JPS61129256A - 中空シエル中子の造型方法 - Google Patents
中空シエル中子の造型方法Info
- Publication number
- JPS61129256A JPS61129256A JP25253784A JP25253784A JPS61129256A JP S61129256 A JPS61129256 A JP S61129256A JP 25253784 A JP25253784 A JP 25253784A JP 25253784 A JP25253784 A JP 25253784A JP S61129256 A JPS61129256 A JP S61129256A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- core
- hollow shell
- sand
- shell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C13/00—Moulding machines for making moulds or cores of particular shapes
- B22C13/08—Moulding machines for making moulds or cores of particular shapes for shell moulds or shell cores
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は中空シェル中子の造型方法に関する。
従来より、鋳造においては、製品（鋳造品）に凹部や中
空部を形成するために砂中子を使用することがある。こ
の場合は、通常可動型と固定型からなる金型と砂中子に
より製品空間（製品キャビティ）が郭定され、この製品
空間内に溶湯を注ぐことにより鋳造を行っていた。
空部を形成するために砂中子を使用することがある。こ
の場合は、通常可動型と固定型からなる金型と砂中子に
より製品空間（製品キャビティ）が郭定され、この製品
空間内に溶湯を注ぐことにより鋳造を行っていた。
かかる砂中子を用いる鋳造方法においては、鋳型に砂中
子を納める等の作業性を改善するため、砂中子の重量を
軽減するのが望ましい、また、鋳造後砂中子を除去する
必要があるため、砂落ち性を良くすることが望ましい、
そこで、砂中子のうち比較的強度の憂いシェルモールド
中子（以下、シェル中子という）については、シェル中
子の中央部を排砂して中空化することにより、シェル中
子の重量軽減および砂落ち性の改良が行われている。
子を納める等の作業性を改善するため、砂中子の重量を
軽減するのが望ましい、また、鋳造後砂中子を除去する
必要があるため、砂落ち性を良くすることが望ましい、
そこで、砂中子のうち比較的強度の憂いシェルモールド
中子（以下、シェル中子という）については、シェル中
子の中央部を排砂して中空化することにより、シェル中
子の重量軽減および砂落ち性の改良が行われている。
この中空シェル中子の造型方法として、従来は上下分割
型の金型を用い、金型内にシェル砂を吹き込んだ後、バ
インダであるフェノール慴脂の硬化温度まで加熱し、金
型の接している表面部のみを硬化させ、続いて金型を反
転させて再度加熱して反対部分の表面部を硬化させた後
、バイブレータ等により振動を加えて中央部のシェル砂
を除去するという方法を採っている。
型の金型を用い、金型内にシェル砂を吹き込んだ後、バ
インダであるフェノール慴脂の硬化温度まで加熱し、金
型の接している表面部のみを硬化させ、続いて金型を反
転させて再度加熱して反対部分の表面部を硬化させた後
、バイブレータ等により振動を加えて中央部のシェル砂
を除去するという方法を採っている。
ところで、上記従来法では、シェル砂の吹込口近傍のシ
ェル砂は除去されるものの、内部まで完全に排砂するこ
とは困難であった。そこで、従来法により得られた中空
シェル中子を用いて鋳造を行った場合、鋳造品からシェ
ル砂を完全に除去するためには熱処理による砂焼きやシ
ョツトブラスト等の工程を追加して対処する必要があっ
た。
ェル砂は除去されるものの、内部まで完全に排砂するこ
とは困難であった。そこで、従来法により得られた中空
シェル中子を用いて鋳造を行った場合、鋳造品からシェ
ル砂を完全に除去するためには熱処理による砂焼きやシ
ョツトブラスト等の工程を追加して対処する必要があっ
た。
この傾向は特に複雑形状な凹部や中空部を有する製品を
鋳造する場合に顕著であり、？ｊ［錐形状な中子を中空
化するのは技術的に困難であり、かつ砂落ち性が極めて
悪いという問題がある。
鋳造する場合に顕著であり、？ｊ［錐形状な中子を中空
化するのは技術的に困難であり、かつ砂落ち性が極めて
悪いという問題がある。
このため、略均−な肉厚を有する中空シェル中子の造型
方法の開発が望まれていた。
方法の開発が望まれていた。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題は、次に述べる本発明の中空シェル中子の造型
方法によって解決される。
方法によって解決される。
即ち、本発明の中空シェル中子の造型方法は、中空シェ
ル中子空間の外面とこの中空シェル中子空間内へシェル
砂を導入する導入空間の外面とが形成される分割金型、
並びにこの分割金型の分割面に沿って設けられる平板部
および中空シェル中子と導入空間の内面を形成する突出
部とを有する中間板とを１！傭し、中間板を分割金型の
間に介在させて型閉じした後、形成された中空シェル中
子空間にシェル砂を吹き込み、次いで型開きして中間板
を取り去り、再び型閉じした後、加熱することによりシ
ェル砂を硬化させることを特徴としている。
ル中子空間の外面とこの中空シェル中子空間内へシェル
砂を導入する導入空間の外面とが形成される分割金型、
並びにこの分割金型の分割面に沿って設けられる平板部
および中空シェル中子と導入空間の内面を形成する突出
部とを有する中間板とを１！傭し、中間板を分割金型の
間に介在させて型閉じした後、形成された中空シェル中
子空間にシェル砂を吹き込み、次いで型開きして中間板
を取り去り、再び型閉じした後、加熱することによりシ
ェル砂を硬化させることを特徴としている。
本発明の中空シェル中子の造型方法によれば、分割金型
と中間板により形成された中空シェル中子空間へシェル
砂が吹き込まれるため、予め金型の中空シェル中子空間
に対する中間板の大きさを決めておけば、シェル砂を吹
き込むことができる限り、所定の均一な肉厚を有する中
空シェル中子を造型することができる。なお、中間板を
取り外した後、分割金型を閉じることにより、半割り状
に形成された硬化前の中空シェル中子も互いに当接する
。この状態で加熱することによりバインダとしてのフェ
ノール樹脂が硬化し、半割りの中空シェル中子を互いに
接合させると共に、中空シェル中子を所定形状に造型す
る。
と中間板により形成された中空シェル中子空間へシェル
砂が吹き込まれるため、予め金型の中空シェル中子空間
に対する中間板の大きさを決めておけば、シェル砂を吹
き込むことができる限り、所定の均一な肉厚を有する中
空シェル中子を造型することができる。なお、中間板を
取り外した後、分割金型を閉じることにより、半割り状
に形成された硬化前の中空シェル中子も互いに当接する
。この状態で加熱することによりバインダとしてのフェ
ノール樹脂が硬化し、半割りの中空シェル中子を互いに
接合させると共に、中空シェル中子を所定形状に造型す
る。
次に、本発明の実施例を図面を参考にして説明する。
ここで、第１図は本発明の実施例に係る中空シェル中子
の造型方法の各工程を示す概略構成図、・第２図は本発
明の実施例に用いた中間板の斜視図、第３図は本発明の
実施例により得られた中空シェル中子を示す斜視図であ
る。
の造型方法の各工程を示す概略構成図、・第２図は本発
明の実施例に用いた中間板の斜視図、第３図は本発明の
実施例により得られた中空シェル中子を示す斜視図であ
る。
まず、第１図（ａ）に示す金型１と第２図に示す中間板
２を準備する。この金型１は固定型３と可動型４からな
り、可動型４は固定型３に対し進退自在とされる。そし
て、この固定型３と可動型４により第３図に示す中空シ
ェル中子５の外面を形成する空間６およびシェル砂の導
入空間の外面を形成する空間７が郭定される。この画定
型３と可動型４の間に介装される中間板２は、第２図に
示す形状をしており、金型１の分割面に沿って設けられ
る平板部８と、中空シェル中子５の内面およびシェル砂
の導入部の内面を形成する突出部９とを有する。この平
板部８と突出部９は一体的に形成されている。なお、こ
の中間板２の突出部の大きさは、中空シェル中子５の肉
厚を基にして決められる。
２を準備する。この金型１は固定型３と可動型４からな
り、可動型４は固定型３に対し進退自在とされる。そし
て、この固定型３と可動型４により第３図に示す中空シ
ェル中子５の外面を形成する空間６およびシェル砂の導
入空間の外面を形成する空間７が郭定される。この画定
型３と可動型４の間に介装される中間板２は、第２図に
示す形状をしており、金型１の分割面に沿って設けられ
る平板部８と、中空シェル中子５の内面およびシェル砂
の導入部の内面を形成する突出部９とを有する。この平
板部８と突出部９は一体的に形成されている。なお、こ
の中間板２の突出部の大きさは、中空シェル中子５の肉
厚を基にして決められる。
上記金型１と中間板２を用い、第３図に示す中空シェル
中子２を造型した。まず、第１図（ａｌに示す可動型４
を後退させて型開きした後、第１図（ｂ）に示すように
、固定型３と可動型４の間に中間板２を挿入する０次い
で、可動型４を動かして金型ｌを閉じ第１図（Ｃ）の状
態とする。このとき、固定型３と可動型４と中間板２は
、図示しないガイドキーにより位置決めされる。この結
果、中間板２は固定型３と可動型４に挟持され、この固
定型３と可動型４と中間［２により、中空シェル中子空
間ｌＯおよびシェル砂の導入空間１１．が郭定される、
Ｖｔいて、第１図（Ｃ１の状態で、シェル砂の導入空間
１１を介して中空シェル中子空間１０にシェル砂を吹き
込む、このシェル砂は、通常使われる珪砂に５〜１５％
のフェノール樹脂を添加あるいは被覆したものを用い、
更に硬化促進側としてヘキサメチレンテトラミンをフェ
ノール樹脂に対し１０％添加したものを用いた。シェル
砂吹き込み後、数秒して第１図＋ｄ＋に示すように金型
１を開き、中間板２を取り出す、続いて、再び金型１を
閉じ第１図（ｅ）の状態とする。この結果、半割りで成
形された硬化前の中空シェル中子５が互いに当接する。
中子２を造型した。まず、第１図（ａｌに示す可動型４
を後退させて型開きした後、第１図（ｂ）に示すように
、固定型３と可動型４の間に中間板２を挿入する０次い
で、可動型４を動かして金型ｌを閉じ第１図（Ｃ）の状
態とする。このとき、固定型３と可動型４と中間板２は
、図示しないガイドキーにより位置決めされる。この結
果、中間板２は固定型３と可動型４に挟持され、この固
定型３と可動型４と中間［２により、中空シェル中子空
間ｌＯおよびシェル砂の導入空間１１．が郭定される、
Ｖｔいて、第１図（Ｃ１の状態で、シェル砂の導入空間
１１を介して中空シェル中子空間１０にシェル砂を吹き
込む、このシェル砂は、通常使われる珪砂に５〜１５％
のフェノール樹脂を添加あるいは被覆したものを用い、
更に硬化促進側としてヘキサメチレンテトラミンをフェ
ノール樹脂に対し１０％添加したものを用いた。シェル
砂吹き込み後、数秒して第１図＋ｄ＋に示すように金型
１を開き、中間板２を取り出す、続いて、再び金型１を
閉じ第１図（ｅ）の状態とする。この結果、半割りで成
形された硬化前の中空シェル中子５が互いに当接する。
この状態で金型１を３００〜３５０で１〜３分間加熱す
る。すると、フェノール樹脂が硬化し、半割りの中空シ
ェル中子９を一体に接着すると共に、中空シェル中子５
全体が焼成硬化される。その後、型開きを行い、造型さ
れた中空シェル中子５を取り出す。
る。すると、フェノール樹脂が硬化し、半割りの中空シ
ェル中子９を一体に接着すると共に、中空シェル中子５
全体が焼成硬化される。その後、型開きを行い、造型さ
れた中空シェル中子５を取り出す。
この結果得られた中空シェル中子は、均一な肉厚を有す
るものであった。この中空シェル中子を図示しない鋳型
に設置して重力鋳造を行い、得られた鋳造品から中空シ
ェル中子を除去したが、この中空砂中子の除去は従来よ
り短時間にかつ簡単に行えた。
るものであった。この中空シェル中子を図示しない鋳型
に設置して重力鋳造を行い、得られた鋳造品から中空シ
ェル中子を除去したが、この中空砂中子の除去は従来よ
り短時間にかつ簡単に行えた。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された範囲内で種々の実施Ｂ様を
包含するものである。
特許請求の範囲に記載された範囲内で種々の実施Ｂ様を
包含するものである。
例えば、実施例では左右対称な中空シェル中子を造型し
たが、複雑な形状を有する中空シェル中子でも同様な方
法で造型することができる。
たが、複雑な形状を有する中空シェル中子でも同様な方
法で造型することができる。
また、必要に応じて中間板内に冷却管を通して中間板を
冷却することにより、生産効率を上げることができる。
冷却することにより、生産効率を上げることができる。
以上より、本発明の中空シェル中子の造型方法によれば
、均一な肉厚を存する中空シェル中子が得ることができ
る。このため、従来のものより砂落ち性が大幅に向上す
ると共に、複雑形状鋳物で従来砂抜きが困難であった部
位にも適用でき、通用範囲が拡大しかつ作業性が良くな
るという優れた効果を奏する。
、均一な肉厚を存する中空シェル中子が得ることができ
る。このため、従来のものより砂落ち性が大幅に向上す
ると共に、複雑形状鋳物で従来砂抜きが困難であった部
位にも適用でき、通用範囲が拡大しかつ作業性が良くな
るという優れた効果を奏する。
第１図は本発明の実施例に係る中空シェル中子の造型方
法の各工程を示す概略構成図、第２図は本発明の実施例
に用いた中間板の斜視図、 第３図は本発明の実施例により得られた中空シェル中子
を示す斜視図である。 ｌ・−−−−−−・・金型 ２−・−・中間板 ３・−・・−・固定型 ４−−−−・・・・可動型 ５・−・−・中空シェル中子 ６・−・・・（中空シェル中子の外面を形成する）空間
？−−−−−−−・・（導入空間の外面を形成する）空
間８−・−・−・平板部 ９−−−−−−−一突出部 １０−・・−・・−中空シエル中子空間１１−・・−・
・導入空間 出願人 トヨタ自動車株式会社 第１図
法の各工程を示す概略構成図、第２図は本発明の実施例
に用いた中間板の斜視図、 第３図は本発明の実施例により得られた中空シェル中子
を示す斜視図である。 ｌ・−−−−−−・・金型 ２−・−・中間板 ３・−・・−・固定型 ４−−−−・・・・可動型 ５・−・−・中空シェル中子 ６・−・・・（中空シェル中子の外面を形成する）空間
？−−−−−−−・・（導入空間の外面を形成する）空
間８−・−・−・平板部 ９−−−−−−−一突出部 １０−・・−・・−中空シエル中子空間１１−・・−・
・導入空間 出願人 トヨタ自動車株式会社 第１図
Claims (1)
- （１）中空シェル中子空間の外面とこの中空シェル中子
空間内へシェル砂を導入する導入空間の外面とが形成さ
れる分割金型、並びにこの分割金型の分割面に沿って設
けられる平板部および中空シェル中子と導入空間の内面
を形成する突出部とを有する中間板とを準備し、中間板
を分割金型の間に介在させて型閉じした後、形成された
中空シェル中子空間にシェル砂を吹き込み、次いで型開
きして中間板を取り去り、再び型閉じした後、加熱する
ことによりシェル砂を硬化させることを特徴とする中空
シェル中子の造型方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25253784A JPS61129256A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | 中空シエル中子の造型方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25253784A JPS61129256A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | 中空シエル中子の造型方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61129256A true JPS61129256A (ja) | 1986-06-17 |
Family
ID=17238749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25253784A Pending JPS61129256A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | 中空シエル中子の造型方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61129256A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2022579A1 (en) * | 2007-08-03 | 2009-02-11 | Euromac Technologie Impianti e Macchine S.R.L. | Method an machine for manufacturing hollow cores |
-
1984
- 1984-11-29 JP JP25253784A patent/JPS61129256A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2022579A1 (en) * | 2007-08-03 | 2009-02-11 | Euromac Technologie Impianti e Macchine S.R.L. | Method an machine for manufacturing hollow cores |
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