JPS61122095A - 重力式ドツクゲ−トの締切方法及びその締切構造 - Google Patents

重力式ドツクゲ−トの締切方法及びその締切構造

Info

Publication number
JPS61122095A
JPS61122095A JP24349384A JP24349384A JPS61122095A JP S61122095 A JPS61122095 A JP S61122095A JP 24349384 A JP24349384 A JP 24349384A JP 24349384 A JP24349384 A JP 24349384A JP S61122095 A JPS61122095 A JP S61122095A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dock
gate
gravity
sill
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24349384A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Katayama
片山 彬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toa Corp
Original Assignee
Toa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toa Corp filed Critical Toa Corp
Priority to JP24349384A priority Critical patent/JPS61122095A/ja
Publication of JPS61122095A publication Critical patent/JPS61122095A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Barrages (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンクリートケーソンをドライドツク及びグレ
ーピングドック等の締切ゲートとして使用する際の重力
式ドックゲートの締切方法及び重力式ドックゲートの締
切構造に関するものである。
〔従来技術〕
従来、ドライドツク等の締切ゲートには扉式のものが多
く使用されているが、この場合、ドクの海側の開口部が
50米程度のものであればゲートに対し海側から作用す
る水圧をゲートの両側のドック側壁または袖護岸で支持
することができるが、開口部が大きな、例えば200m
の幅広の場合には上記のような構造は不適当となるため
、別の構造、例えば重力式ドックゲートを使用する必要
がある。
従来の重力式ドックゲートとしては、コンクリート製の
ケーソンを使用し、ケーソン内に注水することにより沈
めたり、水抜きすることにより浮上させ、かつ移動させ
ることによりゲートの開閉を行っているが、ドックゲー
トの底部と、その着底部であるドックシル部との間が平
坦接触となっているため、ドックゲートの底部に海側か
ら水が浸透した場合、多大の揚圧力がゲート底部にかか
ると共に、またドックゲートの底部への反力が不均一に
なる恐れがあった。
更に、従来の重力式ドックゲートでは、ゲートに働く水
平荷重はゲートケーソンの底部とドックシル部のコンク
リートとの摩擦抵抗及びシル支承部のコンクリートの剪
断抵抗で受けもつが、上記のごとき揚圧力がゲートケー
ソンに働くと、ゲートの見掛は自重及び接地圧が減少す
るため、ケーソンの滑動及び転倒に対する安定性を保つ
ためには、ケーソン自体を重量の大きなものにする必要
があり不経済であるという問題があった。
〔発明の目的〕
そこで本発明は前記従来の問題点を解消し、コンクリー
トケーソンの重力式ドックゲートの底部とシル部との間
に浸透した水による揚力がゲートケーソン底部にかかる
のを防止し、ゲートケーソンの安定性を増すと共に、海
側からの水平力による滑動を制限するためにドックシル
部の凹部に接するゲートケーソン底部に凸部を設けた重
力式ドックゲートの締切方法及びその重力式ドックゲー
トの締切構造を経済的に提供することを目的としたもの
である。
〔発明の構成〕
本発明の重力式ドックゲートの締切方法は、(11コン
クリートケーソンからなる重力式ドックゲートをドック
シル部上に載置した際に、先ず海側を止水し、次いで該
ドックゲートの底部とドックシル部との間の水を排出す
る重力式ドックゲートの締切方法。
(2)  コンクリートケーソンからなる重力式ドック
ゲートの下縁陸側に設けた凸部をドックシル部の凹部に
かみ合せると共に、該ドックゲートの海側を止水し、次
いで該ドックゲートの底部とドックシル部との間の水を
排出する重力式ドックゲートの締切方法。
からなり、また、本発明の重力式ドックゲートの締切構
造は次の構成からなる。
(1)  コンクリートケーソンからなる重力式ドック
ゲートとドックシル部との組合せであって、重力式ドッ
クゲートとドックシル部との間に水蜜空間を形成し、重
力式ドックゲート又はドックシル部に排水口を設けてな
る重力式ドックゲートの締切構造。
(2)  コンクリートケーソンからなる重力式ドック
ゲートとドックシル部との組合せであって、重力式ドッ
クゲートの下縁陸側に凸部を、またドックシル部に凹部
を設け、重力式ドックゲートとドックシル部との間に水
蜜空間を形成し、重力式ドックゲート又はドックシル部
に排水口を設けてなる重力式ドックゲートの締切構造。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の詳細な説明するが、第1図
は本発明の一実施例における重力式ドックゲートの側断
面図である。
この重力式ドックゲートは、第2図の全体平面図に示す
ごとく、陸側りに設けられたドライドツク1の海側Sの
開口部に設置されるものであり、第2図の拡大平断面図
である第3図に示すごとく、コンクリート製のケーソン
からなり、マンホール11から注水することにより沈降
させ、またケーソン内の水を抜くことにより浮上及び移
動させてドックゲートの開閉を行うようになっている。
そこで、第1図に示すごとく、上記ケーソンからなるド
ックゲート2の底部2Aと、その着底部であるドックシ
ル部3との間に水蜜空間4を形成させると共に、この水
蜜空間4の海側SのY部には、第4図に示す底部2A側
に設けた凸部5と、それに対応してドックシル部3側に
設けた凹部6との間に止水ゴム板7を介設することによ
り、海水を止水し、水蜜空間4°を海側Sに対して水蜜
になさしめている。
また、この水蜜空間4のドックシル部3はドック内側が
低くなるように傾斜しており、ドックゲート2のドライ
ドツク1内側の底部2Aに凸部8を設け、ドックシル部
3に形成した凹部の傾斜面の端部の矢印Xで示す面にそ
の凸部8が接触するようになっている。
また、第5図は、池の実施例における重力式ドックゲー
トの側断面図である。
第5−において、ドックシル部3に縦および横の排水溝
11,12.13を設けると共に、海側SのY部には、
第4図に示す底部2A側に設けた凸部5と、それに対応
してドックシル部3側に設けた凹部6との間に止水ゴム
板7を介設することにより、海水を止水し、排水溝11
゜12を水蜜になさしめている。排水溝11,12.1
3の設置位置、寸法、数量は、必要に応じて適宜決定さ
れる。排水溝12は、海側Sから陸側りへ図中矢印方向
へ傾斜しており、排水溝11中に残存した水は排水溝1
2を経て、排水溝13へ集められ、ポンプによりドック
外へ排水される。
また、この実施例ではドックシル部3の天端は、特に傾
斜はしておらず、平坦である。さらにドックゲート2の
ドライドツク1例の底部2Aに凸部8を設け、ドックシ
ル部3に形成した凹部の傾斜面の端部の矢印Xで示す傾
斜面にその凸部8が接触するようになっている。
以上の実施例で説明したように、水蜜空間4は、第1図
の実施例に限定されることなく第5図に示す排水溝でも
良く、その形状はどんなものでもよい。
上記のごとき水蜜空間4を形成することにより、従来の
ゲートで問題となったゲートの底部に浸透した水により
揚圧力がゲート底部に作用することがなく、またこの水
蜜空間4にたまった残水は第3図に示すごとく、ドック
ゲート2のドライドツク1内側の側底部に設けた複数の
排出穴9により排出される。
また、このドックゲート2のドライドック1内例の底部
2Aに設けた凸部8は、ドックシル部の凹部の矢印Xで
示す傾斜面と接触しており、その結果、海側Sからの水
平方向の水圧Fによりドックゲート2がドック陸側方向
へ滑動することに対して抵抗するストッパーの機能をは
たしている。
その結果、従来のドックではゲート両側のドック側壁又
は袖護岸はゲートの水圧を支持するために強固な構造が
要求されていたが、本発明のドックゲート2によればド
ックゲート2の滑動及び転倒に対しても本発明のドック
ゲート2自体が安定して自立しており、ゲートに作用す
る水圧を受ける必要がなくなるため袖護岸10も従来の
ものと比較し、簡単な構造で十分となる。また袖護岸1
0とドックゲート2との間には適宜な止水ゴム板等で止
水するだけで良くなっている。
〔発明の効果〕
以上のごとく、本発明では1.ドックゲートに作用する
海側からの水圧による滑動及び転倒に対する安定性は、
ケーソンからなるドックゲート自体の自重、即ち底部の
摩擦抵抗及びド・ツクゲートの底部とドックシル部との
凸凹構造のかみ合せ支承部のコンクリートの剪断抵抗に
より保つ構造となっている。さらにドックゲートの底部
とシル部間に水蜜空間を設けることによりドックゲート
に揚圧力が作用しない構造としていのるで、ゲート自体
の自重、即ち形状寸法を従来のものより小さくすること
ができる。
また、ドックゲート自体が安定して自立するので、従来
のゲートのごとく、ゲートに作用する水圧をゲートの両
側のドック側壁または袖護岸で支持する必要がなく、そ
の結果、開口部の広いドライドツクのド・ツクゲートと
して使用可能であり、ドライドツクの開口部を従来より
広くできるという利点がある。
更に、本発明の重力式ドックゲートは従来の重力式ドッ
クゲートよりも軽量に、かつ安価に製作できるので極め
て経済的であるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における重力式ドックゲート
の側断面図、第2図は第1図の全体平面図、第3図は第
2図の拡大平断面図、第4図は第1図のドックゲートと
シル部との海側の止水部を示す拡大側断面図、第5図は
他の実施例における重力式ドックゲートの側断面図であ
る。 1・・・ドライドツク、2・・・ドックゲート、2A・
・・底部、3・・・シル部、4・・・水蜜空間、8・・
・突起部、9・・・排水穴、11,12.13・・・排
水溝、S・・・海側。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、コンクリートケーソンからなる重力式ドックゲート
    をドックシル部上に載置した際に、先ず海側を止水し、
    次いで該ドックゲートの底部とドックシル部との間の水
    を排出する重力式ドックゲートの締切方法。 2、コンクリートケーソンからなる重力式ドックゲート
    の下縁陸側に設けた凸部をドックシル部の凹部にかみ合
    せると共に、該ドックゲートの海側を止水し、次いで該
    ドックゲートの底部とドックシル部との間の水を排出す
    る重力式ドックゲートの締切方法。 3、コンクリートケーソンからなる重力式ドックゲート
    とドックシル部との組合せであって、重力式ドックゲー
    トとドックシル部との間に水蜜空間を形成し、重力式ド
    ックゲート又はドックシル部に排水口を設けてなる重力
    式ドックゲートの締切構造。 4、コンクリートケーソンからなる重力式ドックゲート
    とドックシル部との組合せであって、重力式ドックゲー
    トの下縁陸側に凸部を、またドックシル部に凹部を設け
    、重力式ドックゲートとドックシル部との間に水蜜空間
    を形成し、重力式ドックゲート又はドックシル部に排水
    口を設けてなる重力式ドックゲートの締切構造。
JP24349384A 1984-11-20 1984-11-20 重力式ドツクゲ−トの締切方法及びその締切構造 Pending JPS61122095A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24349384A JPS61122095A (ja) 1984-11-20 1984-11-20 重力式ドツクゲ−トの締切方法及びその締切構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24349384A JPS61122095A (ja) 1984-11-20 1984-11-20 重力式ドツクゲ−トの締切方法及びその締切構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61122095A true JPS61122095A (ja) 1986-06-10

Family

ID=17104707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24349384A Pending JPS61122095A (ja) 1984-11-20 1984-11-20 重力式ドツクゲ−トの締切方法及びその締切構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61122095A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102101525A (zh) * 2009-12-17 2011-06-22 舟山市大神洲船舶修造有限公司 一种船坞坞门的合拢方法
CN103806409A (zh) * 2014-02-13 2014-05-21 中交第四航务工程局有限公司 重力式码头基床的铣削成型系统及重力式码头结构的施工方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5254160U (ja) * 1975-10-16 1977-04-19
JPS5410717U (ja) * 1977-06-24 1979-01-24

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5254160U (ja) * 1975-10-16 1977-04-19
JPS5410717U (ja) * 1977-06-24 1979-01-24

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102101525A (zh) * 2009-12-17 2011-06-22 舟山市大神洲船舶修造有限公司 一种船坞坞门的合拢方法
CN103806409A (zh) * 2014-02-13 2014-05-21 中交第四航务工程局有限公司 重力式码头基床的铣削成型系统及重力式码头结构的施工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6347487B1 (en) Flood resistant building structure
US20030190193A1 (en) Automatic flood gate
US4114381A (en) Positive flow estuary structure
CN111088780A (zh) 一种浮箱式横移挡潮闸闸门结构
US3925999A (en) Dry docks
JPS61122095A (ja) 重力式ドツクゲ−トの締切方法及びその締切構造
KR20090022587A (ko) 부양식 수문 독 및 그의 선박 건조방법
JP2619605B2 (ja) 防潮装置
CN211571644U (zh) 一种浮箱式横移挡潮闸闸门结构
JP4550233B2 (ja) 可動防水装置
KR200263865Y1 (ko) 월류 방지용 호안부재
KR20080037749A (ko) 후랩밸브가 부착된 배수문
JP2819262B2 (ja) 角落とし
CN220364944U (zh) 用于通航渡槽旁侧泄流的通道
JP2000265450A (ja) 通水可能な函体からなる人工地盤とその施工方法
JPS6049728B2 (ja) 砕氷オイルフエンス
JPH0332515B2 (ja)
CN216712927U (zh) 一种新型防汛墙伸缩缝止水结构
CN219260866U (zh) 一种高桩码头面正向透气、反向止水的装置
US4662780A (en) Method for docking of a floating structure
JP2000319858A (ja) 浮力による止水板
JP2002167727A (ja) 水の遮断装置
JPS5914498Y2 (ja) 角落しによる水門閉塞装置
JPH0355623Y2 (ja)
KR200349417Y1 (ko) 퇴적방지용 수문