JPS61127517A - 魚体の冷却搬出装置 - Google Patents

魚体の冷却搬出装置

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JPS61127517A
JPS61127517A JP59247842A JP24784284A JPS61127517A JP S61127517 A JPS61127517 A JP S61127517A JP 59247842 A JP59247842 A JP 59247842A JP 24784284 A JP24784284 A JP 24784284A JP S61127517 A JPS61127517 A JP S61127517A
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fish tank
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G53/00Conveying materials in bulk through troughs, pipes or tubes by floating the materials or by flow of gas, liquid or foam
    • B65G53/30Conveying materials in bulk through pipes or tubes by liquid pressure
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C25/00Processing fish ; Curing of fish; Stunning of fish by electric current; Investigating fish by optical means
    • A22C25/08Holding, guiding, or conveying fish before, during or after its preparation ; Devices for sizing fish; Automatically adapting conveyors or processing machines to the measured size

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、魚体を冷媒液と一緒に魚槽に入れ、ここで魚
体を冷却してその後搬出する装置に関し、主として新鮮
な魚を凍結した後搬出する装置に使用される魚体の冷却
搬出装置に関する。
B、従来技術 遠洋かつお一本釣漁業に於ては、釣上げた魚体を、凍結
温度に予め冷却したブライン液(濃塩水)に浸漬して凍
結する方法が採用されている。それは第2図に示すよう
に、魚槽A内のプライン液中に魚体Cを投入し、凍結し
た時点でたも網りにより魚体をすくい上げて池の魚槽へ
人力によ!7移送している。又、先に魚体Cを魚[A内
に投入して、その後プライン液日を注入し凍結した時点
で、プライン液日のみをポンプにより排出する等の方法
が採用されている。漁港へ入港して、凍結した魚体を陸
揚げする場せは、凍結魚のみが収納された魚槽内に作業
員が入って、十数キログラム程度を収容できる脆の中へ
人手により凍結魚を入れ、そのMlを入海作戦によって
荷揚げしているのが現状である。
キロ単価の高価な高級魚を、比較的少量扱う場合は、こ
のような入海作戦による取扱いでも採算は合う。ところ
が、本発明の主たる対象魚である多獲性大衆魚の場合は
、安価で短jlIII間に大散を扱わねばならず、又、
漁場が近いために、はとんど毎日の作業であり、重労働
の為、前述のように手間の掛る方法では処理できないの
が実状である。
又、在米の力1つお一本釣漁業で行なわれている方法で
は、魚槽への投入時に、魚体はブライン液(以下プライ
ンと称す)に浮上するため、大阪の魚体を投入した場合
、一部の魚体が下の魚体の上に乗せられて、プライン中
には浸漬でさず、全ての魚体が均一に冷却されない。そ
こで、上下の魚体を入れ替える為にかき混ぜる等の作業
を必要とするが、鮮魚のかき混ぜはこれを傷付は易く、
魚の商品価値を低下させる欠点がある。
又、在米の魚槽は、上部を大きくυd放して魚体を投入
及び排出しているが、−20℃程度まで過冷却したプラ
インを使用するため、温度差が大きいので外気との接触
による熱の吸収によって、想像以上にエネルギロスが発
生している。
ところで、いわし、あじ、さげ、きんt等の多獲性大衆
魚は、高鮮度のまま食卓に運ばれるなら、大型高級魚に
号るとも劣らない程美味である。特に、いわし等は、優
れた栄養価の魚として好んで食べられるようになった。
しかしながら、これ等の多獲性大衆魚は、高級魚に比べ
ると鮮度保持が極めて困難である。ちなみに、いわしは
、捕獲された漁船で鮮度を表示するに値が5〜10で、
陸揚げされた市場でのに値は15〜20に低下し、これ
が半日から一日で魚屋の店先に並んだときには、すでに
に値は20〜25に低下し、最早さしみ等の生の状態で
は食べることができない。
現在、いわし等の多獲性大衆魚は、漁場で各種の網によ
って捕獲された後、魚槽内で水氷処理されてショック死
され、漁港まで持帰り、漁港に於て、魚体のみが陸揚げ
され、一部は鮮魚としてそのまま市場に流通し、池の一
部は冷凍工場に運ばれて凍結されている。凍結魚は、一
般的に鮮度が悪く、一部を除いてほとんどが養殖漁業で
の餌料として消費式れている。
本発明の装置は、主として、凍結魚を製造保管するのに
使用され、特に漁場近傍の洋上で、本装置を使用するこ
とによって、網中の活魚を冷水により即殺すると共に、
直ちに凍結して以後凍結保冷し、従来の常識では計り知
れぬ程の高鮮度の凍結魚を製造することができる。
C0本発明の目的 従って、本発明の重要な目的は、多量の魚体をgiなく
均一に冷却でき、しから充分に冷却された魚体が搬出き
れて、多獲性大衆魚を短時間に多−冷却処理して高鮮度
保持できる魚体の冷却搬出装置を提供するKある。
又、本発明の池の重要な目的は、多量の魚体を冷却搬出
処理するのに手間が掛らず、一時に多量に捕獲される多
獲性大衆魚を、省力化して安価にしから迅速に高鮮度処
理できる魚体の冷却搬出装置を提供するにある。
更に又、本発明の池の重要な目的は、冷媒液と魚体とが
密閉構造の魚槽内にある為、冷媒液が外気に接触して昇
温きれることかなく、又、魚体の一部が外気中で加温さ
れて冷却斑が発生せず、外気によるエネルギ損失並びに
魚体の鮮度低下が防止できる魚体の冷却搬出装置を提供
するにある。
D、目的を達成する為の手段 点検は加圧減圧できる密閉構造で、上部に魚体と冷媒液
とが送り出される排出口が開口されている。魚槽に充填
される冷媒液は、魚体よりも比重が大きく調整され、魚
体は冷媒液に浮く。魚槽は更に給水口が開口され、給水
口は冷媒液の供給手段に連結されて勝る。供給手段は冷
媒液を魚槽に供給し、魚槽内の魚体を、冷媒液と一緒に
排出口から送9出す。
5)作用、効果 加圧、減圧できる密閉構造の魚槽は、上部を外気に接触
することなく、全体を冷媒液で充填でざる。冷媒液より
も比重の軽い魚体は、冷媒液のI一層に浮く。冷媒液で
冷却式れて凍結された魚体は、更に比重が軽くなって浮
上し易くなり、魚槽の上部に集合される。魚槽の上部K
lk合された魚体は、外気に接触することなく、魚槽全
体を冷媒液で満たす状態では、全体が冷媒液中に浸漬さ
れた状態にあって、温度斑なく一定温度に冷却される。
従って、魚槽内の魚体は、全体を冷媒液中に浸漬でさて
、短時間に温度斑なく冷却して高鮮度保持できる。
充分冷却された魚体は、点種上部に集積される。
給水口から魚槽に冷媒液が供給されて、排出口から冷媒
液が流出され、冷媒液と一緒に魚槽り部の排出口から魚
体が排出される。この為、魚体は冷媒液と一緒にスムー
ズに搬出され、魚体搬出作業を著しく省力化できる。更
に、搬出される魚体は、密閉構造の魚槽から、冷媒液に
浸漬された状態で搬出される為、搬出途中忙於ても外気
に接触しない状態にでき、魚全体が一定温度以下に保持
されて、高鮮度のまま移送できる。従って、多量の魚を
、省力化して安価に、しから高鮮度のまま迅速に移送で
きる卓効を実現する。
更に又、魚体と冷媒液とが密閉構造の急榴内にあって外
気と接触しない為、冷媒液が相当低温に冷却されたとし
ても、魚槽を断熱処理するだけで外気との熱エネルギの
伝達損失を減少でき、冷媒液の熱エネルギを有効に利用
して省エネルギ効果を実現できる。
F、好ましい実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示す魚体の冷却搬出装置は、上聞が閉塞された
密閉構造の魚槽3と、この魚槽3に冷媒液を供給する冷
媒液の供給手段である、冷水41)i16と給水ポンプ
17とを供え、魚槽3には魚体の送込手段でもって点が
供給される。
第1図に於て、魚体の送込手段は、魚ポンプ1と、セパ
レータ2と、供給ダクト5からなる。
魚ポンプ1は、船内に装備され、網中の活魚を揚急して
セパレータ2に供給する。セパレータ2は魚体が通過せ
ず、海水のみが通過する多孔板を斜設したフィルタによ
り、海水が水切9されて、魚体のみが七パレータ2の出
口部に対応した供給タリト5上端のホッパ4に供給され
る。    “−万船内底部にaS2置された密閉構造
の魚槽3の底部に1供給ダクト5が連通され、この供給
ダクト5は魚槽3外で上方に立上り、供給弁6を介して
上部のホッパ4に連通している。
魚槽3の底部には、魚体は通過せず、水のみが通過する
フィルタボックスTを内部に設け、このフィルタボック
スT内から還水弁v1及び還水ポンプ8を介して給水管
1)により、前記ホッパ4下部の給水口13KX!!!
通している。
魚槽3上部は、水平断if1mが上に向かって小となる
上窄み状のテーパー部9を設け、テーパー部9の直1−
に集積室10を設け、その集積室10の側方には水平方
向に排出口12を開口して排出弁19Ki!!通してい
る。
排出ロ12開ロ部ヒ縁と略同−平圓内に、fit体は通
過せず、流体の通過するフィルタ14が水平方向に張設
されている。史に魚槽3の上部で、排出[]12よりも
、ヒ万に位ii”iして、好ましくは魚槽の最り部には
溢水弁■3を介して溢水管15が連通している。
又、船内底部には、魚槽3に並列に冷水槽16が設けら
れ、冷水槽16の上部開口には前述の溢水管15の地端
が対、応して14N日きれている。冷水槽16の底部は
、給水弁v2及び給水ポンプ17を介して魚槽3内のフ
ィルタボックス7Kd!通りでいる。
魚槽3内および冷水N16内には7レオンガスの蒸発熱
によるコイル状のクーラ18がそれぞれ設けられている
以上のように構成さ九た魚槽装置の魚槽3への魚の供給
動作について説明する。
(イ) 準備工程 先ず冷水槽16内に冷媒液を供給する。冷媒液は、魚体
を必要な温度に冷却でき、かつ、急の凍結温度に比べて
凝固点が低いイタての液体、好ましくは、海水に食塩が
供給され(図示せず)たプライン濃塩水が使用される。
冷水4!16内のプライン濃塩水(以下壜にプラインと
記す) tj:、りy18により一20℃程度に冷却さ
れ、給水ポンプ17により魚槽3内に充填される。この
場合、魚槽3上部の排出弁19は閉、溢水弁■3は開と
し、供給ダクト5の供給弁6は開、還水弁■1は開とす
る。
魚N3内の水圓レベルが上昇し、溢水管15から、オー
バー70−水が冷水槽16内に流れる状部となれば、給
水ポンプは停止し、給水弁■2を閉止する。次に魚槽3
内のクーラ18を運転してプラインを更に冷却しながら
、還水〆ンプ8を起動し運転する。還水ポンプ8は魚槽
3内のプラインをホッパ4に供給し、ホッパから水位差
DKより供給ダクト5内を流下して魚槽3内に返戻され
、プラインは循環される。この場合魚槽3内のプライン
の水面レベルは、最初、溢水管15に溢れるだけ供給さ
れていても、若干レベルは降下する。
ただ、魚槽3内に次々と魚体が供給されると、魚m3内
の水圓レベルは上昇して、魚槽3上部の空気を溢水W1
5から排気できる。
(ロ)魚体の供給運転 上記のような状態となれば、魚ポンプ1を運転し、網中
より活魚を吸入してセパレータ2で水切りし、活魚のみ
をホッパ4に投入する。活舊はホッパ4内に投入された
瞬間に一20℃程度に冷却されたプラインにより、表聞
が凍結して、瞬時に斃死はしないまでも運動が停止し、
硬直状態となる。プラインは、−20℃でa t;−r
aせず、しから魚体の比重よりも重く調整されているの
で、硬直した魚体は魚i3の上部に浮上する。
硬直点本は、還水ポンプ8によるホッパ4への給水によ
り、供給ダクト5内を下方へプラインと共に流下し、魚
槽3の底部より供給される。この場合、供給ダクト5内
の下方に向けてのプラインの流速は、魚体の浮上速度よ
りも早く設定されなければならない。流速は還水ポンプ
8のホッパ4への給水饋と、供給ダクト5の断LfDI
Jl及び、ホッパ4内の水圓りと、魚N3内の水圓との
レベル差りによって決定される。
魚槽3内へ供給された魚体は上部に浮上し、次第に蓄積
されて、時間の経過と共に斃死し、次第に内部まで凍結
される。プラインは、フィルタボックスγに吸入されて
還水ポンプ8によりホッパ4に供給され、供給ダクト5
再び魚槽3と循環し、魚槽3内ではこのプラインの流動
と、クーラ18による冷却により魚体は完全な凍結魚と
なる。急Ply3への魚体の供給が進行するにつれて、
プラインと魚体の総量が増加するため、魚槽3内の水凹
レベルは上昇し、逐に溢水管15より溢れた子分のプラ
インは冷水槽16に返戻される。この場合、魚槽3上部
には、魚体が通過せず、流体のみが通過するフィルタ1
4を介して溢水管15Ki!!通しているので、魚体は
フィルタ14によって浮上が阻止され、全体・がブライ
ン内に浸漬される。
魚槽3底部まで魚体が蓄積されれば、魚ポンプ1を停止
し、活魚の供給を中止する。その後も還水ポンプ8はつ
づけて運転し、供給ダクト5内の魚体を完全く魚槽3内
へ移送すると共に、魚°槽3のプラインの流動を促進し
、クーラ18による冷却と共に、魚体を完全に凍結する
魚槽3内のブライン流動は、還水ポンプ8に代って、給
水ポンプ17を運転しても実現できる。
この場合、給水弁■2を開弁して給水ポンプ17を運転
し、給水ポンプ1)でもって冷水4w16内のプライン
を魚槽3に送り込み、魚槽3からオーバー70したプラ
インを溢水管15を通って冷水槽16に返戻する。
(ハ)魚体の排出行程 凍結された魚体を船内で排出して、能の魚槽へ移送した
り、漁港に帰港して、陸上のトラック上に設置されたコ
ンテナ形式に構成された池の魚槽へ排出する具体例を説
明する。
第3図に於て、魚槽3は別の魚槽3Aの供給弁20と、
排出管21によって連結する。魚槽3Aが陸上のトラッ
ク上に設置されて、船内の魚槽3から凍結魚を陸揚げす
る場合、排出管21は可撓性のホースを使用し、カップ
リング22で連結する。−万別の魚槽3Aの内部に設け
たフィルタボックス23からは、還水弁24を介して可
撓性ホースよりなる還水管25で冷水槽16に連結する
以上の連結の後に魚槽3の供給弁6を閉、排出弁19を
開とし、溢水弁■3を閉、還水弁■1を閉、給水弁■2
を開とすると共に、魚槽3Aは供給弁20を開、排出弁
・268を閉、魚′4′#13 A頂部の溢水弁2γを
開とし、給水ポンプ17を運転する。
給水ポンプ1γを運転することにより、冷水槽16内の
プラインは、魚槽3に供給され、魚槽3が加圧される。
凍結角はプラインと共に排出管21を介して、魚4W3
Aに圧送される。魚槽3Aの還水弁24が閉止の状態で
あれば、魚槽3Aの水面レベルは上昇し、内部の空気は
溢水弁2γより排気される。
還水弁24が半開状態であれば、プラくンの一部は還水
管25を介して冷水槽16に返戻されながら、魚槽3A
の点景の増加と共に水量レベルも上昇する。還水弁24
を全開とすれば、魚槽3A内は、最も魚水濃度の濃い状
態で点景が増加する。
還水弁24を全閉又は半開の場合は、魚槽3A内の水口
レベルは上昇して溢水弁27を介して還水管25より冷
水[16にプラインは返戻される。
魚槽3内では給水ポンプ17による圧力給水によってフ
ィルタボックスγからプラインが供給されるが、この給
水圧力だよって魚aFB内が加圧され、流動性に富んだ
液体であるプラインは密閉された魚槽3の唯一の開口部
である排出口12より流出する。
魚体よりも比重の大なるプラインを使用していることと
、魚体は凍結されることにより、魚体内部に氷結晶が発
生して亀ρる為に、魚体は、凍結前よりも、更に膨張し
て比重が小となっており、浮上性が増加している。この
魚体の浮上性を利用してテーパー部9によって魚体を一
ケ所に集積して、排出口12から排出される。プライン
の上方への光れと、テーパー部9の勾配によって魚体は
集積室10に密に集積される。集積室10は容積が小で
あり、側面に開口された排出口12への急減なプライン
の流れによって魚体が吸入され、排出管21を介して送
出される。
以上の如くして、魚槽3A内に凍結魚の移送が終了すれ
ば、以下2通りの魚m3A内での保管方法がある。
その1.は、魚槽3A内にプラインと凍結角とを一緒に
充填する方法であり、還水弁24と供給弁20を閉弁し
て、排出管21を切離し、プラインに浸漬の状態で凍結
角をトラック等で輸送する方法である。
その2は、給水ポンプ17を停止して、供給を終了した
後も、しばらく還水弁24を開状態として、落差により
、魚槽3A内のプラインを水切り  。
した後に保管又は輸送する方法である。このプラインを
排出する水切り時は、供給弁20を開として、魚槽3A
上部から空気を補給することにより水切りは促進される
その1の方法は、大きな熱吸収力を持つプラインの中に
浸漬されているので、魚槽3A内にクーラを備えなくて
も、比較的長時間の保冷状態を保つことができる。
その2の方法は、プラインを運搬しないので、大量の凍
結魚を運ぶことができる。
魚槽3Aに積載された凍結魚を再び冷凍工場等で排出す
る場合も、前述の魚槽3よりの排出と同様に、急!3A
内にプラインを圧入することにより浮上する凍結魚を上
部から排出弁26を通ってプラインと共にオーバー70
−させて排出できる。
魚槽3Aから送り出された魚体とプラインは、水切りセ
パレータ(図示せず)等で分離して、プラインを再び魚
槽3A内に給水ポンプにより圧入して、プラインを循環
させることにより連続して排出できる。
第4図に示す実施例は、魚f43上部の排出口12より
、魚ポンプ28を使用して、魚槽3内の魚体を、プライ
ンと共に吸入して送出するものである。
排出工程に先だって、魚槽3の供給弁6は閉、溢水弁■
3は閉、排出弁19は開として、図のように排出管21
を介して角ポンプ28の吸入側に連通し、魚ポンプ28
の吐出側はセパレータ29に連通ずる。セパレータ29
下方の還水タンク30より還水管25を介して冷水槽1
6にプラインを返戻する。
角ポンプ28を運転することにょ9、魚槽内の魚体ハフ
ラインと共に吸出され、角ポンプ28を通過してセパレ
ータ29に圧送され、セパレータ29で水切りされて、
魚体は排出される。水切りされたプラインはセパレータ
の還水タンク30より還水管25を介して冷水槽161
C返戻される。
冷水槽16底部は、魚槽3底部のフィルタボックス7に
、給水管31によって給水弁■2を介して連通される。
急ポンプ28運転状態に放て、給水弁v2は開であり、
魚ポンプ28の運転によって魚fWs内が減圧されてい
るので、冷水p1)6内のプラインは、魚lW3内に吸
入され、再び魚体と共に魚ポンプ28によって吸入され
、プラインは循環使用される。
この場合、魚槽3の上部は水平断面積が上に向かって小
となる角錐又は円錐形状のテーパー部9が構成されてい
るので、プラインによって浮上する魚体はこのテーパー
部9を上昇する時に、中央の集積室10に集められ、排
出口12から効率良く順次吸入移送される。
第5図は本発明の能の実施例を示す。この冷却搬出装置
は、供給ダクト5が、魚槽3内の上部に開口している。
この構造〈よると、供給ダクト5から魚槽3内に流入さ
れるプラインの下方流動により、魚槽3内は攪拌されて
熱交換の効率が良くなる。この構造は、攪拌時に互いに
衝突しても傷が付かない比較的小型急に最適である。
第5図に示すように、供給弁6と排出弁19に逆上弁を
使用するなら、弁の密閉が自動的に動作する。逆止弁は
゛、フルポアのズイング式が適当である。
魚槽3からプラインを吸出してこれを減圧すると共に、
ホッパ4に給水する供給工程と、魚槽3内に給水して加
圧する排出行程を1台の水ポンプ32と四方切換弁33
で機能させるように構成したものである。
即ち、四方切換弁33が実線位置では、冷水槽16より
逆止弁34を介してプラインを吸入し、吸入したプライ
ンを魚N3内に圧入して魚N3からプラインと魚体とを
圧送する。四方切換弁が点線位置では、魚槽3内からプ
ラインを吸入して、逆止弁35を介してホッパ4に給水
し、魚体を魚槽3内に搬入する。上記のように構成した
ものは、四方切換弁を遠隔操作することにより、魚体の
移送機としても使用することができる。
魚槽よりも高所に配役されたホッパから魚体とプライン
を供給して魚体を魚種内に供給する供給ダクトはフィー
ダ(供給機)の一種であり、本実施例以外にも各種の方
法や装置が考えられる。本実施例は好ましい実施例とし
て記述したものである。魚体を、魚槽内に供給できる全
てのもの、例えば、魚ポンプも使用できる。
第6図および第7図は船倉内に据付けられた魚槽3およ
び冷水槽16の実施例である。
第6図は船体の平圓図であり、断熱壁36で区画された
船倉内に円筒形状の魚槽3を設置し、魚槽3と断熱壁3
6との間を冷水槽16として使用している。
クーラ18は、断熱壁36と、魚槽との予部の空間に設
置したものである。魚槽3と冷水槽16は熱交換が良い
方が好ましく、金属製の密閉構造の魚槽3と、冷水槽1
6は同室に設けると共に、゛ 船倉は船体構造上、四角
形となるので、圧力構造の円筒魚槽3を収納して、その
余部を冷水槽に利用したのである。
第7図は側(8)図で排出管21等の各種の配管はテー
パー部9より上部の冷水槽内の余部を利用したものであ
る。
第8図に示す魚体の冷却搬出装置は、魚槽3の上端に溢
水管15が連結され、溢水管15は上方に延長されて上
端が開口されている。
この溢水管15は、下端の開口面積が小さく、ここに魚
体が侵入しないように形成されている。
更に、この溢水管15は、水ポンプ32でもって、魚槽
3に冷媒液が圧入されて、魚体が冷媒液と一緒に排出口
12から圧送されるとき、溢水管15の上端から冷媒液
が漏れない高さまで上方に延長されてφる。
第3図に示すように、高所に配設された魚槽3Aに、魚
槽3から冷媒液と魚体とを圧送する場合、。
第8図の魚槽3に連結された溢水管15は、高所の魚槽
3A(第3図)の水面レベルよりも高く上方に延長され
る。
点線で示す如く第8図の溢水管15の先端を、上方に立
ち上げた後、先端を冷水槽16に連結することも可能で
ある。この場合、魚槽3内に所定以上の圧力が掛ったと
き忙、魚槽3内の冷媒液を章水管15から多少オーバー
70−させ、この状態で、魚体を移送することも可能で
ある。
溢水管15下端の開口面積が大きく、ここから魚体が侵
入する場合、図示しないが、溢水管15の下端開口部を
魚が通過できないフィルタで閉塞する。
第3図に示される溢水管15は、溢水弁■3の開度を調
整し、あるいはこれを密閉することによって、魚体圧送
時に、魚槽3から冷媒液をオーバーフローさせながら移
送することもできる。
即ち、魚槽3内に冷媒液を圧入する排出工程時は、通常
溢水弁■3は閉とするが、魚体同志が凍結時に、互いに
付着して排出口より排出されにくい場合や、冷媒液の濃
度が比較的薄く、魚体の浮上性が少ない場合は、溢水弁
■3を開として、一部の冷媒液を冷水槽16に直接返戻
して、魚槽3内の上向きの流量を増加させ浮上流出を促
進することができる。
第8図忙示すように、溢水管15の上端を開口し、ある
いは第3図の溢水弁■3を開くことKより、圧送工程に
於て、魚槽内の冷媒液が、排出口12と溢水管15とに
分流される。この状態に於ても、溢水管15から流出す
る冷媒液は、溢水管15の高さ、あるいは溢水弁■3に
よって制限を受けながら排出され、魚槽は完全に開放さ
れず、実質的には密閉された状態となる。従って、本明
細書に於て魚槽が密閉構造である密閉とは、冷媒液を分
流できる状態を含む広い意味で使用するものとする。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図、第4図、第5図は本発明の実施例を示
す魚体の冷却搬出装置の概略断面図、第2図は従来の方
式を示す断面図、第6図および第7図は船倉に配設され
た魚槽の断面図、第8図は能の実施例を示す魚体の冷却
搬出装置の概略断面図である。 1争・魚ポンプ、2・・セパレータ、3.3A・・魚槽
、4・・ホッパ、5・・供給ダクト、661)供給弁、
7・Qフィルタボックス、8・・還水ポンプ、9・・テ
ーパー部、10・・集権室、1)・・給水管、12・・
排出口、13・・給水口、14・・フィルタ、15・・
溢水管、16・・冷水槽、1γ・・給水ポンプ、18・
・ターフ、19・・排出弁、20・・供給弁、21・・
排出管、22・・カップリング、23・・フィルタボッ
クス、24・・還水弁、25・・還水管、26・・排出
弁、27・・溢水弁、28・・魚ポンプ、29・・セパ
レータ、30・・還水タンク、31・・給水管、32・
・水ポンプ、33・・四方切換弁、34.35・・逆上
弁、36・・断熱壁、■1・・還水弁、■2・・給水弁
、v3・・溢水弁、し・・水面、D・・レベル差、

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)魚体よりも大きな比重に調整された冷媒液が魚槽
    に収納され、この冷媒液で冷却された魚が魚槽から搬出
    されるように構成された装置に於て、魚槽が密閉構造に
    形成されると共に、上部に魚体の搬出口が開口され、任
    意の位置に冷媒液の給水口が開口され、この給水口は冷
    媒液の供給手段に連結されており、この冷媒液の供給手
    段から魚槽内に冷媒液が供給されることにより、冷媒液
    よりも軽くて魚槽上部に浮上する魚体を密閉構造の魚槽
    から排出口を通つて冷媒液と共に搬出されるように構成
    された魚体の冷却搬出装置。
  2. (2)魚槽上部の水平断面積が、上に向かつて小となる
    上窄みテーパー状に形成されてテーパー部が設けられ、
    このテーパー部の上端に排出口が開口されている特許請
    求の範囲第(1)項記載の魚体の冷却搬出装置。
  3. (3)冷媒液の供給手段が、給水ポンプと冷水槽で、冷
    水槽に貯えられた冷媒液を、給水ポンプでもつて魚槽に
    圧入する特許請求の範囲第(1)項記載の魚体の冷却搬
    出装置。
  4. (4)冷媒液の供給手段が魚ポンプと冷水槽とからなり
    、魚ポンプは吸入側が魚槽の排出口に連結され、冷水槽
    は管を介して魚槽の給水口に連結され、魚ポンプが魚槽
    内の冷媒液を魚体と一緒に排出することにより、冷水槽
    から冷媒液が魚槽に流入される特許請求の範囲第(1)
    項記載の魚体の冷却搬出装置。
  5. (5)魚槽に魚体と冷媒液とが一緒に送り込まれる送込
    口が開口されている特許請求の範囲第(1)項記載の魚
    体の冷却搬出装置。
  6. (6)魚槽の送込口に供給ダクトが連結され、供給ダク
    トは魚槽外で魚槽より上方に延長されて上端にホッパを
    有し、ホッパに魚体と冷媒液とが供給されて冷媒液の流
    下速度を魚体の浮上速度よりも早くして、魚体を魚槽に
    流入させる特許請求の範囲第(5)項記載の魚体の冷却
    搬出装置。
  7. (7)魚槽の水平断面が円形又は楕円形の圧力構造であ
    る特許請求の範囲第(1)項記載の魚体の冷却搬出装置
  8. (8)魚槽の上部の排出口が水平方向に開口されている
    特許請求の範囲第(1)項記載の魚体の冷却搬出装置。
  9. (9)冷水槽にクーラが内蔵され、該冷水槽内の冷媒液
    を、魚槽に供給すると共に、排出口より排出した冷媒液
    を再び該冷水槽に返戻して循環使用するように構成され
    た特許請求の範囲第(3)項又は第(4)項記載の魚体
    の冷却搬出装置。
  10. (10)水平断面が四角形の船倉内に、大部分が円筒形
    状の魚槽が設置され、該船倉と魚槽の余部を冷水槽とし
    た特許請求の範囲第(9)項記載の魚体の冷却搬出装置
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