JPS6112681B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6112681B2 JPS6112681B2 JP53003570A JP357078A JPS6112681B2 JP S6112681 B2 JPS6112681 B2 JP S6112681B2 JP 53003570 A JP53003570 A JP 53003570A JP 357078 A JP357078 A JP 357078A JP S6112681 B2 JPS6112681 B2 JP S6112681B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- face
- elastic sheet
- pins
- heating element
- cover body
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Massaging Devices (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は美顔を目的とする保温マスクの製造方
法に関するものである。
法に関するものである。
従来、この種のマスクとしてはプラスチツクシ
ート間に発熱線を介在したもの、布内に発熱線を
縫着したもの或いは面発熱体を使用したものが知
られているが、該マスクがいずれも平面的なもの
であり立体わん曲面を有する顔面には完全に当接
せず使用に供し難い欠点があつた。
ート間に発熱線を介在したもの、布内に発熱線を
縫着したもの或いは面発熱体を使用したものが知
られているが、該マスクがいずれも平面的なもの
であり立体わん曲面を有する顔面には完全に当接
せず使用に供し難い欠点があつた。
またシートを顔型状に立体化したものもあるが
該シートが立体的であるため発熱線の張設が非常
に困難であり、また発熱線の張設状態を安定させ
ないと発熱線を埋設するための被覆体の成形時に
隣接する発熱線が移動接触して使用できなくなり
或いは顔面に対する平均的な放熱ができなくなつ
て不快感を味わうという問題点が生じる。
該シートが立体的であるため発熱線の張設が非常
に困難であり、また発熱線の張設状態を安定させ
ないと発熱線を埋設するための被覆体の成形時に
隣接する発熱線が移動接触して使用できなくなり
或いは顔面に対する平均的な放熱ができなくなつ
て不快感を味わうという問題点が生じる。
そこで本発明はそれらの問題点を全て解決でき
たものであり、以下、本発明を図面を参照しなが
ら説明する。まず両目、鼻部を除いた顔型Ｓの雌
型Saの凹面部にピン１…を配置した後（第１図
参照）、塩化ビニール等の合成樹脂を雄型Sbとの
顔型Ｓ内に注入して第２図で示すような係止突部
としてのピン１…を突設した薄くて柔難な顔型弾
性シート２を形成する。ついで第３図で示すよう
に突出したピン１…に発熱体としてのニクロム線
等の発熱線３を係止して該シート２の表面に張設
する。該シート２は厚さが約１mm〜数mm位であ
り、ピン１…の突出も約１mm〜２mm位あれば充分
に発熱線３を係止できるものである。なお目、鼻
部の空部Ｔには発熱線３を張設していない。そし
て第３図のように発熱線３を適宜な間隔をおいて
張設すると共にコード端子部３ａを接続配置した
後、再び第４図のように顔型Ｋに配置して発熱線
３の張設面に柔軟な弾性体となる熱可塑性合成樹
脂を注入する。これにより顔型弾性シート２の表
面に合成樹脂製カバー体４を被覆して一体とな
し、弾性シート２とカバー体４との間でコード挿
入口を除くコード端子部３ａ及び発熱線３を均一
に配置しカバー体４でそれらを埋設した厚み約10
mmで一体的な美顔用保温マスクを構成するのであ
る（第５図参照）。なお過熱防止のためサーモス
タツト等の安全手段を備えることは任意である。
したがつて本例によると弾性シート２及びカバー
体４を顔型で成形するため鼻部を除いた顔型に合
致する立体的なマスクとなり、しかも柔軟且つ弾
性体で形成しているため可撓性に富んで顔面に完
全に当接できることになる。この際カバー体４に
比較して顔型弾性シート２の方が薄肉のため顔面
当接面側へ効果的に放熱されることになる。また
発熱線３がピン１，…に係止され且つカバー体４
で埋設する構成のため発熱線３が移動せず電気回
路を良好に保つことができて耐久性に優れる利点
がある。さらに発熱線３をピン１，…で係止する
ため合成樹脂注入の際に発熱線３の移動が防止で
き円滑な製造工程が期待できるのである。
たものであり、以下、本発明を図面を参照しなが
ら説明する。まず両目、鼻部を除いた顔型Ｓの雌
型Saの凹面部にピン１…を配置した後（第１図
参照）、塩化ビニール等の合成樹脂を雄型Sbとの
顔型Ｓ内に注入して第２図で示すような係止突部
としてのピン１…を突設した薄くて柔難な顔型弾
性シート２を形成する。ついで第３図で示すよう
に突出したピン１…に発熱体としてのニクロム線
等の発熱線３を係止して該シート２の表面に張設
する。該シート２は厚さが約１mm〜数mm位であ
り、ピン１…の突出も約１mm〜２mm位あれば充分
に発熱線３を係止できるものである。なお目、鼻
部の空部Ｔには発熱線３を張設していない。そし
て第３図のように発熱線３を適宜な間隔をおいて
張設すると共にコード端子部３ａを接続配置した
後、再び第４図のように顔型Ｋに配置して発熱線
３の張設面に柔軟な弾性体となる熱可塑性合成樹
脂を注入する。これにより顔型弾性シート２の表
面に合成樹脂製カバー体４を被覆して一体とな
し、弾性シート２とカバー体４との間でコード挿
入口を除くコード端子部３ａ及び発熱線３を均一
に配置しカバー体４でそれらを埋設した厚み約10
mmで一体的な美顔用保温マスクを構成するのであ
る（第５図参照）。なお過熱防止のためサーモス
タツト等の安全手段を備えることは任意である。
したがつて本例によると弾性シート２及びカバー
体４を顔型で成形するため鼻部を除いた顔型に合
致する立体的なマスクとなり、しかも柔軟且つ弾
性体で形成しているため可撓性に富んで顔面に完
全に当接できることになる。この際カバー体４に
比較して顔型弾性シート２の方が薄肉のため顔面
当接面側へ効果的に放熱されることになる。また
発熱線３がピン１，…に係止され且つカバー体４
で埋設する構成のため発熱線３が移動せず電気回
路を良好に保つことができて耐久性に優れる利点
がある。さらに発熱線３をピン１，…で係止する
ため合成樹脂注入の際に発熱線３の移動が防止で
き円滑な製造工程が期待できるのである。
本例は上記のような製造方法を採用したが本発
明においてはそれに限定されず、ピンの配列状態
発熱体の張着状態及び型内にピンを起立配置させ
る手段を問わない。発熱体の種類も問わず、面状
発熱体としてピンに係止させて張着してもよい。
また顔型弾性シート及びこれと一体となるカバー
体の素材も柔軟弾性体の合成樹脂であればよい。
さらに第６図で示すように係止溝６ａを形成した
ピン６を用いればより一層確実な発熱線の張設が
でき次のカバー体成形作業が容易となることにな
る。なお該ピンを用いる場合には係止溝６ａに樹
脂が混入しないように型を配置すればよい。
明においてはそれに限定されず、ピンの配列状態
発熱体の張着状態及び型内にピンを起立配置させ
る手段を問わない。発熱体の種類も問わず、面状
発熱体としてピンに係止させて張着してもよい。
また顔型弾性シート及びこれと一体となるカバー
体の素材も柔軟弾性体の合成樹脂であればよい。
さらに第６図で示すように係止溝６ａを形成した
ピン６を用いればより一層確実な発熱線の張設が
でき次のカバー体成形作業が容易となることにな
る。なお該ピンを用いる場合には係止溝６ａに樹
脂が混入しないように型を配置すればよい。
なお、顔型弾性シートを成形する顔型とそれに
カバー体を被覆する顔型とを同一顔型で使用する
こと等任意である。要するに本発明は多数のピン
を起立配置させた顔型内に合成樹脂を注入してピ
ンを突出させた顔型弾性シートを形成し、該ピン
に発熱体を係止して張着した後、顔型内の発熱体
張設面に合成樹脂を注入して表面に弾性体のカバ
ー体を形成し発熱体を埋設することを特徴とする
美顔用保温マスクの製造方法である。したがつて
本発明によると、顔型でマスクのシート及びカバ
ー体を成形するため顔に合つた立体的なマスクが
形成され、また発熱体を弾性シートに突設したピ
ンに係止して張設するため発熱体の移動が防止で
きることからカバー体となる合成樹脂を注入する
際の弾性シートの保持に手間がかからず容易な製
造方法となる効果が大きく、得られる美顔用保温
マスクが可撓性に富んで使い易いと共に均一に放
熱でき、また発熱体を良好な張着状態に保つこと
から耐久性に優れるものとなるのである。
カバー体を被覆する顔型とを同一顔型で使用する
こと等任意である。要するに本発明は多数のピン
を起立配置させた顔型内に合成樹脂を注入してピ
ンを突出させた顔型弾性シートを形成し、該ピン
に発熱体を係止して張着した後、顔型内の発熱体
張設面に合成樹脂を注入して表面に弾性体のカバ
ー体を形成し発熱体を埋設することを特徴とする
美顔用保温マスクの製造方法である。したがつて
本発明によると、顔型でマスクのシート及びカバ
ー体を成形するため顔に合つた立体的なマスクが
形成され、また発熱体を弾性シートに突設したピ
ンに係止して張設するため発熱体の移動が防止で
きることからカバー体となる合成樹脂を注入する
際の弾性シートの保持に手間がかからず容易な製
造方法となる効果が大きく、得られる美顔用保温
マスクが可撓性に富んで使い易いと共に均一に放
熱でき、また発熱体を良好な張着状態に保つこと
から耐久性に優れるものとなるのである。
図面は本発明を説明するためのもので、第１図
は顔型弾性シート成形時の断面側面図、第２図は
その成形された顔型弾性シートの断面側面図、第
３図は顔型弾性シートに発熱線を張設した正面
図、第４図は発熱線を配置した顔型弾性シートに
カバー体を被覆成形する状態の断面側面図、第５
図は成形された美顔用保温マスク断面側面図、第
６図はピンの別例を示す要部拡大側面図である。 Ｓ，Ｋ：顔型、１，６：ピン、２：顔型弾性シ
ート、３：発熱線、４：カバー体、６ａ：係止
溝。
は顔型弾性シート成形時の断面側面図、第２図は
その成形された顔型弾性シートの断面側面図、第
３図は顔型弾性シートに発熱線を張設した正面
図、第４図は発熱線を配置した顔型弾性シートに
カバー体を被覆成形する状態の断面側面図、第５
図は成形された美顔用保温マスク断面側面図、第
６図はピンの別例を示す要部拡大側面図である。 Ｓ，Ｋ：顔型、１，６：ピン、２：顔型弾性シ
ート、３：発熱線、４：カバー体、６ａ：係止
溝。
Claims (1)
- １ 多数のピン１…を起立配置させた顔型内に合
成樹脂を注入してピン１…を突出させた顔型弾性
シート２を形成し、該ピンに発熱体を係止して張
着した後、顔型内の発熱体張着面に合成樹脂を注
入して表面に弾性体のカバー体４を形成し発熱体
を埋設することを特徴とする美顔用保温マスクの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP357078A JPS5497148A (en) | 1978-01-17 | 1978-01-17 | Heat insulating mask for facial treatment and its preparation |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP357078A JPS5497148A (en) | 1978-01-17 | 1978-01-17 | Heat insulating mask for facial treatment and its preparation |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5497148A JPS5497148A (en) | 1979-08-01 |
| JPS6112681B2 true JPS6112681B2 (ja) | 1986-04-09 |
Family
ID=11561091
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP357078A Granted JPS5497148A (en) | 1978-01-17 | 1978-01-17 | Heat insulating mask for facial treatment and its preparation |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5497148A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02161905A (ja) * | 1989-07-19 | 1990-06-21 | Oohiro Seisakusho:Kk | 洗髪器用保温パッド |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0412003U (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-31 | ||
| JPH0412064U (ja) * | 1990-05-17 | 1992-01-31 |
-
1978
- 1978-01-17 JP JP357078A patent/JPS5497148A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0412064U (ja) * | 1990-05-17 | 1992-01-31 | ||
| JPH0412003U (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-31 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5497148A (en) | 1979-08-01 |
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