JPS61121009A

JPS61121009A - 光分波・合波器

Info

Publication number: JPS61121009A
Application number: JP24223884A
Authority: JP
Inventors: Yoshikazu Matsuda; 松田　美一
Original assignee: Furukawa Electric Co Ltd
Current assignee: Furukawa Electric Co Ltd
Priority date: 1984-11-19
Filing date: 1984-11-19
Publication date: 1986-06-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、光信号を分波又は合波するための光分波・合
波器に関するものである。

［従来の技術］光ファイバによる大容量伝送を行うため波長多重伝送シ
ステムがあり、該システムで使用する光分波・合波器の
実用化が期待されている。

光分波・合波器には、回折格子を用いた方式、プリズム
を用いた方式、干渉フィルタを用いた方式がある。干渉
膜フィルタを用いた方式の光分波・合波器は、通過帯域
幅が広くとれ、光通信用に適している。

干渉膜フィルタを用いた光分波・合波器は、ロッドレン
ズと干渉膜フィルタとの組合せＣ形成されることが多い
。

１／４ピツチロツドレンズ１は、第３図に示１゛１Ｊ、
うに軸から径方向にｒの位置に入射した光線を、入射角
によらず、入射位置のみで決められる出射角θで平行光
束となって出射する機能をもっている。逆に、入射角θ
で入射した光線を、入射１ｑ置によらず、θのみで決め
られる位１ｉ１ｒに集光させる機能をもっている。

第４図は２ｗＩの１／４ピツチロツドレンズ２１゜２２
間に干渉膜フィルタ３を介在させて形成した従来の２波
用の光分波・合波器の例を示したちのである。この光分
波・合波器においては、ボートエから光ファイバ４で波
長λ１．λ２の光を入射させると、干渉膜フィルタ３で
波長λ１の光は反射されてボート■から光ファイバ５で
取り出され、波長λ２の光は干渉膜フィルタ３を透過し
てボート■から光ファイバ６で取り出されるようになっ
ている。

第５図は６個の１７４ピツチロツドレンズ７１〜７６と
、３枚の干渉膜フィルタ８１〜８３と、１個の１７２ピ
ツチロツドレンズ９を用いて形成した従来の４波用の光
分波・合波器の例を示したものである。

第６図は７個の１７４ピツチロツドレンズ１０１〜１０
７と、断面が三角形状の７個のガラススペーサ１１１〜
１１７と、６枚の干渉膜フィルタ１２１〜１２６と、１
枚の平行平面透光板１３とを用いて形成した従来の６波
用の光分波・合波器の例を示したものである。この光分
波・合波器は、ロッドレンズ１０１の軸（ｒ＝ｏ）に光
を入射させ、θ＝０の出射角の平行光束を分波出力させ
るようになっている。

［発明が解決しようとする問題点］しかしながら、このような従来の光分波・合波器では、
３分波以上の多分波をさせる構造にしようとすると、下
記のような欠点がある。

（イ）部品点数が多くなる。

（ロ）光軸合せが難しい。

（ハ）部品の形状が複雑。

（ニ）従って、量産や小型化に適しない。

本発明の目的は、部品点数が少なく、構造が簡単で、量
産に適する光分波・合波器を（Ｉ　ｆＪｔするにある。

［問題点を解決するための手段］右記の目的を達成するための本発明の構成を、実施例に
対応する第１図及び第２図を用いて説明すると、本発明
の光分波・合波器は、平行平面透光板１４の一方の平面
に直交する向きで基準ロッドレンズ１５１が干渉膜フィ
ルタ１６１を介して配設され、該干渉膜フィルタ１６１
を通過した出射角θの光が前記平行平面透光板１４の両
平面で反射して順次到達する前記平行平面透光板１４の
両平面のうらいずれか一方の平面には全反射ミラー１７
が設けられ、他方の平面の各位置には最後の位置を除い
てそれぞれ干渉膜フィルタ１６２〜１６１を介して他の
ロッドレンズ１５２〜１５３が前記平行平面透光板１４
の該他方の平面に直交する向きで配設されていることを
特徴とするものである。

［発明の作用］このような光分波・合波器においては、基準ロッドレン
ズ１５１のボートエから波長λ１〜λ４の光を入射させ
ると、該基準ロッドレンズ１５１のボート■から波長λ
１の光が分波出力され、ロッドレンズ１５２のボート■
から波長λ２の光が分波出力され、ロッドレンズ１５３
のボート■から波長λ３の光が分波出力され、ロッドレ
ンズ１５４のボートＶから波長λ４の光が分波出力され
る。逆に、ボート■〜Ｖから波長λ１〜λ４の光をそれ
ぞれ入射させると、ボート■から波長λ１〜λ４の合波
出力が得られる。

［実施例］以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。

第１図は本発明の第１実施例を示したものである。本実
施例の光分波・合波器は、ガラス板等よりなる平行平面
透光板１４を有し、この平行平面透光板１４の一方の平
面１４Ａの成る位置には、該平面１４Ａに対して直交す
る向きで１９０ンドレンズ１５１が干渉膜フィルタ１６
＋を介して固設されでいる。この干渉膜フィルタ１６１
は、波長２１〜λ４の光のうち、波長λ１の光を反射さ
せ、波長λ２〜λ４の光を通過させる性能を有するもの
を用いている。平行平面透光板１４の他方の平面１４Ｂ
には全反射ミラー１７が設けられている。基準ロッドレ
ンズ１５１のボート■からは、干渉膜フィルタ１６１で
反射された波長λ１の光が分波出力されるようになって
いる。波長λ２〜λ４の光が出射角θで干渉膜フィルタ
１６１を通過して平行光束となって全反射ミラー１７で
反射角θで全反射される。この反射光が入ｑ＝を角θで
入射される位置には干渉膜フィルタ１６２を介してロッ
ドレンズ１５２が平行平面透光板１４の平面１４Ａに直
交する向ぎで固設されている。

干渉膜フィルタ１６２は、波長λ２の光を通過させ、波
長λ３．λ４の光を反射させる性能を有するものを用い
ている。入射角θで入用された波長λ２〜λ４の光のう
ち、波長λ２の光は干渉膜フィルタ１６２を通過してロ
ッドレンズ１５２のボート■から分波出力されるように
なっている。波長λ３．λ４の光は、干渉膜フィルタ１
６２で反射角θで反射されて入射角θで全反射ミラー１
７に入射され、反射角θで全反射される。この反射光が
入射角θで入射される位置には干渉膜フィルタ１６３を
介してロッドレンズ１５３が平行平面透光板１４の平面
１４Ａに直交する向きで固設されている。干渉膜フィル
タ１６３は波長λ３の光を通過ぎ眩、波長λ４の光を反
射させる性能を有するものを用いている。入射角θで入
射された波長λ３．λ４の光のうち、波長λ３の光は干
渉膜フィルタ１６３を通過してロッドレンズ１５３のボ
ートＩＶから分波出力されるようになっている。

波長λ４の光は、干渉膜フィルタ１６３で反射角θで反
射されて入射角θで全反射ミラー１７に入射され、反射
角θで全反射される。この反射光が入射される位置には
干渉膜フィルタ１６４を介してロッドレンズ１５４が平
行平面透光板１４の平面１４Ａに直交する向きで固設さ
れている。干渉膜フィルタ１６４は波長λ４の光を通過
さ往、波長λ５の光を反射させる性能を有するものを用
いている。入射角θで干渉膜フィルタ１６４に入射され
た波長λ４の光は該フィルタ１６４を通過し、ロッドレ
ンズ１５４のボートＶから分波出力されるようになって
いる。

このような光分波・合波器は、逆にボート■〜Ｖから波
長λ１〜λ４の光をそれぞれ入射させると、ポートエか
ら波長λ１〜λ４の合波出力が出力される。

本実施例の場合は、入力波及び出力波が平行平面透光板
の片側からのみ人出できるので、機器内或は部屋内等の
壁に沿って設置する場合、非常に好適である。

第２図は本発明の第２実施例を示したものである。本実
施例では、第１実施例と対応する部材には同一符号を付
して示している。本実施例の光分波・合波器は、平行平
面透光板１４の平面１４Ａに全反射ミラー１７を設け、
平面１４Ｂにロッドレンズ１５２〜１５４及び干渉膜フ
ィルタ１６２〜１６４を設けた例を示したしのである。

このように構成しても第１実施例と同様の効果を得るこ
とができる。

各ロッドレンズは、（（１／４）＋（１／２）・ｎ）（
ただし、ｎ＝０．１　、２・・・）ピッチのもの、好ま
しくは１／４ピツチのものを用いる。

最後のロッドレンズ１５４を設ける位置においては、干
渉膜フィルタ１６４を省°略してもよい。

本発明は、４波用に限定されるものではなく、ロッドレ
ンズと干渉膜フィルタとを増減させることにより１１−
意の波数の光分波・合波器を形成することができる。

し発明の効果１以上説明したように本発明では、平行平面透光板の一方
の平面に直交する向きで基準ロッドレンズが干渉膜フィ
ルタを介して配設され、前記干渉膜フィルタを通過した
出射角θの光が前記平行平面透光板の内平面で反射して
順次到達する前記平行平面透光板の内平面のうちいずれ
か一方の平面には全反射ミラーが設けられ、他方の平面
の各位置には最後の位置を除いてそれぞれ干渉膜フィル
タを介して他のロッドレンズが前記平行平面透光板の該
他方の平面に直交する向きで配設されている構造とした
ので、従来のこの種のものに比べて次のような浸れた効
果を得ることができる。

（Ａ）部品点数が少なく、構造が簡単で、小型になる。

（Ｂ）従って、但産に適し、ｔ１ｉ格を下げることがで
きる。

（Ｃ）光軸合せが簡単で、性能が良くなる。

（Ｄ）ファイバアレイの多心ケーブルコネクタの構造に
適している。

（Ｅ）任意の分波数或は合波数のものを形成できる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明に係る光分波・合波器の第１
．第２実施例のＩＩ断説明図、第３図はロッドレンズの
作用説明図、第４図乃至第６図は従来の光分波・合波器
の３種の例の説明図である。１４・・・平行平面透光板、１４Ａ、１４Ｂ・・・平面
、１５１・・・基準ロッドレンズ、１５２〜１５４・・
・ロッドレンズ、１６１〜１６４・・・干渉膜フィルタ
、１７・・・全反射ミラー。第１図第３図　′”′−゛′−

Claims

【特許請求の範囲】

平行平面透光板の一方の平面に直交する向きで基準ロッ
ドレンズが干渉膜フィルタを介して配設され、前記干渉
膜フィルタを通過した出射角θの光が前記平行平面透光
板の両平面で反射して順次到達する前記平行平面透光板
の両平面のうちいずれか一方の平面には全反射ミラーが
設けられ、他方の平面の各位置には最後の位置を除いて
それぞれ干渉膜フィルタを介して他のロッドレンズが前
記平行平面透光板の該他方の平面に直交する向きで配設
されていることを特徴とする光分波・合波器。