JPS6112665A - 新規なニコチン酸エステル誘導体 - Google Patents
新規なニコチン酸エステル誘導体Info
- Publication number
- JPS6112665A JPS6112665A JP13270784A JP13270784A JPS6112665A JP S6112665 A JPS6112665 A JP S6112665A JP 13270784 A JP13270784 A JP 13270784A JP 13270784 A JP13270784 A JP 13270784A JP S6112665 A JPS6112665 A JP S6112665A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nicotinic acid
- formula
- acid
- acid ester
- ester derivative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Pyridine Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規なニコチン酸エステル誘導体に関する。更
に詳細には次の一般式(1)(式中R1は水素原子、低
級アルキル基、低級アルコキシ基又はハロゲン原子を示
し、R3及び&は低級アルキル基を、Aは基−CミC−
又は基−CH=四−を示す) で表わされるニコチン酸エステル誘導体及びその酸付加
塩に関する。
に詳細には次の一般式(1)(式中R1は水素原子、低
級アルキル基、低級アルコキシ基又はハロゲン原子を示
し、R3及び&は低級アルキル基を、Aは基−CミC−
又は基−CH=四−を示す) で表わされるニコチン酸エステル誘導体及びその酸付加
塩に関する。
従来多くのニコチン酸エステル誘導体が知られているが
、本発明者は更に優れた法楽効果を有する新規なニコチ
ン酸エステル誘導体を提供すべく種々研究を重ねていた
とζろ、前記一般式(1)で表わされる新規化合物が極
めて強い血小板凝集抑制作用を有することを見いdし本
発明を完成した。
、本発明者は更に優れた法楽効果を有する新規なニコチ
ン酸エステル誘導体を提供すべく種々研究を重ねていた
とζろ、前記一般式(1)で表わされる新規化合物が極
めて強い血小板凝集抑制作用を有することを見いdし本
発明を完成した。
従って本発明は、血栓形成をともなう等の循環器系疾患
に対して有用な前記(11式で表わされる新規なニコチ
ン酸エステル誘導体を提供するものである。
に対して有用な前記(11式で表わされる新規なニコチ
ン酸エステル誘導体を提供するものである。
本発明の化合物(Dは、例えば下記の反応式(式中、R
t s Rt、RsおよびAは前記と同じ) 即ち、一般式(II)で表わされるアルキノールアミン
またはアルキノールアミンにニコチン酸(1)又はその
反応性誘導体を反応せしめることにより、目的のニコチ
ン酸エステル誘導体(1)を製造する。
t s Rt、RsおよびAは前記と同じ) 即ち、一般式(II)で表わされるアルキノールアミン
またはアルキノールアミンにニコチン酸(1)又はその
反応性誘導体を反応せしめることにより、目的のニコチ
ン酸エステル誘導体(1)を製造する。
ニコチン酸(釦の反応性誘導体としては、例えば酸ハロ
ダニド、酸無水物、混合酸無水物、エステル等が挙げら
れる。斯かるニコチン酸(1)の反応性誘導体を用いる
場合には、反応はピリシン、トリメチルアミン、トリエ
チルアミン等の第三級アミン、炭酸カリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸
化カリウム、水酸化ナトリウム等の脱酸剤の存在下行な
うのが好ましい。
ダニド、酸無水物、混合酸無水物、エステル等が挙げら
れる。斯かるニコチン酸(1)の反応性誘導体を用いる
場合には、反応はピリシン、トリメチルアミン、トリエ
チルアミン等の第三級アミン、炭酸カリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸
化カリウム、水酸化ナトリウム等の脱酸剤の存在下行な
うのが好ましい。
また、この反応は、適当な溶媒、例えばテトラヒドロフ
ラン、ベンゼン、トルエン、アセトン、メチルエチルケ
トン等の反応に不活性な弓媒中室温で数時間攪拌するか
または数時間還流することによって実施される。またニ
コチン眼()に一般式((1)で表わされる。アルキノ
ールアミンまたはアルキノールアミンを直接反応させる
場合は、縮合剤を用いるのが好ましく、例えば、2−ハ
ローミーアルキルビリゾニウム塩とぎりシン、トリエチ
ルアミン、トリブチルアミン等の第三級アミンの存在下
行うか又は縮合剤としてのジエチルアゾジカルボキシレ
ートとトリフェニルホスフィンの存在下行なうのが好ま
しい。この反広は反応に不活性な溶媒中で行うことが好
ましく当該溶媒としては、例えば、エーテル、テトラヒ
ドロフラン、ベンゼン、トルエン、アセトニトリル、り
qロホルム、ジクロルメタン等が挙けられる。
ラン、ベンゼン、トルエン、アセトン、メチルエチルケ
トン等の反応に不活性な弓媒中室温で数時間攪拌するか
または数時間還流することによって実施される。またニ
コチン眼()に一般式((1)で表わされる。アルキノ
ールアミンまたはアルキノールアミンを直接反応させる
場合は、縮合剤を用いるのが好ましく、例えば、2−ハ
ローミーアルキルビリゾニウム塩とぎりシン、トリエチ
ルアミン、トリブチルアミン等の第三級アミンの存在下
行うか又は縮合剤としてのジエチルアゾジカルボキシレ
ートとトリフェニルホスフィンの存在下行なうのが好ま
しい。この反広は反応に不活性な溶媒中で行うことが好
ましく当該溶媒としては、例えば、エーテル、テトラヒ
ドロフラン、ベンゼン、トルエン、アセトニトリル、り
qロホルム、ジクロルメタン等が挙けられる。
斯くして得られた本発明のニコチン酸エステル誘導体は
、更に必要に応じて常法により塩酸塩、臭化水素酸塩、
硫酸塩などの無機塩または、マレイン酸塩、フマール酸
塩、酒石酸塩、クエン数基、メタンスルホン酸塩などの
有機酸塩とすることが出来る。
、更に必要に応じて常法により塩酸塩、臭化水素酸塩、
硫酸塩などの無機塩または、マレイン酸塩、フマール酸
塩、酒石酸塩、クエン数基、メタンスルホン酸塩などの
有機酸塩とすることが出来る。
なお、本発明化合物(1)において、Aが基−CH=C
H−の場合、シス及びトランスの異性体が存在するが、
本発明においては、この両者を包含する。
H−の場合、シス及びトランスの異性体が存在するが、
本発明においては、この両者を包含する。
斯くの如くして得られた本発明の血小板凝集抑制作用を
試験した結果は次の通りである。
試験した結果は次の通りである。
血小板凝集抑制作用ニ
一昼夜絶食した雄性ウィスター系ラット(体M220t
)に被検化合物30罵g/ゆを経口投与し、2時間後に
採取したクエン酸ナトリウム加血液より多血小板血漿(
PRP )を得てADP 60 pM又はコラ−ダン1
00/jt/1nI!添加時の血小板凝集の変化を観察
した。血小板数はADP凝集では6X10’個/rd、
コラーゲン凝集では3 X l O’個/ u”に調整
した。なお、被検化合物はDMlliO+ Tween
80に溶解し投与した。その結果を第1表に示す。
)に被検化合物30罵g/ゆを経口投与し、2時間後に
採取したクエン酸ナトリウム加血液より多血小板血漿(
PRP )を得てADP 60 pM又はコラ−ダン1
00/jt/1nI!添加時の血小板凝集の変化を観察
した。血小板数はADP凝集では6X10’個/rd、
コラーゲン凝集では3 X l O’個/ u”に調整
した。なお、被検化合物はDMlliO+ Tween
80に溶解し投与した。その結果を第1表に示す。
以下余白
第1表
第1表から明らかな如く本発明化合物はADPによる血
小板凝集、コラ−ダンによる血小板凝集に対し強い抑制
作用を示した。
小板凝集、コラ−ダンによる血小板凝集に対し強い抑制
作用を示した。
次に本発明の実施例を挙けて説明する。
実施例1
N−(4−ニコチノイルオキシ−4−7エ二ルー2−ブ
チニル)−N、N−ジエチルアミン(第2表記載化合物
番号1): N−(4−フェニル−4−ヒドロキシ−2−ブチニル)
−N、N−ジエチルアミン2.17fを無水テトラヒド
ロフランに溶解しビリシン4ゴを加え室温攪拌下塩酸ニ
コチン酸クロライド1.789を少しずつ添加し、のち
同温度で4時間反応を行った。反応後、浴゛媒を減圧留
去し、残液をクロロホルムに転浴し水洗して無水硫酸ナ
トリウムにて乾燥した。
チニル)−N、N−ジエチルアミン(第2表記載化合物
番号1): N−(4−フェニル−4−ヒドロキシ−2−ブチニル)
−N、N−ジエチルアミン2.17fを無水テトラヒド
ロフランに溶解しビリシン4ゴを加え室温攪拌下塩酸ニ
コチン酸クロライド1.789を少しずつ添加し、のち
同温度で4時間反応を行った。反応後、浴゛媒を減圧留
去し、残液をクロロホルムに転浴し水洗して無水硫酸ナ
トリウムにて乾燥した。
クロロホルムを減圧留去し残渣をカラムクロマトグラフ
ィー(クリヵグル)にて精製し淡黄色油状物の目的物1
.5 f (収率46.6%)を得た。
ィー(クリヵグル)にて精製し淡黄色油状物の目的物1
.5 f (収率46.6%)を得た。
元素分析値: CzoHzzNzO* としてCHN
理論値(9)) 74.51 6.88 8.69
実測値憾) 74.58 6.92 8.59実
施例2〜9 実施例1と同様にして第2表記載化合物番号2〜9の化
合物を得た。
実測値憾) 74.58 6.92 8.59実
施例2〜9 実施例1と同様にして第2表記載化合物番号2〜9の化
合物を得た。
JJI−′余白
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1は水素原子、低級アルキル基、低級アル
コキシ基又はハロゲン原子を示し、R_2及びR_3は
低級アルキル基を、Aは基−C≡C−又は基−CH=C
H−を示す) で表わされるニコチン酸エステル誘導体及びその酸付加
塩。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13270784A JPS6112665A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 新規なニコチン酸エステル誘導体 |
US06/748,686 US4728659A (en) | 1984-06-27 | 1985-06-25 | Aminomethyl derivatives and preparation process thereof as well as platelet aggregation inhibitors containing same |
EP85107917A EP0169400A1 (en) | 1984-06-27 | 1985-06-26 | Aminomethyl derivatives and preparation process thereof as well as platelet aggregation inhibitors containing same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13270784A JPS6112665A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 新規なニコチン酸エステル誘導体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6112665A true JPS6112665A (ja) | 1986-01-21 |
Family
ID=15087679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13270784A Pending JPS6112665A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 新規なニコチン酸エステル誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6112665A (ja) |
-
1984
- 1984-06-27 JP JP13270784A patent/JPS6112665A/ja active Pending
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