JPS61128853A - 麺類 - Google Patents
麺類Info
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- JPS61128853A JPS61128853A JP59249908A JP24990884A JPS61128853A JP S61128853 A JPS61128853 A JP S61128853A JP 59249908 A JP59249908 A JP 59249908A JP 24990884 A JP24990884 A JP 24990884A JP S61128853 A JPS61128853 A JP S61128853A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alcohol oxidase
- catalase
- alcohol
- noodles
- ethyl alcohol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
本発明は保存性の改善された麺類に係るもので、更に詳
しくは少量のエチルアルコールとアルコールオキシダー
ゼ及びカタラーゼを加えた![に関するものである。そ
の目的とするところは一類の風味、呈味、色調、粘弾性
などの物性を損なうことのない、安全性の高い保存剤に
より腐敗の原因となる微生物の汚染や増殖を抑え、長期
にわたって保存可能な麺類にある。
しくは少量のエチルアルコールとアルコールオキシダー
ゼ及びカタラーゼを加えた![に関するものである。そ
の目的とするところは一類の風味、呈味、色調、粘弾性
などの物性を損なうことのない、安全性の高い保存剤に
より腐敗の原因となる微生物の汚染や増殖を抑え、長期
にわたって保存可能な麺類にある。
本発明は、茹うどん、そば、中華めん、スパゲティ、マ
カロニなどの生麺類等の製造業に利用される。
カロニなどの生麺類等の製造業に利用される。
麺類の防腐剤としては、これまでに過酸化水素が主に使
用されてきたが、昭和55年1月に厚生省から過酸化水
素の発ガン性が指摘され、以来実質上の使用禁lI:と
なっている。これ以降麺類の防腐剤としては、アルコー
ル類、アミノ酸類、有機酸類、リゾチーム、グルコース
、オキシダーゼなどの酵素類が単体もしくは、いくつか
の組合せで使用されている。
用されてきたが、昭和55年1月に厚生省から過酸化水
素の発ガン性が指摘され、以来実質上の使用禁lI:と
なっている。これ以降麺類の防腐剤としては、アルコー
ル類、アミノ酸類、有機酸類、リゾチーム、グルコース
、オキシダーゼなどの酵素類が単体もしくは、いくつか
の組合せで使用されている。
以上に述べた防m*7のアルコール類の内、エチルアル
コールはそれ自体で殺菌効果を有しているが、この効果
を発現させるためには30%以上の濃度が必要とされて
いる。
コールはそれ自体で殺菌効果を有しているが、この効果
を発現させるためには30%以上の濃度が必要とされて
いる。
しかしながら、添加量が多くなるにつれて、エチルアル
コール独特のアルコール臭が食品に付き、麺自体の風味
や呈味を損なうことになる。又、エチルアルコールには
舅白変性作用があり、高濃度の添加は、!i!1類の物
性軒変化を与えることになる。以上に述べてきた理由に
より、エチルアルコールは表示、使用基準なしに使用で
きるという利点をもつにも拘わらず使用量は制限され、
食品中3%程度の添加が限度とされている。従って、こ
のような低濃度ではエチルアルコールの防腐効果は低く
、酢酸、酢酸すトリウムを共存させる(特開昭56−1
13285号)、乳酸、醸造酢を共存させる(特開昭5
6−140878号)などの改良が行われている。この
ような場合にも防腐効果を高めるために添加量を多くす
るとアルコール臭、酢酸9oが食品につくことが容易に
予想される。
コール独特のアルコール臭が食品に付き、麺自体の風味
や呈味を損なうことになる。又、エチルアルコールには
舅白変性作用があり、高濃度の添加は、!i!1類の物
性軒変化を与えることになる。以上に述べてきた理由に
より、エチルアルコールは表示、使用基準なしに使用で
きるという利点をもつにも拘わらず使用量は制限され、
食品中3%程度の添加が限度とされている。従って、こ
のような低濃度ではエチルアルコールの防腐効果は低く
、酢酸、酢酸すトリウムを共存させる(特開昭56−1
13285号)、乳酸、醸造酢を共存させる(特開昭5
6−140878号)などの改良が行われている。この
ような場合にも防腐効果を高めるために添加量を多くす
るとアルコール臭、酢酸9oが食品につくことが容易に
予想される。
本発明者らは、エチルアルコールの濃度を下げ、麺自体
の風味、呈味、@性などに影響を与えずに、且つエチル
アルコール車独の場合よりも防腐効果を高めるような物
質を検索した結果、エチルアルコールを酸化する酵素で
あるアルコールオキシダーゼ〔EC1,1,,3,13
)及びカタラーゼ〔EC1,11,1,6)を共存させ
ることにより本目的を達成できることを見出し本発明に
至った。
の風味、呈味、@性などに影響を与えずに、且つエチル
アルコール車独の場合よりも防腐効果を高めるような物
質を検索した結果、エチルアルコールを酸化する酵素で
あるアルコールオキシダーゼ〔EC1,1,,3,13
)及びカタラーゼ〔EC1,11,1,6)を共存させ
ることにより本目的を達成できることを見出し本発明に
至った。
即ち、本発明は、エチルアルコール、好ましくは0.1
〜2重量%の6度のエチルアルコールとアルコールオキ
シダーゼ、好ましくは0.IU/g〜5U/gのアルコ
ールオキシダーゼとカタラーゼ、好ましくはアルコール
オキシダーゼの添加量の5〜20倍のカタラーゼとを含
んでなる保存性、風味、呈味、物性に優れた麺類を提供
するものである。
〜2重量%の6度のエチルアルコールとアルコールオキ
シダーゼ、好ましくは0.IU/g〜5U/gのアルコ
ールオキシダーゼとカタラーゼ、好ましくはアルコール
オキシダーゼの添加量の5〜20倍のカタラーゼとを含
んでなる保存性、風味、呈味、物性に優れた麺類を提供
するものである。
、本発明で使用されるアルコールオキシダーゼを得るに
は、)タノ゛−ルを唯一の炭素源としてこれを資化する
ことにより生育する菌株が好ましいが、アルコールオキ
シダーゼを生産する菌株であればいずれの菌株でも良い
。
は、)タノ゛−ルを唯一の炭素源としてこれを資化する
ことにより生育する菌株が好ましいが、アルコールオキ
シダーゼを生産する菌株であればいずれの菌株でも良い
。
これらの具体的菌株としては例えば、カンディダ(Ca
n−dida)属、ハンセヌラ(Hansenula
)属、ピヒア(Pichia)属及びトルロプシス(T
orulopsis)属、クロエラケラ(Lloeck
era)属、リボマイセス(Lfpomyces )属
等の菌株があり、更に具体的には、ハンセヌラ・ポリモ
ルファ (llan−senula polymorp
ha ) 、キャンデイダ・ボイディ−’−(Can−
dida boidinii ) 、ピヒア・パストリ
ス(Pichia pastor−is) 、、ピヒア
・コンティギュア(Pichia contigua
) 、リボマイセス・メタノシルビエンシス(Lipo
myces methano−silviensis)
等のメタノール資化性菌が挙げられる。これらの内、本
発明において特に好ましいのは、リポマイセス属の菌株
で具体的にはりボマイセス・メタノシルビエンシスであ
り、この自然的、人為的変異株であってもメタノールを
炭素源としてアルコールオキシダーゼを生産すれば使用
可能である。
n−dida)属、ハンセヌラ(Hansenula
)属、ピヒア(Pichia)属及びトルロプシス(T
orulopsis)属、クロエラケラ(Lloeck
era)属、リボマイセス(Lfpomyces )属
等の菌株があり、更に具体的には、ハンセヌラ・ポリモ
ルファ (llan−senula polymorp
ha ) 、キャンデイダ・ボイディ−’−(Can−
dida boidinii ) 、ピヒア・パストリ
ス(Pichia pastor−is) 、、ピヒア
・コンティギュア(Pichia contigua
) 、リボマイセス・メタノシルビエンシス(Lipo
myces methano−silviensis)
等のメタノール資化性菌が挙げられる。これらの内、本
発明において特に好ましいのは、リポマイセス属の菌株
で具体的にはりボマイセス・メタノシルビエンシスであ
り、この自然的、人為的変異株であってもメタノールを
炭素源としてアルコールオキシダーゼを生産すれば使用
可能である。
尚、前記リボマイセス・メタノシルビエンシスはすでに
微生物受託番号第5489号きして昭和55年4月15
日付で工業技術院微生物工業技術研究所へ寄託されてお
り、その菌学的性質は、特公昭57−28551号公報
に記載されているとおりである。
微生物受託番号第5489号きして昭和55年4月15
日付で工業技術院微生物工業技術研究所へ寄託されてお
り、その菌学的性質は、特公昭57−28551号公報
に記載されているとおりである。
本発明使用の酵母によるアルコールオキシダーゼ生産に
使用する培地としては、主炭素源としてのメタノール又
はエタノール、イソプロパツール、n−プロパツール等
と窒素源、無機物、ビタミンその他、生長促進物質をそ
れぞれJiに含有する培地ならば合成培地または天然培
地のいずれでも槽用できるが、′好ましくはメタノール
を唯一の炭素本発明使用の酵母は、培地中の主炭素源で
あるメタノール濃度が4重量%まで生育できるが培養方
法としては、培養時の通気によるメタノールの蒸発損失
を少なくするために培地中のメタノールを初発濃度をで
きるだけ低くしてメタノールの消費に合せてメタノール
を添加し、培養液中のメタノールを低濃度に保つ方法を
とることが好ましい。窒素源としてはアンモニウム塩、
尿素、コーンステイープリカー、酵母エキス、ペプトン
などの窒素化合物が用いられる。また、その他の無機塩
としては例えばマグネシウム塩、リン酸塩、カリウム塩
、カルシウム塩、鉄塩などが挙げられ、および必要に応
じてビタミン類、アミノ酸類などの生育に必須な物質あ
るいは生長促進物質を添加することも好ましい。
使用する培地としては、主炭素源としてのメタノール又
はエタノール、イソプロパツール、n−プロパツール等
と窒素源、無機物、ビタミンその他、生長促進物質をそ
れぞれJiに含有する培地ならば合成培地または天然培
地のいずれでも槽用できるが、′好ましくはメタノール
を唯一の炭素本発明使用の酵母は、培地中の主炭素源で
あるメタノール濃度が4重量%まで生育できるが培養方
法としては、培養時の通気によるメタノールの蒸発損失
を少なくするために培地中のメタノールを初発濃度をで
きるだけ低くしてメタノールの消費に合せてメタノール
を添加し、培養液中のメタノールを低濃度に保つ方法を
とることが好ましい。窒素源としてはアンモニウム塩、
尿素、コーンステイープリカー、酵母エキス、ペプトン
などの窒素化合物が用いられる。また、その他の無機塩
としては例えばマグネシウム塩、リン酸塩、カリウム塩
、カルシウム塩、鉄塩などが挙げられ、および必要に応
じてビタミン類、アミノ酸類などの生育に必須な物質あ
るいは生長促進物質を添加することも好ましい。
本発明使用酵母の培養条件は、培養温度20〜42℃で
生育可能であるが、アルコールオキシダーゼの生成など
の点から34〜39℃が特に好ましい。また、pet3
〜7で生育可能であるが、pi(3,5〜5.5が好ま
しく、さらに目的とする酵母以外の殺菌の汚染のない状
態で長期にわたり連続培養を行いアルコールオキシダー
ゼの生産を行うためには、p’H4〜5で培養すること
が特に好ましい。また、培養方式は、回分培養または連
続培養のいずれでもよい。
生育可能であるが、アルコールオキシダーゼの生成など
の点から34〜39℃が特に好ましい。また、pet3
〜7で生育可能であるが、pi(3,5〜5.5が好ま
しく、さらに目的とする酵母以外の殺菌の汚染のない状
態で長期にわたり連続培養を行いアルコールオキシダー
ゼの生産を行うためには、p’H4〜5で培養すること
が特に好ましい。また、培養方式は、回分培養または連
続培養のいずれでもよい。
かくして得られた培養物中のアルコールオキシダーゼ及
びカタラーゼは主に菌体内に生成されている。従って培
養終了液中に生産されたアルコールオキシダーゼを単離
するには、遠心分離によって菌体を集菌した後、ダイノ
ミル細胞破砕機、ブラウン細胞破砕機等により細胞を破
砕しリン酸バッファーで抽出された細胞破砕粗抽出液、
更には塩析法、溶媒析出法、カラムクロマトグラヅイー
などの精製法により得られる部分精製物もしくは精製物
として単離されるが、通常、この粗抽出液に硫安を約4
0%飽和となるように加え生じた沈澱を遠心分離機によ
り除き、沈澱を除去した上清にさらに硫安を加え50゛
%飽和とする。生じた沈澱をリン酸ナトリウムバッファ
ーに懸濁後間バッファーにて透析することによりアルコ
ールオキシダーゼとカタラーゼの比率がに10〜20(
活性のU kJs )の酵素組成物が得られる。さらに
アルコールオキシダーゼを精製するためには同バッファ
ーで平衡化したDEAE−セファセルカラムに吸着させ
る。そして、0.25M〜0.4Mの塩化ナトリウム連
続濃度勾配で溶出しアルコールオキシダーゼ活性を含む
両分を集める。活性画分を濃縮しセファデックスG−2
00によるゲル濾過を行い、活性画分を集め精製酵素を
得ることができる。
びカタラーゼは主に菌体内に生成されている。従って培
養終了液中に生産されたアルコールオキシダーゼを単離
するには、遠心分離によって菌体を集菌した後、ダイノ
ミル細胞破砕機、ブラウン細胞破砕機等により細胞を破
砕しリン酸バッファーで抽出された細胞破砕粗抽出液、
更には塩析法、溶媒析出法、カラムクロマトグラヅイー
などの精製法により得られる部分精製物もしくは精製物
として単離されるが、通常、この粗抽出液に硫安を約4
0%飽和となるように加え生じた沈澱を遠心分離機によ
り除き、沈澱を除去した上清にさらに硫安を加え50゛
%飽和とする。生じた沈澱をリン酸ナトリウムバッファ
ーに懸濁後間バッファーにて透析することによりアルコ
ールオキシダーゼとカタラーゼの比率がに10〜20(
活性のU kJs )の酵素組成物が得られる。さらに
アルコールオキシダーゼを精製するためには同バッファ
ーで平衡化したDEAE−セファセルカラムに吸着させ
る。そして、0.25M〜0.4Mの塩化ナトリウム連
続濃度勾配で溶出しアルコールオキシダーゼ活性を含む
両分を集める。活性画分を濃縮しセファデックスG−2
00によるゲル濾過を行い、活性画分を集め精製酵素を
得ることができる。
アルコールオキシダーゼ活性の測定方法は、メタノール
・パーオキシダーゼ・クロモゲン試薬溶液(水78mf
f、メタノール1m110.5Mリン酸緩衝液pH8,
710mA、0.4%パーオキシダーゼ溶液(100単
位/曙)10mA、1%0−ジアニシジン溶液1mIり
4mβを25℃にて10分間保温し、酵素液1mI!を
加え5分間反応後、4Mの塩酸を0.2 m l!加え
反応を停止し、410nmでの吸光度を測定する。上記
条件下で1分間に1μmoleの過酸化水素を生成する
酵素量を1単位(U)とした。
・パーオキシダーゼ・クロモゲン試薬溶液(水78mf
f、メタノール1m110.5Mリン酸緩衝液pH8,
710mA、0.4%パーオキシダーゼ溶液(100単
位/曙)10mA、1%0−ジアニシジン溶液1mIり
4mβを25℃にて10分間保温し、酵素液1mI!を
加え5分間反応後、4Mの塩酸を0.2 m l!加え
反応を停止し、410nmでの吸光度を測定する。上記
条件下で1分間に1μmoleの過酸化水素を生成する
酵素量を1単位(U)とした。
本発明の特に好ましい菌株、リポマイセス・メタノシル
ビエンシスを液体培地培養し菌体内に生成蓄積したアル
コールオキシダーゼと(A)活性、温度範囲:25〜4
5℃、至適温度:40℃、p11範囲:6〜9、至適p
Hニア、5、(B)分子量: 740’000+、ザブ
ユニットの分子量:59ooo。
ビエンシスを液体培地培養し菌体内に生成蓄積したアル
コールオキシダーゼと(A)活性、温度範囲:25〜4
5℃、至適温度:40℃、p11範囲:6〜9、至適p
Hニア、5、(B)分子量: 740’000+、ザブ
ユニットの分子量:59ooo。
(C)エタノールに対するKm値: 50 mM、
(1))安定性、温度:40℃以下、p、H:6〜7.
5の特性を有するアルコールオキシダーゼである。
(1))安定性、温度:40℃以下、p、H:6〜7.
5の特性を有するアルコールオキシダーゼである。
本発明のカタラーゼは、前記メタノール資化性菌菌体内
にアルコールオキシダーゼと共に生成し、これらの菌体
からの前記方法により得られる粗抽出物、更には部分精
製物もしくは精製物が使用される。又市販の肝臓カタラ
ーゼ等動物由来のカタラーゼ、ミクロコツカス(旧cr
ococcgs )属、アスペルギルス(Asperg
tllus )属、ペニシリウム(Penicilli
um )属、バシルス(Bacillus)属等の他の
微生物由来のカタラーゼなども使用できる。
にアルコールオキシダーゼと共に生成し、これらの菌体
からの前記方法により得られる粗抽出物、更には部分精
製物もしくは精製物が使用される。又市販の肝臓カタラ
ーゼ等動物由来のカタラーゼ、ミクロコツカス(旧cr
ococcgs )属、アスペルギルス(Asperg
tllus )属、ペニシリウム(Penicilli
um )属、バシルス(Bacillus)属等の他の
微生物由来のカタラーゼなども使用できる。
カタラーゼの活性測定方法としては、0.05 Mリン
酸バッファー(pH7,0)で約40U/mβに酵素を
希釈し試料とする。30%過酸化水素水を0゜1mlと
り、0.05 M ’Jン酸バッファー(pH7,0)
で50rr+lにメスアップして基質溶液とする。10
mmの石英セルに基質溶液2.9 m I!を入れ、2
5℃恒温水槽中に10分間放置した後、酵素液0.1m
l!添加し、分光光度針において240 nmの吸光度
が0.45から0.40まで下がるに要する時間を測定
する。
酸バッファー(pH7,0)で約40U/mβに酵素を
希釈し試料とする。30%過酸化水素水を0゜1mlと
り、0.05 M ’Jン酸バッファー(pH7,0)
で50rr+lにメスアップして基質溶液とする。10
mmの石英セルに基質溶液2.9 m I!を入れ、2
5℃恒温水槽中に10分間放置した後、酵素液0.1m
l!添加し、分光光度針において240 nmの吸光度
が0.45から0.40まで下がるに要する時間を測定
する。
カタラーゼ活性の単位とは、25℃において1分間に1
μmoleの過酸化水素を酸化触媒する酵素活性を1単
位(U)とする。
μmoleの過酸化水素を酸化触媒する酵素活性を1単
位(U)とする。
麺類へのエチルアルコール、アルコールオキシダーゼ、
カタラーゼからなる保存用組成物を含ませる方法は、浸
漬、噴霧、ねり込みなどによれば良く、特に限定される
ものではないが、エチルアルコールの濃度は0.1から
2重量%であることが好ましく、アルコールオキシダー
ゼの添加量は0、IU/麺g当りから5U/麺g当りで
あることが好ましく、カタラーゼの添加量はUとしてア
ルコールオキシダーゼの5倍から20倍であることが好
ましい。エチルアルコールの濃度が0.1%より低いと
防腐効果がなく、2%より多いと麺に風味変化を与える
ので好ましくない。又、アルコールオキシダーゼの添加
量は0.IU/麺g当りより低いと防腐効果がなくなり
、5U/麺g当りより多いと経済性を損なうので好まし
くない。更にカタラーゼの添加量はアルコールオキシダ
ーゼの20倍(Uとして)以上になると防腐効果が落ち
、5倍以下になると過酸化水素が残留するので好ましく
ない。
カタラーゼからなる保存用組成物を含ませる方法は、浸
漬、噴霧、ねり込みなどによれば良く、特に限定される
ものではないが、エチルアルコールの濃度は0.1から
2重量%であることが好ましく、アルコールオキシダー
ゼの添加量は0、IU/麺g当りから5U/麺g当りで
あることが好ましく、カタラーゼの添加量はUとしてア
ルコールオキシダーゼの5倍から20倍であることが好
ましい。エチルアルコールの濃度が0.1%より低いと
防腐効果がなく、2%より多いと麺に風味変化を与える
ので好ましくない。又、アルコールオキシダーゼの添加
量は0.IU/麺g当りより低いと防腐効果がなくなり
、5U/麺g当りより多いと経済性を損なうので好まし
くない。更にカタラーゼの添加量はアルコールオキシダ
ーゼの20倍(Uとして)以上になると防腐効果が落ち
、5倍以下になると過酸化水素が残留するので好ましく
ない。
本発明のW!類としては、例えば茹うどん、そば、中華
めん、スパゲティ、マカロニなどが挙げられる。
めん、スパゲティ、マカロニなどが挙げられる。
本発明の製造方法は、iJ1當行われている製造方法で
良く、好ましくは小麦粉(中力粉、強力粉)100重量
部、水25〜35重量部、塩0〜3重量部の原料配合に
より練り、混合機、麺帯機、延機、切出機にかけて製麺
される。
良く、好ましくは小麦粉(中力粉、強力粉)100重量
部、水25〜35重量部、塩0〜3重量部の原料配合に
より練り、混合機、麺帯機、延機、切出機にかけて製麺
される。
本発明は、保存性、安全性に優れ、風味、呈味、色調、
粘弾性などの物性に優れた麺である。
粘弾性などの物性に優れた麺である。
以下に実施例をもって詳細に説明するが文中1部」、「
%」は重量基準であるものとする。
%」は重量基準であるものとする。
実施例1−
小麦粉25g、食塩0.25gにエチルアルコール0.
5%、アルコールオキシダーゼIU/g当り、カタラー
ゼIOU/g当りを混合し水分を14%に調整し、製麺
機により生うどんを調製した。これを30℃に保温し、
生菌数の経口変化を調べた。生菌数の経口変化を図1に
示した。この図から明らかなように市販アルコール製剤
(エチルアルコール濃度2%)に比べても顕著な防腐効
果が得られることから保存性に優れ、風味、呈味、物性
等に変化を与えないことをi認した。
5%、アルコールオキシダーゼIU/g当り、カタラー
ゼIOU/g当りを混合し水分を14%に調整し、製麺
機により生うどんを調製した。これを30℃に保温し、
生菌数の経口変化を調べた。生菌数の経口変化を図1に
示した。この図から明らかなように市販アルコール製剤
(エチルアルコール濃度2%)に比べても顕著な防腐効
果が得られることから保存性に優れ、風味、呈味、物性
等に変化を与えないことをi認した。
実施例2
小麦粉25g1食塩0.25g、カン粉0.25 gに
エチルアルコール0.5%、アルコールオキシダーゼI
U/g当り、カタラーゼIOU/g当りを混合し、水分
33%に調整し製麺機により生中華めんをm11した。
エチルアルコール0.5%、アルコールオキシダーゼI
U/g当り、カタラーゼIOU/g当りを混合し、水分
33%に調整し製麺機により生中華めんをm11した。
これを30℃に保温し、生菌数の経口変化を調べた。生
菌数の経口変化を図2に示した。この図から明らかなよ
うに防腐剤無添加区、市販アルコール製剤添加区に比べ
、生菌数の増加を抑え防腐効果に優れること、風味、呈
味、物性に変化を与えないことを確認した。
菌数の経口変化を図2に示した。この図から明らかなよ
うに防腐剤無添加区、市販アルコール製剤添加区に比べ
、生菌数の増加を抑え防腐効果に優れること、風味、呈
味、物性に変化を与えないことを確認した。
図−1は、生うどんに対する保存日数と生菌数の関係を
示し、図−2は、生中華めんに対する保存日数と生菌数
の関係を示したものである。 代理人 弁理士 高 橋 勝 利(Vw>1@
壬 □ (も/@Y”)砿甲土
示し、図−2は、生中華めんに対する保存日数と生菌数
の関係を示したものである。 代理人 弁理士 高 橋 勝 利(Vw>1@
壬 □ (も/@Y”)砿甲土
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、エチルアルコールとアルコールオキシダーゼ〔EC
1,1,3,13〕及びカタラーゼ〔EC1,11,1
,6〕とを含んでなる麺類。 2、エチルアルコールの濃度が0.1〜2重量%である
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の麺類。 3、アルコールオキシダーゼの添加量が0.1U/g〜
5U/gであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の麺類。 4、カタラーゼの添加量がアルコールオキシダーゼの添
加量の5倍〜20倍であることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の麺類。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59249908A JPS61128853A (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | 麺類 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59249908A JPS61128853A (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | 麺類 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61128853A true JPS61128853A (ja) | 1986-06-16 |
Family
ID=17199985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59249908A Pending JPS61128853A (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | 麺類 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61128853A (ja) |
-
1984
- 1984-11-27 JP JP59249908A patent/JPS61128853A/ja active Pending
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