JPS6112168B2 - - Google Patents
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- JPS6112168B2 JPS6112168B2 JP55018102A JP1810280A JPS6112168B2 JP S6112168 B2 JPS6112168 B2 JP S6112168B2 JP 55018102 A JP55018102 A JP 55018102A JP 1810280 A JP1810280 A JP 1810280A JP S6112168 B2 JPS6112168 B2 JP S6112168B2
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24C—DOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
- F24C5/00—Stoves or ranges for liquid fuels
- F24C5/02—Stoves or ranges for liquid fuels with evaporation burners, e.g. dish type
- F24C5/04—Stoves or ranges for liquid fuels with evaporation burners, e.g. dish type wick type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23D—BURNERS
- F23D3/00—Burners using capillary action
- F23D3/02—Wick burners
- F23D3/10—Blue-flame burners
- F23D3/14—Blue-flame burners with mixing of air and fuel vapour in a chamber before the flame
-
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- F24H—FLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
- F24H3/00—Air heaters
- F24H3/02—Air heaters with forced circulation
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- F24H3/0488—Air heaters with forced circulation the air being in direct contact with the heating medium, e.g. electric heating element using fluid fuel
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
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- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は温風風量と燃焼用空気量が比例的に制
御されるようにした液体燃料燃焼装置に関し、構
成簡単にして温風温度が一定で温風風量を制御す
ることにより燃焼出力調節を可能にした温風暖房
装置等に好適な液体燃料燃焼装置を提供するもの
である。
御されるようにした液体燃料燃焼装置に関し、構
成簡単にして温風温度が一定で温風風量を制御す
ることにより燃焼出力調節を可能にした温風暖房
装置等に好適な液体燃料燃焼装置を提供するもの
である。
石油等の液体燃料を用いる燃焼器において、燃
焼に用いられる空気は、燃料との割合が化学量論
的比率で定められる一定の空燃比となるように供
給されねばならない。しかしながら、従来は定め
られた供給量を、安定して得ることは、風などの
影響により極めて困難であつた。そのため空気の
不足あるいは過剰状態が発生し、燃焼状態が悪化
して排ガス中の毒性物質を増大したり、熱効率を
低下せしめたり、極端な場合には燃焼の継続を不
可能にする場合も生じていた。
焼に用いられる空気は、燃料との割合が化学量論
的比率で定められる一定の空燃比となるように供
給されねばならない。しかしながら、従来は定め
られた供給量を、安定して得ることは、風などの
影響により極めて困難であつた。そのため空気の
不足あるいは過剰状態が発生し、燃焼状態が悪化
して排ガス中の毒性物質を増大したり、熱効率を
低下せしめたり、極端な場合には燃焼の継続を不
可能にする場合も生じていた。
このような空燃比の変動による問題は、燃料の
供給量を変化させる場合にも生じる。即ち、燃焼
量の調節は、ガンタイプにおいては、霧化量、ポ
ツト式においては注入量、灯芯式においては気化
面積を調節することによつて行うが、いずれの場
合も燃焼部への燃料の供給量を調節しているの
で、一定の空気供給量であると、空燃比が変動
し、前述の問題が生じる恐れがある。従つて、燃
焼量の調整範囲は空燃比によつて限定される狭い
範囲にならざるを得ず、調整範囲を広くしようと
すれば、最適な空燃比をある程度儀牲にしなけれ
ばならず、その結果燃焼状態は悪化する。また、
たとえ空燃比が範囲内にあつても最適値からずれ
ておれば前述の風の影響などを受け易くなる。
供給量を変化させる場合にも生じる。即ち、燃焼
量の調節は、ガンタイプにおいては、霧化量、ポ
ツト式においては注入量、灯芯式においては気化
面積を調節することによつて行うが、いずれの場
合も燃焼部への燃料の供給量を調節しているの
で、一定の空気供給量であると、空燃比が変動
し、前述の問題が生じる恐れがある。従つて、燃
焼量の調整範囲は空燃比によつて限定される狭い
範囲にならざるを得ず、調整範囲を広くしようと
すれば、最適な空燃比をある程度儀牲にしなけれ
ばならず、その結果燃焼状態は悪化する。また、
たとえ空燃比が範囲内にあつても最適値からずれ
ておれば前述の風の影響などを受け易くなる。
また、従来の燃焼量の調節が、燃料の供給量を
直接加減することによつて行われていたため、調
節装置は燃料に接触せざるを得ず、燃料中に混在
する水、燃料の一部の変質による有機酸などによ
る腐蝕あるいはタール質などの付着による動作不
良などの問題が生じやすく、整備点検も難かしか
つた。
直接加減することによつて行われていたため、調
節装置は燃料に接触せざるを得ず、燃料中に混在
する水、燃料の一部の変質による有機酸などによ
る腐蝕あるいはタール質などの付着による動作不
良などの問題が生じやすく、整備点検も難かしか
つた。
その他に、空燃比を一定に保つために燃料と空
気の供給量をそれぞれ相関をもつて機械的なダン
バーの開閉制御手段等にて調整する燃焼装置が存
在するが、構成が複雑となるばかりか、空気量が
少なくなるにつれて適正な空燃比に保つための燃
料の供給量の変動許容範囲は小さく、したがつて
機械的な開閉手段等によるものでは空燃比制御が
適正でなくなつたり、装置の設計や製造に高度の
厳密さが要求される等の問題があつた。
気の供給量をそれぞれ相関をもつて機械的なダン
バーの開閉制御手段等にて調整する燃焼装置が存
在するが、構成が複雑となるばかりか、空気量が
少なくなるにつれて適正な空燃比に保つための燃
料の供給量の変動許容範囲は小さく、したがつて
機械的な開閉手段等によるものでは空燃比制御が
適正でなくなつたり、装置の設計や製造に高度の
厳密さが要求される等の問題があつた。
本発明は上記問題を解決するものであり、本発
明の第1の目的は、1個の送風機構(以下、フア
ンという)駆動による温風用空気の流れにより、
バーナにおける燃焼用空気流を発生させ、かつ、
このバーナとして燃焼用空気量の変動に応じて気
化量の変わる構造のものを用いて、温風量を制御
することにより燃焼量が自動的に変化し出力を調
節することができ、しかも一定温度の温風が得ら
れ快適な暖房機能を有する装置を提供することに
ある。
明の第1の目的は、1個の送風機構(以下、フア
ンという)駆動による温風用空気の流れにより、
バーナにおける燃焼用空気流を発生させ、かつ、
このバーナとして燃焼用空気量の変動に応じて気
化量の変わる構造のものを用いて、温風量を制御
することにより燃焼量が自動的に変化し出力を調
節することができ、しかも一定温度の温風が得ら
れ快適な暖房機能を有する装置を提供することに
ある。
本発明の第2の目的は、構造簡単にして燃料と
燃焼用空気の各量の比すなわち空燃比を適正範囲
に保つことが容易で、設計容易にして良好な燃焼
状態が得られる装置を提供することにある。
燃焼用空気の各量の比すなわち空燃比を適正範囲
に保つことが容易で、設計容易にして良好な燃焼
状態が得られる装置を提供することにある。
本発明の第3の目的は、出力(燃焼量)を広範
囲に制御しても適正な空燃比が得られ、したがつ
て、出力調節範囲の広い装置を提供することにあ
る。
囲に制御しても適正な空燃比が得られ、したがつ
て、出力調節範囲の広い装置を提供することにあ
る。
本発明の第4の目的は、フアンによる温風用空
気の流れにより生じる負圧によりバーナの燃焼用
空気を吸引する構造としたことにより、バーナの
燃焼のための燃焼筒(チムニー)が短くてよい装
置を提供することにある。
気の流れにより生じる負圧によりバーナの燃焼用
空気を吸引する構造としたことにより、バーナの
燃焼のための燃焼筒(チムニー)が短くてよい装
置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、フアンの風量制御
により燃焼量の調節が可能で、燃料の供給量を直
接加減する従来のもののように動作不良などの問
題がない装置を提供することにある。
により燃焼量の調節が可能で、燃料の供給量を直
接加減する従来のもののように動作不良などの問
題がない装置を提供することにある。
以下、本発明を温風暖房機に適用した実施例に
ついて図面とともに説明する。
ついて図面とともに説明する。
第1図において、暖房機本体1の前面には温風
吹出口2と操作部3を有し、上面には空気吸込口
4と燃料タンクカートリツジ挿入部5を有する。
第2図、第3図において、暖房機本体1の下方部
には燃料タンク6を備え、その上方にバーナ7を
備え、バーナ7の上方にはフアン8を駆動するフ
アンモータ9を備えている。バーナ7は、第4図
に詳細を示すように、複数の筒状部材を有する複
筒形であつて、内炎筒10と外炎筒11とこれら
の外周に位置する燃焼筒12と、この燃焼筒12
の上方に位置する制風板13と、前記燃焼筒12
の外周に位置しフアン8付近まで上方に延出した
外筒14と、下端部を前記燃料タンク6内の燃料
15に潰し、上端部を内炎筒10と外炎筒11の
間に露出させた燃料の蒸発体としての灯芯16と
からなる。内炎筒10、外炎筒11にはそれぞれ
気化用空気口10a,11aと混合用空気口10
b,11bとからなる1次空気口および2次空気
口10c,11cを有する。気化用空気口10
a,11aは灯芯16の上端部近傍に対向する位
置にあり、その上方に予混合用空気口10b,1
1bは位置し、さらに、その上方に2次空気口1
0c,11cは位置する。また、内炎筒10の内
側通路17、外炎筒11と燃焼筒12の間の通路
18は暖房機本体1の外ケース内面の空間を通し
て空気吸込口4に連通している。制風板13は燃
焼筒12の径寸法よりも若干大きく、制風板13
と撚焼筒12の間には通路19が形成されてい
る。内炎筒10、外炎筒11、燃焼筒12および
制風板13により囲まれた空間は燃焼室20を形
成している。また外筒14はフアン8の送風ガイ
ドの役目をなすとともに、燃焼筒12との間の通
路21は温風路となり、この温風路は前記温風吹
出口2に連通している。
吹出口2と操作部3を有し、上面には空気吸込口
4と燃料タンクカートリツジ挿入部5を有する。
第2図、第3図において、暖房機本体1の下方部
には燃料タンク6を備え、その上方にバーナ7を
備え、バーナ7の上方にはフアン8を駆動するフ
アンモータ9を備えている。バーナ7は、第4図
に詳細を示すように、複数の筒状部材を有する複
筒形であつて、内炎筒10と外炎筒11とこれら
の外周に位置する燃焼筒12と、この燃焼筒12
の上方に位置する制風板13と、前記燃焼筒12
の外周に位置しフアン8付近まで上方に延出した
外筒14と、下端部を前記燃料タンク6内の燃料
15に潰し、上端部を内炎筒10と外炎筒11の
間に露出させた燃料の蒸発体としての灯芯16と
からなる。内炎筒10、外炎筒11にはそれぞれ
気化用空気口10a,11aと混合用空気口10
b,11bとからなる1次空気口および2次空気
口10c,11cを有する。気化用空気口10
a,11aは灯芯16の上端部近傍に対向する位
置にあり、その上方に予混合用空気口10b,1
1bは位置し、さらに、その上方に2次空気口1
0c,11cは位置する。また、内炎筒10の内
側通路17、外炎筒11と燃焼筒12の間の通路
18は暖房機本体1の外ケース内面の空間を通し
て空気吸込口4に連通している。制風板13は燃
焼筒12の径寸法よりも若干大きく、制風板13
と撚焼筒12の間には通路19が形成されてい
る。内炎筒10、外炎筒11、燃焼筒12および
制風板13により囲まれた空間は燃焼室20を形
成している。また外筒14はフアン8の送風ガイ
ドの役目をなすとともに、燃焼筒12との間の通
路21は温風路となり、この温風路は前記温風吹
出口2に連通している。
また、本構成のバーナ7において、気化用空気
口10a,11aと、予混合用空気口10b,1
1bとからなる1次空気口と、2次空気口10
c,11cとは1次空気と2次空気とが燃焼に望
ましい比率に設定されるよう適宜構成されるが、
1次空気が1次、2次の全空気の0.1〜0.2になる
ような分配比が推奨される。本構成のバーナ7は
空気先導型であつて、フアン8による温風用空気
流により燃焼用空気(1次空気と2次空気)が吸
引されるものである。そして、灯芯16からの燃
料15の気化量は気化用空気口10a,11aを
通過する気化用空気流量に略比例する。すなわ
ち、本構成のバーナ7は燃焼用空気に対して燃焼
量が略比例するものであるといえる。
口10a,11aと、予混合用空気口10b,1
1bとからなる1次空気口と、2次空気口10
c,11cとは1次空気と2次空気とが燃焼に望
ましい比率に設定されるよう適宜構成されるが、
1次空気が1次、2次の全空気の0.1〜0.2になる
ような分配比が推奨される。本構成のバーナ7は
空気先導型であつて、フアン8による温風用空気
流により燃焼用空気(1次空気と2次空気)が吸
引されるものである。そして、灯芯16からの燃
料15の気化量は気化用空気口10a,11aを
通過する気化用空気流量に略比例する。すなわ
ち、本構成のバーナ7は燃焼用空気に対して燃焼
量が略比例するものであるといえる。
なお、第4図において各矢印は空気流を示し、
矢印A,A′は気化用空気口10a,11aを通
る気化用空気流、矢印B,B′は予混合用空気口1
0b,11bを通る予混合用空気流、矢印C,
C′は2次空気口10c,11cを通す2次空気
流、矢印Dは通路19を通る燃焼排ガス流、矢印
Eはフアン8による温風用空気流、矢印Fは温風
用空気流Eと燃焼排ガス流Dの合わさつた温風流
を示す。
矢印A,A′は気化用空気口10a,11aを通
る気化用空気流、矢印B,B′は予混合用空気口1
0b,11bを通る予混合用空気流、矢印C,
C′は2次空気口10c,11cを通す2次空気
流、矢印Dは通路19を通る燃焼排ガス流、矢印
Eはフアン8による温風用空気流、矢印Fは温風
用空気流Eと燃焼排ガス流Dの合わさつた温風流
を示す。
上記構成でなる暖房機のバーナ7を燃焼させた
場合の作用を次に説明すると、フアンモータ9の
駆動によりフアン8が温風用空気流Eを形成し、
この温風用空気流Eにより通路19を介して燃焼
室20内は負圧領域となり、したがつて、通路1
7,18より各空気口10a,10b,10c,
11a,11b,11cを介して1次空気流(気
化用空気流A,A′と予混合用空気流B,B′)と
2次空気流C,C′よりなる燃焼用空気が吸引さ
れる。この燃焼用空気量は温風用空気流Eの流量
に比例的となる。一方、灯芯16からの燃料15
の気化量は、気化用空気流A,A′に略比例す
る。ここで、前述したごとく温風用空気流Eの流
量と燃焼用空気量とは比例関係にあり、燃焼用空
気における1次空気量(気化用空気と予混合用空
気)と2次空気量とは一定の比率をもつから、灯
芯16からの燃料15の気化量は温風用空気流E
の流量に略比例する。したがつて、燃焼室20に
おけるバーナ7の燃焼量は、フアン8の送風量を
加減することにより調節することができる。
場合の作用を次に説明すると、フアンモータ9の
駆動によりフアン8が温風用空気流Eを形成し、
この温風用空気流Eにより通路19を介して燃焼
室20内は負圧領域となり、したがつて、通路1
7,18より各空気口10a,10b,10c,
11a,11b,11cを介して1次空気流(気
化用空気流A,A′と予混合用空気流B,B′)と
2次空気流C,C′よりなる燃焼用空気が吸引さ
れる。この燃焼用空気量は温風用空気流Eの流量
に比例的となる。一方、灯芯16からの燃料15
の気化量は、気化用空気流A,A′に略比例す
る。ここで、前述したごとく温風用空気流Eの流
量と燃焼用空気量とは比例関係にあり、燃焼用空
気における1次空気量(気化用空気と予混合用空
気)と2次空気量とは一定の比率をもつから、灯
芯16からの燃料15の気化量は温風用空気流E
の流量に略比例する。したがつて、燃焼室20に
おけるバーナ7の燃焼量は、フアン8の送風量を
加減することにより調節することができる。
温風用空気流Eと燃焼排ガス流Dとは一緒にな
つて温風流Fとして温風吹出口2より吹出され
る。このように温風用空気量の大小に応じて燃焼
量がそれに追従することになり、その結果、温風
温度はほぼ一定のものが得られる。
つて温風流Fとして温風吹出口2より吹出され
る。このように温風用空気量の大小に応じて燃焼
量がそれに追従することになり、その結果、温風
温度はほぼ一定のものが得られる。
この作用を説明するものが第5図〜第7図であ
る。第5図に示すごとく温風用空気量に対し燃焼
用空気量はほぼ比例的となり、第6図に示すごと
く、燃焼用空気量に対し燃焼量はほぼ比例的とな
る。したがつて、第7図に示す通り、温風用空気
量に対し燃焼量は比例的となり、温風温度はほぼ
一定となる。
る。第5図に示すごとく温風用空気量に対し燃焼
用空気量はほぼ比例的となり、第6図に示すごと
く、燃焼用空気量に対し燃焼量はほぼ比例的とな
る。したがつて、第7図に示す通り、温風用空気
量に対し燃焼量は比例的となり、温風温度はほぼ
一定となる。
また、本構成のバーナによれば気化用空気流量
の変動に比例して燃料の気化量が得られるので、
空燃比は常に一定に保たれた燃焼を維持する。こ
れは気化用空気が燃料蒸気と混合することによ
り、灯芯16の表面の蒸気圧を低下させることと
なり、この状態で気化用空気流量の変動は気相蒸
気圧を変動せしめ、液相、気相間の蒸気圧差を変
動させることとなつて、燃料の気化速度を自動的
に制御し、空気量の変動に追従する気化量が得ら
れるわけである。この現象の応答性はかなり早
く、過渡的な空気量の急変にも追従することがで
きるものである。したがつて、風などの影響を受
けることなく、一定の空燃比で良好な燃焼が得ら
れる。そして従来のような空燃比制御のために機
械的なダンパーを用いるもの等に比較して、本構
成のバーナによれば構成は簡単で設計は容易であ
る。
の変動に比例して燃料の気化量が得られるので、
空燃比は常に一定に保たれた燃焼を維持する。こ
れは気化用空気が燃料蒸気と混合することによ
り、灯芯16の表面の蒸気圧を低下させることと
なり、この状態で気化用空気流量の変動は気相蒸
気圧を変動せしめ、液相、気相間の蒸気圧差を変
動させることとなつて、燃料の気化速度を自動的
に制御し、空気量の変動に追従する気化量が得ら
れるわけである。この現象の応答性はかなり早
く、過渡的な空気量の急変にも追従することがで
きるものである。したがつて、風などの影響を受
けることなく、一定の空燃比で良好な燃焼が得ら
れる。そして従来のような空燃比制御のために機
械的なダンパーを用いるもの等に比較して、本構
成のバーナによれば構成は簡単で設計は容易であ
る。
また、燃焼量を調節するに、従来のように燃料
自体の供給量を調節するもの等に比較して、常に
一定の空燃比で燃焼を維持するので、広い燃焼量
調節範囲が得られる。
自体の供給量を調節するもの等に比較して、常に
一定の空燃比で燃焼を維持するので、広い燃焼量
調節範囲が得られる。
また、上述のごとく負圧により燃焼用空気を吸
引し燃焼させる構成としているため、従来のよう
に燃焼ドラフトを得るための長い燃焼筒は必要で
はなくなる。
引し燃焼させる構成としているため、従来のよう
に燃焼ドラフトを得るための長い燃焼筒は必要で
はなくなる。
また、燃焼量の調節を空気供給側で操作する構
成であるため、従来の燃料側で調節する場合のよ
うな動作上の問題はなくなる。
成であるため、従来の燃料側で調節する場合のよ
うな動作上の問題はなくなる。
また、本構成のバーナでは燃料気化のためにバ
ーナを予熱する必要もなく、省電力になる。
ーナを予熱する必要もなく、省電力になる。
なお、上記実施例では灯芯16の上端部であつ
て内炎筒10と外炎筒11の間の空間に露出して
いる表面が燃料の気化作用を行なう。この表面積
は燃焼中において一定に保つ。燃焼点火は図示し
ていないが何らかの点火手段にて行なう。また消
火は灯芯16を下降させることによつて行なうこ
とができる。
て内炎筒10と外炎筒11の間の空間に露出して
いる表面が燃料の気化作用を行なう。この表面積
は燃焼中において一定に保つ。燃焼点火は図示し
ていないが何らかの点火手段にて行なう。また消
火は灯芯16を下降させることによつて行なうこ
とができる。
さらに、上記実施例では示していないが、室温
を検知するサーモを適宜設けて、このサーモ信号
によりフアンモータ9を駆動制御することによ
り、特別な比例制御手段などを用いることなく構
成簡単に室温の一定制御が可能となる。
を検知するサーモを適宜設けて、このサーモ信号
によりフアンモータ9を駆動制御することによ
り、特別な比例制御手段などを用いることなく構
成簡単に室温の一定制御が可能となる。
さらに、上記実施例におけるバーナは空気先導
形の燃焼用空気を吸い出す方式を示したが、本発
明はこの実施例に限定されることなく、例えば、
燃焼用空気を押し出す方式のものであつてもよ
い。
形の燃焼用空気を吸い出す方式を示したが、本発
明はこの実施例に限定されることなく、例えば、
燃焼用空気を押し出す方式のものであつてもよ
い。
以上の説明から明らかなように本発明の液体燃
料燃焼装置は、燃焼用空気量に対し燃焼量が略比
例するバーナと、温風用空気流を発生させ、この
温風用空気流により生ずる負圧によつて前記バー
ナの燃焼用空気を温風用空気流量に比例的に生ぜ
しめるフアンとからなり、温風風量と燃焼量とが
略比例するようにしたことを特徴とするものであ
つて、温風温度が一定で風量制御による出力調節
が可能となり快適な暖房を行なうことができ、さ
らには構造簡単にして空燃比一定の良好な燃焼が
得られる等、大なる効果を有するものである。
料燃焼装置は、燃焼用空気量に対し燃焼量が略比
例するバーナと、温風用空気流を発生させ、この
温風用空気流により生ずる負圧によつて前記バー
ナの燃焼用空気を温風用空気流量に比例的に生ぜ
しめるフアンとからなり、温風風量と燃焼量とが
略比例するようにしたことを特徴とするものであ
つて、温風温度が一定で風量制御による出力調節
が可能となり快適な暖房を行なうことができ、さ
らには構造簡単にして空燃比一定の良好な燃焼が
得られる等、大なる効果を有するものである。
第1図は本発明の一実施例による温風暖房機の
正面斜視図、第2図は第1図の−線断面図、
第3図は第1図の−線断面図、第4図は本発
明の一実施例におけるバーナ部の断面図、第5図
は本発明装置の作用を説明するための温風用空気
量に対する燃焼用空気量の特性図、第6図は同じ
く燃焼用空気量に対する燃焼量の特性図、第7図
は同じく温風用空気量に対する燃焼量と温風温度
の特性図である。 7……バーナ、8……フアン(送風機構)、1
0……内炎筒、11……外炎筒、12……燃焼
筒、13……制風板、14……外筒、16……灯
芯(蒸発体)、10a,11a……気化用空気
口、10b,11b……予混合用空気口、10
c,11c……2次空気口。
正面斜視図、第2図は第1図の−線断面図、
第3図は第1図の−線断面図、第4図は本発
明の一実施例におけるバーナ部の断面図、第5図
は本発明装置の作用を説明するための温風用空気
量に対する燃焼用空気量の特性図、第6図は同じ
く燃焼用空気量に対する燃焼量の特性図、第7図
は同じく温風用空気量に対する燃焼量と温風温度
の特性図である。 7……バーナ、8……フアン(送風機構)、1
0……内炎筒、11……外炎筒、12……燃焼
筒、13……制風板、14……外筒、16……灯
芯(蒸発体)、10a,11a……気化用空気
口、10b,11b……予混合用空気口、10
c,11c……2次空気口。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 燃焼用空気量に対し、燃焼量が略比例するバ
ーナと、温風用空気を発生させ、前記温風用空気
流により生ずる負圧によつて前記バーナの燃焼用
空気量を温風用空気量に略比例的に生ぜしめる送
風機構とからなり、温風風量と燃焼量が略比例す
るようにしたことを特徴とする液体燃料燃焼装
置。 2 バーナは空気先導型であつて気化用空気口と
予混合用空気口とからなる1次空気口、および2
次空気口を有したことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の液体燃料燃焼装置。 3 バーナは複筒形の燃焼部を有したことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の液体燃料燃焼
装置。 4 バーナは蒸発体を有したことを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の液体燃料燃焼装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1810280A JPS56113925A (en) | 1980-02-15 | 1980-02-15 | Combustion apparatus for liquid fuel |
AU67201/81A AU543741B1 (en) | 1980-02-15 | 1981-02-11 | Air heater |
CA000370952A CA1147225A (en) | 1980-02-15 | 1981-02-16 | Combustion device |
US06/235,030 US4396001A (en) | 1980-02-15 | 1981-02-17 | Combustion device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1810280A JPS56113925A (en) | 1980-02-15 | 1980-02-15 | Combustion apparatus for liquid fuel |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56113925A JPS56113925A (en) | 1981-09-08 |
JPS6112168B2 true JPS6112168B2 (ja) | 1986-04-07 |
Family
ID=11962257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1810280A Granted JPS56113925A (en) | 1980-02-15 | 1980-02-15 | Combustion apparatus for liquid fuel |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4396001A (ja) |
JP (1) | JPS56113925A (ja) |
AU (1) | AU543741B1 (ja) |
CA (1) | CA1147225A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57129323A (en) * | 1981-02-03 | 1982-08-11 | Rinnai Corp | Safety device for combustion |
DE3274375D1 (en) * | 1981-04-06 | 1987-01-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Combustion safety device for liquid fuel combustion apparatus |
JPS58156125A (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-17 | Toshiba Heating Appliances Co | スト−ブ |
US4633851A (en) * | 1985-11-26 | 1987-01-06 | Hamilton Ray V | Portable hot air circulator |
US4848315A (en) * | 1988-06-03 | 1989-07-18 | Adler Lee J | Apparatus for supplying heated air to an air system |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1027210A (en) * | 1910-08-13 | 1912-05-21 | Paul Mongen | Mold-drying stove. |
US1214547A (en) * | 1914-08-06 | 1917-02-06 | William R Jeavons | Oil-stove. |
US1380135A (en) * | 1920-09-01 | 1921-05-31 | Jr Elbert A Corbin | Heater |
US2271076A (en) * | 1940-10-11 | 1942-01-27 | Bunsen Inc | Portable oil heater |
GB558249A (en) * | 1942-08-29 | 1943-12-28 | Ambrose John Cruise | Improvements in air heaters or coolers |
US2433829A (en) * | 1944-06-28 | 1948-01-06 | Raymond A Doering | Heating stove |
US2671439A (en) * | 1949-01-21 | 1954-03-09 | Wallin Foster Associates Inc | Wick-type oil burning heater |
-
1980
- 1980-02-15 JP JP1810280A patent/JPS56113925A/ja active Granted
-
1981
- 1981-02-11 AU AU67201/81A patent/AU543741B1/en not_active Ceased
- 1981-02-16 CA CA000370952A patent/CA1147225A/en not_active Expired
- 1981-02-17 US US06/235,030 patent/US4396001A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU543741B1 (en) | 1985-05-02 |
US4396001A (en) | 1983-08-02 |
CA1147225A (en) | 1983-05-31 |
JPS56113925A (en) | 1981-09-08 |
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