JPS6112749B2 - - Google Patents

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JPS6112749B2
JPS6112749B2 JP15214075A JP15214075A JPS6112749B2 JP S6112749 B2 JPS6112749 B2 JP S6112749B2 JP 15214075 A JP15214075 A JP 15214075A JP 15214075 A JP15214075 A JP 15214075A JP S6112749 B2 JPS6112749 B2 JP S6112749B2
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JP
Japan
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paint
rotating body
knife edge
edge portion
outer periphery
Prior art date
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JP15214075A
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English (en)
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JPS5274638A (en
Inventor
Toshuki Kadowaki
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  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転霧化頭型の静電塗装装置に関する
ものであつて、その目的とするところは回転体内
に塗料の適量を供給しつつ回転体の回転によつて
前記環状突壁の後側に堆積する塗料を遠心力によ
る受圧作用で該環状突壁の小孔より前方に噴射せ
しめることによつて周囲への飛散なく霧化するこ
とができる静電塗装装置を提供するにある。
以下本発明の一実施例を図面により詳述する。
2は前部が略円錐状である筒状金属製の回転体で
あつて、やや後部寄りの内周面に円盤状の基体1
1が一体に設けられ、該基体11にて回転体2内
部を前部室と後部室とに区割されており且つ基体
11に設けたトンネル部12……にて回転体2の
前部内周面と後部内周面とが連続しており、この
回転体2の内周面は先方に向つて拡径した形状に
形成されている。基体11の後面中央からは回転
軸8が導出され、該回転軸8後端はエアモータ9
の出力軸9aに連結される。回転軸8はパイプ孔
10を有して中空パイプ状に形成され、軸受部3
0にて該パイプ孔10内に高圧空気が送入され
る。一方回転軸8のパイプ孔10先端部周面にお
いては、基体11に放射状に穿設された貫通孔1
3が穿設され、該貫通孔13の他端は回転体2の
外周面に開口している。また回転体2の先端周縁
には内側に突出する環状突壁14が一体形成され
て該環状突壁14にはその前面と後面とに貫通す
る小孔よりなる塗料吐出孔1……が穿設され、該
塗料吐出孔1……は円環状になるように等間隔に
多数列設されており、塗料吐出孔1……は回転体
2の先端面に開口するとともに回転体2の内周面
部に開口している。4は回転体2の前部外周に嵌
設された筒体であつて、回転体2と同様に金属に
より形成せられており、筒体4の先部内周面を先
方に拡径したテーパ状とするとともに筒体4の先
端周縁を先鋭としてナイフエツジ部3が形成され
ている。しかして回転体2の前部外周に筒体4を
嵌合した状態において、筒体4のナイフエツジ部
3が回転体2先端面の塗料吐出孔1……の開口部
5より20mm以下の範囲内で先方に突出するように
し、塗料吐出孔1から連続的に吐出される液体塗
料が高速回転する回転体2の遠心力で振り飛ばさ
れ、この振り飛ばされた液体塗料が確実にナイフ
エツジ部3より稍内側の筒体4内周面に衝突する
ようにしてある。15は先部が筒体4の外周を覆
うように回転体2外周に嵌着された第2筒体であ
つて、第2筒体15の後端内周面に突設された突
脈16内面を、回転体2の貫通孔13開口部より
後方の外周面に密着せしめ、回転体2外周面と筒
体4外周面と第2筒体15内周面との間に形成さ
れた空気室17に貫通孔13から高圧空気を送入
するようにしてある。第2筒体15の先端内周面
は筒体4のナイフエツジ部3よりやや後方の外周
面に対して間隙を有して配置され、該間隙をジエ
ツトノズル6としてナイフエツジ部3外周に噴流
する環筒状のジエツト気流が形成されるようにし
てある。18は塗料供給パイプで、その先端19
から回転体2の後部内周面に液体塗料が連続的に
流下供給されるようにしてあり、該塗料供給パイ
プ18は絶縁アーム20の先端に支持体21にて
支持され、一端を塗料供給源22に連結された塗
料チユーブ23の他端を上記塗料供給パイプ18
の後端に連結してある。24はエア供給源で、エ
アチユーブ25,26を介してエアモータ9及び
軸受部30に高圧エアを供給し、エアモータ9を
回転駆動するとともに、軸受部30から回転軸8
のパイプ孔10,基体11の貫通孔13を介して
空気室17に高圧エアーが送入され、ジエツナノ
ズル6からナイフエツジ部3外周に高圧エアの環
筒状ジエツト気流を形成する。27は高圧発生源
で、電線28をを介して軸受部30に設けた端子
29に連結され、エアモータ9、回転軸8、基体
11、回転体2を介して筒体4のナイフエツジ部
3に高電圧を印加するようにしてある。また被塗
装物体7は接地電位に保たれる。
かくて上記実施例において、塗料供給パイプ1
8先端から回転体2の後部内周面に流下された液
体塗料は回転体2の回転に併つて円周方向に均一
化され、同時に高速回転状態にある回転体2の遠
心力により該液体塗料は回転体2内周面のテーパ
に沿つて前方に移動し、さらにトンネル部12を
通過して回転体2前部内周面に至つた液体塗料は
さらに前方に移動し、ついに環状突壁14の後面
部に至る。この後環状突壁14の後面部にせき止
められた液体塗料は回転体2の回転数、環状突壁
14の塗料吐出孔1の開口面積及び塗料の供給量
等に応じて漸次塗料吐出孔1に浸入し、塗料吐出
孔1内部を通過した液体塗料は塗料吐出孔1の開
口部5から遠心力の作用により急激に外方に振り
飛ばされ、この開口部5から振り飛ばされた滴状
又は糸状の液体塗料は筒体4のナイフエツジ部3
内周面に衝突し、この衝突時の衝撃力で大巾に薄
膜化された液体塗料はただちにナイフエツジ部3
において静電的に極めて微細に霧化されるととも
に、ナイフエツジ部3外周に噴流するジエツト気
流の作用により相乗的に霧化され微粒子化が促進
されるものであり、この霧化された塗料粒子はジ
エツト気流の作用により初速度が与えられて静電
界の作用により被塗装物体7方向に飛翔し、同時
に回転体2とともに回転状態にあるジエツトノズ
ル6から噴出されて渦巻状に流れる環筒状のジエ
ツト気流により、被塗装物体7方向に飛翔する霧
化塗料の束流が包囲されることになり、霧化塗料
の不必要な方向への飛散が防止され、また霧化塗
料の束流においてその飛翔方向に垂直な平面での
霧化塗料の分散が良好であり、均一な塗装パター
ンが形成される。
尚実施例では、塗料吐出孔1の開口部5に対し
て筒体4のナイフエツジ部3を20mm以下の範囲内
で前方突出せしめたものであるが、これは回転体
2の外周に同軸に配置された筒体4の内径、特に
そのナイフエツジ部3における内径との関係にお
いて上記前方突出量が決定されるものであつて、
前記開口部5に極めて接近して(例えば数mmの範
囲内に)筒体4が存在する場合、ナイフエツジ部
3の前方突出量は10mm以下である必要があり、ま
た筒体4が開口部5から相当離間(例えば数cm)
している場合でも20mm以下の範囲でナイフエツジ
部3が突出すると良好な霧化が得られる。即ち本
発明においては、開口部5から遠心力の作用によ
り放射方向に振り飛ばされた液体塗料の大部分が
ナイフエツジ部3近傍の筒体4内周面に衝突して
この衝撃力で薄膜化され、この薄膜化された液体
塗料がナイフエツジ部3に供給されて該ナイフエ
ツジ部3で静電的に霧化されるものであり、遠心
力の作用により振り飛ばされた液体塗料がナイフ
エツジ部3近傍の筒体4内周面に衝突したときの
衝撃力を利用して液体塗料を極めて薄く薄膜化す
るものであるから、ナイフエツジ部3で静電作用
とジエツト気流の作用とにより相乗的に霧化を行
うのに際し、霧化された液体塗料の粒子を従来公
知の各種静電塗装装置に比較してもより大巾に微
細化することができ、良好な塗膜を形成できるも
のである。しかして上記実施例においては、開口
部5中央から筒体4内周面までの距離を5mmとし
た場合、ナイフエツジ部3の前方突出量を5mm程
度とした場合に一番良好な結果が得られた。
本発明は高速回転駆動用の回動軸に固着され、
且つ内面に塗料を注入可能に設けられた略円錐形
で先部が尖鋭な金属製の回転体と、該回転体の内
面に周縁に沿つて内側に突出するように設けられ
た環状突壁と、該環状突壁に設けられ上記回転体
の前方に向けて開口する小孔からなる塗料吐出孔
とを設けてあるので、回転体の内面に沿つて広が
つて拡散した塗料が環状突壁の後面部によつて一
旦せき止められて堆積し、該堆積した塗料を遠心
力による受圧作用を受けさせて小孔からなる塗料
吐出孔の開口部から急激に外方に振り飛ばすこと
ができ、しかも先端にナイフエツジ部を有し上記
回転体の先部外周に同軸配設した金属製の筒体
と、前記ナイフエツジ部外周の後部に設けられた
ジエツトノズルとを設けてあるから、振り飛ばし
た塗料を筒体のナイフエツジ部の内周面に衝突さ
せ、その衝突時の衝撃力で大巾に薄膜化された塗
料をナイフエツジ部において静電的に極めて微細
に霧化することができ、更に霧化された塗料をジ
エツトノズルによつてナイフエツジ部外周に噴流
させたジエツト気流の作用により相乗的に霧化し
て一層の微粒子化を促進し、且つ塗料粒子に初速
度を与えて静電界の作用により被塗装物体方向に
飛翔させることができ、同時に回転体とともに回
転状態にあるジエツナノズルから噴出されて渦巻
状に流れる環筒状のジエツト気流により飛翔する
霧化塗料の束流を包囲することができ、霧化塗料
の不必要な方向への飛散が防止でき、また霧化塗
料の束流においてその飛翔方向に垂直な平面での
霧化塗料の分散が良好で、均一な塗装パターンを
形成できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の正面図、第2図は同
上のX−X断面図、第3図は同上の使用状態の概
略図、第4図は同上の塗料吐出孔及びナイフエツ
ジ部の拡大断面図であり、1は塗料吐出孔、2は
回転体、8は回転軸、14は環状突壁である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 高速回転駆動用の回動軸に固着され、且つ内
    面に塗料を注入可能に設けられた略円錐形で先部
    が尖鋭な金属製の回転体と、該回転体の内面に周
    縁に沿つて内側に突出するように設けられた環状
    突壁と、該環状突壁に設けられ上記回転体の前方
    に向けて開口する小孔からなる塗料吐出孔と、先
    端にナイフエツジ部を有し上記回転体の先部外周
    に同軸配設した金属製の筒体と、前記ナイフエツ
    ジ部外周の後部に設けられたジエツトノズルとか
    ら成る静電塗装装置。
JP15214075A 1975-12-18 1975-12-18 Electrostatic painting device Granted JPS5274638A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15214075A JPS5274638A (en) 1975-12-18 1975-12-18 Electrostatic painting device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15214075A JPS5274638A (en) 1975-12-18 1975-12-18 Electrostatic painting device

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57213523A Division JPS58119366A (ja) 1982-12-06 1982-12-06 静電塗装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5274638A JPS5274638A (en) 1977-06-22
JPS6112749B2 true JPS6112749B2 (ja) 1986-04-09

Family

ID=15533905

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15214075A Granted JPS5274638A (en) 1975-12-18 1975-12-18 Electrostatic painting device

Country Status (1)

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JP (1) JPS5274638A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1015440A (ja) * 1996-07-08 1998-01-20 Ransburg Ind Kk 静電塗装機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5274638A (en) 1977-06-22

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