JPS61123119A - C0基磁心およびその熱処理方法 - Google Patents
C0基磁心およびその熱処理方法Info
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- JPS61123119A JPS61123119A JP59243283A JP24328384A JPS61123119A JP S61123119 A JPS61123119 A JP S61123119A JP 59243283 A JP59243283 A JP 59243283A JP 24328384 A JP24328384 A JP 24328384A JP S61123119 A JPS61123119 A JP S61123119A
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- magnetic
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
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- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
- H01F1/12—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials
- H01F1/14—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials metals or alloys
- H01F1/147—Alloys characterised by their composition
- H01F1/153—Amorphous metallic alloys, e.g. glassy metals
- H01F1/15316—Amorphous metallic alloys, e.g. glassy metals based on Co
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は非対称の大きいB−Hカーツブ特性を有するC
O基磁心お工びその熱処理方法に関するものである。
O基磁心お工びその熱処理方法に関するものである。
Co基アモルファス磁心は優れた高周波磁気特性を有す
るため、磁気ヘッド、高周波トランス等への応用が進め
られている。
るため、磁気ヘッド、高周波トランス等への応用が進め
られている。
従来これらの用途に使用されているCO基アモルファス
磁心は、B−Hカーブがは多1対称な形をしたものであ
るが、用途によっては非対称のB−Hカーブを示す方が
好ましい場合がある。
磁心は、B−Hカーブがは多1対称な形をしたものであ
るが、用途によっては非対称のB−Hカーブを示す方が
好ましい場合がある。
例えば制御用磁心等では、電圧帰還型の回路に用−た場
合非対称B−Hカーブであれば、磁束を振る場合の制御
電流を対称なり−I(カーブの磁心より小さくすること
ができるため有利である。また電流帰還型回路に用いた
場合は制御のために使用する磁束範囲を大きくすること
ができるため有利である0また、磁気スイッチ等の用途
においても非対称B−Hカーブが好ましい場合がある。
合非対称B−Hカーブであれば、磁束を振る場合の制御
電流を対称なり−I(カーブの磁心より小さくすること
ができるため有利である。また電流帰還型回路に用いた
場合は制御のために使用する磁束範囲を大きくすること
ができるため有利である0また、磁気スイッチ等の用途
においても非対称B−Hカーブが好ましい場合がある。
しかしながら、このような非対称B−Hカーブを示す実
用的な磁心は、スパッタ膜などにより多層にした膜以外
は報告されて−ない。
用的な磁心は、スパッタ膜などにより多層にした膜以外
は報告されて−ない。
すなわち、Sherwoodらは(Feo、sMno、
s庖R5BsA45アモルファス合金を磁場中冷却し、
1.5’にの(=にで非対称B−Hカーブを観測してい
る(Sherwood et al、1974 AIP
Conf、Proe、 24745−6 )0 夛は
強磁性と反強磁性の交換異方性のためであると解釈され
ている0しかしこの合金では室温で強磁性を示さないた
め実用的でない〇一方KomotoらはFe5Coto
S 1tsBtoアモルファス合金において、約180
℃のキュリー温度以下の温度に保持することにより22
moe のB−Hカーブのシフトを観察している(K
omoto et al、JAPAN、 J。
s庖R5BsA45アモルファス合金を磁場中冷却し、
1.5’にの(=にで非対称B−Hカーブを観測してい
る(Sherwood et al、1974 AIP
Conf、Proe、 24745−6 )0 夛は
強磁性と反強磁性の交換異方性のためであると解釈され
ている0しかしこの合金では室温で強磁性を示さないた
め実用的でない〇一方KomotoらはFe5Coto
S 1tsBtoアモルファス合金において、約180
℃のキュリー温度以下の温度に保持することにより22
moe のB−Hカーブのシフトを観察している(K
omoto et al、JAPAN、 J。
Appl、 Phys Mo1.17 (1978
) N11p25’7)oLかしながら、この方法では
B−Hカーブが滑らかでないへび形になりやす(、B4
カーブの非対称性も十分ではなく実用的なものとは言い
かた―。本発明者らは特願昭59−124565号に記
載したように、Co基アモルファス磁心におりて滑らか
で非対称なり−Hカーブを示すものを見いだしたが、大
きなり−Hカーブのシフトが必要となる用途には不十分
である0 本発明は上記従来技術の問題点を改良し、非対称性の特
に大きいB−Hカーブ特性を有する実用的なCO基磁心
とその熱処理方法を提供することを目的とするものであ
る0〔問題点を解決するための手段〕 上記問題点を解決するために、本発明はCo基アモルフ
ァス合金に適当な熱処理を施し、結晶相とアモルファス
相を混在させることにより、従来報告されているCo基
磁心により非対称性の太きφB−Hカーブ特性を有する
Co基磁心を得たものである。
) N11p25’7)oLかしながら、この方法では
B−Hカーブが滑らかでないへび形になりやす(、B4
カーブの非対称性も十分ではなく実用的なものとは言い
かた―。本発明者らは特願昭59−124565号に記
載したように、Co基アモルファス磁心におりて滑らか
で非対称なり−Hカーブを示すものを見いだしたが、大
きなり−Hカーブのシフトが必要となる用途には不十分
である0 本発明は上記従来技術の問題点を改良し、非対称性の特
に大きいB−Hカーブ特性を有する実用的なCO基磁心
とその熱処理方法を提供することを目的とするものであ
る0〔問題点を解決するための手段〕 上記問題点を解決するために、本発明はCo基アモルフ
ァス合金に適当な熱処理を施し、結晶相とアモルファス
相を混在させることにより、従来報告されているCo基
磁心により非対称性の太きφB−Hカーブ特性を有する
Co基磁心を得たものである。
本発明の第1は、結晶相とアモルファス相を含むCO基
合金からなり、原点から50mOe以上シフトした非対
称性の大きいB−Hカーブ特性を有することを特徴とす
るCO基磁心であり、第2はCo基アモルファス合金か
らなる磁心を、室温以上で保持した結晶相を析出させた
後、該結晶相とアモルファス相を含む磁心が飽和する程
度の磁場を印加しキュリー温度以下で磁場中熱処理し、
B−Hカーブを原点から50mOe 以上シフトさせ
ることを特徴とするCo基磁心の熱処理方法であり、第
3はCo基アモルファス合金からなる磁心を、該磁心が
飽和する@夏の磁場を印加しながらキュリー温度以下の
温度に保持し結晶相を析出させ、B−Hカーブを原点か
ら50m0似上シフトさせることを特徴とするCo基磁
心の熱処理方法である0 しかして、本発明におけるCo基アモルファス合金は、
例えば組成式(COl−X −3’−ZFexMn7N
iz)IHa−b−cMastbBcで表すレ、式中M
IXTi、 Zr、Hf 、 V、 Nb 。
合金からなり、原点から50mOe以上シフトした非対
称性の大きいB−Hカーブ特性を有することを特徴とす
るCO基磁心であり、第2はCo基アモルファス合金か
らなる磁心を、室温以上で保持した結晶相を析出させた
後、該結晶相とアモルファス相を含む磁心が飽和する程
度の磁場を印加しキュリー温度以下で磁場中熱処理し、
B−Hカーブを原点から50mOe 以上シフトさせ
ることを特徴とするCo基磁心の熱処理方法であり、第
3はCo基アモルファス合金からなる磁心を、該磁心が
飽和する@夏の磁場を印加しながらキュリー温度以下の
温度に保持し結晶相を析出させ、B−Hカーブを原点か
ら50m0似上シフトさせることを特徴とするCo基磁
心の熱処理方法である0 しかして、本発明におけるCo基アモルファス合金は、
例えば組成式(COl−X −3’−ZFexMn7N
iz)IHa−b−cMastbBcで表すレ、式中M
IXTi、 Zr、Hf 、 V、 Nb 。
Ta、Cr SMo 、W、Sc 、Y、希土類元素か
ら選ばれた少なくとも一つであり、かつ0 < X <
、 0.5、Oく7<:0.13.0 <: z <、
0゜2、O<a <6.8くb≦18.7≦C<18
.18 りb + c <、 30であるCO基アモル
ファス合金を用いるのがよい。
ら選ばれた少なくとも一つであり、かつ0 < X <
、 0.5、Oく7<:0.13.0 <: z <、
0゜2、O<a <6.8くb≦18.7≦C<18
.18 りb + c <、 30であるCO基アモル
ファス合金を用いるのがよい。
またSi、Bなどのメタロイドに代えて、Zr、Hfを
含有させたいわゆるメタル−メタル系のCo基アモルフ
ァス合金であってもよい。
含有させたいわゆるメタル−メタル系のCo基アモルフ
ァス合金であってもよい。
なお本発明の磁心は、ht、C,Qe1p%Be SG
a 5As−、Sn s Cu s N、0、Sその他
の不可避不純物を故チまで含んだCo基アモルファス合
金を用いたとしても上記効果を得ることができる。
a 5As−、Sn s Cu s N、0、Sその他
の不可避不純物を故チまで含んだCo基アモルファス合
金を用いたとしても上記効果を得ることができる。
またアモルファスリボン作製の際に既に結晶相が存在し
ており、これに磁場中熱処理を施し非対称性の大きいB
−Hカーブとしたものも本発明の範噂に入るものである
。
ており、これに磁場中熱処理を施し非対称性の大きいB
−Hカーブとしたものも本発明の範噂に入るものである
。
さらにスパッターや蒸着、電着等の方法で作製された薄
層のアモルファス、液体急冷法により作製されたアモル
ファス等の磁心にも本発明が適用可能なことは勿論であ
る。
層のアモルファス、液体急冷法により作製されたアモル
ファス等の磁心にも本発明が適用可能なことは勿論であ
る。
〔実施例1〕
第1図(a)、(b)、(c)は、X#で結晶ピークが
認められ女−非対称B−Hカーブを示す従来のCo基ア
モルファス巻磁心の直流B−Hカ′ −プ(a)と
、X線で結晶ピークとハローなアモルファス相の存在を
示すピークが認められる非対称なり−Hカーブを示す本
発明によるCo基磁心の直流B−Hカーブ(b)、(e
)を比較した図である。
認められ女−非対称B−Hカーブを示す従来のCo基ア
モルファス巻磁心の直流B−Hカ′ −プ(a)と
、X線で結晶ピークとハローなアモルファス相の存在を
示すピークが認められる非対称なり−Hカーブを示す本
発明によるCo基磁心の直流B−Hカーブ(b)、(e
)を比較した図である。
(b)は(CocJ4Feoas)ysJsmo、ts
1tsBs、(c)は(Coo、e4Feus)ys
sitsBeアモルファス合金であり、巻磁心とし45
0℃、455℃でそれぞれ熱処理後220℃で4時間1
00eの磁場を磁路方向に印加しながら熱処理を行なっ
たものである。
1tsBs、(c)は(Coo、e4Feus)ys
sitsBeアモルファス合金であり、巻磁心とし45
0℃、455℃でそれぞれ熱処理後220℃で4時間1
00eの磁場を磁路方向に印加しながら熱処理を行なっ
たものである。
B−HカーブのシフトHaは、図中に示したHas、H
agを用い仄のように定義した。
agを用い仄のように定義した。
Hcl + Hag
H8=□
ま
ただし、H(!1. Hag の位置がB軸に対して
右側の場合はHetSHagの値を正、左側の場合は負
とする。
右側の場合はHetSHagの値を正、左側の場合は負
とする。
保磁力Haは、ここでは
Hat −HO2
Hc= −
で定義した。
第1図(a)に示した従来のCo基アモルファス磁心の
B−HカーブaのシフトH8は24moa であるが
、同図(b)、(e)に示したCo基アモルファスah
心のB−Hカーブb′、C′のH8は260m1ts、
、 2500mOe と1オーダー、2オーダーそれ
ぞれ大き―ことがわかる。
B−HカーブaのシフトH8は24moa であるが
、同図(b)、(e)に示したCo基アモルファスah
心のB−Hカーブb′、C′のH8は260m1ts、
、 2500mOe と1オーダー、2オーダーそれ
ぞれ大き―ことがわかる。
保磁力は結晶相を含むため従来の非対称B−Hカーブを
示すCo基アモルファス磁心より大きいが、シフト量が
大きいためスイッチ的な使い方をする用途では問題なく
、実用性の高いものであることが確認された。
示すCo基アモルファス磁心より大きいが、シフト量が
大きいためスイッチ的な使い方をする用途では問題なく
、実用性の高いものであることが確認された。
〔実施例2〕
第1表は、本発明の熱処理方法を過用したCo基磁心と
従来の熱処理を行なったCO基アモルファス磁心のB−
Hカーブのシフ)Hsと保磁力Haの例を示した表であ
る。
従来の熱処理を行なったCO基アモルファス磁心のB−
Hカーブのシフ)Hsと保磁力Haの例を示した表であ
る。
本発明の磁心は保磁力Hcは大きいもののB−Hカーブ
のシフトH3が大きく、大きなり−1(カーブの非対称
性が要求される用途に好適であることがわかる。
のシフトH3が大きく、大きなり−1(カーブの非対称
性が要求される用途に好適であることがわかる。
〔実測例3〕
第2表は、本発明によるCO基磁心のB−Hカーブのシ
フトHsを比較した表である。
フトHsを比較した表である。
表中Cはぼ化性雰囲気中にて無磁場中で熱処理後水冷し
た磁心のHsの値を示したものであり、Dは酸化性雰囲
気中にて熱処理後さらに220℃で4時間磁路方向の磁
場をかけ、室温1で冷却を行なった場合のHsの値を示
したものである。 。
た磁心のHsの値を示したものであり、Dは酸化性雰囲
気中にて熱処理後さらに220℃で4時間磁路方向の磁
場をかけ、室温1で冷却を行なった場合のHsの値を示
したものである。 。
第2表からどの組成の合金も磁場中熱処理によF)Hs
すなわちB−Hカーブの非対称性〔実施例4〕 第2図はCo基アモルファス巻磁心を作製し、400℃
以上の温度で熱処理した後、220℃で4時間100e
の磁場な磁路方向に印加し熱処理した場合の保磁力He
とB−Hカーブのシフ)Hsの関係を示した図である。
すなわちB−Hカーブの非対称性〔実施例4〕 第2図はCo基アモルファス巻磁心を作製し、400℃
以上の温度で熱処理した後、220℃で4時間100e
の磁場な磁路方向に印加し熱処理した場合の保磁力He
とB−Hカーブのシフ)Hsの関係を示した図である。
図中Eはxl/M回析で結晶ピークが観測されなかった
Hsの範囲、FはX@回析で結晶ピークが観測された本
発明のHsの範囲である0保磁力Heが増大するに伴っ
てB−Hカーブのシフ)Hsが大きくなり、Hsが50
mOeを越えた範囲ではX線回折により結晶ピークとア
モルファス特有のハローパターンが観測された。
Hsの範囲、FはX@回析で結晶ピークが観測された本
発明のHsの範囲である0保磁力Heが増大するに伴っ
てB−Hカーブのシフ)Hsが大きくなり、Hsが50
mOeを越えた範囲ではX線回折により結晶ピークとア
モルファス特有のハローパターンが観測された。
これより結晶相とアモルファス相を含む保磁力Heの大
きいCo基合金の方が非対称性の大きいB−Hカーブを
示すことがわかる。
きいCo基合金の方が非対称性の大きいB−Hカーブを
示すことがわかる。
上述のように本発明により、従来の非対称性の太き−C
o基アモルファス磁心よシ非対称性がさらに大きいB−
Hカーブを示すCo基磁心を得ることができるので、磁
気スイッチ等の用途に#、適であり幾多の効果を奏する
ものである。
o基アモルファス磁心よシ非対称性がさらに大きいB−
Hカーブを示すCo基磁心を得ることができるので、磁
気スイッチ等の用途に#、適であり幾多の効果を奏する
ものである。
第1図(a)、(b)、(c)は本発明による非対称の
太き−Co基磁心の直流B−Hカーブと従来の非対称な
直流B−Hカーブを示すCo基アモルファス磁心の直流
B−Hカーブを比較した図、第2図はCo基磁心の保磁
力HaとB−Hカーブのシフ)Haの関係を示す図であ
る。 代理人 弁理士 本 間 崇第2図 Hc(荀Oe) 手続補正書(自制 昭和59年12月27日
太き−Co基磁心の直流B−Hカーブと従来の非対称な
直流B−Hカーブを示すCo基アモルファス磁心の直流
B−Hカーブを比較した図、第2図はCo基磁心の保磁
力HaとB−Hカーブのシフ)Haの関係を示す図であ
る。 代理人 弁理士 本 間 崇第2図 Hc(荀Oe) 手続補正書(自制 昭和59年12月27日
Claims (5)
- (1)、結晶相とアモルファス相を含むCo基合金から
なり、原点から50mOe以上シフトした非対称性の大
きいB−Hカーブ特性を有することを特徴とするCo基
磁心。 - (2)、Co基アモルファス合金からなる磁心を、室温
以上で保持し結晶相を析出させた後、該結晶相とアモル
ファス相を含む磁心が飽和する程度の磁場を印加しキュ
リー温度以下で磁場中熱処理し、B−Hカーブを原点か
ら50mOe以上シフトさせることを特徴とするCo基
磁心の熱処理方法。 - (3)、Co基アモルファス合金からなる磁心を、該磁
心が飽和する程度の磁場を印加しながらキュリー温度以
下の温度に保持し結晶相を析出させ、B−Hカーブを原
点から50mOe以上シフトさせることを特徴とするC
o基磁心の熱処理方法。 - (4)、熱処理の際に印加する磁場の方向を磁心の磁路
方向とすることを特徴とする特許請求の範囲第2項また
は第3項記載のCo基磁心の熱処理方法。 - (5)、熱処理の際の雰囲気を酸化性雰囲気とすること
を特徴とする特許請求の範囲第2項ないし第4項記載の
いずれかに記載のCo基磁心の熱処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59243283A JPS61123119A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | C0基磁心およびその熱処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59243283A JPS61123119A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | C0基磁心およびその熱処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61123119A true JPS61123119A (ja) | 1986-06-11 |
Family
ID=17101549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59243283A Pending JPS61123119A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | C0基磁心およびその熱処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61123119A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5015307A (en) * | 1987-10-08 | 1991-05-14 | Kawasaki Steel Corporation | Corrosion resistant rare earth metal magnet |
US5096513A (en) * | 1989-09-01 | 1992-03-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Very thin soft magnetic alloy strips and magnetic core and electromagnetic apparatus made therefrom |
US5135584A (en) * | 1990-09-20 | 1992-08-04 | Mitsubishi Steel Mfg. Co., Ltd. | Permanent magnet powders |
WO1996001910A1 (en) * | 1994-07-08 | 1996-01-25 | Sensormatic Electronics Corporation | High response electronic article surveillance system responders and methods for producing same |
CN106544603A (zh) * | 2015-09-21 | 2017-03-29 | 南京理工大学 | 一种高居里温度的钴基非晶软磁合金及其制备方法 |
-
1984
- 1984-11-20 JP JP59243283A patent/JPS61123119A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5015307A (en) * | 1987-10-08 | 1991-05-14 | Kawasaki Steel Corporation | Corrosion resistant rare earth metal magnet |
US5096513A (en) * | 1989-09-01 | 1992-03-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Very thin soft magnetic alloy strips and magnetic core and electromagnetic apparatus made therefrom |
US5135584A (en) * | 1990-09-20 | 1992-08-04 | Mitsubishi Steel Mfg. Co., Ltd. | Permanent magnet powders |
WO1996001910A1 (en) * | 1994-07-08 | 1996-01-25 | Sensormatic Electronics Corporation | High response electronic article surveillance system responders and methods for producing same |
CN106544603A (zh) * | 2015-09-21 | 2017-03-29 | 南京理工大学 | 一种高居里温度的钴基非晶软磁合金及其制备方法 |
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