JPS61130885A - モ−ルド内溶融金属レベルの測定方法及び装置 - Google Patents

モ−ルド内溶融金属レベルの測定方法及び装置

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Publication number
JPS61130885A
JPS61130885A JP59253528A JP25352884A JPS61130885A JP S61130885 A JPS61130885 A JP S61130885A JP 59253528 A JP59253528 A JP 59253528A JP 25352884 A JP25352884 A JP 25352884A JP S61130885 A JPS61130885 A JP S61130885A
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ultrasonic
molten metal
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ultrasonic wave
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JP59253528A
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Hajime Takada
一 高田
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、モールド内溶融金属レベルの測定方法及び装
置に係り、特に鋼の連続鋳造におけるモールド内の溶鋼
レベルを測定する際に用いるのに好適な、超音波を送信
し、その反射波を受信することにより、溶融金属レベル
を測定するモールド内溶融金属レベルの測定方法及び装
置の改良に関する。
【従来の技術】
綱等の金属連Vc鋳造において、モールド内の溶融金属
、例えば溶鋼のレベルを正確に把握することは、安定な
鋳込み及び鋳造された鋳片の良好な品質の維持にとって
極めて重要であり、現在様々な測定技術が存在している
。該測定技術の中で代表的なものとしては、以下のもの
が挙げられる。 (1)モールドに複数の熱電対ある訃は感温素子を埋込
み、該熱電対あるいは該感温素子により測定されたモー
ルドの上、下方向の温度分布から溶鋼レベルを測定する
、例えば、特開昭55−147469に示された測定 
   )方法。 (2)渦電流による距離測定原理を用いて測定する、例
えば、特開@5B−3763に示されだ測定方法。 (3)モールドの側壁に励磁コイル及び検出コイルを設
置し、該検出コイルのインピーダンス変化から溶鋼レベ
ルを測定する、例えば、特開昭58−53363に示さ
れた測定方法。 (4)Ig極又は抵抗線を溶鋼に浸漬させ、電極とモー
ルド壁との導通、あるいは、定電流電 ′源、抵抗線、
溶鋼、及びモールド壁等から構成される電気回路の抵抗
変化を検出して溶鋼レベルを測定する、例えば、特開昭
57−19137.及び、特開昭57−169626に
示された測定方法。 (5)モールドを挾んで、一方に放射線源を、他方に検
出器を設置し、放射線の!f3i量から溶鋼レベルを測
定する、例えば、特開昭57−173722に示された
測定方法。 (6)モールド内の濡面を斜め上方から撮影するように
、モールドの上方にテレビカメラを設置し、このテレビ
カメラの捉えた映像信号から溶鋼レベルを測定する、例
えば、特開昭58−29558に示された測定方法。 (7)超音波送受信子をWI数個モールドの上下方向に
取付けるか、あるいは埋込み、超音波をモールド内壁(
溶鋼側)に向けて送信し、モールド内壁で反射して超音
波送受信子へかえる超音波エコーの強度を測定するか、
あるいは、対向するモールドに取付けられた、超音波送
受信子への超音波エコーの透過量を測定することにより
溶鋼のレベルを測定する、例えば、特開昭48−181
23、特開昭57−159251に示された測定方法。
【発明が解決しようとする問題点】
しかしながら、これらの従来の測定方法には、以下で述
べる問題点があった。 即ち、(1)のモールドの上下方向の温度分布から溶鋼
レベルを測定する測定方法では、熱電対や感温素子の設
置のピッチで測定精度が決まり、測定精度を上げるため
には、多数の熱電対や感温素子が必要で、測定設備が大
がかりで、設置・維持にかかるコストが大きい。又、溶
鋼レベルの変動によるモールド内の温度分布にかなりの
遅れがあり、応答速度が遅い。 又、(2)の渦′11iによる測定方法では、周囲に磁
性体が近づくと磁界に乱れが生じ、測定値に大きな誤差
が生ずる。 又、(3)の検出コイルのインピーダンスで測定する測
定方法では、モールド壁の加工及びその加工精度が検出
精度に重大な影響を及ぼす。 又、(4)の電極又は抵抗線を溶鋼に浸漬する測定方法
では、電極や抵抗線を直接、溶鋼に浸漬するため、測定
子に損耗が起こるのを避けられず保守性に問題がある。 又、溶鋼表面にモールドパウダが存在すると、その電気
特性が検出精度に影響を及ぼす。 又、(5)の放射線の透過量から溶鋼レベルを測定する
測定方法では、放射線の漏洩の可能性があり、安全性に
問題がある。 又、(6)のテレビカメラの映像信号による測定方法で
は、溶鋼の火炎等による光学的外乱によって前記映像信
号による画像が乱れ、それによって大きな測定誤差を生
ずることがあり、又、溶鋼の表面に溶融していないモー
ルドパウダが存在する場合、この未溶融のモールドパウ
ダの発光量が溶鋼よりも極めて小さいため、前記画像に
は該未溶融のモールドパウダが暗点として捉えられ、こ
れが、モールドと溶鋼の境界線の近傍に存在する場合、
該モールドと溶鋼の境界が画像から識別できなくなる。 又、(7)の超音波送受信子を複数個モールドに取付け
る測定方法では、モールドに多数の超音波送受信子を取
付けるか、あるいは埋込む必要があり、測定系が煩雑に
なるほか、保守性が悪い。
【発明の目的】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであ
って、簡潔な測定系で、外乱に強く、高応答速度で、し
かも精度良く、モールド内の溶融金属レベルを測定でき
る方法及び装置を提供することを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
本発明は、超音波を送信しその反射波を受信することに
よって溶融金属レベルを測定するモールド内溶融金屈レ
ベルの測定方法において、第1図にその要旨を示す如く
、モールド上方より、該モールド内溶融金属表面、及び
、前記超音波の伝播経路上に挿入、離脱される超音波反
射体へ向けて略垂直に空気中へ超音波を送信し、該超音
波が送信されてから前記溶融金属表面で反射され受信さ
れるまでの第11I&11及び、該超音波が送信されて
から前記超音波反射体で反射され受信されるまでの第2
時間を計測し、該第2時間から求められる音速を用いて
、第1時間よりモールド内の溶融金属のレベルを測定す
ることにより前記目的を達成したものである。 又、本発明は、超音波を送信しその反射波を受信するこ
とによって溶融金属のレベルを測定するモールド内溶融
金属レベルの測定装置において、モールド上方に設けら
れた、該モールド内の溶融金属表面へ向けて略垂直に空
気中へ超音波を送信する超音波送信手段と、該超音波送
信手段に電気パルスを印加する電気パルス送信手段と、
該層音波送信手段と溶融金属表面の間の超音波伝m経路
に挿入、離脱される超音波反射手段と、前記モールド内
の溶融金属表面、あるいは、前記反射手段から反射され
てきた超音波を受信する超音波受信手段と、該超音波受
信手段で受信された信号を増幅する受信増幅手段と、前
記超音波送信手段が超音波を送信してから、前記モール
ド内の溶融金属表面で反射され、前記超音波受信手段が
受信するまでの第1時間、あるいは、前記反射手段で反
射され、前記超音波受信手段が受信するまでの第2時間
を計測する時間計測手段とを備え、該第2時間から求め
られる音速を用いて、前記第1時間よりモールド内の溶
融金属レベルを測定することにより、同じく前記目的を
達成したものである。 又、本発明の実施i様は、前記超音波反射手段を、前記
超音波送信手段及び前記超音波受信手段との距離が変化
するようにされた1枚の超音波反射板とすることによっ
て、前記超音波伝播経路の音速分布を正確に求めること
ができるようにしたものである。 又、本発明の他の実施態様は、前記超音波反射手段を、
前記超音波伝1経路に沿って配設された、順次該層音波
伝播経路に挿入、離脱される複数枚の超音波反射板とす
ることによって、前記超音波伝播経路の音速分布を容易
に求めることができるようにしたものである。
【作用】
以下本発明の作用について説明する。 第2図は、超音波を用いたモールド22内の溶融金属2
4レベルの測定方法を示した図である。 第2図において、超音波送受信子10から送信された超
音波パルスは、溶融金属24の表面で反射され再び該超
音波送受信子10へかえり受信される。第2図で、26
は凝固シェルである。この際、該超音波送受信子10の
捉えた超音波パルスの波形は第3図に示すようになる。 第3図中、12は、超音波送信時に前記超音波送受信子
10内の超音波振動子に生ずる振動、即ち、メインバン
グエコーである。又、14は、溶融金属24の表面で反
射され再び前記超音波送受信子10で受信された超音波
パルス、即ち、反射エコーである。 第3図に示されるメインバングエコー12と反射エコー
14の時間差
【は、超音波パルスが超音波送受信子10
と溶融金属24表面とを往復するのに要する時間差であ
る。従って、この時間差tを音速で除算すれば、超音波
送受信子10と溶融金属24表面との往復路121を求
めることができる。しかし、実際には、溶融金m24の
温度が高いため、超音波の伝播経路に濃度勾配が生じて
いて、該超音波の伝播経路の音速にも温度を関数とする
音速分布が生じている。従って、正確な前記距離ぶの測
定を行うには、前記音速分布を測定しておく必要がある
。 従って、本発明においては、前記超音波の伝播   )
経路の音速分布を以下の如く測定し、正確な前記距離ぶ
の測定を行っている。 即ち、前出筒1げにおいて、超音波送受信子10と溶融
金属24表面の中間に超音波送受信子10との距離Jt
Rが既知な参照用の反射板18を挿入し、超音波が該超
音波送受信子10と該反射板18との間を往復するのに
要する時間tRを時間計測手段で求める。なお因におい
て、32は電気パルス送信器、34は受信増幅器、38
はタイムインターバルカウンタである。前記反射板18
による反射エコー16は、例えば第3図に破線で示した
如くとなる。従って、前記反射板1日が該超音波送受信
子10の近傍から溶融金属24表面近くに達するまで前
記超音波送受信子10と前記反射板18との距離Jlt
eを徐々に変化させ、前記往復するのに要する時間1.
を測定してゆけば、前記超音波の伝播経路上での音速分
布を測定することができる。 前記超音波の伝播経路上の音速分布を測定する方法は、
第1図に示す如く、1枚の反射板18を用意し、該反射
板18と前記超音波送受信子10との距fliAtzを
徐々に変えながら行うこともできる。又、第4図に示す
ように、超音波送受信子10との距1lIJ2R^、J
2RB、j2Rc・・・が既知な反射板18A、18B
、18C・・・を複数枚用意し、各反射板18△、18
B、18G・・・を順々に超音波の伝播経路に挿入し測
定することもできる。 前記超音波の伝播経路上の音速分布を測定する方法によ
れば、超音波送受信子10と溶融金属24に最も近い反
射板との間の超音波の伝播経路における音速の分布は測
定できるが、溶融金属24に最も近い状態の反射板18
RN9と溶融金j!!24表面との間の超音波の伝播経
路における音速の分布は測定できない。しかし、溶融金
属24レベルの変動に伴う溶融金属24表面近くの温度
分布の変動は極く僅かであり、又、音速分布の変動も極
く僅かであり、該温度分布と、該音速分布の再現性もよ
い。従って、溶融金属24表面に最も近い状態の反射板
18RNl;と溶融金属24表面との間の距離ΔJ2R
Nsを変化させ、超音波パルスが前記溶融金属24に最
も近い状態の反射板18尺N9と該溶融金烏24表面と
の間の距離ΔβRN8を往復するのに要する時間Δt 
RNSと、超音波送受信子10と溶融金属24表面に最
も近い反射板18qNsとの間の超音波の伝播経路にお
ける音速の分布を測定し、前記距離ΔλRN9と前記時
間Δt RNS及び該音速の分布との関係を予め求めて
おく。但し、この際、該距離ΔλRNSは別の手段にて
測定する。実測定においては、前記時間Δt RNSと
前記音速との関係を用い、超音波パルスが前記溶融金属
24表面に最も近い反射板18qNsと前記溶融金属2
4表面との間を往復するのに要する時間の測定値Δt 
RNSと、超音波送受信子10と溶融金属24表面に最
も近い反射板18RNSとの間の超音波の伝播経路にお
ける音速分布の測定値とから、前記溶融金属24表面に
最も近い反射板18qNsと溶融金R24表面との間の
距離Δ1RN8を求めることができる。又、前記時間Δ
t RNSは超音波パルスが超音波送受信子10と溶融
金属24表面の間の往復する時間の測定値から、超音波
パルスが超音波送受信子10と溶融金1!24表面に最
も近い反射板18RNSとの間を往復する時間の測定値
を減算することにより求めることができる。 従って、超音波送受信子10と溶融金属24表面との距
離λは次の通り求まる。 J2−J2qNs+ΔJlRNs ・・・・・・・・・
(1)但し、βRNSは超音波送受信子1oと溶融金属
24表面に最も近い反射板18RNSとの距離である。 このβをモールド内の溶融金属24レベルの測定値とし
て用いることもでき、又、前出ΔぶRNSIを該モール
ド内の溶融金m24レベルの測定値として用いることも
できる。 なお、反射板18は超音波の伝播経路上に短い周期で挿
入、離脱させ、モールド内の溶融金属24のレベルの速
い変動に応答可能にすることができる。 本発明は、超音波を用いているため電磁気的な外乱に強
い。又、測定周期は基本的には超音波パ    )ルス
の送信間隔で決まるが、これは通常0.01 SeC〜
0.001sec程度であり、速い応答速度の測定が可
能である。更に、超音波送受信子をモールドの上方に配
設して測定を行うため、測定系のうち特に熱に弱い部分
がIF5温の溶融金属から離れており測定系の損耗が起
り難い。 【実施例1 以下、本発明が適用された実施例について詳細に説明す
る。 第5図に示す如く、本実施例は、モールド22内の溶鋼
24Aの略直上に設置された、超音波を送信し受信する
超音波送受信子10と、前記超音波送受信子10に電気
パルスを印加する電気パルス送信器32と、図示はされ
ていないが音速分布を測定するため反射板ホルダー20
内に設けられた各々超音波送受信子10との距離J2R
^、12日、ぷRC・・・が既知である反射板18A、
18B、18C・・・と、該反射板18A、18B11
8G・・・(図示省略)を超音波の伝播経路上に挿入、
離脱するための反射板ホルダー20と、前記超音波送受
信子10が捉えた超音波信号を増幅し出力する受信壜幅
器34と、該受信増幅器34出力から前出メインバング
エコー12と反射エコー14と前記反射板18A、18
8,180・・・で反射された超音波エコー即ち反射板
エコー16とを各々取出して出力するゲート回路36A
136Bと、該ゲート回路36A、38B出力からメイ
ンバングエコー12と反射エコー14の時間差t1ある
いは、メインバングエコー12と反射板エコー16の時
間差1=を計測するタイムインターバルカウンタ38と
、該タイムインターバルカウンタ38出力から超音波送
受信子10と溶鋼24Aの間の音速分布を求め溶m24
Aのレベルを求める演算処理器40と、前記反射板ホル
ダー20に制御信号を与えて前記反射板18A、18B
、18G・・・の挿入、離脱を制御する1Ii1!#J
器42と、前記演算処理器40出力の溶124Aのレベ
ルを表示する溶鋼レベル表示器44と、前記演算処理器
4o出力の溶鋼24Aのレベルを記録する記録計46と
で構成されている。 前記反射板ホルダー20には、その中心軸が超音波の伝
播経路と一致する円柱状の空洞が開いており、各反射板
18A、18B、18G・・・は制御器42からの信号
により、それぞれ上、下方向に異なった位置で前記円柱
状の空洞に挿入、離脱されるようになっている。 以下、本実施例の作用について詳細に説明する。 電気パルス送信器32は、超音波送受信子10が超音波
パルスを励振するように、電気パルスを一定の周期で該
超音波送受信子10へ送信する。 該電気パルスを受け、該超音波送受信子10は、溶鋼2
4A表面、又は、反射板18A、18B、18G・・・
の表面へ向けて超音波パルスを一定の周期で送信する。 前記溶124A表面、又は、前記反射板18A、18B
、18G・・・で反射された超音波パルスは、再び超音
波送受信子1゜へ返り、ここで再び電気信号に変換され
、受信増幅器34にて増幅されてゲート回路36A、3
6Bに出力される。なお、該ゲート回路38A、36B
に出力される電気信号の波形は、第3図に示した波形と
同一である。但し、反射板18A1188118G・・
・が超音波の伝播経路上に挿入されている場合は反射エ
コー14は消失し、代わって、該反射板18A118B
、18G・・・に超音波パルスが当り反射してできる反
射板エコー16が、第3図中破線で示した如く、メイン
バングエコー12と反射エコー14の間に出現する。 前記ゲート回路36A136Bは、メインバングエコー
12の信号と反射波14の信号と反射板エコー16の信
号とを各々前記受信増幅器34出力かう取出し、タイム
インターバルカウンタ38へ出力する。該タイムインタ
ーバルカウンタ38は、メインバングエコー12と反射
エコー14の時間差【、あるいは、メインバングエコー
12と反射板エコー16の時間差【Rを計測し、演算処
理器40へ時間差の測定結果を出力する。前記タイムイ
ンターバルカウンタ38が前記時間差を計測し、該演算
処理器40へ該測定結果を出力する過程は、先に述べた
前記超音波送受信子10が超音波パルスを送信する一定
の周期毎に行われる。        )音速分布測定
時には、演算処理器40は、制御器42へ音速分布測定
開始の信号を送り、該音速分布の測定が開始される。I
II Ill器42からの信号により各反射板18A1
188118C・・・は1つずつ次々と胆音波の伝播経
路上に挿入、@説され、超音波送受信子10と前記反射
板18A、18B、18C・・・間の距離ぶR^、19
日、ぶRc・・・を超音波が伝播する時間tR^、tt
’eB、tic・・・が測定され演算処理器40に記憶
され、該時間【R^、tie、tRC・・・を基に該演
算処理器4oで音速分布が計算される。 この計算の終了後、該演算処理器40は、前゛記制御器
42へ音速分布測定終了の信号を送り、直ちに溶鋼レベ
ルの測定を開始する。 該演算処理器40は、先に求められた音速分布及び溶鋼
24Aに最も近い反射板と超音波送受信子1oの間を超
音波パルスが往復するのに要する時間と、新たに求めら
れた超音波パルスが超音波送受信子10と溶鋼24A表
面との間を往復するのに要する時間から溶124Aのレ
ベルを算出する。該算出された溶鋼24Aのレベルは、
溶鋼レベル表示器44に表示される他、記録計46にも
この算出された溶m24Aのレベル値が送られ記録され
る。音速分布の測定と溶m24Aのレベルの測定は周期
的に行われるが、これは演算処理器40により制御され
る。 又、超音波送受信子10での超音波の送受信は絶えず一
定周期で行われている。 第6図に、本実施例を適用した装置で測定された溶鋼レ
ベルの測定結果の一例を示す。溶鋼レベルの変動が1n
以下の精度で測定されていることがわかる。 本実施例においては、1つで送信、受信を兼用する超音
波送受信子1oを用いていたが、送信、受信を兼用する
ことに限定されず、送信、受信が別々となった超音波送
受信子を用いてもよい。 又、本実施例においては、レベル測定を溶鋼について行
っていたが、溶鋼のレベルを測定することに限定されず
、他の溶融金属であってもよい。 【発明の効果】 以上説明した通り、本発明は、l!rI8な測定系で、
外乱に強(、高応答速度で、しかも、高精度にモールド
内の溶融金属レベルを計測することができる。従って、
連続鋳造においては、安定な操業及び良好な品質の鋳片
の製造ができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の要旨であり、1枚の反射板を溶融金
属レベルを測定する際、超音波伝播経路に挿入、離脱し
た状態を示す、一部ブロック線図を含む縦断面図、 第2図は、本発明の詳細な説明するための、一部ブロッ
ク線図を含むm断面図、 第3図は、同じく、超音波送受信子で受信された超音波
信号波形を示す線図、 第4図は、本発明の実施態様であり、溶融金属レベルを
測定する際に複数枚の反射板を超音波伝播経路に順に挿
入、離脱している状態を示す、一部ブロック線図を含む
縦断面図、 第5図は、本発明の実施例の構成を示す、一部ブロック
線図を含む縦断面図、 第6図は、前記実施例で測定された溶鋼レベルの測定結
果の一例を示す線図である。 10・・・超音波送受信子、 12・・・メインバングエフ−1 14・・・反射エコー、 16・・・反射板エコー、 18.18A、188,180・・・・・・反射板、2
0・・・反射板ホルダー、 22・・・モールド、 24・・・溶融金属、 24A・・・溶鋼、 32・・・電気パルス送信器、 34・・・受信増幅器、 38・・・タイムインターバルカウンタ、40・・・演
算処理器。   。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)超音波を送信しその反射波を受信することによつ
    て溶融金属レベルを測定するモールド内溶融金属レベル
    の測定方法において、 モールド上方より、該モールド内溶融金属表面、及び、
    前記超音波の伝播経路上に挿入、離脱される超音波反射
    体へ向けて略垂直に空気中へ超音波を送信し、 該超音波が送信されてから前記溶融金属表面で反射され
    受信されるまでの第1時間、及び、該超音波が送信され
    てから前記超音波反射体で反射され受信されるまでの第
    2時間を計測し、 該第2時間から求められる音速を用いて、前記第1時間
    よりモールド内の溶融金属のレベルを測定することを特
    徴とするモールド内溶融金属レベルの測定方法。
  2. (2)超音波を送信しその反射波を受信することによつ
    て溶融金属のレベルを測定するモールド内溶融金属レベ
    ルの測定装置において、 モールド上方に設けられた、該モールド内の溶融金属表
    面へ向けて略垂直に空気中へ超音波を送信する超音波送
    信手段と、 該超音波送信手段に電気パルスを印加する電気パルス送
    信手段と、 該超音波送信手段と溶融金属表面の間の超音波伝播経路
    に挿入、離脱される超音波反射手段と、前記モールド内
    の溶融金属表面、あるいは、前記反射手段から反射され
    てきた超音波を受信する超音波受信手段と、 該超音波受信手段で受信された信号を増幅する受信増幅
    手段と、 前記超音波送信手段が超音波を送信してから、前記モー
    ルド内の溶融金属表面で反射され、前記超音波受信手段
    が受信するまでの第1時間、あるいは、前記反射手段で
    反射され、前記超音波受信手段が受信するまでの第2時
    間を計測する時間計測手段とを備え、 該第2時間から求められる音速を用いて、前記第1時間
    よりモールド内の溶融金属レベルを測定することを特徴
    とするモールド内溶融金属レベルの測定装置。
  3. (3)前記超音波反射手段を、前記超音波送信手段及び
    前記超音波受信手段との距離が変化するようにされた1
    枚の超音波反射板とした特許請求の範囲第2項記載のモ
    ールド内溶融金属レベルの測定装置。
  4. (4)前記超音波反射手段を、超音波伝播経路に沿つて
    配設された、順次該超音波伝播経路に挿入、離脱される
    複数枚の超音波反射板とした特許請求の範囲第2項記載
    のモールド内溶融金属レベルの測定装置。
JP59253528A 1984-11-30 1984-11-30 モ−ルド内溶融金属レベルの測定方法及び装置 Pending JPS61130885A (ja)

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JP59253528A JPS61130885A (ja) 1984-11-30 1984-11-30 モ−ルド内溶融金属レベルの測定方法及び装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03501881A (ja) * 1988-08-23 1991-04-25 ウルトラソニック アレイズ インコーポレーテッド 超音波エネルギーを利用して対象までの距離を測定する装置
JP2010203820A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Denso Wave Inc レーザ距離測定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03501881A (ja) * 1988-08-23 1991-04-25 ウルトラソニック アレイズ インコーポレーテッド 超音波エネルギーを利用して対象までの距離を測定する装置
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