JPS61130434A - 含ニツケル及び/またはコバルト硫化物の浸出方法 - Google Patents
含ニツケル及び/またはコバルト硫化物の浸出方法Info
- Publication number
- JPS61130434A JPS61130434A JP59251746A JP25174684A JPS61130434A JP S61130434 A JPS61130434 A JP S61130434A JP 59251746 A JP59251746 A JP 59251746A JP 25174684 A JP25174684 A JP 25174684A JP S61130434 A JPS61130434 A JP S61130434A
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- Japan
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- cobalt
- nickel
- sulfide
- leaching
- air
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の分野
本発明は、ニッケル製錬の副産物であるニッケルとコバ
ルトのミックスサルファイドに代表されるような含ニッ
ケル及びコバルト硫化物からニッケル及び/またはコバ
ルトを分離回収するための前処理として該硫化物を硫酸
塩として浸出する方法に関するものであり、特には蒸煮
法による含ニッケル及び/またはコバルト硫化物の浸出
方法に関する。
ルトのミックスサルファイドに代表されるような含ニッ
ケル及びコバルト硫化物からニッケル及び/またはコバ
ルトを分離回収するための前処理として該硫化物を硫酸
塩として浸出する方法に関するものであり、特には蒸煮
法による含ニッケル及び/またはコバルト硫化物の浸出
方法に関する。
発明の背景
ニッケル及びコバルト製錬においては、その原料に応じ
て様々のプ田セスが開発されているが、ミックスサルフ
ァイドに代表される含ニッケル及びコバルト硫化物を原
料とする場合の有力な方法の一つは溶媒抽出法である。
て様々のプ田セスが開発されているが、ミックスサルフ
ァイドに代表される含ニッケル及びコバルト硫化物を原
料とする場合の有力な方法の一つは溶媒抽出法である。
この方法は、基本的に、該硫化物の浸出液を脱鉄、脱銅
後見に脱亜鉛処理し、その後M2EHPAのような抽出
剤を使用しての溶媒抽出工程により液中のコバルトとニ
ッケルとを分離するものである。溶媒抽出法に限らず、
ニッケル及び/またはコバルト製錬と関連して精鉱、残
滓、尾液等を処理するに当って同様の浸出処理が必要と
される状況も存在する。
後見に脱亜鉛処理し、その後M2EHPAのような抽出
剤を使用しての溶媒抽出工程により液中のコバルトとニ
ッケルとを分離するものである。溶媒抽出法に限らず、
ニッケル及び/またはコバルト製錬と関連して精鉱、残
滓、尾液等を処理するに当って同様の浸出処理が必要と
される状況も存在する。
従って、こうしたニッケル及び/またはコバルト分11
1回収工程を成功裡に実施するための前提として含ニッ
ケル及び/またはコバルトの浸出を簡易効率的に行うこ
とが必要である。
1回収工程を成功裡に実施するための前提として含ニッ
ケル及び/またはコバルトの浸出を簡易効率的に行うこ
とが必要である。
従来技術
従来、ミックスサルファイドの浸出は、オートクレーブ
で加圧空気により130〜200℃の温度において加圧
浸出を行っていた。オートクレーブ法は、それ自体、効
率的ではあるものの、設備が特殊であり建設費の負担が
大きく、また管理面でも熟練を要求されるものである。
で加圧空気により130〜200℃の温度において加圧
浸出を行っていた。オートクレーブ法は、それ自体、効
率的ではあるものの、設備が特殊であり建設費の負担が
大きく、また管理面でも熟練を要求されるものである。
そこで、オートクレーブを使用せずに簡易効率的に浸出
を行う方法が求められている。
を行う方法が求められている。
発明の概要
そこで、オートクレーブを使用せずに含ニッケル及びコ
バルト硫化物を浸出する方法について検討を重ねた結果
、該硫化物に適度の水分を与えつつ空気と接触させる蒸
煮法が非常に適していることが判明した。適度の水分の
存在下で空気と接触させると、 MS+20.=MS04 T1)の硫酸
化反応が進行するが、水分がない場合MS+5720よ
=MO+S Ox (2)の反応が起って、5&酸
化反応が起らず、SO3が発生する。(1)の反応が起
って、(2)の反応が起らないような水分量及び温度の
選定が必要である。多数の実験を重ねた結果、(1)の
反応を効果的に進行させるには含ニッケル及びコバルト
硫化物に対して空気とQ、5〜λ5 q/を空気のスチ
ームとを接触させるのが良いことが判明した。適正な反
応濃度は80〜150℃である。蒸煮工程の後、温水浸
出を行うことによってニッケル及びコバルトを含aする
浸出液が得られる。
バルト硫化物を浸出する方法について検討を重ねた結果
、該硫化物に適度の水分を与えつつ空気と接触させる蒸
煮法が非常に適していることが判明した。適度の水分の
存在下で空気と接触させると、 MS+20.=MS04 T1)の硫酸
化反応が進行するが、水分がない場合MS+5720よ
=MO+S Ox (2)の反応が起って、5&酸
化反応が起らず、SO3が発生する。(1)の反応が起
って、(2)の反応が起らないような水分量及び温度の
選定が必要である。多数の実験を重ねた結果、(1)の
反応を効果的に進行させるには含ニッケル及びコバルト
硫化物に対して空気とQ、5〜λ5 q/を空気のスチ
ームとを接触させるのが良いことが判明した。適正な反
応濃度は80〜150℃である。蒸煮工程の後、温水浸
出を行うことによってニッケル及びコバルトを含aする
浸出液が得られる。
斯くして、本発明は、含ニッケル及び/またはコバルト
硫化物を硫酸化反応を生ずるに充分の高温水分の存在下
で酸素と接触させる蒸煮工程と、生成物を温水により浸
出してニッケル及び/lたけコバルト含有浸出液を得る
温水浸出工程とを包含する含ニッケル及び/またはコバ
ルト硫化物の浸出方法を提供する。
硫化物を硫酸化反応を生ずるに充分の高温水分の存在下
で酸素と接触させる蒸煮工程と、生成物を温水により浸
出してニッケル及び/lたけコバルト含有浸出液を得る
温水浸出工程とを包含する含ニッケル及び/またはコバ
ルト硫化物の浸出方法を提供する。
実施例
本発明を図面に示したような蒸煮装置を用いての実験例
に基いて説明する。ミックスサルファイド(M、S、)
を出発原料として用いた主成分の分析値は以下である。
に基いて説明する。ミックスサルファイド(M、S、)
を出発原料として用いた主成分の分析値は以下である。
N1:5’1.7%
Co:1工フ%
Total S : 5λ2%
実験7四−シートは次の通りとした:
ざ−ルミルにかけた+325メツシユのミックスサルフ
ァイド(M、S、) 2009 (乾jl)をリパルプ
して60℃で30分間α5ノの水で水洗し、更に温水1
31で洗浄した後図面に示す装置により蒸煮処理を打っ
た〇 図示装置において、ミックスサルファイドMはろう斗状
反応器1内のf布2上に置かれた。反応器1にはリボン
ヒータ3及び!ノメータ5を装備した。反応器の上部密
閉空間には空気及びスチーム導入管7を通人した。2台
のエアーポンプP1及びP3を用意し、一方のポンプP
1は流量計X及び流量積算計xl を介して直接導入管
7に空気を送り込むよう配管した。他方のポンプP、は
同じく流量計Y及び流量積算計yl を介して更に貯水
管9.9′を介して導入管7にスチームを送り込むよう
配管した。貯水管9.9′の水はマントルヒータ11に
より95℃に加熱した。配管部は適宜リボンヒータによ
り保温した。
ァイド(M、S、) 2009 (乾jl)をリパルプ
して60℃で30分間α5ノの水で水洗し、更に温水1
31で洗浄した後図面に示す装置により蒸煮処理を打っ
た〇 図示装置において、ミックスサルファイドMはろう斗状
反応器1内のf布2上に置かれた。反応器1にはリボン
ヒータ3及び!ノメータ5を装備した。反応器の上部密
閉空間には空気及びスチーム導入管7を通人した。2台
のエアーポンプP1及びP3を用意し、一方のポンプP
1は流量計X及び流量積算計xl を介して直接導入管
7に空気を送り込むよう配管した。他方のポンプP、は
同じく流量計Y及び流量積算計yl を介して更に貯水
管9.9′を介して導入管7にスチームを送り込むよう
配管した。貯水管9.9′の水はマントルヒータ11に
より95℃に加熱した。配管部は適宜リボンヒータによ
り保温した。
斯うして蒸煮処理した後、温水浸出を行い、モしてf過
及び洗浄を行った。蒸煮以下の操作は3回繰返した。
及び洗浄を行った。蒸煮以下の操作は3回繰返した。
流量計X及びYの設定値を変えることによりスチーム対
空気量をgI!1節した。
空気量をgI!1節した。
結果を第2及び5gJのグラフに示す。第2図はNi及
びCoの浸出率と処理時間即ち繰返し回数との関係を示
す。3回の繰返し操作部ち5時間の処理により適正なH
!0/空気条件の下で浸出を行えばN1及びCoとも約
60%の浸出率を実現しうろことがわかる。繰返し回数
を増やせば、夫々の浸出率は90%以上にもなる。
びCoの浸出率と処理時間即ち繰返し回数との関係を示
す。3回の繰返し操作部ち5時間の処理により適正なH
!0/空気条件の下で浸出を行えばN1及びCoとも約
60%の浸出率を実現しうろことがわかる。繰返し回数
を増やせば、夫々の浸出率は90%以上にもなる。
第3図はH80/空気lとN1浸出率との関係を示す。
処理時間は5時間(繰返し@3回)である。
スチーム量が増加すると浸出率は低下する。15〜2.
5H,O/空気lの範囲であれば工業上許容しうる浸出
率が得られる。Coについても実質量等の結果が得られ
た。
5H,O/空気lの範囲であれば工業上許容しうる浸出
率が得られる。Coについても実質量等の結果が得られ
た。
上記実験かられかるように、適度の高温水分の存在下で
含ニッケル及び/またはコバルト硫化物と酸素を接触さ
せるごとにより硫化物の硫酸塩への変換反応が進行し、
温水浸出により含ニッケル及び/またはコバルト浸出液
の入手が可能であることがわかる。硫化物とスチーム及
び空気との接触は例えばオリバーフィルタ方式、流動床
方式、ミル方式等を使用して適宜実施できる。
含ニッケル及び/またはコバルト硫化物と酸素を接触さ
せるごとにより硫化物の硫酸塩への変換反応が進行し、
温水浸出により含ニッケル及び/またはコバルト浸出液
の入手が可能であることがわかる。硫化物とスチーム及
び空気との接触は例えばオリバーフィルタ方式、流動床
方式、ミル方式等を使用して適宜実施できる。
発明の効果
ミックスサルファイドに代表される含ニッケル及び/ま
たはコバルト硫化物の浸出段階でのオートクレーブの使
用を完全に排除することにより、浸出液の形成段階を簡
易効率化でき、例えばその後の溶媒抽出法によるニッケ
ル及び/またはコバルトの分離回収工程と組合せること
により、ニッケル及び/またはコバルトの一貫した藺便
な回収プロセスを可能とする。
たはコバルト硫化物の浸出段階でのオートクレーブの使
用を完全に排除することにより、浸出液の形成段階を簡
易効率化でき、例えばその後の溶媒抽出法によるニッケ
ル及び/またはコバルトの分離回収工程と組合せること
により、ニッケル及び/またはコバルトの一貫した藺便
な回収プロセスを可能とする。
第1図は、本方法を行うに当って使用した実験設備の概
略図、第2図はNi及びCoの浸出率%−処理時間の関
係を示すグラフ、そして第3図はNlの浸出率%とH8
0/空気lとの関係を示すグラフである。 1:反応器 2:P布 M:ミックスサルファイド 3:ヒータ Pl、PH:エアーポンプ x、x’:流量計 7:導入管 9.91:貯水管 (%L本毘ン 0 0.5 1 1.5 2 25 3 4H
2Ogハ空気 手続補正書 昭和60年2月19日
略図、第2図はNi及びCoの浸出率%−処理時間の関
係を示すグラフ、そして第3図はNlの浸出率%とH8
0/空気lとの関係を示すグラフである。 1:反応器 2:P布 M:ミックスサルファイド 3:ヒータ Pl、PH:エアーポンプ x、x’:流量計 7:導入管 9.91:貯水管 (%L本毘ン 0 0.5 1 1.5 2 25 3 4H
2Ogハ空気 手続補正書 昭和60年2月19日
Claims (1)
- 1)含ニッケル及び/またはコバルト硫化物を硫酸化反
応を生ずるに充分の高温水分の存在下で酸素と接触させ
る蒸煮工程と、生成物を温水により浸出してニッケル及
び/またはコバルト含有浸出液を得る温水浸出工程とを
包含する含ニッケル及び/またはコバルト硫化物の浸出
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59251746A JPS61130434A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 含ニツケル及び/またはコバルト硫化物の浸出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59251746A JPS61130434A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 含ニツケル及び/またはコバルト硫化物の浸出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61130434A true JPS61130434A (ja) | 1986-06-18 |
JPS642176B2 JPS642176B2 (ja) | 1989-01-13 |
Family
ID=17227307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59251746A Granted JPS61130434A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 含ニツケル及び/またはコバルト硫化物の浸出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61130434A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57131332A (en) * | 1980-12-23 | 1982-08-14 | Inco Ltd | Recovery of cobalt from mixed sulfides |
-
1984
- 1984-11-30 JP JP59251746A patent/JPS61130434A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57131332A (en) * | 1980-12-23 | 1982-08-14 | Inco Ltd | Recovery of cobalt from mixed sulfides |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS642176B2 (ja) | 1989-01-13 |
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