JPS61123945A - 追記型光デイスク記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、光ディスクのデータ書込み領域に順次書き込
んだファイルのディレクトリが、光ディスクのディレク
トリ書込み領域に順次書き込まれる追記型光ディスク記
録再生装置に関するものである。

（従来技術） 従来、追記型光ディスク記録再生装置は、データ及び画
像が１枚の光ディスク１（第３図参照）に大量に書き込
めることから注目されている。これは、光感応体を塗布
した光ディスク１の表面に、直径約１μ−程度に絞り込
んだレーザ光線を照射して、トラッキング精度を上げる
ために設けた案内溝に沿って、幅約０．６μ■、長さ約
１μ−のビットをトラックピッチ約１．６μｍで形成す
ることにより。

データを高密度で書き込み、又、パワーを落としたレー
ザ光線を光ディスク１の表面に形成したビットに照射し
てデータを読み出すもので、例えば、ＪＩＳＩ格、Ａ４
サイズの紙に書かれた２値画像を１枚の光ディスク１に
１万頁分も書き込むこと４ができる。

ところで、データを光ディスク１に書き込むときには、
先ず、書き込むデータの取扱いを便利にするため、１フ
ァイル分のデータを所定のデータ量（セクタ）に分割し
て、各セクタにセクタ番号を付けた上、第４図に示すよ
うなフォーマットで。

データを光ディスク１のデータ書込み領域２（第３図参
照）に順次書き込む。次に、書き込んだデータの検索及
び読出しを容易にするため、書き込んだデータのファイ
ルのディレクトリを光ディスク１のディレクトリ書込み
領域３（第３図参照）に書き込むが、データの検索及び
読出しを迅速且つ確実に行うため、複数の同一のディレ
クトリ、例えば、同一のファイル名がディレクトリ書込
み領域３に書き込まれないようにしなければならない。

このため、指定したデータをデータ書込み領域２に書き
込むときには、指定したデータに対して付したディレク
トリと同一のディレクトリがディレクトリ書込み領域３
になければ、指定したデータをデータ書込み領域２に、
そのデータのファイルのディレクトリをディレクトリ書
込み領域３にそれぞれ書き込み、又、Ｎ定したデータに
対して付したディレクトリと同一のディレクトリがディ
レクトリ書込み領域３にあれば、指定したデータのディ
レクトリを変更して再書込みするか、或いは、既に書き
込まれているデータとそのデータのファイルのディレク
トリをそれぞれ削除して、指定したデータをデータ書込
み領域２に、そのデータのファイルのディレクトリをデ
ィレクトリ書込み領域３にそれぞれ書き込んでいる。

ところが、追記型の光ディスク１においては、光ディス
ク１に書き込んだビットを確実に削除するのは非常に困
難なので、光ディスク１に書き込まれたデータ及びディ
レクトリは削除できないという問題があった。そこで、
従来は、ディレクトリを光ディスク１とは別の書換え可
能な記憶媒体、例えば、フロッピディスクに書き込むこ
とにより、この問題を解決してきた。しかしながら、光
ディスク１と書換え可能な記憶媒体とが一体になってい
ないため、それ等の取扱い、管理等が煩雑になると共に
、光ディスク１或いは書換え可能な記憶媒体が紛失し易
い欠点があった。

（目的） 本発明の目的は、取扱い、管理等が筒車で、光ディスク
に書き込んだデータ及びディレクトリが容易に削除でき
る追記型光ディスク記録再生装置を提供することにある
。

（構成） 本発明は、光ディスクの収納ケースと一体になった書込
み或いは書換え可能な記憶保持型記憶手段に光ディスク
に書き込まれたファイルがＩＩ有有効出出るか否かを示
すフラグを書き込むようにしたものである。

以下、実施例に基づいて、本発明を具体的に説明する。

第５図（ａ）及び（ｂ）は情報記憶媒体の構成を示し、
第６図は本発明の追記型光ディスク記録再生装置の構成
を示すもので、第３図の符号と同一符号のものは同一部
分を示しており、又、４は、データ書込み領域２が外周
側に、ディレクトリ書込み領域３が内周側にそれぞれ設
定された光ディスク１（第５図参照）を収納した収納ケ
ースで、この収納ケース４にはビット続出用及び回転軸
挿通用の穴５が開設されている。６は収納ケース４と一
体に設けた書込み或いは書換え可能な記憶保持型記憶手
段（以下メモリという）で、このメモリ６には、プログ
ラマブル・リード・オンリー・メモリ（ＦＲＯＭ）等の
書込み可能な記憶保持型記憶手段、或いは、バッテリー
バックアップさ九たランダム・アクセス・メモリ（ＲＡ
Ｍ）、イレーザブル・プログラム・リード・オンリー・
メモリ（ＥＦＲＯＭ）等の書換え可能な記憶保持型記憶
手段の各ビットに、データ書込み領域２に書き込んだデ
ータのファイルが″有効”であるか、それとも“削除”
されているかを示すフラグが、ディレクトリ書込み領域
３に書き込んだディレクトリに対応させて、ｔＯ”或い
は”１”のコードで１ビツトづつ順次書き込まれている
。換言すると、メモリ６はフラグ書込み領域として機能
しており、ディレクトリ書込み領域３に書き込んだディ
レクトリとフラグ書込み領域に書き込んだフラグとの関
係をフォーマットで示すと、例えば、Ｎ番目のファイル
が既に削除さ九たファイル、Ｎ＋１番目及びＮ＋２番目
のファイルが有効なファイルであるとすると、フラグ書
込み領域のＮビット目のフラグには０″が書き込まれ、
フラグ書込み領域のＮ＋１ビツト目及びＮ＋２ビツト目
のフラグには″１″が書き込まれる（第７＠参照）、７
はメモリ６に電力の供給、信号の入出力等を行うための
複数の端子を設けた端子板で、この端子板７は収納ケー
ス４に固着されている。８はデータ、ディレクトリ、制
御指令等の信号を入力する入力装置、９は、入力装置８
から入力するデータ及びディレクトリを、光ビックア、
ツブ１０から出力されるレーザー光線によって、光ディ
スクｌのデータ書込み領域２及びディレクトリ書込み領
域３のそれぞれの所定の位置に順次書き込んだり、光ピ
ツクアップ１０から光ディスク１に照射したレーザー光
線によって、光ディスク１のデータ書込み領域２及びデ
ィレクトリ書込み領域３から所望のファイルのデータ及
びディレクトリを検索して読み出すデータ及びディレク
トリ書込・読出回路、　１１は、入力装置８から入力し
た指令に従い、書き込んであるファイルを゛削除″する
フラグをフラグ書込み領域、即ちメモリ６に書き込んだ
り、書き込んであるファイルのフラグがパ有効”或いは
”削除”であるかをメモリ６から読み出すフラグ書込・
読出回路、　１２は光ディスク１から読み出したデータ
をプリントアウトしたり、光ディスク１から読み出した
データ、各種の操作指示、入力装置８からの指令等を表
示する出力装置である。

このように構成された本発明の一実施例の動作を、第１
図及び第２図に示したフローチャートを参照しながら説
明する。

先ず、データを光ディスク１に書き込む（第１図参照）
ときには、オペレータが入力装置８を操作して、光ディ
スク記録再椎装置の書込み動作を開始させた上、新たに
書き込むデータのディレクトリ、例えば、ファイルの名
称を入力装置８によって指定する（１）と、データ及び
ディレクトリ書込・読出回路９によってディレクトリ書
込み領域３を順次検索して（２）、指定したディレクト
リと同一のディレクトリの有無を検出する。そして、指
定したディレクトリと同一のディレクトリが検出された
（３）ならば、フラグ書込・続出回路１１によってフラ
グ書込み領域として機能するメモリ６を検索して（４）
、検出したディレクトリのファイルのフラグが６１”、
即ち、検出したファイルが１有効”であるか、１０”、
即ち、検出したファイルが“削除″されているかを検出
する（５）、そこで、検出したファイルが６有効”であ
るならば、同一ディレクトリのファイルの書込みを避け
るために、「光ディスク１から検出したファイルを削除
して新たなファイルのデータを光ディスク１に書き込む
か、新たなファイルの書込みを中止するか」を出力装置
１２の表示手段によってオペレータに問い合せる（６）
、その結果、「検出したファイルを削除する」旨、オペ
レータが入力袋Ｗ８によって指令したとき（７）には、
検出したファイルのフラグを”有効即ち１”から鵠削除
”即ち°Ｉ　ＯＩ＋に書き換えた（８）上、新たなファ
イルのデータをデータ及びディレクトリ書込・続出回路
９によって光ディスク１のデータ書込み領域２に書き込
む（９）、そして、データの書込みが終わると、オペレ
ータが最初に指定したディレクトリをデータをデータ及
びディレクトリ書込・読出回路９によってディレクトリ
書込み領域３に書き込んで、光ディスク記録再生装置の
書込み動作を終了する。

ところで、ディレクトリ書込み領域３を順次検索して（
２）、指定したディレクトリと同一のディレクトリが最
後まで検出されなかった（３）ならば、直ちに、新たな
ファイルのデータの光ディスク１のデータ書込み領域２
への書込み（９）と、オペレータによって最初指定され
たディレクトリのディレクトリ書込み領域３への書込み
を逐次行った後、光ディスク記録再生装置の書込み動作
を終了する。

又、ディレクトリ書込み領域３から指定したディレクト
リと同一のディレクトリを検出した（２）。

（３）が、フラグ書込み領域として機能するメモリ６か
ら検出したディレクトリのファイルが“削除”されてい
ることを検出した（４）、（５）ならば、指定したディ
レクトリと同一のディレクトリで、而も、検出したディ
レクトリのファイルが“有効”であるのを検出するまで
、ディレクトリ書込み領域３の検索（２）、検出（３）
、メモリ６の検索（４）。

検出（５）を繰り返し行う。そして、指定したディレク
トリと同一のディレクトリを検出しく３）、且つ、検出
したディレクトリのファイルが゛有効″で（５）あるな
らば、前述の如く、機能（６）乃至（１０）逐次行い、
又、指定したディレクトリと同一のディレクトリを検出
しなければ（３）、前述の如く、機能（９）及び（１０
）逐次行う。

更に、「光ディスク１から検出したファイルを削除して
新たなファイルを光ディスク１に書き込むか、新たなフ
ァイルの書込みを中止するか」を出力装置１２の表示手
段によってオペレータに問い合せた（６）とき、オペレ
ータが「新たなファイルの書込みを中止する」ように入
力装置８によって指令する（７）と、直ちに、光ディス
ク記録再生装置の書込み動作が終了する。

尚、フラグ書込み領域の各フラグの初期値は。

メモリ６としてＦＲＯＭ、ＥＰＲＯＭ等を使用するとき
にはｔ１有効″即ち１１”としておく必要があり、又、
メモリ６としてバッテリーバックアップされたＲＡＭ等
を使用するときには、フラグを予め“削除即ち°°０″
としておき、ファイルを光ディスク１に書き込むときに
、新たに書込むファイルが“有効″であるというフラグ
°゛Ｏ”にメモリ６を訂正する必要がある。

次に、所望のデータを光ディスク１から読み出す（第２
図参照）ときには、オペレータが入力装置８を操作して
、光ディスク記録再生装置の読出し動作を開始させた上
、所望のデータのディレクトリ、例えば、ファイルの名
称を入力装置８によって指定する（１１）と、データ及
びディレクトリ書込・続出回路９によってディレクトリ
書込み領域３を順次検索して（１２）、指定したディレ
クトリと同一のディレクトリの有無を検出する。そして
、指定したディレクトリと同一のディレクトリが検出さ
れた（１３）ならば、フラグ書込・読出回路１１によっ
てフラグ書込み領域として機能するメモリ６を検索して
（１４）、検出したディレクトリのファイルのフラグが
°ｔ　１　＋ｔ、即ち、検出したファイルが”有効″で
あるか、ＩＩ　Ｑ　ＩＩ、即ち、検出したファイルが“
削除”されているかを検出する（１５）。そこで、検出
したファイルが６有効″であるならば、検出したファイ
ルのデータを光ディスク１のデータ書込み領域２からデ
ータ及びディレクトリ書込・読出回路９によって読み出
して、光ディスク記録再生装置の読出し動作を終了する
。

ところで、ディレクトリ書込み領域３を順次検索して（
１２）、指定したディレクトリと同一のディレクトリが
最後まで検出されなかった（１３）ならば。

直ちに、エラーメッセイジ等を発して光ディスク記録再
生装置の読出し動作を終了する。

又、ディレクトリ書込み領域３から指定した。ディレク
トリと同一のディレクトリを検出した（１２）。

（１３）が、フラグ書込み領域として機能するメモリ６
から検出したディレクトリのファイルが゛削除″されて
いることを検出した（１４）’、　（ｔｓ）ならば、指
定したディレクトリと同一のディレクトリで、而も、検
出したディレクトリのファイルが°°有効″であるのを
検出するまで、ディレクトリ書込み領域３の検索（１２
）　、検出（１３）、メモリ６の検索（１４）。

検出（１５）を繰り返し咎う６そして、指定したディレ
クトリと同一のディレクトリを検出しく１３）、且つ、
検出したディレクトリのファイルが゛有効″で（１５）
あるならば、検出したファイルのデータを光ディスク１
のデータ書込み領域２から読み出して、光ディスク記録
再生装置の読出し動作を終了する。又、指定したディレ
クトリと同一のディレクトリを検出しなければ（１３）
、直ちに、エラーメッセイジ等を発して光ディスク記録
再生装置の読出し動作を終了する。

（効果） 以上説明したように、本発明によれば、光ディスクの収
納ケースに一体に設けた書込み或いは書換え可能な記憶
保存型記憶手段を、フラグ書込み領域として機能させる
ことにより、フラグの変更、即ち、゛°有効″から”１
削除”への書換えが確実、且つ、容易にできるので、取
扱い、管理等が箭単になる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のデータ書込み時のフローチ
ャート、第２図は本発明の一実施例のデータ読出し時の
フローチャート、第３図は光ディスクの書込みフォーマ
ット、第４図は光ディスクのデータ書込み領域への書込
みフォーマント、第５図（ａ）は本発明の一実施例の平
面図、第５図（ｂ）は第５図（ａ）のＡ−Ａ線断面図、
第６図は本発明の一実施例を具備した追記型光ディスク
記録再生装置の構成図、第７図は光ディスクのディレク
トリ書込み領域への書込みフォーマットと書込み或いは
書換え可能な記憶保存型記憶手段への書込みフォーマッ
トとの関係を示す図である。 １　・・・光ディスク、　　２　・・・データ書込み領
域、　３　・・・ディレクトリ書込み領域。 ４　・・・収納ケース、　６　・・・書込み或いは書換
え可能な記憶保存型記憶手段（フラグ書込み領域）。 特許出願人　　株式会社　リ　コー 第２図 第３図 辰−り　　　　ご乞りダ１１飼　ぞフタＮｏ　　　　　
　　　　　ｒ　−１’！　　ぞ７門う→＋←１７第５図 （ｂ） 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光ディスクのデータ書込み領域に順次書き込んだファイ
   ルのディレクトリを、前記光ディスクのディレクトリ書
   込み領域に順次書き込む追記型光ディスク記録再生装置
   において、前記光ディスクに書き込まれたファイルのフ
   ラグを順次書き込むフラグ書込み領域として機能する書
   込み或いは書換え可能な記憶保存型記憶手段が前記光デ
   ィスクの収納ケースと一体に設けられており、新たなフ
   ァイルを前記データ書込み領域に書き込むときには、オ
   ペレータが前記新たなファイルに対してディレクトリを
   指定すると、前記指定されたディレクトリと同一のディ
   レクトリが前記ディレクトリ書込み領域から検出される
   と共に、前記同一のディレクトリのファイルが“有効”
   であると前記フラグ書込み領域から検出されると、前記
   同一のディレクトリのファイルが不要であるならば、前
   記同一のディレクトリのファイルのフラグを“削除”に
   書き換えて、前記指定したファイルを前記データ書込み
   領域に書き込んだ上、前記指定したファイルのディレク
   トリ及び前記フラグをそれぞれ前記ディレクトリ書込み
   領域及び前記フラグ書込み領域に書き込み、又、所望の
   ファイルを読み出すときには、前記所望のファイルのデ
   ィレクトリが指定されて、指定した前記ディレクトリと
   同一のディレクトリが前記ディレクトリ書込み領域から
   検出され、且つ、前記同一のディレクトリのファイルが
   “有効”であると前記フラグ書込み領域から検出される
   と、前記同一のディレクトリのファイルを前記データ書
   込み領域から読み出すことを特徴とする追記型光ディス
   ク記録再生装置。