JPS61128088A - 流動焙焼装置 - Google Patents

流動焙焼装置

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JPS61128088A
JPS61128088A JP24949484A JP24949484A JPS61128088A JP S61128088 A JPS61128088 A JP S61128088A JP 24949484 A JP24949484 A JP 24949484A JP 24949484 A JP24949484 A JP 24949484A JP S61128088 A JPS61128088 A JP S61128088A
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JP
Japan
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raw material
fluidized
roasting
heat exchanger
gas
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Pending
Application number
JP24949484A
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English (en)
Inventor
宮本 重義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、流動焙焼装置に関する。
〔従来の技術〕
第2図及び第3図に、従来の流動焙焼装置の概要を示す
第2図は、多段流動層を用いた粉粒状石灰石、石灰石を
含む粉粒状の燐鉱(燐灰岩)等の焙焼装置を示すが、特
公昭57−41295号公報に記載されているように、
この装置では、焙焼室21の排ガスは、多量の随伴固体
を含み、この固体粒子は、高温度では粘着性が犬であシ
、導管21、高温風箱25、羽口24にスケールを堆積
する。この弊害を除去するために、この装置では、冷却
水導管25を設け、導管26中に水を噴射し、ガス温度
を下げて、スケールが堆積しないようにしている。なお
、27は予熱室、28は冷却室である。
第3図は、多段サイクロンを用いた前述のものと同様目
的の焙焼装置である。図中、流動層式焙焼炉31の排ガ
スは、捕集サイクロン32で随伴固体を除去したのち、
多段サイクロン33による熱交換器中を下段から上段へ
順次流し、原料供給器34を通して系内に供給される粉
粒原料を予熱する。この装置は、原料の予熱部分にサイ
クロンを用いているので、この部分に流動層を用いる第
2図に示すものに比し、徊造が簡単であり、圧力損失も
少い利点があるが、35゜56.57で示すガス導管、
および5B、 59.40で示すサイクロンの内壁に高
温の固体粒子が付着し、通気を阻害するために、長期の
安定運転ができない。
石灰石(0aO(+3)を焙焼する装置にあっては、焼
成品である生石灰(Oao )のうち、捕集サイクロン
52によシ捕捉できない微粉子が、温度500〜800
℃の分解平衡温度以下の帯域において、燃焼ガス中のC
O8と部分的にCaO+CO1→CaCO5の逆反応を
起し、この物質は、この温度域では粘着性が犬であるた
めに、装置内の他の粒子を随伴して装置の内壁に付着す
る。
付着物は、組織が緻密で固く、除去するためには装置を
停止し、ドリルや発破等を使用する必要があり、装置の
構造が複雑であれば、この作業は一層困離なものになる
次に、流動層は、予熱部分で流動層1段あたυ700〜
800 WIAq p焙焼部分で1000〜15005
aaAq 、冷却部分で1000 mAq  程度の圧
力損失があるが、これを、第2図及び第5図の如く直列
に繋ぐ場合は、高圧の特殊な送風機が必要となシ、保守
、操作が面倒になシ、高価である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、上記従来装置の欠点を解消した流動焙
焼装置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
・本発明は、流動層による焙焼炉および冷却器、ならび
に該焙焼炉の排ガスを熱源とするサスペンション式予熱
器によって構成される粉粒状原料の焙焼装置において、
前記予熱器として直立円筒形で下部が逆円錐形をしたシ
ャフト式熱交換器を用い、該熱交換器への原料供給手段
と該  −熱交換器への前記排ガス供給ラインとを結ぶ
低温原料のバイパスラインを設けたことを特徴とする粉
粒状原料焙焼装置に関する。
すなわち、本発明装置は、(4)低温の通常若干の水分
を含んだ原料を系内に1部バイパスさせガス温度を下げ
ることによシ、付着物の生成を阻止し、長期運転を可能
にすること、申)冷却器の排ガスを流動式焙焼炉の流動
層上に導入することによυ、送風機としてプロワ−では
なく通常のファン使用で流動層の形成を可能とし、その
上部に気流層を形成させ、かつ焙焼炉内を負圧にして内
部監視を可能にすること、および(C)予熱器として公
知のシャフトを付着物の生成する部位に使用し、付着物
の除去、系外への排出を容易にすることができるように
したことを特徴とする。
かかる特徴を有する本発明装置は、燐鉱(PIOI+ 
caco、 )の焙焼による燐肥(pros)の生産、
すなわちCanonをOaQとし、これを消化してca
(ou)tにすることによシ除去し、plOlの純度を
上げる装置、あるいは石灰石(CaCQl )  を焙
焼し生石灰(Cao )を生産する装置に有効である。
本発明装置に供される原料は、通常、粒度4fi以下の
粉粒体で、2〜5X以下の水分を含む石灰石または石灰
石を含む例えば燐鉱の如き鉱物である。
〔作 用〕
以下に、本発明装置を図面に基づき説明する。。
第1図は、本発明による流動焙焼装置の一実施態様を示
す。
粉粒状の原料は、原料供給器1を通して装置に供給され
、分配ダンパ2によシ分割され、その一部は、捕集サイ
クロン3の出口のガス導管中4に投入される。捕集サイ
クロン3の出口ガス温度は、約900℃であシ、第3図
の従来装置にあっては、温度約800℃のサイクロン4
0゜約700℃のサイクロン39.約600℃のサイク
ロン38.およびこれに付随するガス導管35.36,
57のそれぞれの内壁に、その高温度の故に生石灰の再
炭酸化(CaO+ Cow→Ca0Q1で表わされる逆
反応)が生じ、これに起因する付着物が生成し、運転の
継続に伴ない次第に通気の抵抗を増し、遂には運転を不
可能に至らしめる。しかし、本発明装置では、ガス導管
4中のガス温度を、バイパス管20を経て投入される原
料により、約900℃から一挙に550℃以下に低下さ
せ(とくに、常温の原料中に含まれる水分がこの温度低
下に寄与する)、捕集サイクロン3によって捕捉し得な
かった微粒生石灰(Oao )が、燃焼ガス中のCO,
ガスと反応し、粘着性の強い付着物を生成しないように
している。550℃以下になったガス中の微粒生石灰は
、最早再炭酸化することなく、シャフト式の熱交換器5
内に導入される。熱交換器5は円筒状で、下部は円錐形
であり、550℃以下のガスは、円筒に対し接線方図に
入り、筒中を旋回上昇し、装置の鍛上段にある集塵用サ
イクロン6を経て誘引ファン7によシ誘引され、集塵器
(図示省略)に至る。熱交換器5の形状は、運転の状況
によυ、550℃以下にガス温度を保持できなかった場
合に、生成する付着物の除去が容易なように円筒状であ
シ、下部には、必要に応じて付着物を系外に排出する排
出管8を設ける。分配ダンパ2によシ分割されたもう一
方の原料は、シャフト式の熱交換器5の上部に投入され
、該熱交換器5内の旋回上昇ガス流中を下降し、熱交換
したのち、ガス導管4中の原料と共に、流動焙焼炉9に
導かれる。熱交換器5の排ガス温度は、約400℃であ
る。流動焙焼炉9には、空気室10とガ・ス透過板11
がら)、流動化ファン12に二って装置内に送られた空
気は、空気室10.ガス、透過板11を経て流動焙焼炉
9内の原料を流動化させる。燃料送入管131Cよシ、
燃料は流動層中に供給され、流動化空気によって部分燃
焼し、残余は、流動層上において燃焼を完結する。流動
焙焼炉9内の温度は、約900℃でほぼ均一であり、微
粒は、流動焙焼炉?内を上昇し、反応が促進され、捕集
サイクロン3を経て冷却器14に至る。流動焙焼炉9中
の上昇ガス流に随伴し得ない粗粒は、溢流管15を経て
冷却器14に至る。冷却器14には、流動焙焼炉9と同
様、空気室16、ガス透過板17、流動化ファン18が
ある。冷却器14より排出された高温の空気は、随伴す
る固体粒子を成゛品捕集サイクロン19で除去したのち
、その一部または全部を流動焙焼炉9の流動する原料層
上に旋回流を生ぜしむるように導く。
流動層上では、燃焼が継続され、流動層から飛散する原
料の反応を旋回流中で促進させる。成品溢流管24から
出る成品の温度を十分下げるため、流動化ファン18の
風量を流動焙焼炉9が必要とする以上に増加させた場合
は、高温空気の一部を集塵器21を通して系外に排出す
る。
サイクロン19、溢流管24、集塵器21から出る成品
は、成品輸送機22で成品サイロ(図示省略)に搬送す
る。なお、23は誘引ファンである。
流動焙焼炉9の排ガスは、誘引ファン7で誘引され、冷
却器14から排出される空気量は、誘引ファン23で調
節されているので、流動焙焼炉9の炉内圧調整は容易で
あり、炉内を負圧とし、採集中の内部の燃焼状況を容易
に監視し得る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、俸)低温の遥常若干の水分を含んだ原
料を系内に一部バイパスさせガス温度を下げることによ
υ、付着物の生成を阻止し、長期運転を可能にすること
、申)冷却器の排ガスを流動式焙焼炉の流動層上に導入
することにより、送風機としてブロワ−ではなく通常の
ファンの使用で流動層の形成を可能とし、その上部に気
流層を形成させ、かつ焙焼炉内を負圧にして内部監視を
可能にすること、および(C)予熱器として公知のシャ
フトを付着物の生成する部位に使用し、付着物の除去、
系外への排出を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の流動焙焼装置の一実施態様を示す概
略図である。第2図及び第5図は、従来の流動焙焼装置
の概略図である。 復代理人   内 1)  明 復代理人   萩 原 亮 − 尾1図 第2゛図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 流動層による焙焼炉および冷却器、ならびに該焙焼炉の
    排ガスを熱源とするサスペンション式予熱器によって構
    成される粉粒状原料の焙焼装置において、前記予熱器と
    して直立円筒形で下部が逆円錐形をしたシャフト式熱交
    換器を用い、該熱交換器への原料供給手段と該熱交換器
    への前記排ガス供給ラインとを結ぶ低温原料のバイパス
    ラインを設けたことを特徴とする粉粒状原料焙焼装置。
JP24949484A 1984-11-28 1984-11-28 流動焙焼装置 Pending JPS61128088A (ja)

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JP24949484A JPS61128088A (ja) 1984-11-28 1984-11-28 流動焙焼装置

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JP24949484A JPS61128088A (ja) 1984-11-28 1984-11-28 流動焙焼装置

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JPS61128088A true JPS61128088A (ja) 1986-06-16

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JP (1) JPS61128088A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018012624A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 住友金属鉱山株式会社 酸化ニッケルの製造方法、流動焙焼炉
JP2020070222A (ja) * 2018-11-02 2020-05-07 株式会社 セテック ライムケーキ(高含水炭酸カルシウム)の焼成システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018012624A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 住友金属鉱山株式会社 酸化ニッケルの製造方法、流動焙焼炉
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