JPS61122376A - タンク底板組立方法 - Google Patents

タンク底板組立方法

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Publication number
JPS61122376A
JPS61122376A JP23940884A JP23940884A JPS61122376A JP S61122376 A JPS61122376 A JP S61122376A JP 23940884 A JP23940884 A JP 23940884A JP 23940884 A JP23940884 A JP 23940884A JP S61122376 A JPS61122376 A JP S61122376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottom plate
tank
plate
assembling
working groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP23940884A
Other languages
English (en)
Inventor
竹脇 喬
水野 重則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Publication of JPS61122376A publication Critical patent/JPS61122376A/ja
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はタンク底板組立方法に係り、特にタンク底板を
安全且つ迅速にしかも低コストで組立てられるようにし
たタンク底板組立方法に関する。
[従来の技術] 一般にタンクの底板は複数に分割された構成片をタンク
基礎上に搬入して溶接することにより組立てられるとい
う方法が採られており、溶接に際して各構成片間の開先
溝の下面に当て板を添える必要があること、及び溶接後
はその接合部を上下から検査する必要があることから、
従来では第8図に示す如く底板め組立に際して底板aを
タンク基礎(保冷材を含む)b上より所定の高さに支持
しておくための架台Cが用いられていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、架台Cを用いるタンク底板の組立方法に
あっては、架台Cの材料をタンク基礎上に搬入して組立
てたり、解体して撤去する作業が必要であり、また解体
作業には第9図に示す如く底板aを吊上げてタンク基l
b上に下ろすための吊上げ用治具機械dが必要であるこ
とから、作業に多くの手間と費用がかかり、タンク建造
コストの増大及び工期の延長を招いており、しかも上記
解体に際しては吊上げられた底板a下に作業員が入ると
いう危険作業を伴う欠点があった。
更に、架台C上は揺れるので溶接品質上好ましくなく、
また底板aの吊上げ荷重に耐えうるようタンクの屋根e
を補強する必要があった。
[発明の目的] 本発明は上記従来技術の問題点を解決すべくなされたも
のであり、その′目的は架台を不要にでき、もってタン
ク建造コストの低減、工期の短縮及び安全性の向上を図
ることができると共に、溶接品質を向上でき、しかもタ
ンク屋根の補強も必要としないタンク底板組立方法を提
供することにある。
[発明の概要] 本発明は上記目的を達成するために、タンクの底板を組
立てるに際して先ずタンク基礎上に分割された底板を載
置して仮組みした後、この底板下に圧気を導入して底板
を浮上させ、底板を回転させて上記タンク基礎上に予め
形成された作業溝上に底板の接合部を位置させて底板を
タンク基礎上に下ろしては、上記作業溝を利用して上記
接合部1     の溶接及びその溶接部の検査を行う
ようにしたものである。即ち、タンク基礎上に形成した
作業溝から底板の下面が臨めるようにしたので、架台が
不要になり、架台の組立及び解体作業が省略され、その
結果建造コストが低減し、工期が短縮する。
作業溝は底板の一部分にしか位置しないが、底板を回転
させることによりその全域に位置させることができる。
特に底板を回転するのに底板を圧気により浮上させた状
態で行うようにしたので、簡単に回転することができる
[実施例] 以下に本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳述する
第1図はLNG等を貯蔵する二重殻低温、タンクを示し
ており、1は基礎2上に組立てられる外槽であり、3は
外槽1内にこれより所定の間隙を存して組立てられる内
槽である。本実施例では内槽3の底板4の組立てに本発
明方法を適用している。
外槽1の底板5上にはその側板6に接するコンクリート
リング7が設けられると共に、コンクリートリング7内
には保冷材8が敷設されている。
コンクリートリング7上には内槽3の底板4の周縁部を
構成するアニユラ−プレート9が据付けられ、このアニ
ユラ−プレート9上には内槽3の側板10が起立して固
定されている。尚、内槽3の底板4はその周縁部がアニ
ユラ−プレート9上に載る大きさに設計されている。上
記内槽3内の保冷材8には半径方向に沿う作業溝11が
形成され、作業溝11の外端部は通路12を介して外槽
1の外部に設置された送風機13に着脱自在に連通され
ている。作業溝11は実施例では第2図に示す如く直角
に二本形成されているが、一本であってもよい。上記送
風機13は基礎2乃至保冷材8上で組立てられた屋根を
据付けるべくニアレイジングするためのものであるが、
本発明方法において底板4を浮上させるためにも用いら
れる。
内槽3の底板(以下単に底板という)4は本実施例では
第2図に示す如く中央板14と、放射状に分割された外
周板15どの分割構成片からなり、これらは内外槽3,
1の側板10,6に形成された図示しないマンホールか
ら内槽3の保冷材8上に搬入される。
そして、上記底板4を組立てるに際して、先ず中央板1
4及び外周板15を保冷材8上に載置して配列し、これ
ら構成片同士を第3図に示す如く上面部で連結治具16
を介して互いに連結して仮組みする。その際に、外周板
15間の接合部乃至開先溝17が上記作業溝11上に位
置するようにする。そして、その作業溝11に位置した
開先溝17の溶接及びその溶接部の検査を先ず実施する
溶接を行うに際して、作業員が通路12を通って作業溝
11内に入り、開先溝17の下面に当て板18を、可搬
型架台19を用いて取付ける。また、溶接は自動溶接l
N2O等を用いて行われる。外周板相互及び外周板と中
央板との間の溶接が終了したら、その溶接接合部を、再
び作業溝11を利用して上下から検査する。
こうして作業溝11上に位置した開先溝17の溶接及び
検査が終了したら、隣りの開先溝17aの溶接及び検査
を行うべく底板4を回転する。この場合、送[Jt13
を駆動して通路12と作業溝11とを通して底板4下に
圧気を供給し、底板4を容易に回転できるよう保冷材8
上から浮上させ、底板4を回転させて隣りの開先溝17
“aを作業溝11上に位置させた後、送風機13を止め
て底板4下から圧気を扱くことにより底板4を再び保冷
材8上に下ろす。
底板4を浮上させる場合、底板4が浮上し過ぎないよう
にする規制手段として、第5図、第6図に示す如くアニ
ユラ−プレート9上には底板4の周縁部上を所定の高さ
を隔てて横切る規制ビーム21が支持脚22を介して掛
渡されている。また、底板4の回転の円滑化を図るため
に、底板4と規制ビーム21との間にはコロ23が挿入
され、アニユラ−プレート9の内縁部にはこれを上下か
ら挾持する如き断面コ字状の着脱自在なスライダ24が
周方向に沿って装着されている。スライダ24は合成樹
脂等のj!擦係数の小さい材料によって形成されている
。スライダ24の下面にはこれより半径方向内方に延出
されて底板4との間をエアシールするためのエアシール
板25が設けられでいる。
また、底板4に回転中心を与えるために、第4図に示す
如く中央板14上には中心軸26を上方に突設し、下部
が開放された据付箱27が内部を真空ポンプ28で真空
にすることにより吸着され、その中心軸26には軸受板
29が回転自在に取付けられ、この軸受板29より四方
に引張られたワイヤ30の先端部が側板10にフック3
1を介して固定されている。従って、底板4は浮上した
状態で中心軸26を回転中心として的確に回転できるよ
うになっている。
尚、底板4を回転させる手段としては、例えば外周板1
5上に吸着盤を吸着して、この吸着盤にアニユラ−プレ
ート9上に設置したウィンチから繰出されたワイヤを連
結してなる装置を用い、ワイヤを引張って底板4を回転
させるようにしてもよい。
底板4を保冷材8上に下ろしたなら、前述の如く溶接と
検査を行い、再び底板4の浮上1回転位置決め、降下を
行っては溶接と検査を行うというサイクルを全体の溶接
と検査が終了するまで繰返す。
こうして、底板金体の溶接と検査が終了したなら、作業
溝11内の架台19等を全て通路12から搬出して後、
作業溝11内に通路12から保冷材を充填する。また、
アニユラ−プレート9からスライダ24を取外して、そ
のアニユラ−プレート9上に底板4の周縁部を溶接する
ことにより底板4の組立が完了する。
尚、底板4の構成片30の形状は第7図に示す如く矩形
状であってもよく、この場合一つの構成片30を更に四
つの細片31から構成し、これら細片31同士の溶接及
びその溶接部の検査を工場で行うようにしてもよい。
尚、実施例では二重殻タンクの内槽底板4を組立てる場
合について述べたが、外槽底板5を組立てるのに本発明
方法を採用してもよく、この場合底板4は基礎2上に載
置されることになる。
本発明方法はいずれのタンクにも採用できること勿論で
ある。
[発明の効果] 以上要するに本発明によれば次の如き優れた効果を発揮
する。
(1)  タンク基礎上面と底板下面との間に作業溝を
形成して底板の下面を臨めるようにしたので、底板を1
.5m以上の高さに支持する架台が不要になり、架台の
組立及び解体に要した手間及び費用を省略でき、工期の
短縮及び建造コストのi減を図ることができる。
(2り  底板を回転するのに底板を圧気により浮上さ
せた状態で行うようにしたので、簡単に回転することが
できる。
(3)  底板をタンク基礎上に敷設した固形保冷材の
上で組立てるので、揺れることがなく、従って目的の溶
接品質が確保できる。
(4)  架台を解体すべく底板を吊上げる必要がない
ので、屋根の補強も必要なく、また吊上げられた酸根下
に作業員が入るようなこともないので不安全作業がなく
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るタンク底板組立方法を説明するた
めの二重殻タンク下部の断面図、第2図は底板の平面図
、第3図は溶接作業状況を示す底板周縁部の断面図、第
4図は底板の浮上回転状況を示す断面図、第5図は底板
の浮上を規制する装置及びスライダを取付けたアニユラ
−プレートの部分断面図、第6図は同斜視図、第7図は
底板の他の分割形状を示す平面図、第8図及び第9図は
従来のタンク底板組立方法を夫々示す断面図である。 図中、4は底板、8は保冷材、11は作業溝である。 特 許 出 願 人  石川島播磨重工業株式会社代理
人弁理士 絹  谷  信  雄 第1図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. タンク基礎上に分割された底板を載置して仮組みした後
    、該底板下に圧気を導入して底板を浮上させ、該底板を
    回転させて上記タンク基礎上に予め形成された作業溝上
    に上記底板の接合部を位置させた後、底板をタンク基礎
    上に下ろして上記接合部を溶接すると共に該溶接部の検
    査を上記作業溝を利用して行うようにしたことを特徴と
    するタンク底板組立方法。
JP23940884A 1984-11-15 1984-11-15 タンク底板組立方法 Pending JPS61122376A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23940884A JPS61122376A (ja) 1984-11-15 1984-11-15 タンク底板組立方法

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JP23940884A JPS61122376A (ja) 1984-11-15 1984-11-15 タンク底板組立方法

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Publication Number Publication Date
JPS61122376A true JPS61122376A (ja) 1986-06-10

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ID=17044326

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JP23940884A Pending JPS61122376A (ja) 1984-11-15 1984-11-15 タンク底板組立方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0574361A (ja) * 1991-09-13 1993-03-26 Nissin Electric Co Ltd イオン源

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0574361A (ja) * 1991-09-13 1993-03-26 Nissin Electric Co Ltd イオン源

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