JPS61122259A - 2′−ジアルコキシメチル桂皮酸ニトリル類の製法 - Google Patents

2′−ジアルコキシメチル桂皮酸ニトリル類の製法

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JPS61122259A
JPS61122259A JP24326084A JP24326084A JPS61122259A JP S61122259 A JPS61122259 A JP S61122259A JP 24326084 A JP24326084 A JP 24326084A JP 24326084 A JP24326084 A JP 24326084A JP S61122259 A JPS61122259 A JP S61122259A
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dialkoxypropanenitrile
acid
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Hiroshi Yoshida
浩 吉田
Teruhiko Inoue
輝比古 井上
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、2′−ジアルコキシメチル桂皮酸ニトリル類
の製法に関する。
本発明で得られるグージアルコキシメチル桂皮酸ニトリ
ル類は、顕著な抗菌効果およびスルホンアミド補強効果
を有する。2.4−ジアミノ−5−ベンジルビIJ ミ
ジン類を合成する際の重要な中間体として位置づけられ
ている化合物であり1例えば上記、桂皮酸ニトリル類は
これを公知法により水添してジヒドロキシ桂皮酸ニトリ
ル類とし1次いでグアニジンにより環化して、2.4−
ジアミノ−5−ベンジルピリミジン類へと変換させるこ
とができる。
〔従来の技術〕
従来、2’−)アルコキンメチル桂皮酸ニトリル類の公
知製法としては、(1)ベンズアルデヒド類と。
3.3−ジアルコキシプロパンニトリル類とを、ナトリ
ウムアルコラードの存在下に反応させる方法(特公昭4
6−2334号公報) 、 (2)ベンズアルfヒ)”
類と、3−アルコキシ−2−プロペンニトリル類とを、
ナトリウムアルコラードの存在下に反応させる方法(特
公昭50−657号公報)などが知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら前述した(1)および(2)の公知製法に
おいては縮合剤としてナトリウムアルコラードを3当量
以上と、かなり過剰に用いなければ目的物である2′−
ジアルコキシメチル桂皮酸ニトリル類2       
が収率よく得られないという欠点があり、しかも。
高価なベンズアルデヒド類を出発原料としているため、
工業的に有利な製法ではなかった。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明者らは工業的に有利な2′−ジアルコキシメチル
桂皮酸ニトリル類の製法を確立することを目的として鋭
意研究を行った結果、置換ベンゼン類と、2−アルコキ
ンメチレン−5,3−ジアルコキシプロパンニトリル類
とを無機酸の存在下に反応させることにより目的物であ
る2′−ジアルコキシメチル桂皮酸ニトリル類が容易に
高収率で得られることを見い出し1本発明を完成した。
本発明は2式 キル基を示し R1とR2はアルキレン基であって互い
に結合し5〜8員環の複素環を形成していてもよい。ま
たR3は水素原子または低級アルキル基を示す。)で表
わされる置換ベンゼン類と、弐0H−OR’ (式中 R4,R5およびR6は同一または異なる低級
アルキル基を示す。)で表わされる2−アルコキシメチ
レン−3,3−ジアルコキシプロパンニトリル類とを無
機酸の存在下に反応させることを特徴とする9式 (式中+ R’+ R2HR3+ R’およびR5は前
記と同一の意味を有する。)で表わされる2′−ジアル
コキシメチル桂皮酸ニトリル類の製法に関するものであ
る。
本発明に使用する式(1)で表わされる置換ベンゼン類
の代表的なものとしては2例えば3,4−ジメトキシト
ルエン、1,2−ジメトキシベンゼン。
3.4−シェドキントルエン、1.2−ジェトキシベン
セン、1,2−メチレンジオキシベンゼン、3.4−メ
チレンジオキシトルエン、3,4−ジメトキシトルエン
、 3.4−シフト−+シトルエン、3.4−ジメトキ
シエチルベンゼン、3,4−ジェトキシプロピルベンゼ
ン、3.4−ジブトキシブチルベンゼン、3−メトキシ
−4−エトキシトルエン、3−エトキシ−4−ブトキシ
プロピルベンゼン、3,4−メチレンジオキシプチルベ
ンゼン、1.2−ジプロポキシベンゼン、1,2−ジブ
トキシベンゼン。
1−メトキシ−2−エトキシベンゼン、1−エトキシ−
2−ブトキシベンゼンなどを挙げることができる。
本発明で使用する式(n)で表わされる2−アルコキシ
メチレン−3,3−ジアルコキシプロパンニトリル類の
R4,R5およびR6のアルキル基はメチル、エチル、
プロピル、ブチルなどの炭素数1〜4の低級アルキル基
を挙げることができる。これらR’、 R5およびR6
のアルキル基は全て同一の基であってもよく、一部同一
の基であってもよく、さらには全て相異なる基であるこ
ともできる。式(■)で表ワされる2−アルコキシメチ
レフ −3,3−ジアルコキシプロパンニトリル類の代
表的なものとしては1例えば、2−メトキシメチレン−
S、3−ジメトキシプロパンニトリル、2−エトキシメ
チレン−3,3−ジェトキシプロパンニトリル、2−プ
ロポキシメチレン−ろ、3−ジプロポキシフロハンニト
リル、2−ブトキシメチレン−6,3−ジブトキシプロ
パンニトリル、2−メトキシメチレン−S、3−ジェト
キシプロパンニトリル。
2−メトキシメチレン−3,5−エトキシメトキシプロ
パンニトリル、2−エトキシメチレン−3,3−ブトキ
シメトキシプロパンニトリル、2−ブトキンメチレン−
S、3−ジメトキシプロパンニトリルなどを挙げること
ができる。
前記式(n)で表わされる2−アルコキシメチレン73
,3−ジアルコキシプロパンニトリル類ハ。
例えハ3,3−ジアルコキシプロパンニトリル類。
または3−アルコキシ−2−プロペンニトリル類を、ア
ルカリ金属アルコラードの存在下にて、ギ酸エステル、
−酸化炭素などのホルミル化剤と01    〜100
°Cの温度で反応させて、2−ヒドロキシメチレン−3
,3−ジアルコキシプロパンニトリルのアルカリ金属塩
を得2次いで該塩をジアルキル硫酸、ハロゲン化アルキ
ルなどのアルキル化剤ト反応させる方法や、アルコール
中で中和当量以上の鉱酸と反応させる方法などによって
容易に得ることができる。式(It)で表わされる2−
アルコキンメチレン−3,6−ジアルコキシプロパンニ
トリル類の使用量は1式(1)で表わされる置換ベンゼ
ン類1モルに対して2通常0.5〜3モル、特ニ0.8
〜2゜0モルが好ましい。
また1本発明に使用する無機酸としては1例えばポリリ
ン酸、ピロリン酸、オルトリン酸、濃硫酸、塩化水素な
どの鉱酸類を挙げることができる。
無機塩の使用量は、過度に少ないと目的物の生成速度が
遅くなり、過度に多いと副反応生成物の量がふえ、目的
物の収率が低下するので通常式(r)で表わされる置換
ベンゼン類1重量部に対して0.05〜1重量部、特に
0.1〜0.8重量部が好ましい。
また本発明を実施するにあたっては、必要に応じて、不
活性有機溶媒を用いることもできるが。
これは必ずしも必要ではない。反応温度はO〜100”
Cの範囲から選ぶことが好ましい。反応時間は1〜24
時間の範囲から選ぶことが好ましい。
反応によって生成する式(I[I)で表わされる2′−
ジアルコキシメチル桂皮酸ニトリル類は1反応終了後、
中和、ろ過、抽出、蒸留、再結晶などにより容易に単離
することができる。2′−ジアルコキシメチル桂皮酸ニ
トリル類の具体例としては。
例えば2−メチル−4,5−ジメトキシ−2′−ジメト
キシメチル桂皮酸ニトリル、2−メチル−4,5−ジメ
トキシ−2′−ジェトキシメチル桂皮酸ニトリル、2−
メチル−4,5−ジメトキシ−2′−ジプロポキシメチ
ル桂皮酸ニトリル、2−メチル−4,5−ジメトキシ−
2′−ジブトキシメチル桂皮酸ニトリル、2−メチル−
4,5−ジメトキシ−27−ニトキシメトキシメチル桂
皮酸ニトリル、2−メチル−4,5−ジメトキシ−グー
ブトキシエトキシメチル桂皮酸ニトリル、2−メチル−
4,5−ジェトキシ−27−ジメトキシメチル桂皮酸ニ
トリル。
3.4−ジメトキシ−デージメトキシメチル桂皮酸ニト
リル、3,4−ジメトキシ−27−ジブトキシメチル桂
皮酸ニド・リル、3,4−ジメトキンー27−ニトキシ
メトキシメチル桂皮酸ニトリル、3.4−ジメトキシ−
1−ブトキシプロポキシメチル桂皮酸ニトリル、3,4
−メチレンジオキシ−2′−ジメトキシメチル桂皮酸ニ
トリル、ろ、4−メチレンジオキシ−l−ジブトキシメ
チル桂皮酸ニトリル。
3.4−メチレンジオキシ−27−ニトキシメトキシメ
チル桂皮酸ニトリル、2−メチル−4,5−メチレンジ
オキシ−2′−ジメトキシメチル桂皮酸ニトリル、2−
エチル−4,5−メチレンジオキシ−2′−ジブトキシ
メチル桂皮酸ニトリルなどを挙げることができる。
〔実施例〕
以下に実施例を示し、さらに詳しく本発明について説明
する。
また、各側における目的物の収率は1次式によって算出
した。
置換ベンゼン類仕込みモル数 実施例1 3.4−ジメトキシトルエン1.529 (10ミリモ
ル)、2−メトキシメチレン−ろ、ろ−ジメトキシプロ
パンニトリル1.73r(11ミlJモル)。
およびピロリン酸0.77を室温で10分間攪拌し。
次いで60°Cで1時間反応させた。反応終了後冷却し
て、2 N−Na0OH3溶液でpH7に中和した。
この中和溶液中の2−メチル−4,5−ジメトキシ−2
′−ジメトキシメチル−桂皮酸ニトリル(目的生成物)
をガスクロマトグラフィーを用いて、内 。
部標準法により定量した。収率92%。
実施例2 3.4−ジメトキシトルエン1.52 f (10ミリ
モル)、2−n−ブトキシメチレン−3,3−ジ−n−
ブトキシプロパンニトリル2.83 f (10ミリモ
ル)、およびポリリン酸0.71を室温で1時間攪拌し
2次いで70°Cで2時間反応させた。反)     
 応終了後冷却して、 I N −Na0CH3−n溶
液でpH7に中和した。この中和溶液中の2−メチル−
4,5−ジメトキシ−2′−ジ−n−ブトキシメチル−
桂皮酸ニトリルを実施例1同様に定量した。収率90%
実施例ろ 1.2−ジメトキシベンゼン1,385F(10ミリモ
ル)、2−メトキシメチレン−6,3−ジメトキシプロ
パンニトリル1.88f(12ミリモル)。
濃硫酸0.329を室温で30分間攪拌し1次いで60
°Cで1時間反応させた。反応終了後、冷却して2 N
 −Na0C!H3でpH7に中和した。この中和溶液
中の6.4−ジメトキシ−2′−ジメトキシメチル−桂
皮酸ニトリルを実施例1同様に定量した。
収率78チ。
実施例4 1.2−メチレンジオキシベンゼン1.22/(10ミ
リモル)、2−メトキシメチレン−3,3−ジメトキシ
プロパンニトリル1.88’? (12ミリモル)40
 wt%塩化水素−メタノール溶液2?を混合し。
60°Cで5時間反応させた。反応終了後冷却して2N
−NaOCH3でpH7に中和した。この中和溶液中の
6,4−メチレンジオキシ−l−ジメトキシメチル−桂
皮酸ニトリルを実施例1同様に定量した。収率72%。
〔発明の効果〕
置換ベンゼン類と、2−アルコキシメチレン−3,3−
ジアルコキシプロパンニトリル類とを無機酸の存在下に
反応させることにより容易に高収率で2′−ジアルコキ
シメチル桂皮酸ニトリル類を製造することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1およびR^2は同一または異なる低級ア
    ルキル基を示し、R^1とR^2はアルキレン基であっ
    て互いに結合し5〜8員環の複素環を形成していてもよ
    い。またR^3は水素原子または低級アルキル基を示す
    。)で表わされる置換ベンゼン類と、式▲数式、化学式
    、表等があります▼ (式中、R^4、R^5およびR^6は同一または異な
    る低級アルキル基を示す。)で表わされる2−アルコキ
    シメチレン−3,3−ジアルコキシプロパンニトリル類
    とを無機酸の存在下に反応させることを特徴とする、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1、R^2、R^3、R^4およびR^5
    は前記と同一の意味を有する。)で表わされる2′−ジ
    アルコキシメチル桂皮酸ニトリル類の製法。
JP24326084A 1984-11-20 1984-11-20 2′−ジアルコキシメチル桂皮酸ニトリル類の製法 Granted JPS61122259A (ja)

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