JPS61122387A - 複層ガラスへのガス注入方法 - Google Patents
複層ガラスへのガス注入方法Info
- Publication number
- JPS61122387A JPS61122387A JP59242007A JP24200784A JPS61122387A JP S61122387 A JPS61122387 A JP S61122387A JP 59242007 A JP59242007 A JP 59242007A JP 24200784 A JP24200784 A JP 24200784A JP S61122387 A JPS61122387 A JP S61122387A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- gas
- double
- pressure
- injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、複層ガラスの断熱効果または防音効果を向
上させるに用いる特殊ガスの複層ガラス内中空層への注
入法に関する。
上させるに用いる特殊ガスの複層ガラス内中空層への注
入法に関する。
一般に、複層ガラスは、第１図に示すように板ガラス１
，１の間にスペーサ２を介在させることによって形成さ
れた中空層６に乾燥空気やガスを封入して、断熱効果ま
たは防音効果をもたせたものである。第１図中、３はス
ペーサ周囲のシール材、４はその外側たるガラス間周囲
間隔部に挿入されたシール材、５は乾燥剤である。
，１の間にスペーサ２を介在させることによって形成さ
れた中空層６に乾燥空気やガスを封入して、断熱効果ま
たは防音効果をもたせたものである。第１図中、３はス
ペーサ周囲のシール材、４はその外側たるガラス間周囲
間隔部に挿入されたシール材、５は乾燥剤である。
複層ガラスへのガス注入は、第２図に示すような方法で
行っている。すなわち、ガスボンベ７から圧力安定器１
０で常圧近くに戻されたガスを流量計８および圧力計９
を備えた流量圧力調整器で一定流量、一定圧力に調整し
、複層ガラスの周囲枠部から中空層に向けて刺し込まれ
た専用注入針１１を介して、一方向から注入し、枠部他
方向に刺されている針１２より空気を押し出すことによ
り、中空部内空気を注入ガスと置換するようにしている
。
行っている。すなわち、ガスボンベ７から圧力安定器１
０で常圧近くに戻されたガスを流量計８および圧力計９
を備えた流量圧力調整器で一定流量、一定圧力に調整し
、複層ガラスの周囲枠部から中空層に向けて刺し込まれ
た専用注入針１１を介して、一方向から注入し、枠部他
方向に刺されている針１２より空気を押し出すことによ
り、中空部内空気を注入ガスと置換するようにしている
。
ところで、このときガスの注入圧力が大きいと、第３図
に示すようにガラス１の中央部がふくれる。そのため、
ガスの置換が不充分であっても注入の停止をしなければ
ならない等のことから、充分なガス注入が行われず、さ
らにはガラスの破壊が生じることもある。図中、１４の
一点鎖線はふくれの状態を示している。
に示すようにガラス１の中央部がふくれる。そのため、
ガスの置換が不充分であっても注入の停止をしなければ
ならない等のことから、充分なガス注入が行われず、さ
らにはガラスの破壊が生じることもある。図中、１４の
一点鎖線はふくれの状態を示している。
ふくれを防止する方法として、第４図、第５図に示すよ
うに、板ガラスより少し大きめの上定板１６および下定
板１７で複層ガラス全体を挟み、それを多数のクランプ
１５で締め付けるという、ふくれ防止装置を用いた方法
が考案されているが、複層ガラスは、使用されるガラス
の厚みが３〜１２ｍｍ、中空層も１．２ｍｍ（薄型）か
ら１５ｍｍ（厚型）までと言うように、用途に応じて厚
みが様々であり、板ガラスの大きさ等も多岐にわたって
いるため、上記ふくれ防止装置もそれに応じて各種必要
となり、不便である。
うに、板ガラスより少し大きめの上定板１６および下定
板１７で複層ガラス全体を挟み、それを多数のクランプ
１５で締め付けるという、ふくれ防止装置を用いた方法
が考案されているが、複層ガラスは、使用されるガラス
の厚みが３〜１２ｍｍ、中空層も１．２ｍｍ（薄型）か
ら１５ｍｍ（厚型）までと言うように、用途に応じて厚
みが様々であり、板ガラスの大きさ等も多岐にわたって
いるため、上記ふくれ防止装置もそれに応じて各種必要
となり、不便である。
この発明は、上記の現伏に鑑みてなされたものであり、
複層ガラスのガラスのふくらみによる破壊が起きること
のない、中空層へのガス注入法を提供することを目的と
している。
複層ガラスのガラスのふくらみによる破壊が起きること
のない、中空層へのガス注入法を提供することを目的と
している。
〔発明の開示〕
前記の目的を達成するために、この発明は複数へ
枚の板ガラスが間隔を置いて並立し、板ガラスと
板ガラスの周囲間隔部にはシール材が挿入されて、板ガ
ラス間に中空層が形成されている複層ガラスへのガス注
入時、ガラス表面に貼付けた感圧紙の色の変化を見るこ
とで、ガス注入操作を制御する複層ガラスへのガス注入
方法をその要旨とする。以下これをその実施例をあられ
す図面に基づいて詳しく説明する。
枚の板ガラスが間隔を置いて並立し、板ガラスと
板ガラスの周囲間隔部にはシール材が挿入されて、板ガ
ラス間に中空層が形成されている複層ガラスへのガス注
入時、ガラス表面に貼付けた感圧紙の色の変化を見るこ
とで、ガス注入操作を制御する複層ガラスへのガス注入
方法をその要旨とする。以下これをその実施例をあられ
す図面に基づいて詳しく説明する。
第６図に示すように、ガスの注入に際し、ガラス１０表
面に、その中央部を中心に等間隔に数ケ所感圧紙１８を
貼付けておく。この実施例に用いられている複層ガラス
は、第１図に示したものであって、２枚の板ガラス１．
１が間隔を置いて並立し、板ガラスと板ガラスの周囲間
隔部にはシール材４が挿入されて、板ガラス１，１間に
中空層６が形成されたものである。感圧紙１８は、板ガ
ラス１がふくらんだ時生じる面方向の引張り力を受けた
とき、色の濃度または色彩が変化する。そこで、この変
化を見ながらガスの注入操作の制御を行うのである。こ
の場合、制御は、たとえば、つぎのような方法で行う、
すなわち、■各種異なる種類の複層ガラスの各個につい
て予備実験より、許容されるガス注入圧、流量と感圧紙
の色の対応関係を求めておき、実際注入時の注入圧、流
量が設定されたとおりのものであるかどうかの、確認の
ためだけに、感圧紙の色の変化をみる方法、■予備実験
でガス注入完結時の感圧紙の色の変化を確認しておき、
実際に注入作業を行って、感圧紙が前記確認された濃度
または色になったとき、ガスの置換が完了したと判断す
る方法、■感圧紙に所定の色が付いたときには、それ以
上に強く注入すると板ガラスに破損が起きると判断し、
その時点で１旦ガス圧および流量を下げ感圧紙を貼り替
えて再び作業を続ける方法等がある。■の方法の場合、
青色は安全、黄色は要注意、赤色は停止などと言うよう
にしておくと、便利である。
面に、その中央部を中心に等間隔に数ケ所感圧紙１８を
貼付けておく。この実施例に用いられている複層ガラス
は、第１図に示したものであって、２枚の板ガラス１．
１が間隔を置いて並立し、板ガラスと板ガラスの周囲間
隔部にはシール材４が挿入されて、板ガラス１，１間に
中空層６が形成されたものである。感圧紙１８は、板ガ
ラス１がふくらんだ時生じる面方向の引張り力を受けた
とき、色の濃度または色彩が変化する。そこで、この変
化を見ながらガスの注入操作の制御を行うのである。こ
の場合、制御は、たとえば、つぎのような方法で行う、
すなわち、■各種異なる種類の複層ガラスの各個につい
て予備実験より、許容されるガス注入圧、流量と感圧紙
の色の対応関係を求めておき、実際注入時の注入圧、流
量が設定されたとおりのものであるかどうかの、確認の
ためだけに、感圧紙の色の変化をみる方法、■予備実験
でガス注入完結時の感圧紙の色の変化を確認しておき、
実際に注入作業を行って、感圧紙が前記確認された濃度
または色になったとき、ガスの置換が完了したと判断す
る方法、■感圧紙に所定の色が付いたときには、それ以
上に強く注入すると板ガラスに破損が起きると判断し、
その時点で１旦ガス圧および流量を下げ感圧紙を貼り替
えて再び作業を続ける方法等がある。■の方法の場合、
青色は安全、黄色は要注意、赤色は停止などと言うよう
にしておくと、便利である。
この発明は、前記のごとく、感圧紙を用いてガス注入操
作の制御を行うようにしているから、ふくらみ防止装置
のように複層ガラスの厚み、大きさによって装置を交換
するようなものでなく、感圧紙を貼付けるという簡易な
方法によりガラスのふくれを制御し、複層ガラスへのガ
ス注入を効率よく行えるものである。
作の制御を行うようにしているから、ふくらみ防止装置
のように複層ガラスの厚み、大きさによって装置を交換
するようなものでなく、感圧紙を貼付けるという簡易な
方法によりガラスのふくれを制御し、複層ガラスへのガ
ス注入を効率よく行えるものである。
第１図は複層ガラスの構造を示す部分断面図、第２図は
一般的に行われているガス注入方法を示す説明図、第３
図はガス注入時のガラスのふくれを示す説明−１第４図
はふくらみ防止装置を用いた従来技術の要部断面図、第
５図はふくらみ防止装置を用いた従来技術を説明する平
面図、第６図はこの発明にがかる複層ガラスへのガス注
入法の実施例を示す斜視図である。 １・・・板ガラス ４・・・シール材 ６・・・中空層
１１．１２・・・針 １８・・・感圧紙 代理人 弁理士 松 本 武 彦 第４図 第５図 円巨糸六浄甫正書（自殉０ 昭和６０年 ３月 ４日 昭和５９年特Ｈ膵２４２００７号 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪府門真市大字門真１０４８番地
名 称（５８３）松下電工株式会社 代表者 （懐嘘役藤井 貞 夫 ４、代理人 ６、補正の対象 図面 ７、補正の内容 （１）別紙のとおり、第１図を訂正する。
一般的に行われているガス注入方法を示す説明図、第３
図はガス注入時のガラスのふくれを示す説明−１第４図
はふくらみ防止装置を用いた従来技術の要部断面図、第
５図はふくらみ防止装置を用いた従来技術を説明する平
面図、第６図はこの発明にがかる複層ガラスへのガス注
入法の実施例を示す斜視図である。 １・・・板ガラス ４・・・シール材 ６・・・中空層
１１．１２・・・針 １８・・・感圧紙 代理人 弁理士 松 本 武 彦 第４図 第５図 円巨糸六浄甫正書（自殉０ 昭和６０年 ３月 ４日 昭和５９年特Ｈ膵２４２００７号 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪府門真市大字門真１０４８番地
名 称（５８３）松下電工株式会社 代表者 （懐嘘役藤井 貞 夫 ４、代理人 ６、補正の対象 図面 ７、補正の内容 （１）別紙のとおり、第１図を訂正する。
Claims (1)
- （１）複数枚の板ガラスが間隔を置いて並立し、板ガラ
スと板ガラスの周囲間隔部にはシール材が挿入されて板
ガラス間に中空層が形成されている複層ガラスへのガス
注入時、ガラス表面に貼付けた感圧紙の色の変化を見る
ことで、ガス注入操作を制御する複層ガラスへのガス注
入方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59242007A JPS61122387A (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | 複層ガラスへのガス注入方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59242007A JPS61122387A (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | 複層ガラスへのガス注入方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61122387A true JPS61122387A (ja) | 1986-06-10 |
Family
ID=17082869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59242007A Pending JPS61122387A (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | 複層ガラスへのガス注入方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61122387A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7357626B2 (en) | 2001-05-25 | 2008-04-15 | Lg Electronics, Inc. | Suction valve for reciprocating compressor |
| WO2016051714A1 (ja) * | 2014-09-30 | 2016-04-07 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | ガラスパネルユニット及びその検査方法 |
-
1984
- 1984-11-15 JP JP59242007A patent/JPS61122387A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7357626B2 (en) | 2001-05-25 | 2008-04-15 | Lg Electronics, Inc. | Suction valve for reciprocating compressor |
| WO2016051714A1 (ja) * | 2014-09-30 | 2016-04-07 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | ガラスパネルユニット及びその検査方法 |
| CN106795047A (zh) * | 2014-09-30 | 2017-05-31 | 松下知识产权经营株式会社 | 玻璃面板单元及其检查方法 |
| EP3202727A4 (en) * | 2014-09-30 | 2017-10-11 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Glass panel unit and inspection method thereof |
| US10627306B2 (en) | 2014-09-30 | 2020-04-21 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Glass panel unit and inspection method thereof |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| GB1589384A (en) | Manufacture of a heat-insulting composite tank structure | |
| JPH0675209A (ja) | 液晶表示素子及び液晶表示素子の再生方法及び液晶表示素子の保管方法及び液晶表示素子を搭載した電子機器 | |
| DE112005002831T5 (de) | Vakuumwärmeisoliermaterial, Verfahren zum Erzeugen eines Vakuumwärmeisoliermaterials und Wärmeisolierkastenkörper mit einem Vakuumwärmeisoliermaterial | |
| SA109300307B1 (ar) | توصيل باللصق لكتل عازلة بصهريج لتخزين غازات مسالة باستخدام شرائط متموجة | |
| US4828635A (en) | Laminated, thermal insulation panel | |
| JPH06191903A (ja) | 釉薬掛け集成品 | |
| JPS61122387A (ja) | 複層ガラスへのガス注入方法 | |
| JP3562467B2 (ja) | 液晶表示素子及び電子機器 | |
| JPH0221290B2 (ja) | ||
| JP3369350B2 (ja) | 燃料電池用ガス供給プレートの不要穴のガス封止方法 | |
| CN215549041U (zh) | 一种多层eva复合防水板材 | |
| JPS60175691A (ja) | 複層ガラス | |
| CN217134512U (zh) | 一种电池角封封头 | |
| CN213382984U (zh) | 一种玻璃钢化膜用防止晃动的定位器 | |
| CN211369092U (zh) | 一种保温材料连接结构 | |
| CN215253711U (zh) | 一种防火玻璃隔断框架 | |
| CN210769719U (zh) | 一种用于直升机消防吊桶阀板密封条胶结的工艺装置 | |
| KR100474519B1 (ko) | 핫프레스설비 | |
| DE4104705C2 (de) | Mehrlagige Abdichtung für Tunnel | |
| JPS5918685B2 (ja) | 液晶セル | |
| JPH08304838A (ja) | 液晶表示素子の製造方法と封止剤 | |
| JPS6131585A (ja) | 複層ガラスのガス充填方法 | |
| US4591067A (en) | Plastic insert for storage vessel | |
| US2210321A (en) | Spot-saturated composition board | |
| JP2002082345A (ja) | 液晶注入口封止構造 |