JPS6112878A - 耐熱ステンレス鋼の表面処理方法 - Google Patents
耐熱ステンレス鋼の表面処理方法Info
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- JPS6112878A JPS6112878A JP13260784A JP13260784A JPS6112878A JP S6112878 A JPS6112878 A JP S6112878A JP 13260784 A JP13260784 A JP 13260784A JP 13260784 A JP13260784 A JP 13260784A JP S6112878 A JPS6112878 A JP S6112878A
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- stainless steel
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- resistant stainless
- heat
- carbonate
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C22/00—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
- C23C22/05—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions
- C23C22/60—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions using alkaline aqueous solutions with pH greater than 8
- C23C22/62—Treatment of iron or alloys based thereon
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は燃焼器などの高温部品として使用される耐熱
材料の輻射率を向上させる表面処理に関するものである
。
材料の輻射率を向上させる表面処理に関するものである
。
高温部品にはＦ ｅ −Ｃｒ系またはＦｅ −Ｃｒ−Ｎ
ｉ系の耐熱ステンレス鋼がよく使用され、８１（１〜４
重１％ ） 、 Ａｌ （ａ １〜３１１１％ ） ６
ルイｔｉＴｔ（０，１〜１．５重量％）などが添加され
たものがある。これら耐熱ステンレス鋼の熱線（紫外線
）に対する輻射率は小さいので、輻射率を向上させるた
め、従来、高温酸化処理とか炭化ケイ素塗料の塗布、焼
付けなどの方法がとられている。
ｉ系の耐熱ステンレス鋼がよく使用され、８１（１〜４
重１％ ） 、 Ａｌ （ａ １〜３１１１％ ） ６
ルイｔｉＴｔ（０，１〜１．５重量％）などが添加され
たものがある。これら耐熱ステンレス鋼の熱線（紫外線
）に対する輻射率は小さいので、輻射率を向上させるた
め、従来、高温酸化処理とか炭化ケイ素塗料の塗布、焼
付けなどの方法がとられている。
高温酸化処理は手軽な方法で、雰囲気の調整により黒色
の輻射率の大きい酸化皮膜を形成することができる。と
ころが、耐熱ステンレス鋼の耐酸化性が優れているため
、非常に高温で処理する必要がある。例えばＦｅ−１１
Ｃｒ −０，４Ｔｉ合金（ＪＩＳ。
の輻射率の大きい酸化皮膜を形成することができる。と
ころが、耐熱ステンレス鋼の耐酸化性が優れているため
、非常に高温で処理する必要がある。例えばＦｅ−１１
Ｃｒ −０，４Ｔｉ合金（ＪＩＳ。
５ＵＨ４０９）を９００℃で３０分間大気中で酸化する
と、６００℃における輻射率は０．７になる（以後６０
０℃における輻射率をε１ｓＯｏと配力、燃焼器用部品
としては、少なくともε は０，８が必要であり、で
きるだけ大きいことが望ましい。さらに高温で酸化し厚
い酸化皮膜を形成すると、輻射率は０．８程度になると
考えられるが、高温での部品の変形が問題となる上、高
温設備が必要で、加エエネルギーが増大するという欠点
が生じる。
と、６００℃における輻射率は０．７になる（以後６０
０℃における輻射率をε１ｓＯｏと配力、燃焼器用部品
としては、少なくともε は０，８が必要であり、で
きるだけ大きいことが望ましい。さらに高温で酸化し厚
い酸化皮膜を形成すると、輻射率は０．８程度になると
考えられるが、高温での部品の変形が問題となる上、高
温設備が必要で、加エエネルギーが増大するという欠点
が生じる。
また、塗装によっても、炭化ケイ素などの高温で安定な
黒色被膜が得られるが、この塗装法では塗膜が劣化する
という問題があり、母材に耐熱ステンレス鋼を使用した
のでは塗膜の密着性に問題があった。
黒色被膜が得られるが、この塗装法では塗膜が劣化する
という問題があり、母材に耐熱ステンレス鋼を使用した
のでは塗膜の密着性に問題があった。
さらに、アルカリ金属水酸化物を付着させたあと、大気
中で加熱する方法によっても、輻射率の大きい酸化皮膜
を低温（５５０〜７００℃）で生成できることがわかっ
ている。ところがこの方法では、苛性ソーダなど劇物を
取り扱うため１部品を量産する目的には、危険性が高く
２作業上問題があった。
中で加熱する方法によっても、輻射率の大きい酸化皮膜
を低温（５５０〜７００℃）で生成できることがわかっ
ている。ところがこの方法では、苛性ソーダなど劇物を
取り扱うため１部品を量産する目的には、危険性が高く
２作業上問題があった。
この発明は上記のような従来の方法の欠点を除去するた
めになされたもので、Ｆｅ−Ｃｒ系及びＦｅ−Ｃｒ−Ｎ
ｉ系の耐熱ステンレス鋼表面にアルカリ金属の炭酸塩溶
液を用いてアルカリ金属化合物を付着させる工程、及び
このアルカリ金属化合物を付着させた耐熱ステンレス鋼
を酸素雰囲気中で加熱酸化する工程を施すことにより、
輻射率の高い皮膜を低温で安全に形成することを目的と
している。
めになされたもので、Ｆｅ−Ｃｒ系及びＦｅ−Ｃｒ−Ｎ
ｉ系の耐熱ステンレス鋼表面にアルカリ金属の炭酸塩溶
液を用いてアルカリ金属化合物を付着させる工程、及び
このアルカリ金属化合物を付着させた耐熱ステンレス鋼
を酸素雰囲気中で加熱酸化する工程を施すことにより、
輻射率の高い皮膜を低温で安全に形成することを目的と
している。
以下、この発明の一実施例について説明する。
試料としては１１ Ｃｒ −０，４Ｔｉ鋼板（ＪＩＳ、
５ＩＧＨ４０９Ｐ ）を使用した。この試片を脱脂後、
アルカリ金属の炭酸塩溶液である６０〜８０℃の重炭酸
ソーダの１０チ水溶液に３０秒間浸漬し、乾燥する。次
に大気中で、５５０℃、３時間、及び６００Ｃ，３０分
の２種の酸化処理を行なった。５５６℃、３時間の処理
では黒色の皮膜が生成し、 ６００℃、３０分の処理で
は褐色の皮膜か生成した。この表面処理後の試片の６０
０℃での輻射率（６６０Ｇ）を表に示す。表には比較の
ため、従来法についても常温での輻射率（εＲＴ）を伴
記して載せた。
５ＩＧＨ４０９Ｐ ）を使用した。この試片を脱脂後、
アルカリ金属の炭酸塩溶液である６０〜８０℃の重炭酸
ソーダの１０チ水溶液に３０秒間浸漬し、乾燥する。次
に大気中で、５５０℃、３時間、及び６００Ｃ，３０分
の２種の酸化処理を行なった。５５６℃、３時間の処理
では黒色の皮膜が生成し、 ６００℃、３０分の処理で
は褐色の皮膜か生成した。この表面処理後の試片の６０
０℃での輻射率（６６０Ｇ）を表に示す。表には比較の
ため、従来法についても常温での輻射率（εＲＴ）を伴
記して載せた。
表 輻射本測定結果
表から明らかなように重炭酸ソーダと浸漬後、酸化処理
を行うことにより比較試料Ｄ（先行技術。
を行うことにより比較試料Ｄ（先行技術。
特願昭５９− 号明細書）と同様に低温で輻射率の
高い表面が得られた。
高い表面が得られた。
この実施例によれば、従来比較試料（Ａ−Ｃ）より低温
で安定な酸化皮膜を形成し、輻射率を向上できるととも
に２重炭酸ソーダを用い苛性ソーダのような劇物を含ま
ないので、また溶媒として可燃性のアルコールを用いず
水を使用しているので、取り扱いが容易であり、安全な
作業ができる。
で安定な酸化皮膜を形成し、輻射率を向上できるととも
に２重炭酸ソーダを用い苛性ソーダのような劇物を含ま
ないので、また溶媒として可燃性のアルコールを用いず
水を使用しているので、取り扱いが容易であり、安全な
作業ができる。
従ってこの方法は家庭用燃焼器など大量に生産する製品
の部品の表面処理法として適しており、輻射率の向上に
よる放熱特性の向上により、コンパクトで大容級の燃焼
器が得られるため、経済的な効果は大きい。
の部品の表面処理法として適しており、輻射率の向上に
よる放熱特性の向上により、コンパクトで大容級の燃焼
器が得られるため、経済的な効果は大きい。
なお、上記実施例で５チ重炭酸ソーダに少量（０，５％
程度）の界面活性剤を添加すると１表面皮膜のむらが峨
少する。
程度）の界面活性剤を添加すると１表面皮膜のむらが峨
少する。
重炭酸ソーダの付着した耐熱ステンレス鋼に低温で酸化
皮膜が生成することは、高温ではＮａＨＣＯｓは分解し
やす（ｚ Ｎａ ２０が生成し５これがＣｒ 。
皮膜が生成することは、高温ではＮａＨＣＯｓは分解し
やす（ｚ Ｎａ ２０が生成し５これがＣｒ 。
Ｔ１の酸化皮膜の保護作用を破壊するためであると推察
される。Ｎ ａ ２０は、耐熱性を付与するために添加
されるＴｉ、 ８１． ｋｌ、 Ｃｒなどの酸化物と反
応しやすいので、各種の耐熱ステンレス鋼に適用できる
と考えられる。また、＃化処理の前に浸漬あるいは噴霧
する溶液としては、上記実施例で示した重炭酸ソーダの
ほか、炭酸ソーダ、炭酸カリウムなどアルカリ金属の炭
酸塩にはよく似た性質があるので、同様に使用すること
ができる。また、その溶媒としてはアルコールは可燃性
であるので、使用は可能であるが水の方が望ましい。
される。Ｎ ａ ２０は、耐熱性を付与するために添加
されるＴｉ、 ８１． ｋｌ、 Ｃｒなどの酸化物と反
応しやすいので、各種の耐熱ステンレス鋼に適用できる
と考えられる。また、＃化処理の前に浸漬あるいは噴霧
する溶液としては、上記実施例で示した重炭酸ソーダの
ほか、炭酸ソーダ、炭酸カリウムなどアルカリ金属の炭
酸塩にはよく似た性質があるので、同様に使用すること
ができる。また、その溶媒としてはアルコールは可燃性
であるので、使用は可能であるが水の方が望ましい。
以上のように、この発明によれば、Ｆｏ−Ｃｒ系及びＦ
ｅ−Ｃｒ−Ｍｉ系の耐熱ステンレス鋼表面にアルカリ金
属の炭酸塩溶液を用いて、アルカリ金属化合物を付着さ
せる工程、及びこのアルカリ金属化合物を付着させた耐
熱ステンレス鋼を酸素雰囲気中で加熱酸化する工程を施
すことにより、輻射率の高い皮膜を低温で安全に作業性
良く形成できる効果がある。
ｅ−Ｃｒ−Ｍｉ系の耐熱ステンレス鋼表面にアルカリ金
属の炭酸塩溶液を用いて、アルカリ金属化合物を付着さ
せる工程、及びこのアルカリ金属化合物を付着させた耐
熱ステンレス鋼を酸素雰囲気中で加熱酸化する工程を施
すことにより、輻射率の高い皮膜を低温で安全に作業性
良く形成できる効果がある。
Claims (2)
- （１）Ｆｅ−Ｃｒ系及びＦｅ−Ｃｒ−Ｎｉ系の耐熱ステ
ンレス鋼表面にアルカリ金属の炭酸塩溶液を用いてアル
カリ金属化合物を付着させる工程、及びこのアルカリ金
属化合物を付着させた耐熱ステンレス鋼を酸素雰囲気中
で加熱酸化する工程を施す耐熱ステンレス鋼の表面処理
方法。 - （２）アルカリ金属の炭酸塩溶液は水溶液である特許請
求の範囲第１項記載の耐熱ステンレス鋼の表面処理方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13260784A JPS6112878A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 耐熱ステンレス鋼の表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13260784A JPS6112878A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 耐熱ステンレス鋼の表面処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6112878A true JPS6112878A (ja) | 1986-01-21 |
Family
ID=15085285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13260784A Pending JPS6112878A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 耐熱ステンレス鋼の表面処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6112878A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0935014A1 (en) * | 1998-01-29 | 1999-08-11 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Method for the anticorrosive treatment of waste plastics treating equipment |
| US8871699B2 (en) | 2012-09-13 | 2014-10-28 | Ecolab Usa Inc. | Detergent composition comprising phosphinosuccinic acid adducts and methods of use |
| US9023784B2 (en) | 2012-09-13 | 2015-05-05 | Ecolab Usa Inc. | Method of reducing soil redeposition on a hard surface using phosphinosuccinic acid adducts |
| US9752105B2 (en) | 2012-09-13 | 2017-09-05 | Ecolab Usa Inc. | Two step method of cleaning, sanitizing, and rinsing a surface |
| US9994799B2 (en) | 2012-09-13 | 2018-06-12 | Ecolab Usa Inc. | Hard surface cleaning compositions comprising phosphinosuccinic acid adducts and methods of use |
-
1984
- 1984-06-27 JP JP13260784A patent/JPS6112878A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0935014A1 (en) * | 1998-01-29 | 1999-08-11 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Method for the anticorrosive treatment of waste plastics treating equipment |
| US6277327B1 (en) | 1998-01-29 | 2001-08-21 | Tohoku Electric Power Company, Inc. | Method for the anticorrosive treatment of waste plastics treating equipment |
| CN1090685C (zh) * | 1998-01-29 | 2002-09-11 | 三菱重工业株式会社 | 废塑料处理设备的防蚀处理方法 |
| US8871699B2 (en) | 2012-09-13 | 2014-10-28 | Ecolab Usa Inc. | Detergent composition comprising phosphinosuccinic acid adducts and methods of use |
| US9023784B2 (en) | 2012-09-13 | 2015-05-05 | Ecolab Usa Inc. | Method of reducing soil redeposition on a hard surface using phosphinosuccinic acid adducts |
| US9670434B2 (en) | 2012-09-13 | 2017-06-06 | Ecolab Usa Inc. | Detergent composition comprising phosphinosuccinic acid adducts and methods of use |
| US9752105B2 (en) | 2012-09-13 | 2017-09-05 | Ecolab Usa Inc. | Two step method of cleaning, sanitizing, and rinsing a surface |
| US9994799B2 (en) | 2012-09-13 | 2018-06-12 | Ecolab Usa Inc. | Hard surface cleaning compositions comprising phosphinosuccinic acid adducts and methods of use |
| US10358622B2 (en) | 2012-09-13 | 2019-07-23 | Ecolab Usa Inc. | Two step method of cleaning, sanitizing, and rinsing a surface |
| US10377971B2 (en) | 2012-09-13 | 2019-08-13 | Ecolab Usa Inc. | Detergent composition comprising phosphinosuccinic acid adducts and methods of use |
| US11001784B2 (en) | 2012-09-13 | 2021-05-11 | Ecolab Usa Inc. | Detergent composition comprising phosphinosuccinic acid adducts and methods of use |
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