JPH0436227Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0436227Y2 JPH0436227Y2 JP10189587U JP10189587U JPH0436227Y2 JP H0436227 Y2 JPH0436227 Y2 JP H0436227Y2 JP 10189587 U JP10189587 U JP 10189587U JP 10189587 U JP10189587 U JP 10189587U JP H0436227 Y2 JPH0436227 Y2 JP H0436227Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- linear motor
- carriage
- yoke
- sliding shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
＜産業上の利用分野＞
本考案は磁気デイスク，光デイスクおよびヘツ
ドを動かす磁気カードのリーダライタ装置の記録
再生用ヘツドのトラツクアクセスなどに用いられ
る可動コイル型の直流リニアモータに関する。
ドを動かす磁気カードのリーダライタ装置の記録
再生用ヘツドのトラツクアクセスなどに用いられ
る可動コイル型の直流リニアモータに関する。
＜従来の技術＞
従来、磁気デイスク，光デイスクおよび磁気記
録再生装置などのヘツドを可動させる直流リニア
モータは第４図の外観斜視図に示すように中心の
メインヨーク３の両面はＵ字状のバツクヨーク２
で挟まれ、それぞれのバツクヨーク２の内面に厚
さ方向に着磁された永久磁石４，４′が同極を対
向させて装着され磁気回路１が構成される。また
メインヨーク３を囲つて巻いた駆動コイル５に先
端部分に磁気抵抗素子８が装着されたキヤリツジ
７に磁気スケールを兼ねた摺動軸６が貫入され、
該摺動軸６は両端を基板１０に取り付け台９で固
定されるとともにメインヨーク３の縁辺と平行に
固定される。
録再生装置などのヘツドを可動させる直流リニア
モータは第４図の外観斜視図に示すように中心の
メインヨーク３の両面はＵ字状のバツクヨーク２
で挟まれ、それぞれのバツクヨーク２の内面に厚
さ方向に着磁された永久磁石４，４′が同極を対
向させて装着され磁気回路１が構成される。また
メインヨーク３を囲つて巻いた駆動コイル５に先
端部分に磁気抵抗素子８が装着されたキヤリツジ
７に磁気スケールを兼ねた摺動軸６が貫入され、
該摺動軸６は両端を基板１０に取り付け台９で固
定されるとともにメインヨーク３の縁辺と平行に
固定される。
いま駆動コイル５に直流電流を流すことにより
電流の方向に応じてメインヨーク３に沿つた方向
に駆動力が発生しキヤリツジ７を摺動軸６に従つ
て摺動移動させる。ここでキヤリツジ７に固定さ
れた磁気抵抗素子８は磁気スケールとした摺動軸
６上の信号を読み取り位置検出用信号としてい
る。
電流の方向に応じてメインヨーク３に沿つた方向
に駆動力が発生しキヤリツジ７を摺動軸６に従つ
て摺動移動させる。ここでキヤリツジ７に固定さ
れた磁気抵抗素子８は磁気スケールとした摺動軸
６上の信号を読み取り位置検出用信号としてい
る。
＜考案が解決しよとする問題点＞
しかし従来の直流リニアモータは摺動軸６上の
位置検出用信号によつて制御されていたが永久磁
石４と駆動コイル５に流れる電流とによつて漏れ
磁界が生じ、磁気抵抗素子８よりの出力信号が不
安定で変化する欠点があつた。
位置検出用信号によつて制御されていたが永久磁
石４と駆動コイル５に流れる電流とによつて漏れ
磁界が生じ、磁気抵抗素子８よりの出力信号が不
安定で変化する欠点があつた。
＜問題点を解決するための手段＞
本考案は従来のかかる欠点を除き、駆動コイル
５が貫入された板状のメインコイル３を中心にし
て内面に厚さの方向に着磁された永久磁石４を密
着させた２個のＵ字状のバツクヨーク２を永久磁
石４の同極を対向させて挟み磁気回路１を形成さ
せ、この磁気回路１の一方の開口断面から駆動コ
イル５に摺動軸６が貫入されて往復運動するキヤ
リツジ７を突出固定させた直流リニアモータにお
いて、キヤリツジ７を貫通し周囲をキヤリツジ７
に接しないように開口面に平行に磁気ヨーク１１
と、その反対側の開口面の全面を磁気ヨーク１２
にて覆うとともに、摺動軸６を長さ方向に数十ミ
クロン〜数百ミクロン間隔で磁極の方向が交互に
反対に着磁された高保持力の磁性材にて形成した
直流リニアモータである。
５が貫入された板状のメインコイル３を中心にし
て内面に厚さの方向に着磁された永久磁石４を密
着させた２個のＵ字状のバツクヨーク２を永久磁
石４の同極を対向させて挟み磁気回路１を形成さ
せ、この磁気回路１の一方の開口断面から駆動コ
イル５に摺動軸６が貫入されて往復運動するキヤ
リツジ７を突出固定させた直流リニアモータにお
いて、キヤリツジ７を貫通し周囲をキヤリツジ７
に接しないように開口面に平行に磁気ヨーク１１
と、その反対側の開口面の全面を磁気ヨーク１２
にて覆うとともに、摺動軸６を長さ方向に数十ミ
クロン〜数百ミクロン間隔で磁極の方向が交互に
反対に着磁された高保持力の磁性材にて形成した
直流リニアモータである。
＜作用＞
駆動コイル５に電流を流すとキヤリツジ７は摺
動軸６に沿つて摺動し往復運動するとき磁気ヨー
ク１１および磁気ヨーク１２を設けて漏れ磁界を
減少させ、また摺動軸６を磁気スケールとして位
置検出信号が安定に取り出せる。
動軸６に沿つて摺動し往復運動するとき磁気ヨー
ク１１および磁気ヨーク１２を設けて漏れ磁界を
減少させ、また摺動軸６を磁気スケールとして位
置検出信号が安定に取り出せる。
＜実施例＞
本考案の直流リニアモータの実施例を第１図の
外観斜視図および第２図の縦断側面図に示す。
外観斜視図および第２図の縦断側面図に示す。
図面に示すようにメインヨーク３を中心にして
Ｕ字状のバツクヨーク２をその内面に厚さ方向に
着磁された永久磁石４を同じ極を対向させて両面
より挟み磁気回路１とする。さらにこのメインヨ
ーク３を囲むように駆動コイル５を設け、磁気回
路１の一方の開口面（図では前面）に磁気抵抗素
子８が固定されたキヤリツジ７が磁気スケールを
兼ねる摺動軸６に貫入されて駆動コイル５に固定
される。これらの摺動軸６はキヤリツジ７の軸受
け１３に貫入され基板１０に磁気回路とともに固
定されて直流リニアモータ１が形成される。さら
に本考案においては磁気回路のキヤリツジ７と反
対側開口面全面を磁気ヨーク１２で覆うととも
に、駆動コイル５と摺動軸６との間にキヤリツジ
７に接触しないように磁気回路の開口面に平行に
磁気ヨーク１１を貫通させて直流リニアモータを
形成させる。
Ｕ字状のバツクヨーク２をその内面に厚さ方向に
着磁された永久磁石４を同じ極を対向させて両面
より挟み磁気回路１とする。さらにこのメインヨ
ーク３を囲むように駆動コイル５を設け、磁気回
路１の一方の開口面（図では前面）に磁気抵抗素
子８が固定されたキヤリツジ７が磁気スケールを
兼ねる摺動軸６に貫入されて駆動コイル５に固定
される。これらの摺動軸６はキヤリツジ７の軸受
け１３に貫入され基板１０に磁気回路とともに固
定されて直流リニアモータ１が形成される。さら
に本考案においては磁気回路のキヤリツジ７と反
対側開口面全面を磁気ヨーク１２で覆うととも
に、駆動コイル５と摺動軸６との間にキヤリツジ
７に接触しないように磁気回路の開口面に平行に
磁気ヨーク１１を貫通させて直流リニアモータを
形成させる。
いま磁気回路１に磁気ヨーク１１および磁気ヨ
ーク１２を付加することによつて永久磁石４と駆
動コイル５に流す電流によつて発生する漏れ磁界
を減少させ、磁気抵抗素子８に与える磁界の影響
を減少させる。したがつて摺動軸６を着磁可能な
高保持力を有する磁性材料を用い数十マイクロか
ら数百マイクロの範囲で磁性が正極と負極に反転
するように着磁し磁気スケールとして磁気抵抗素
子８から位置検出用信号が取り出せる。
ーク１２を付加することによつて永久磁石４と駆
動コイル５に流す電流によつて発生する漏れ磁界
を減少させ、磁気抵抗素子８に与える磁界の影響
を減少させる。したがつて摺動軸６を着磁可能な
高保持力を有する磁性材料を用い数十マイクロか
ら数百マイクロの範囲で磁性が正極と負極に反転
するように着磁し磁気スケールとして磁気抵抗素
子８から位置検出用信号が取り出せる。
第３図は従来の直流リニアモータＡと本考案に
よる直流リニアモータＢにおける駆動コイル５に
流れる電流Ｉ(A)を横軸とし摺動軸６の長さ方向を
縦軸とした発生磁界Bxnax（Gauss）の測定した結
果を示す。この図により発生磁界Bxnaxは磁気抵
抗素子８の着磁状態検出に与える影響が大きく、
本考案により大きく発生磁界を抑えることができ
るので磁気スケールによる位置検出用信号を安定
に取り出すことができる。
よる直流リニアモータＢにおける駆動コイル５に
流れる電流Ｉ(A)を横軸とし摺動軸６の長さ方向を
縦軸とした発生磁界Bxnax（Gauss）の測定した結
果を示す。この図により発生磁界Bxnaxは磁気抵
抗素子８の着磁状態検出に与える影響が大きく、
本考案により大きく発生磁界を抑えることができ
るので磁気スケールによる位置検出用信号を安定
に取り出すことができる。
＜考案の効果＞
以上に述べたように本考案によれば、永久磁石
４を含む磁気回路１と駆動コイル５から発生する
漏れ磁界が少くなり位置検出用信号が安定に出力
され、この信号による正確な制御ができ信頼性が
高く、高精度の位置決めができる。
４を含む磁気回路１と駆動コイル５から発生する
漏れ磁界が少くなり位置検出用信号が安定に出力
され、この信号による正確な制御ができ信頼性が
高く、高精度の位置決めができる。
第１図は本考案による直流リニアモータの実施
例を示す外観斜視図、第２図は第１図におけるキ
ヤリツジを通る縦断側面図、第３図は本考案と従
来の直流リニアモータにおける駆動コイル電流に
対する発生磁界との関係を示す特性曲線図、第４
図は従来の直流リニアモータの１例の外観斜視図
である。 なお、１……磁気回路、２……バツクヨーク、
３……メインヨーク、４，４′……永久磁石、５
……駆動コイル、６……摺動軸、７……キヤリツ
ジ、８……磁気抵抗素子、９……取付台、１０…
…基板、１１，１２……磁気ヨーク、１３……軸
受け。
例を示す外観斜視図、第２図は第１図におけるキ
ヤリツジを通る縦断側面図、第３図は本考案と従
来の直流リニアモータにおける駆動コイル電流に
対する発生磁界との関係を示す特性曲線図、第４
図は従来の直流リニアモータの１例の外観斜視図
である。 なお、１……磁気回路、２……バツクヨーク、
３……メインヨーク、４，４′……永久磁石、５
……駆動コイル、６……摺動軸、７……キヤリツ
ジ、８……磁気抵抗素子、９……取付台、１０…
…基板、１１，１２……磁気ヨーク、１３……軸
受け。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 駆動コイル５が貫入されたメインコイル３を
中心にして内面に厚さの方向に着磁された永久
磁石４を密着させた２個のバツクヨーク２を前
記永久磁石４を同極として対向して挟持させた
磁気回路１の一方の開口断面より前記駆動コイ
ル５に磁気スケールとなる摺動軸６が貫入され
て往復運動をするキヤリツジ７を突設するとと
もに、前記キヤリツジ７に接しないように貫通
させた前記開口面に平行に磁気ヨーク１１と前
記磁気回路１の他方の開口面全面を磁気ヨーク
１２で覆つてなる直流リニアモータ。 ２ 前記磁気スケールは長さの方向に数十ミクロ
ンより数百ミクロン間隔で磁極の方向が交互に
反対に着磁された高保持力磁性材よりなる実用
新案登録請求の範囲第１項記載の直流リニアモ
ータ。 ３ 前記磁気スケールと前記摺動軸６とを兼用と
してなる実用新案登録請求の範囲第１項および
第２項記載の直流リニアモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10189587U JPH0436227Y2 (ja) | 1987-07-03 | 1987-07-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10189587U JPH0436227Y2 (ja) | 1987-07-03 | 1987-07-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS649483U JPS649483U (ja) | 1989-01-19 |
| JPH0436227Y2 true JPH0436227Y2 (ja) | 1992-08-26 |
Family
ID=31331306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10189587U Expired JPH0436227Y2 (ja) | 1987-07-03 | 1987-07-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0436227Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-07-03 JP JP10189587U patent/JPH0436227Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS649483U (ja) | 1989-01-19 |
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