する。

昇降用垂直腕（３０１）は、所定の内径を有し且つ所定
の長さを有する長尺筒状に形成したものであり、その筒
方向外側に略全長に渉る昇降用ラック（３０２）を取付
け、このラック（３０２）を上記追従用ベッド（２０１
）側に位置させて該追従用ベッド（２０１）先端の支持
ケース（３０８）内に上下動可能に嵌挿する。尚この際
昇降用ラック（３０２）を支持ケース（３０８）内に内
蔵された昇降用ビニオン（３０３）に噛合係止する。

伝達シャフト（３０４）は、追従用ベッド（２０？）の
水平壁上面に夫々取付配置した前後の軸受（３０９）間
に渉り横架せしめてその前端（先端）を上記支持ケース
（３０８）内に貫通突出させ、その突端部に昇降用ビニ
オン（３０３）を一体状に軸着して該ビニオン（３０３
）を支持ケース（３０８）内に内蔵する。

また、この伝達シャフト（３０４）の後端には連係用歯
車（３１０）を軸着して追従用ベッド（２０１）の水平
壁上面に昇降用電動モーター（３０５）と共に重合配置
したウオーム減速機（３０７）の駆動歯１！（３＋１）
に噛合連係せしめる。

斯る昇降手段（３）は、昇降用電動モーター（３０５）
からの回転助力をウオーム減速段（３０７＞　、噛合け
る両歯車（３１１）　　（３１０）及び伝達シャフト（
３０４）それらを介して昇降用ビニオン（３０３）に伝
達し、該ピニオン＜　３０３）と噛合せる昇降用ラック
（３０２）の上下移動でもって昇降用垂直腕（３０１）
を昇降動作させる様にしたものである。

掴持手段（４）は、ダイカスト鋳造機（Ａ＞の押出し装
置（図示セズ）の動作と連動して該装置の動作によって
、例えば可動金型のキレビティ部から押出された製品（
ａ　）の押湯（ビスケット）部分（ａｌ）を掴み製品（
ａ　）を起立状に支持すると共に、製品取出し１９所（
Ｄ）において反転手段（５）の動作と連動して製品（ａ
　）の押湯（ビスケット）部分（ａｌ）を放す動作をな
すもので、左右一対のチャック（４０１）と、このチャ
ック（４０１）を駆動動作させる掴持用電動モーター（
４０２）と、このモーター（４０２）の動力を前記チャ
ック（４０１）に伝達する連係歯車（４０３）　、掴持
用伝達シャフト（４０４）　、かさ歯車（４０５）　　
（４０６）（４０７）　ｕ及びスクリュウシャフト（４
０８）とから構成する。

チャック（４０１）は、製品（ａ　）の押湯部分くａｌ
）を直接掴ませる左右一対のチャック爪（４０９）を左
右一対の揺動腕（４１０）の先端に相対峙させて夫々取
付けると共に、その両揺動腕（４１０）の後端に切欠開
口した切欠凹部（４１１）内には左右一対の動作板（４
１２）の一端を枢軸（４１３）で夫々嵌合枢着せしめて
形成し、前記左右一対の揺動腕（４１０）を侵述する反
転用フレーム（５０１）に左右の支持板（４１４）を介
して夫々揺動可能に取付けて該反転用フレーム（５０１
）と下部ケース（１０）とを介して昇降用垂直腕（３０
１）の下端に装着する。

上記下部ケース（１０）は、平面矩形状で窓口（１１）
を開口した水平板（１２）と、下端縁を半円弧状に載面
せしめて全本形状を制面略Ｕ字形に形成し、上端を水平
板（１２）の左右短辺縁に取付けて該左右短辺縁に垂設
した左右両側板（１３）と、この両側板（１３）の上端
を除く外周縁に沿う略Ｕ字形に折り曲げて両側板（１３
）間の間口部を周設被包せしめた周設板（１４）とでボ
ックイ状に形成したもので、水平板（１２）を上記昇降
用垂直腕（３０１）の下端に取付けて該下端に固設する
。

また、この下部ケース（１０）の両側板（１３）の円弧
下端縁を描く中心部には夫々軸受（２０）を嵌合内蔵せ
しめ、その両軸受（２０）間に渉り回転シャツ１−（３
０）を外８ＩＳ貫通状に横架する。

掴持用電動モーター（４０２）は、上記昇降用垂直腕（
３０１）の上端に上部ケース（４０）を介して立設配置
せしめ、上部ケース（４０）内に突出させた駆動軸（４
１５）には駆動歯車（４１６）を軸着する。

上部ケース（４０）は、所定の大きさに形成した平面矩
形状の上下板（４１）　　（４２）と、この上下板（４
１）　　（４２）の外周縁間に起立周設した帯状の周設
板（４３）とで薄幅のボックス状に形成したものであり
、下部板（４２）を昇降用垂直腕（３０１）の上端に取
付けて該上端に正面Ｔ字状に固設ぜしめて上部板（４１
）の−側短辺個上面に掴持用電動モーター（４０２）を
取付配置する。

掴持用伝達シャフト（４０４）は、上記昇降用垂直腕（
３０１）内を貫通して上下ケース（１０）（４０）内に
渉る長さに形成したものであり、昇降用垂直腕（３０１
）の上下端部に夫々内蔵せしめた上下の軸受（４１７）
間に渉り軸架せしめてその下端を下部ケース（１０）内
に横架せる回転シャフト（３０）近傍に向けて突出させ
ると共に、上端を上部ケース（４０）内の駆動歯車（４
１６）側方に向けて突出位置さぜ、その突端部に連係歯
車（４０３）を軸着せしめて前記駆動歯車（４１６）に
噛合連係せしめる。

また、下部ケース（１０）内に突出さ「た掴持川伝ヱシ
ャフト（４０４）の下端部には第１かざ歯車（４０５＞
を軸着し、回転シャフト（３０）に軸受（４１８）を介
してフリー回転可能に庫表装着した第２かさ歯車（４０
６）に噛合連係せしめる。

スクリュウシャフト（４０８）は、軸方向半分を大径螺
子軸（４１９）とした段付きシャフトであり、その大径
螺子軸（４１９）を除いた小径軸部（４２０）を上記掴
持用伝達シャフト（４０４）の軸芯延長線上に位置せる
反転用フレーム（５０１）にスクリュウ受金具（４２１
）を介して貫通状に取付けると共に、小径軸部（４２０
）の端部を下部ケース（１０）の周設板（１４）に開口
した窓口（１５）より該下部ケース（１０）内の第２か
さ歯車（４０６）側方に向けて突出位置させ、その突端
部に第３かさ歯車（４０７）を軸着せしめて前記第２か
さ歯車（４０６）に噛合連係せしめる。尚、周設板（１
４）に開口した窓口（１５ンの開口形状は反転手段（５
）の反転動作に伴うスクリュウシャフト（４０ｇ）の移
動範囲に対応させる。

また、スクリュウシャフト（４０８）の大径螺子軸（４
１９）には該シャフト（４０８）の正逆回転に伴なって
その軸方向に往復移動してチャック（４１０）を動作さ
せる駆動体（４２２）を螺合装着する。

この駆動体（４２２）は、スクリュウシャフト（４０８
）の大径螺子部（４１９）に螺合する鍔付ナツト（４２
３）と、このナツト（４２３）の外周に被嵌固着せしめ
た部方向両側に連結片（４２４）を一体に有する外［（
４２５）とで形成したものであり、外筒（４２５）の両
側連結片（４２４）にチャック（４０１）を構成する左
右一対の動作板（４１２）の他端を枢軸（４２６）で夫
々枢着連結せしめる。

斯る掴持手段（４）は、掴持用電動モーター（４Ｑ２）
の動力を上部ケース（４０）内の駆動歯車（４１６ンよ
り連係歯車（４０３）に伝え、その連係歯車（４０３）
に伝えられた助力を昇降用垂直腕（３０１）内を介して
下部ケース（１０）に渉り軸架した掴持用伝達シャフト
（４０４）で下部ケース（１０）内の第１かさ歯車（４
０５）　、第２かさ歯車（４０６）及び第３かさ歯車（
４０７）に伝えてスクリュウシャフト（４０８）を駆動
回転させ、そのスクリュウシャフト（４０８）の正逆回
転に伴なう駆動体（４２２）の移動方向によってチャッ
ク（４０１）が製品（ａ　）の押湯部分（ａｌ）を掴む
動作（第７図）をなしたり、放す動作（第８図）をなす
様にしたものである。

反転手段（５）は、悶持手段（４）のチャック（４０１
）によって製品＜ａ　＞の押湯部分（ａｌ）を掴み支持
する場合には昇降用垂直腕（３０１）に対して略直角に
なる様に動作停止せしめると共に、製品取出し場所（Ｄ
）において前記チャック（４０１）が製品（ａ　＞の押
湯部分（ａｌ）を放す場合には昇降用垂直腕（３０１）
の部方向に略−直線に傾く様に動作停止Ｖしめる動作を
なすもので、反転用フレーム（５０１）と、この反転用
フレーム（５０１）を駆動動作さぜる反転用電動モータ
ー（５０２）と、このモーター（５（＞２）の動力を前
記反転用フレーム（５０１）に伝達する連係歯車（５０
３）　、反転用伝達シャフト（５０４）及びかさ歯車（
５０５）（５０６）とから構成する。

反転用フレーム（５０１）は、下部ケース（１０）の両
側板（１３）間の幅より長く形成した反転支持板（５０
７ンと、この支持板（５０７）の両側短辺縁に同一方向
に突出させて取付けた左右両側の腕板（５０８）とで略
コの字形に形成したものであり、その両側腕板（５０８
）の開放端部を下部ケース（１０）の両側板（１３）よ
り夫々突出せる回転シャフト（３０）の両側突端部に一
体状に軸着せしめ、該回転シャフト（３０）の駆動回転
によって下部ケース（１０）の円弧下端縁側方に沿い反
転揺動する様に装着する。

反転支持板（５０７）は、チャック（４０１）構成部材
及びスクリュウシャフト（４０８）を支持させるための
もので、下部ケース（１０）内に突出せる掴持用伝達シ
ャフト（４０４）の軸芯延長線上にはスクリ１ウシャフ
シト（４０８）を回転可動に支持する軸受（４２７）を
内蔵したスクリ１つ受金具（４２１）を貫通状に装着す
ると共に、そのスクリュウ受金具（４２１）を中心とす
る左右対称位置には左右一対の揺動腕（４１０）を枢軸
（４２８）で装着した左右の支持板（４１７１）を夫々
取付ける（第７図、第８図）。

反転用電動モーター（５０２）は、昇降用垂直腕（３０
１）上端の上部ケース〈４０）上面における他側短辺側
、即ら掴持用電動モーター（４０２）と隣り合わせた上
部ケース（４０）の上部板（４１）上に立設配置せしめ
、上部ケース（４０）内に突出させた駆動軸（５０９）
には駆動歯車（５１０）を軸着する。

反転用伝達シャフト（５０４）は上述した掴持用伝達シ
ャフト（４０４）と同様に昇降用垂直腕（３０１）の上
下端部に内Ｍされた上下の軸受（５１１）間に渉り軸架
せしめて上部ケース（４０）内に突出させた上端部には
連係歯車（５０３）を軸着せしめると共に、下部ケース
（１０）内に突出ざ呟た下端部には反転用第１かざ歯車
（５０５）を軸着せしめて該かさ歯車（５０５）を下部
ケース（１０）内の回転シャフト（３０）に−像状に軸
着した反転用第２かさ歯車（５０６）に噛合連係せしめ
る。

斯る反転手段（５）は、反転用電動モーター（５０２）
の動力を上部ケース（４０）内の駆動歯車（５１０）よ
り連係歯＠　（５０３）に伝え、その連係歯車（５０３
）に伝えられた助力を反転用伝達シャフト（５０４）で
下部ケース（１０）内の反転用第１かさ歯車（５０５）
　、第２かざ歯車（５０６）に伝えて回転シャフト（３
０〉を駆動回転させ、その回転シャフト（３０）に伝わ
った正逆回転によって反転用フレーム（５０１）を昇降
用垂直腕（３０１）に対して略直角に動作停止（第９図
の実線）させたり、昇降用垂直腕（３０１）の部方向に
略−直線に動作停止（第９図の二点鎖線）させる様にし
たものである。

尚、図中（６０１）　　（６０２）　　（６０３ン　（
６０４）（６０５）は上記各手段（１）（２）（３）（
４）（５）の回転駆動部、或いはその駆動部に歯車（５
０）等の連係手段を介して個々に取付配置したエンコー
ダであり、この各エンコーダ（６０１）（６０２）　　
（６０３）　　（６０４）　　（６０５）でもって各手
段（１）（２ン　（３）、（４）（５）の設定された個
々の動作範囲を電気的に制御せしめてそれら各手段（１
）（２＞（３）（４）（５）を迅速に動作させると共に
、設定された動作範囲内で精度よく作１ＦＪＪ停止させ
る様にする。

断る実施例はダイカスト鋳造機（Ａ）の鋳造１ナイクル
（１サイクル動作毎）と連動させた従来周知の動作順で
各手段（１）（２）（３）（４）（５）を電気で作動さ
Ｉ！月つそれらの動作を個々に取付配置したエンコーダ
（１３０１）（６０２）　　（６０３）　　（６０４）
　　（６０５）で電気的に制御するといった電動式の製
品取出装恢（８）として、鋳造成形された鋳造成形品（
ａ　）を各手段（１）（２）（３）（４，）（５）の動
作速度を増した迅速な動作で６ってダイカスト鋳造！３
１（Ａ）の例えば可動金型より取出し且つ製品取出し場
所（Ｄ）に搬送する（薬にしたものである。図中（１６
）は下部ケース（１０）に開口した窓口（１５）を反転
用フレーム（５０１）の反転動作に伴なって常時閉鎖す
る鋤らきをなすスライド板であり、該スライド板（１６
）は周設板（１４）の円弧内周面に設けた左右のがイド
レール仮（１７）に沿ってスライド移動するものであり
、（７）は昇降用垂直腕（３０１）を嵌挿支持させた追
従用ベッド（２０１）先端の支持ケース（３０８）に、
追従用ベッド（２０１）の長手方向に突出させた状態で
取付配置した安全フック用電動モーターであり、該モー
ター（７）は昇降用垂直腕（３０１）の上昇停止時にお
いて先端のロックビン（７０１）を昇降用ラック（３０
２）に開孔されたロック孔（７０２）内に挿入させる如
く動−作、即ち掴持手段（４）によってダイカスト鋳造
ｇ３１（Ａ）から製品（ａ）を掴持せしめて取出した後
、昇降用垂直腕（３０１）を上昇停止させての製品取出
し場所（Ｄ）への搬送中に何等かの支障を来たして昇降
用垂直腕（３０１）が下降しない様に昇降用ラック（３
０２）と昇降用ビニオン（３０３）との噛合係止どとも
に昇降用垂直腕（３０１）を上界停止［位首にロック係
１しする如くロックピン（７０１）をロック孔（７０２
＞に挿入ぜしめると共に、昇降用垂直腕（３０１）の下
降時にはロックビン（７０１）を引き扱く動作をなすも
のである。

尚、走行手段（１）と該走行手段（１）が走行する搬送
用レール（Ｃ）とには非常停止用近接スイッチ等の安全
装置（８）を取付装備することは言うまでもない。

〈発明の効果〉 本発明は叙上の如く、ダイカスト鋳造機の上方に横架設
置された搬送用レール上を往復走行させる走行手段と、
この走行手段を構成する走行用テーブル上において前記
レール方向に対して直交する方向に前後動させる＃侵追
従手段と、この前後追従手段を構成する追従用ベッドに
取付けて上下動させる走行手段と、この昇降手段を構成
する昇降用垂直腕に取付けて製品を掴持させる掴持手段
及びこの掴持手段により掴持された製品を反転させる反
転手段とから構成して成り、＃Ｊｌ各手両手段気で年初
させると共に、それらの動作を電気制御で作動させて鋳
造成形された成形品を自動的に取出す電動式としたので
、従来の油圧式の様に故障等が多発する恐れはなく、し
かも各手段の動作を個々に制御するための制ｍｔｉ器（
付屈機器）等を設けなくてもよいため、修理時や日常の
保守点検等が簡便に行なうことができると共に、製品取
出装置全体がコンパクトになる。

又、製品取出装置を構成する各手段を電気で作動させる
様にしたので、従来の油圧式のものに比べて各手段の動
作速度を増速出来る。従ってダイカスト鋳造機の鋳造サ
イクル（１サイクル動作毎）をより一層短縮させ、鋳造
作業の向上を図り得るため、生産性を大幅にアップ出来
る。

依って所期の目的を達成し得る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施の一例を示し、第１図は本発明の製
品取出装置を装備して示すダイカスト鋳造機の正面図、
第２図は本発明の製品取出装置を拡大して示す正面図、
第３図は同側面図で一部切欠して示す、第４図は同平面
図で一部切欠して示す、第５図は第４図の（Ｖｌ　−（
Ｖ）線縦断正面図、第６図は第５図の（Ｖｌ）−（１線
縦断側面図、第７図は第３図の（Ｖｌ）−（Ｖｌ）線拡
大断面図で一部長さを省略して示す、第８図は同図の一
部を示す断面図、第９図は第７図の（ＩＸ）−＜ＩＸ）
線拡大断面図でチャックを支持せる反転用フレームを昇
降用垂直腕に対して略直角にした状態を示す、第１０図
は第４図の（Ｘ）−（Ｘ）線拡大断面図である。 図中 （Ａ）・・・ダイカスト鋳造機　　（ａ　）・・・製品
（Ｂ）・・・製品取出装置　（１）・・・走行手段（２
）・・・前後追従手段　（３）・・・昇降手段（４）・
・・掴持手段　　　（５）・・・反転手段（Ｃ）・・・
搬送用レール ＜Ｄ＞・・・製品取出し場所

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ダイカスト鋳造機の上方に横架設置された搬送用レール
   上を往復走行させる走行手段と、この走行手段を構成す
   る走行用テーブル上において前記レール方向に対して直
   交する方向に前後動させる前後追従手段と、この前後追
   従手段を構成する追従用ベッドに取付けて上下動させる
   昇降手段と、この昇降手段を構成する昇降用垂直腕に取
   付けて製品を掴持させる掴持手段及びこの掴持手段によ
   り掴持された製品を反転させる反転手段とから構成して
   成り、前記各手段を電気で作動させると共に、それらの
   動作を電気制御で作動させることを特徴としたダイカス
   ト鋳造機における製品取出装置。