JPS611251A - リニア駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、フロッピーディスク装置等における移動体
のリニア駆動装置に関する。

（従来の技術） 例えば、フロッピーディスク装置においては、ヘッドキ
ャリッジをフロッピーディスクの半径方向に直線的に移
動させる必要があり、そのためにアクチュエーターが用
いられている。第３図は、この種従来のアクチュエータ
ーの例を示すものであって、箱形のヨーク１の」二下内
側にはそれぞれ厚み方向に磁化された平板状の永久磁石
２，３が固着されており、これら永久磁石２，３の間に
は可動コイル４が配置され、この可動コイル４はへラド
キャリッジらと一体となるように連結されている。ヘッ
ドキャリッジ５は一対の平行したガイ１〜レール６．６
によって支持されていて、駆動コイル４に通電されて駆
動コイル４に上記通電方向に応した向きの推力が生じる
とコイル４と共に移動体たるヘッドキャリッジ５がレー
ル６．６に沿って直線的に移動させられるようになって
いる。

（発明が解決しようとする問題点ン しかし、このような従来の装置においては、リニアアク
チュエーターの可動コイル４が推力を生じるとき、紙面
と直角な有効な推力の他に、永久磁石２，３との磁気的
な関係（磁気回路の非対称性）から、図の−１−下方向
の無用な振動が発生してしまう。この振動かへットキャ
リッジ５に伝わり。

最終的にはディスクに対して情報を書き込み又は読み取
る磁気ヘラ１〜を振動させたりして、エラーを発生させ
る原因となる。また、従来の装置にあっては、コイル４
の厚み方向の中心面Ｃ２どガイドレール６．６の中心を
結ぶ中心面Ｃ１とが距離Ｑだけずれているため、第３図
（ロ）の如く、コイル４の振動発生源からの寸法か長く
なり、振動の振幅が助長され、」二記のエラーがさらに
発生しやすくなる。

（問題を解決するための手段） この発明は、駆動コイルから発生する振動の振幅を可及
的小さくして、ヘッドキャリッジ等の直線移動体への振
動の影響を少なくしたものであって、直線移動の移動を
案内する平行した一対のカイトバーの軸中心線を結ぶ平
面と、駆動コイルの厚み方向中心面とを同一平面内に配
置した。

（実　施　例） 第１図及び第２図において、フロッピーディスク装置の
シャーシ２１には、ディスクケース２２内に収納された
ディスク２３を回転駆動するための駆動用モータ（図示
されず）が設けられるとともに、ディスク２３に情報信
号を書込み又は読み取るための磁気ヘツジ２５を保持し
た直線移動体たるヘッドキャリッジ２６を直線的に移動
させるリニアアクチュエーター２７が設けられている。

ディスクケース２２は基板上に固植された複数個の図示
されない支持位置決めビン］二に位置決めされて載置さ
れるようになっている。

ケー２．２２内のディスク２３のセンタリングハブは上
記モータによって回転駆動されるチャッキングへメト（
図示されず）に載置され、さらにチャッキンクヘノ１−
に設けられた回転止め３１に、上記センタリングハブに
設けられた係合部３２が係合し、もって、駆動用モータ
が回転駆動されることし；よりディスク２３が回転ｆ１
勢されるようになっている。

ヘッドキャリッジ２６は一つのガイドバー３３により２
点で、今一っのガイドバー３４により１点で支持され、
これら二つのガイドバー３３．３４に沿ってディスク２
３の半径方向に直線的に移動できるようになっている。

二つのガイドバー３３．３／ｌは丸棒状になっていて、
その各両端部は押さえ板３５によりシャーシ２１に固定
されている。

リニアアクチュエータ−２７は、箱形のヨーク３６どこ
のヨーク３６の内側面に上下に固定された平板状の永久
磁石３７．３８とこれらの永久磁石３７．３８の間隙内
に配設された駆動コイル３９とを有している。

各永久磁石３７．３８は厚さ方向に着磁されてＮ極とＳ
極が厚さ方向に形成されているが、各永久磁石を長手方
向に二分する線を境にして磁極が互いに逆になるように
、かつ、」二下の磁石は互いに異極同士が対向するよう
に配設されている。各永久磁石３７．３８は磁束発生源
どして所定の間隙をおいて上下に対向しており、ヨーク
３６と共に磁気回路を構成している。

駆動コイル３９は、腕状の取付部＋１４０の先端部に載
置されており、ヨーク３６の窓孔３０を貫いた数句部材
４０がへッドキャリッシ２６に連結されることにより、
ヘッドキャリッジ２６は駆動コイル３９とともに直線移
動するようになっている。

駆動コイル３９の厚み方向中心面と、２本のガイドバー
３３．３／ｌの軸中心線を結ふ平面とが同一平面ＣＯに
配置されるように、取付部材４０はクランク状に屈曲形
成され、その屈曲部４０Ａが直線移動体たるヘッドキャ
リッジ２６の肩に当接している。

ヘットキャリッジ２６の側部には位置情報記録媒体４１
が固着され、この媒体４１に近接対向して位置センサー
４２か設けられている。位置情報記Ｂ媒体４Ｉは例えば
磁気的に位置情報が記録され、この情報を磁気抵抗効果
素子などにより検出するようになっている。もっとも、
位置情報の記録検出は、そのほかの手段例えば光学的な
手段などに代えても差支えない。媒体４１ど位置センサ
ー４２でなる位置検出部４３で得られる信号によって、
磁気ヘッド２５の位置が制御され、磁気ヘッド２５がデ
ィスク２３の各１−ラックに合致して停止するようにな
っている。

リニアアくチュエータ−２７には駆動コイル３９の移動
速度を検出するための速度検出部４４が設けられている
。速度検出部４４は、−・端がヘッドキャリッジ２６に
連結された支持腕４５と、ケース２２に添設したマクネ
ット−４６と、磁性金属板からなるヨーク４７ど、この
ヨーク・１７どマグネノ１−４６どの間隙内に配置され
た平坦な検出コイル４８とを有している。

リニアアクチュエーター２７は、その駆動コイル３９に
通電することにより、電流の方向に対応した向きに推力
を生しヘッドキャリッジ２６とともに磁気ヘッド２５か
ディスク２３の半径方向に移動する。

駆動コイル３９の移動とともに検出コイル４８も上ヨー
ク４７とマグネノ１へ４６との間の間隙内を通る磁束を
切りながら移動するから、検出コイル４８からは駆動コ
イル３９の移動速度に比例した電圧信号が検出される。

この検出信号は、前記位置検出部４３で得られる位置信
号とともに図示されない制御及び駆動回路に入力され、
この制御及び駆動回路は上記各信号に基づいてリニアア
クチュエーター２７を所定の速度で所定の位置まで移動
させるとともに所定の位置に位置決めして停止させる。

（効　　果） 本発明によれば、振動源となる駆動コイルと一方のガイ
ドバーとの距離が短縮され、振幅が小さくなり、直線移
動体への振動が小さくなり、その結果、フロッピーティ
スフ装置にあってはエラーの発生が防止される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示すリニア駆動装置の平
面図、第２図は、第１図のＡ−Ａ断面図、第３図は、従
来のニリア駆動装置の一例を示す断面図である。 ２６・・・直線移動体、３３．３／ｌ・・・・カイ１へ
バー、３７゜３８・・　永久磁石、３９・・・駆動コイ
ル、４０・・・・取付部材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、厚み方向に磁化された平板状の永久磁石を磁束発生
   源とした磁気回路を設け、この磁気回路に平坦な駆動コ
   イルを置き、この駆動コイルに通電する電流の方向に対
   応して推力を得るようにしたリニアアクチュエーターと
   、このリニアアクチュエーターの推力により直線的に駆
   動される直線移動体と、この直線移動体の移動をガイド
   する２本のガイドバーとを備えた駆動装置において、前
   記駆動コイルの厚み方向中心面と、前記２本のガイドバ
   ーの軸中心線を結ぶ平面とが同一平面となるように前記
   駆動コイルを前記直線移動体に取付部材によって取付け
   たことを特徴とするリニア駆動装置。 ２、取付部材の一端部に前記駆動コイルを設け、他端部
   を前記直線移動体に固着し、前記駆動コイルの前記中心
   面と前記軸中心線を結ぶ平面とが同一平面となるように
   前記取付部材を屈曲形成し、かつ、その屈曲部を前記直
   線移動体に当接した特許請求の範囲第１項記載のリニア
   駆動装置。