JPS6112461Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6112461Y2
JPS6112461Y2 JP1981062051U JP6205181U JPS6112461Y2 JP S6112461 Y2 JPS6112461 Y2 JP S6112461Y2 JP 1981062051 U JP1981062051 U JP 1981062051U JP 6205181 U JP6205181 U JP 6205181U JP S6112461 Y2 JPS6112461 Y2 JP S6112461Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
temperature
port
valve element
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981062051U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57174869U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981062051U priority Critical patent/JPS6112461Y2/ja
Priority to US06/335,338 priority patent/US4410133A/en
Publication of JPS57174869U publication Critical patent/JPS57174869U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6112461Y2 publication Critical patent/JPS6112461Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は感温制御弁に係り、更に詳細にはエン
ジン冷却系に於て冷却水水路の切換え等に用いら
れる感温制御弁に係る。
エンジンの冷却水水路の如き流路の切換えに於
て、一つの流路を二つの流路の間に切換接続する
場合、その一つの流路を一方の流路より完全に遮
断した後他方の流路に接続し、切換過渡期に一方
の流路と他方の流路とが一時でも連通することを
避けなければならないことがある。
本願出願人と同一の出願人は、流路を流れる流
体の温度に応じて一つの流路を一方の流路より完
全に切り離した後、その流路を他方の流路に接続
するというシーケンス作動を行なう感温制御弁を
実願昭56−20483号(実開昭57−132866号)に於
て既に提案している。
上述の如き感温制御弁にあつては、一般に、弁
要素の駆動にサーモワツクスタイプの感温アクチ
ユエータが用いられる。例えば弁要素を前記一方
の流路を流れる冷却水の温度に応じて作動させた
い場合、感温制御弁はその感温アクチユエータが
前記一方の流路を流れる冷却水の温度の影響のみ
を受け、前記他方の流路を流れる冷却水の温度の
影響を受けないよう構成されていることが好まし
い。
本考案は上述の如き要望に応じて感温アクチユ
エータが温度制御上、必要な流体温度の影響のみ
を受けて作動するよう構成された感温制御弁を提
供することを目的としている。
以下に添付の図を参照して本考案を実施例につ
いて詳細に説明する。第1図は本考案による感温
制御弁の一つの実施例を示している。図に於て、
1は弁ハウジングを示しており、該弁ハウジング
1は三つの弁室6a,6b,6cを郭定し、弁室
6aに連通するポート2と弁室6bに連通するポ
ート3及び4と弁室6cに連通するポート5とを
有している。弁ハウジング内には枠体7が固定さ
れており、該枠体は弁室6aと6bとを連通する
弁ポート8を、また弁室6aと6cとを連通する
もう一つの弁ポート9を各々郭定している。
弁ポート8は弁要素10により開閉されるよう
になつている。弁要素10は図示されている如き
上昇位置にある時には環状の弁座部11より離れ
て弁ポート8を開き、前記上昇位置より降下して
弁座部11に当接する降下位置にある時には弁ポ
ート8を閉じるようになつている。
弁ポート9は弁要素12によつて開閉されるよ
うになつている。弁要素12は図示されている如
き降下位置にある時には弁座部13に当接して弁
ポート9を閉じ、前記降下位置より上昇して弁座
部13より離れた上昇位置にある時には弁ポート
9を開くようになつている。
弁室6内には感温アクチユエータ14が配置さ
れている。感温アクチユエータ14は弁室6b内
に位置する内部にワツクスの如き熱膨張性物質1
5を充填されたケース16と、前記ケース16に
弁室6aの側の開口を閉じるべく固定されたニー
ドルガイド17と、前記ニードルガイドに支持さ
れ熱膨張性物質15の熱膨張によりケース16に
対し図にて上方へ移動するニードル18とを含ん
でいる。感温アクチユエータ14はそのニードル
ガイド17の小径部にてスナツプリング21によ
り弁要素10を担持し、またニードル18の先端
にて弁要素12に係合し、熱膨張性物質15が熱
膨張した際には弁要素10を図にて下方へ、また
弁要素12を図にて上方へ向けて駆動する駆動力
を生ずるようになつている。
弁要素10と枠体7との間には圧縮コイルばね
19が、また弁要素12と枠体7との間にはもう
一つの圧縮コイルばね20が各々取付けられてい
る。圧縮コイルばね19は弁要素10を図にて上
方へ向けて付勢するばね力を生じ、第二のばね2
0は弁要素12を下方へ向けて付勢するばね力を
生じ、該圧縮コイルばね20は圧縮コイルばね1
9より大きいばね力を有している。
感温アクチユエータ14の熱膨張性物質15が
固相を呈している時には、図示されている如く、
弁要素10はその上昇位置に、また弁要素12は
その降下位置にあり、弁ポート8が開かれて弁ポ
ート9が閉じられていることにより弁室6aと6
bとが連通し、ポート2はポート3及び4に接続
され、ポート5より遮断されている。弁室6bを
流れる流体の温度が感温アクチユエータ14の熱
膨張性物質15の融点より高くなると、その熱膨
張性物質が溶解して体積膨張を起こすことにより
ケース16に下方へ向かう力が、またニードル1
8に上方へ向かう力が生じる。弁要素12は圧縮
コイルばね19より強いばね力を持つ圧縮コイル
ばね20により弁座部13に押し付けられている
ため、先ずケース16が弁要素10と共に圧縮コ
イルばね19のばね力に抗してニードル18に対
し降下し、弁要素10を弁座部11に当接させて
弁ポート8を閉じるようになる。これにより弁室
6aと6bとが遮断され、ポート2とポート3及
び4との連通が遮断される。弁要素10が弁座部
11に当接すると、ケース16はそれ以上降下で
きないため、次にニードル18がケース16に対
し上昇し、弁要素12を圧縮コイルばね20のば
ね力に抗して上昇させ、それを弁座部13より引
離して弁ポート9を開くようになる。従つてこの
時には弁室6aと6cとが連通し、ポート2はポ
ート5に接続されるようになる。
また、弁室6bを流れる流体の温度が熱膨張性
物質15の溶解温度以下に低下すると、熱膨張性
物質が凝固し、先ず弁要素12が圧縮コイルばね
20のばね力により降下して弁座部13に当接
し、弁ポート9を閉じ、次にケース16及び弁要
素10が圧縮コイルばね19のばね力により押し
上げられ、弁要素10が弁座部11より離れて弁
ポート8を開くようになる。
弁ポート8が閉じられた後、弁室6aを流れる
流体の温度が弁室6bを流れる流体の温度より低
くなる場合、感温アクチユエータ14がその弁室
6aを流れる流体の温度の影響を受けると、弁室
6bを流れる流体の温度が熱膨張性物質15の溶
解温度以下に低下していないにも拘わらず、熱膨
張性物質が凝固して弁要素12が弁ポート9を閉
じ、弁要素10が弁ポート8が開くという誤動作
を生じることがある。
これに対し本考案による時には、弁要素10が
ニードルガイド17に取付けられているので、弁
要素10により弁ポート8が閉じられている時に
は感温アクチユエータ14のケース16の全てが
弁室6b内にあつて弁室6aを流れる流体の流れ
中に曝されることがないから、感温アクチユエー
タ14が弁室6aを流れる流体の温度の影響を受
けることがなく、弁室6bを流れる冷却水の温度
に忠実に感応して作動し、これにより弁が誤作動
することが回避される。
第2図は本考案による感温制御弁をエンジンの
二系統式冷却装置に組込んだ実施例を示してい
る。第2図に於て、31はエンジンを示してお
り、このエンジン31は、主に各気筒の燃焼室の
頭部を郭定するシリダヘツド32と、前記燃焼室
の周壁を郭定するシリンダブロツク33とを有し
ている。シリンダヘツド32とシリンダブロツク
33には各々ウオータジヤケツト34,35が互
に個別に独立した態様にて設けられており、これ
らウオータジヤケツト内を冷却水が貫流するよう
になつている。
ウオータジヤケツト34,35の入口36,3
7にはウオータポンプ40,41が接続されてお
り、該ウオータポンプにより冷却水が各ウオータ
ジヤケツト内へ供給されるようになつている。入
口36,37に供給された冷却水はウオータジヤ
ケツト34,35内を個別に貫流し、その間にシ
リンダヘツド32及びシリンダブロツク33の冷
却を行ない、出口38,39へ至る。出口38,
39は導管42,43を経て各々制御弁60の流
入ポート61,62に接続されている。
制御弁60は二つの流出ポート63,64を有
しており、このうち流出ポート63は導管44を
経てラジエータ45の入口46に接続されてい
る。ラジエータ45の出口47は導管48,49
を経てウオータポンプ40に、また導管48,5
0を経てウオータポンプ41に各々接続されてい
る。制御弁60のもう一つの流出ポート64は導
管51を経て導管50の途中に接続されている。
また、導管43と51とは途中に車内暖房用の
ヒータコア52を有する導管53により互いに接
続されている。導管53の途中には開閉弁54が
設けられている。
制御弁60はケーシング組立体65を有してい
る。ケーシング組立体65は隔壁66a,66b
により区分された三つの弁室67a,67b,6
7cを有しており、弁室67aには流入ポート6
1が、弁室67bには流入ポート62と流出ポー
ト64が、弁室67cには流出ポート63が各々
開いている。隔壁66aには弁室67aと67b
とを連通する二つの連通ポート69,70が、ま
た隔壁66bには弁室67aと67cとを連通す
る連通ポート68形成されている。連通ポート6
8と連通ポート69、また流出ポート64と連通
ポート70とは各々同一軸線上に設けられてい
る。
ケーシング組立体65の連通ポート68,69
の部分には第1図に示された感温制御弁と実質的
に同一の感温制御弁が組込まれている。この感温
制御弁について第1図に対応する部分は第1図に
付した符号と同一の符号により示されている。ケ
ーシング組立体65の流入ポート61は第1図の
感温制御弁のポート2に、流入ポート62はポー
ト3に、流出ポート64はポート4に、流出ポー
ト63はポート5に各々対応している。弁要素1
0は連通ポート69の開閉を行なつて流入ポート
61と流出ポート64との連通を、また弁要素1
2は連通ポート68の開閉を行なつて流入ポート
61と流出ポート63との連通を各々制御するよ
うになつている。感温アクチユエータ14の熱熱
膨張性物質は弁室67b内を流れる冷却水の水温
に感応し、該水温が或る温度、例えば80℃以下の
ときには固相状態で、前記水温が80℃を越えて上
昇したときには溶解して体積膨張するようになつ
ている。
またケーシング組立体65の連通ポート70の
部分にはもう一つの感温制御弁が組込まれてい
る。この感温制御弁はケーシング組立体65の内
部に固定した枠体72を有しており、この枠体7
2は弁要素73と共働して連通ポート70を開閉
する弁座部74を有している。弁要素73は感温
アクチユエータ75のケース76に取付けられて
いる。ケース76は弁室67b内にあり、このケ
ース内にはニードル77の一端が進入しており、
またワツクスの如き熱膨張性物質が封入されてい
る。ニードル77はその他端にて枠体72に固定
されている。ケース76には軸部材79の一端が
固定されている。軸部材79は円盤状の弁要素8
0を支持している。弁要素80はケーシング組立
体65に形成された弁座部83と共働して流出ポ
ート64を開閉するようになつている。
感温アクチユエータ75の熱膨張性物質は弁室
67b内を流れる冷却水の水温に感応し、該水温
が或る温度、例えば95℃以下のときには固相状態
を呈し、前記水温が95℃を越えて上昇したとき溶
解して体積膨張するようになつている。熱膨張性
物質が固相状態であるときには、ケース76は弁
要素73を弁座部74に着座させて連通ポート7
0を閉じ、弁要素80を弁座部83より引離して
流出ポート64を開き、これに対し熱膨張性物質
が溶解して体積膨張したときには、ケース76は
ニードル77に対し圧縮コイルばね85のばね力
に抗して図にて下方に変位し、弁要素80を弁座
部83に着座させて流出ポート64を閉じ、弁要
素73を弁座部74より引離して連通ポート70
を開くようになつている。
次に上述の如き構成からなる冷却装置の作用に
ついて説明する。
先ず、エンジン暖機中、即ち全ての冷却水の温
度が80℃以下のときについて説明する。このとき
には制御弁60の各弁要素は図示されている如き
状態にある。即ち、連通ポート68が弁要素12
により、また連通ポート70が弁要素73により
各々閉じられ、連通ポート69と流出ポート64
が開かれている。従つてこのときにはシリンダヘ
ツド32のウオータジヤケツト34を貫流してそ
の出口38へ来た冷却水は導管42を経て流入ポ
ート61より弁室67a内に入り、連通ポート6
9を経て弁室67bへ流れる。またシリンダブロ
ツク33のウオータジヤケツト35を貫流してそ
の出口39へ来た冷却水は導管43を経て流入ポ
ート62より弁室67bに流入する。弁室67b
に流入したウオータジヤケツト34と35からの
冷却水は全て流出ポート64より導管51を経て
導管50へ流れ、その一部はウオータポンプ41
により入口37よりウオータジヤケツト35内に
戻され、また残りの冷却水は更に導管50,49
を経てウオータポンプ40により入口36よりウ
オータジヤケツト34へ戻される。このようにエ
ンジン暖機中はウオータジヤケツト34及び35
を貫流する冷却水は全てラジエータ45へは流れ
ず、一部共通の通路を経て循環し、その共通の通
路、即ち導管51を流れる際にウオータジヤケツ
ト34を貫流した冷却水とウオータジヤケツト3
5を貫流した冷却水とが合流し、その後に冷却水
がウオータジヤケツト34と35に分配されるの
で、ウオータジヤケツト34,35とに流入する
冷却水の温度は実質的に同一になり、ウオータジ
ヤケツト35を貫流する冷却水の温度の上昇が遅
れることがなく、エンジンはシリンダヘツドとシ
リンダブロツクとが同様に冷却される従来型のエ
ンジンの暖機速度と同じ速度にて暖機される。
次にエンジンの暖機が完了して冷却水の温度が
80℃を越えて上昇したときについて説明する。冷
却水の水温が80℃を越えて上昇すると、感温アク
チユエータ14の熱膨張性物質が溶解し、これが
体積膨張することにより先ず弁要素10が弁座部
11に着座して連通ポート69を閉じ、この連通
ポート69が完全に閉じられてから弁要素12が
弁座部13より離れて連通ポート68を開く。
尚、このときには感温アクチユエータ75の熱膨
張性物質は固相状態のままであるので、弁要素7
3,80は上述の如き暖機中に於ける状態を維持
する。従つてこのときにはウオータジヤケツト3
4を貫流して出口38へ来た冷却水は導管42を
経て流入ポート61より弁室67aに流入し、流
出ポート63より導管44を経てラジエータ45
の入口46へ流れ、ラジエータ45内を貫流す
る。この冷却水はラジエータ45を貫流する際に
冷却され、出口47より導管48,49を経てウ
オータポンプ40により入口36よりウオータジ
ヤケツト34内に戻される。またウオータジヤケ
ツト35を貫通してそれの出口39へ来た冷却水
は導管43を経て流入ポート62より弁室67b
内に流入し、流出ポート64より導管51,50
を経てウオータポンプ41により入口37からウ
オータジヤケツト35内に戻される。上述の如
く、このときにはウオータジヤケツト34にはラ
ジエータを貫通して冷却された冷却水が貫流し、
これに対しウオータジヤケツト35にはラジエー
タ45を通過しない、即ち冷却されていない冷却
水が貫流するためシリンダヘツド32はシリンダ
ブロツク33に比して強力に冷却される。
上述の如く、感温制御弁は連通ポート69を閉
じてから連通ポート68を開くので、切換作動時
に、ウオータジヤケツト35を貫流して弁室67
bに流入した冷却水の一部が弁室67aに入り、
これに伴ないラジエータ45内の低温の冷却水が
導管48,50を経てウオータポンプ41により
ウオータジヤケツト35に流入することが回避さ
れ、これによりこの時にウオータジヤケツト35
を貫流する冷却水の温度が一時的に低下すること
が回避される。
この場合も連通ポート69が閉じられている時
には感温アクチユエータ14のケース16は弁室
67aを流れる冷却水の流れ中に曝されることが
ないから、感温アクチユエータ14は弁室67b
を流れる冷却水の温度に忠実に感応し、弁が誤作
動することがない。
ウオータジヤケツト34を貫流する冷却水の温
度の上昇は抑制されるが、ウオータジヤケツト3
5を流れる冷却水はこれ以降も上昇し続ける。こ
れにより弁室67bを流れる冷却水は引続き上昇
する。この冷却水の水温が95℃を越えて上昇する
ようになると、感温アクチユエータ75の熱膨張
性物質が溶解して体積膨張することにより弁要素
73は連通ポート70を開き、また前記水温が非
常に高いときには弁要素80は流出ポート64を
閉じるようになる。このときにはウオータジヤケ
ツト35を貫流して弁室37bに流入した冷却水
の少なくとも一部が連通ポート70、弁室67a
を経て流出ポート63へ至り、ラジエータ45へ
向けて流れるようになる。このため、この時に
は、ウオータジヤケツト35にもラジエータにて
冷却された冷却水が供給されるようになる。これ
によりウオータジヤケツト35を流れる冷却水の
温度が下がり、シリンダブロツク33が冷却され
る。この温度が或る程度下がると、感温アクチユ
エータ75の熱膨張性物質が再び凝固して固相状
態となるため、暖機完了直後の状態と同じ状態に
戻り、また温度が上ると、上述の如き状態とな
り、以後これが繰り返される。これによりシリン
ダブロツク33の温度が所定温度に保たれる。
以上に於ては本考案を特定の実施例について詳
細に説明したが、本考案はこれに限られるもので
はなく、本考案の範囲内にて種々の実施例が可能
であることは当業者にとつて明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による感温制御弁の一つの実施
例を示す縦断面図、第2図は本考案による感温制
御弁が組込まれたエンジンの二系統式冷却装置を
示す概略構成図である。 1……弁ハウジング、2〜5……ポート、6a
〜6c……弁室、7……枠体、8,9……弁ポー
ト、10……弁要素、1……弁座部、12……弁
要素、13……弁座部、14……感温アクチユエ
ータ、15……熱膨張性物質、16……ケース、
17……ニードルガイド、18……ニードル、1
9,20……圧縮コイルばね、21……スナツプ
リング、31……エンジン、32……シリンダヘ
ツド、33……シリンダブロツク、34,35…
…ウオータジヤケツト、36,37……入口、3
8,39……出口、40,41……ウオータポン
プ、42〜44……導管、45……ラジエータ、
46……入口、47……出口、48〜51……導
管、52……ヒータ、53……導管、54……開
閉弁、60……制御弁、61,62……流入ポー
ト、63,64……流出ポート、65……ケーシ
ング組立体、66a,66b……隔壁、67a〜
67c……弁室、68〜70……連通ポート、7
2……枠体、73……弁要素、74……弁座部、
75……感温アクチユエータ、76……ケース、
77……ニードル、79……軸部材、80……弁
要素、83……弁座部、85……圧縮コイルば
ね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第一、第二及び第三の弁室6a,6b,6cを
    郭定し前記第一の弁室6aと前記第二の弁室6b
    とを連通する第一の弁ポート8及び前記第一の弁
    室6aと前記第三の弁室6cとを連通する第二の
    弁ポート9を互に一つのの軸線に沿つて整列して
    有する弁ハウジング1と、第一の位置にあるとき
    前記第一の弁ポートを開き前記第一の位置より前
    記軸線に沿つて第一の方向へ変位した第二の位置
    にあるとき前記第一の弁ポートを閉じる第一の弁
    要素10と、第三の位置にあるとき前記第二の弁
    ポートを閉じ前記第三の位置より前記軸線に沿つ
    て前記第一の方向と反対の第二の方向へ変位した
    第四の位置にあるとき前記第二の弁ポートを開く
    第二の弁要素12と、前記第一の弁要素を前記第
    二の方向へ付勢する第一のばね19と、前記第一
    のばねより大きいばね力を有し前記第二の弁要素
    を前記第一の方向へ付勢する第二のばね20と、
    前記第一及び第二の弁要素を前記第一及び第二の
    ばねのばね力に抗して相反的に駆動する感温アク
    チユエータ14とを有し、前記感温アクチユエー
    タは、前記第一の弁要素10が前記第一の位置に
    あるとき全体が前記第一の弁要素より前記第二の
    弁室6bの側にあり且前記第一の弁要素に近い側
    に開口を有し内部に熱膨張性物質15を充填され
    たカツプ状のケース16と、前記ケースにその前
    記開口を閉じるべく係合され中心を通つて延在す
    る孔を有するニードルガイド17と、前記ニード
    ルガイドの前記孔にピストン式に装着され前記熱
    膨張性物質の体積変化に伴い前記ニードルガイド
    の前記孔に案内されて移動するニードル18とを
    含み、前記第一の弁要素10は前記ニードルガイ
    ドの前記ケースの開口端を閉じる部分より前記第
    一の弁室6aへ向けて前記ケース外へ突き出た突
    起部に装着されており、前記ニードルガイドの前
    記孔より突き出た前記ニードル18の端部が前記
    第二の弁要素12に係合していることを特徴とす
    る感温制御弁。
JP1981062051U 1981-02-16 1981-04-28 Expired JPS6112461Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981062051U JPS6112461Y2 (ja) 1981-04-28 1981-04-28
US06/335,338 US4410133A (en) 1981-02-16 1981-12-29 Two way fluid switchover valve with crossover protection

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981062051U JPS6112461Y2 (ja) 1981-04-28 1981-04-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57174869U JPS57174869U (ja) 1982-11-04
JPS6112461Y2 true JPS6112461Y2 (ja) 1986-04-18

Family

ID=29858257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981062051U Expired JPS6112461Y2 (ja) 1981-02-16 1981-04-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6112461Y2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS604715U (ja) * 1983-06-24 1985-01-14 株式会社クボタ エンジンの水冷装置
JP4498636B2 (ja) * 2001-04-27 2010-07-07 日本サーモスタット株式会社 サーモスタット装置
JP3928945B2 (ja) * 2002-09-05 2007-06-13 日本サーモスタット株式会社 2系統冷却装置用サーモスタット
KR20040033579A (ko) * 2002-10-15 2004-04-28 현대자동차주식회사 분리 냉각 시스템이 적용되는 엔진의 서머 스탯
JP6616142B2 (ja) * 2015-09-28 2019-12-04 日立オートモティブシステムズ株式会社 流量制御弁

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5374489A (en) * 1976-12-15 1978-07-01 Sagami Chem Res Continuous measuring method and apparatus
JPS5410791A (en) * 1977-06-27 1979-01-26 Jeol Ltd Measurement of electron-spin resonance

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5374489A (en) * 1976-12-15 1978-07-01 Sagami Chem Res Continuous measuring method and apparatus
JPS5410791A (en) * 1977-06-27 1979-01-26 Jeol Ltd Measurement of electron-spin resonance

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57174869U (ja) 1982-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4400909B2 (ja) サーモスタット装置
US6592046B2 (en) Thermostat device
WO2003095810A1 (fr) Thermostat a commande electronique
US8534569B2 (en) Cooling device for vehicle
JP4498636B2 (ja) サーモスタット装置
US4410133A (en) Two way fluid switchover valve with crossover protection
US9453455B2 (en) System for regulating coolant flow in an engine
TWI284179B (en) Thermostat for two-system cooling device
JP2002303139A (ja) サーモスタット弁
JPS6112461Y2 (ja)
JPH07164864A (ja) 流量制御弁および車両用暖房装置の温水回路
JPS6021593Y2 (ja) 感温制御弁
JPS6021592Y2 (ja) 感温制御弁
JP2000213353A (ja) サ―モスタットの取り付け構造
MXPA02000081A (es) Aparato mezclador termostatico con arreglo para incrementar el mezclado.
WO2021161666A1 (ja) 冷却水温度制御装置
JP4408539B2 (ja) サーモスタットのケース構造
CA3133196A1 (en) Thermostat device
JPS6035825Y2 (ja) 感温弁
JPH07332085A (ja) サーモスタット
JP7393370B2 (ja) サーモスタット装置
CN210106669U (zh) 恒温阀芯和恒温水龙头
JPH08189361A (ja) エンジンサーモスタット
JP3211322B2 (ja) エンジンの冷却装置
WO2002008648A1 (fr) Structure de boitier de thermostat