JPS61126957A

JPS61126957A - スライデイングノズル装置の下部プレ−ト

Info

Publication number: JPS61126957A
Application number: JP24724584A
Authority: JP
Inventors: Nobuyuki Yokoi; 信行横井; Hideo Tsukiji; 築地　秀男; Arihito Mizobe; 有人溝部; Takahiro Nishimura; 西村　高洋; Kenji Otsuka; 健二大塚; Toshihiko Iwata; 岩田　俊彦
Original assignee: Kurosaki Refractories Co Ltd
Current assignee: Krosaki Harima Corp
Priority date: 1984-11-22
Filing date: 1984-11-22
Publication date: 1986-06-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、溶鋼鍋またはタンディツシュ等の底に溶鋼流
１ｔ！Ｉ！整及び溶ｉｍｆＬの開閉の為に使用されるス
ライディングノズル装置の下部プレート構造に関する。

〔従来の技術〕

下部プレートとそれに接続される下部ノズルを一体構造
とする手段の一つである内装ノズル方式（コンポジｙト
タイブ）では、同下部ノズルを下部プレートに対して強
固に保持する為には、咳下部ノズルを下部プレートとま
とめて一つのメタルケースで覆うか、溶接またはボルト
方式にて該プレートに固定する方法を採られている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、この方式では、製造的に手間がかかり、コスト
的デメリットがあることと、下部ノズルを交換する際、
非常に手間がかかるという欠点があった（第７図及び第
８図参照）。

即ち、ｆｉ＋　　■　第７図に示す如く、下部ノズル用メタル
ケース５０が下部プレート用メタルケース５１と一体の
ときは、下部ノズル用メタルケース５０の中へ下部ノズ
ル５２と下部プレート５４を入れる前に下部ノズル用メ
タルケース５０との間に入れるモルタルを予め下部ノズ
ル用メタルケース５０内に入れておくか、下部ノズル５
２周りや下部プレート５４裏面、側面に塗って挿入する
ことが考えられるが、すこぶる面倒である。

■　第８図に示すごとく、下部プレート５４と下部ノズ
ル５２をモルタルを用いて一体にしておいて、この一体
にしたものを下部プレート用メタルケース５１にモルタ
ルを塗って取付け、一方、下部ノズル用メタルケース５
０を下部ノズル５２に覆わせて、下部ノズル用メタルケ
ース５０の上端フランジ部５５と下部プレート用メタル
ケース５１とを密着させて、この部分を溶接して連結す
る。

■　或いは、前記■の溶接に代わり、咳部を下部ノズル
用メタルケース５０の上端取付部分を螺子込み式により
下部プレート用メタルケース５１に螺子込み、一体にす
る方式、またはボルト・ナツトで連結する手段がある。

上記■■は、いずれも下部プレート５４と下部プレート
用メタルケース５１及び下部ノズル５２と下部ノズル用
メタルケース５０との間にはモルタルを介在して寸法合
わせや、モルタルを密にして充填するとか、乾燥させる
等の面倒な手間がかかる。

（２）一方、上記（１＋■■にて作った下部ノズル付下
部プレート５４を、同下部プレート５４が未だ使用でき
、下部ノズル５２が破損した場合、下部ノズル５２のみ
を交換しなければならないが、このときは、 ■　第７図に示すごとく、下部プレート用メタルケース
５１と下部ノズル用メタルケース５０が一体のものにあ
っては、下部プレート５４と下部ノズル５２の継目付近
で、アークかカッタで分断する手間がかかり、分離後も
その跡が乱れており、上記１１＋■■のように、下部ノ
ズル５２の取付に当たっては、下部プレート５４や下部
プレート用メタルケース５１の手直し等を必要とし、手
間がかかる、■　また、上記Ｆｉ＋■にて作った下部ノ
ズル付下部プレート５４が未だ使用でき、下部ノズル５
２のみを交換する場合は、ボルト・ナンドがスライディ
ングノズル装置使用時の加熱により、分離できなく、や
はり、該アークやカッタにより、分断しなければならず
、その上、下部ノズル５２セット時には、また、メタル
ケース５０．５１を連結するためには、既にボルト・ナ
ンドの取付ができないから、溶接するか、新しくボルト
・ナンドがつくように手直しすることが必要となってく
る。

■　また、上記ｉｌ＋■の内、下部ノズル用メタルケー
ス５０をねしこみ式で一体にするものの場合も、下部ノ
ズル５２の交換の際は、上記（２）■と同様となり、即
ち、スライディングノズル装置使用時の加りさにより、
螺子部が歪んだり、接合して外れなくなり、やはり、上
記（２）■のような手段が必要となる。

また、ねじ部からすんなり外れても、鉄板の強度低下や
、下部プレート用メタルケース５１のねじ側が歪んでお
れば、新しい下部ノズル用メタルケース５０を取りつけ
ることができない。

といった欠点がある。

本発明は、これらの欠点を解決することができるスライ
ディングノズルｇＷの下部プレート構造を提供Ｖること
を目的とする。

Ｃ問題点を解決するための手段〕上記問題点を解決するため、本発明では、下部ノズルを
挿入した鍔付メタルケースの鍔部分を下部プレートと摺
動金枠の間に配置した構成としている。

〔実施例〕

以下、添付図に示す実施例に基づいて、本発明を具体的
に説明する。

第１図は、本発明の好ましい実施例を示す。

第１図（ａ）において、ｌは固定金枠、２は同金枠１に
固定した固定プレート、３は同固定プレート２に摺動自
在に圧接した下部プレート、４は下部プレート３を取り
つけた摺動金枠、５は下部プレート３に取付けた下部ノ
ズル、６は摺動金枠４の底板と下部プレート３間に介設
した無＠繊維製、プラスチック製板等からなるクノンヨ
ン材（クッション材には、表面に金属板を貼りつけたも
のと、そうでないものとがある。）である。さらに、ク
ッション材の代わりに弾性を有する波状鉄板や平滑な鉄
板を用いることもできる。

また、７は下部ノズル５を嵌着した鍔付メタルケースで
あり、同メタルケース７はその上端に形成した環状鍔部
８を下部プレート３の下面に凹設した環状溝部に嵌合す
るとともに、クッション材６を介して摺動金枠４と下部
プレート３間に押圧される。

また、第１図（ｂ）は、上記クッション材６を用いるこ
となく、直接、摺動金枠４と下部プレート３間に鍔付メ
クルケース７の環状鍔部８を挟圧するようにした構成で
ある。

また、第１図（ｃ）は、摺動金枠４に凹部を設け、その
中に鍔付メタルケース７の環状鍔部８を位置させ、第１
図（ｂ）と同様に直接摺動金枠４より挟圧力を受ける構
成を示している。

さらに、第１図ｆｄｌは、第１図（ａｌにおけるクッシ
ョン材６．を円形に切欠して開口し、同切欠開口に鍔付
メタルケース７の環状鍔部８を載置したものである。

第２図は、下部ノズル５の下部プレート３への具体的取
付状態を示している。

第２図（ａ）は下部ノズル５の上部に鍔部１０を設け、
同鍔部１０を下部プレート３の上面に形成した環状凹部
１１に嵌合し、かつモルタルまたはキャスタブル及び耐
火性接着材の目地１２を用いて両者を確実に連結したも
のである。

なお、第２図ｆａｔにおいて、摺動金枠４と下部プレー
ト３間に介設したクッション材６は、薄鉄板６ａをその
裏面に貼着している。

また、第２図（ｂ）は下部ノズル５を下方に向けて外径
を小さくするテーパ付としたもので、同下部ノズル５を
嵌入するべく下部プレート３に設けた取付孔１３もテー
パ付としている。

かかる構成によって、どちらも使用中、下部ノズル５が
落下、または下部ノズル５が下部プレート３の摺動面よ
り内側に引っ込むのを防止でき、摺動面の平滑度を保持
することができる。

さらに、鍔付メタルケース７にて下部ノズル５は保持さ
れるので、その安全性を非常に高いものとすることがで
きる。

第３図は下部ノズル５を装着する鍔付メタルケース７の
変容例を示している。

第３図（ａ）は、鍔付メタルケース７の下部を内側に折
り込んで環状折り込み部１５を設け、同環状折り込み部
１５によって下部ノズル５の肩部１６を支持させた構成
としている。

第３図（ｂ）は、鐸付メタルケース７自体を下方に向け
て径を小さくするテーパ付としたものである。

また、第３図（ｃ）は、鍔付メタルケース７の下部を内
側に折り込んで環状折り込み部１７を形成し、同折り込
み部１７を下部ノズル５の中途に設けた環状凹溝内に嵌
入したものである。

かかる構成によって、下部プレート３からの下部ノズル
５の落下及びずれを確実に防止できる。

第４図は下部プレート３の摺動面の使用中、損傷が予想
される部分を下部ノズル５で補うために、下部ノズル５
の頭部形状を長円形とした例を示す。

なお、第４図（ａ）はかかる下部ノズル５を取付けた下
部プレート３の平面図であり、第４図（ｂ）（ｃ）　ｆ
ｄ＋は、下部ノズル５の変容例である。

第４図（ｂ）は、全長にわたって径を等しくするノズル
本体２０の上部に長円形の頭部２１を一体的に取付けた
ものである。

第４図（ｃ）は、上面を長円形とし、下面を円形とする
テーパ状体２２によって下部ノズル５を形成したもので
ある。

また、第４図（ｄ））は、第４図（ｃ）のテーバ状体２
２の上部に同一径の頭部２３を形成したものである。

第５図は下部ノズル５の鍔付メタルケース７への取付状
態を示す。

第５図（ａ）は、鍔付メタルケース７へ、モルタルまた
はキャスタブル及び耐火性接着材の目地３０を用いて取
りつけた場合であり、この場合、下部ノズル５を鍔付メ
タルケース７から容易に分離することができる。第５図
（ｂ）は、かかる目地３０を用いずに取りつけた場合で
ある。

ついで、第６図を参照して、上記構成を存する下部プレ
ートのスライディングノズルＫｗへの交換作業（損傷し
た下部プレート３のスライディングノズル４Ａ置からの
取り外し及びスライディングノズル’Ａ７Ｆへの新規下
部プレート３の取付）を説明する。

第６図（ａ）はスライディングノズル装置４０を装着し
た取鍋４１からインゴット４２への溶湯注出作業を示し
ている。

第６図（ｂ）は、上記スライディングノズル装置４０か
ら取り外した、使用後の溶損した下部プレート３を示し
ており、４３は溶損個所を示す。

第６図（ｃ）は、上記下部プレート３の分解作業の手順
を示す。

まず、クッション材６を下部プレート３から取り外し、
ついで、下部プレート３から旧下部ノズル５と鍔付メタ
ルケース７とを取り外す。

第６図（ｄ）は、新規下部プレート３の組立作業の手順
を説明する。

まず、下部ノズル５を下部プレート３に取付け、ついで
、鍔付メタルケース７で下部ノズル５を覆い、その後下
部プレート３にクフンヨン材６を取りつける。

第６図（ｅ）は、組立後の一ド部プレート３をボしてお
り、その上面を研磨機４４で研磨した後、下部プレート
３は、第６図（ａ）に示すスライディングノズル装置４
０に取りつけられる。

〔発明の効果〕以上述べてきた構成により、本発明は、以下の効果を奏
することができる。

イ）簡単に、しかも強固に下部ノズルを下部プレートに
保持することができ、補修作業の能率を高めることがで
きる。

即ち、下部プレートは使用前の状態において、下部ノズ
ルを強固に保持する必要が無くなり、またメタルケース
も小さく簡単に製作できることから、コストを従来の方
法に対して大幅に低減できる。

口）また、下部ノズルの交換においても、メタルケース
及びクツシロン材は接着材で固定されているため、簡単
にメタルケースを外すことができ、従来の“方決に対し
て、より簡単に交換できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の好ましい実施例の断面正面図、第２図
は下部ノズルの下部プレートへの具体的取付状態説明図
、第３図は下部ノズルを装着する鍔付メタルケースの変
容例の説明図、第４図は下部ノズルの変容例の説明図、
第５図は下部ノズルの鍔付メタルケースへの取付状態説
明図、第６図は下部プレートのスライディングノズル装
置への交換作業の説明図、第７図及び第８図は、従来の
下部プレートの構造説明図である。図中、

Claims

【特許請求の範囲】

１、下部ノズルを挿入した鍔付メタルケースの鍔部分を
下部プレートの下面と同下部プレートを内部に取りつけ
た摺動金枠の上面との間に介設したことを特徴とするス
ライディングノズル装置の下部プレート。