JPS61120605A - 半透膜処理剤 - Google Patents
半透膜処理剤Info
- Publication number
- JPS61120605A JPS61120605A JP24279884A JP24279884A JPS61120605A JP S61120605 A JPS61120605 A JP S61120605A JP 24279884 A JP24279884 A JP 24279884A JP 24279884 A JP24279884 A JP 24279884A JP S61120605 A JPS61120605 A JP S61120605A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formulas
- membrane
- tables
- separation
- performance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D67/00—Processes specially adapted for manufacturing semi-permeable membranes for separation processes or apparatus
- B01D67/0081—After-treatment of organic or inorganic membranes
- B01D67/0088—Physical treatment with compounds, e.g. swelling, coating or impregnation
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は新規な半透膜処理剤に関するものである。
（従来の技ＷＩ）
膜性による流体混合物の分離、濃縮は蒸留等地の分離技
術に較べて省エネルギー法であり、かつ、物質の状態変
化を伴わないことから、ジュースの濃縮、ビール酵素の
分離等の食品分野、海水及びカン水の淡水化、工業廃水
からの有価物の回収及び処理、電子工業における超純水
の製造等の水精製分野と多分野において幅広く利用され
特に近年医療分野においても注目されており急激な発展
をみた。
術に較べて省エネルギー法であり、かつ、物質の状態変
化を伴わないことから、ジュースの濃縮、ビール酵素の
分離等の食品分野、海水及びカン水の淡水化、工業廃水
からの有価物の回収及び処理、電子工業における超純水
の製造等の水精製分野と多分野において幅広く利用され
特に近年医療分野においても注目されており急激な発展
をみた。
これは分離膜の透水性を上げるために分離能を支配する
緻密層（活性層）とその緻密層を支持する多孔層からな
っている。一方、膜の強度は多孔質であるため他の高分
子成型物に較べて小さく、かつ、緻密層は透水性を上げ
るために非常に薄く（数μ）成型されており、膜は流体
分離素子としての組立て時、或いは加圧下での使用時の
摩擦等で損傷を受は易く性能低下の要因となる可能性が
ある。
緻密層（活性層）とその緻密層を支持する多孔層からな
っている。一方、膜の強度は多孔質であるため他の高分
子成型物に較べて小さく、かつ、緻密層は透水性を上げ
るために非常に薄く（数μ）成型されており、膜は流体
分離素子としての組立て時、或いは加圧下での使用時の
摩擦等で損傷を受は易く性能低下の要因となる可能性が
ある。
実際膜を分離素子への組立て時及び使用時、膜表面の損
傷によって性能が低下することも少なくない。又これら
膜素材は一般に高分子化合物からなっており、使用時の
薬品による劣下も多く、製膜時の性能を安定に保持する
ことは困難であった。
傷によって性能が低下することも少なくない。又これら
膜素材は一般に高分子化合物からなっており、使用時の
薬品による劣下も多く、製膜時の性能を安定に保持する
ことは困難であった。
分離性能の低下した膜を性能回復剤による再生処理が一
部試みられているが、膜の物理的１化学的、損傷により
劣下した膜は、一般には交換が余儀なくされており１強
いては分離コストの上昇になっていた。
部試みられているが、膜の物理的１化学的、損傷により
劣下した膜は、一般には交換が余儀なくされており１強
いては分離コストの上昇になっていた。
膜の再生は各種界面活性剤、繊維処理剤、等に（、よる
後処理が報告されているが再生能及び耐久性面において
満足されるものは得られていないのが現状である。
後処理が報告されているが再生能及び耐久性面において
満足されるものは得られていないのが現状である。
例えばポリビニルエーテルで代表される非イオン界面活
性剤（特開昭４８−７４４７１３号公報）、ポリビニル
アルコール（特公昭５２−３２８６９号公報）、アセト
キシ基を有するビニル系重合体（特公昭５５−１１０４
８号公報）等が提案されている。しかしこれら処理剤の
一般的傾向は再生能と透水性の間には相反関係が成り立
つと共にその効果も一時的なものが多く耐久性がない。
性剤（特開昭４８−７４４７１３号公報）、ポリビニル
アルコール（特公昭５２−３２８６９号公報）、アセト
キシ基を有するビニル系重合体（特公昭５５−１１０４
８号公報）等が提案されている。しかしこれら処理剤の
一般的傾向は再生能と透水性の間には相反関係が成り立
つと共にその効果も一時的なものが多く耐久性がない。
例えば疎水性の高いポリビニルメチルエーテルでは再生
能は有るが透水性が著るしく低下し、実用に適サナい〇
一方、親水性の高いポリビニルアルコールでは透水性の
低下は認められないが、再生能は不十分であり、かつ耐
久性が全くない等の欠点がある。
能は有るが透水性が著るしく低下し、実用に適サナい〇
一方、親水性の高いポリビニルアルコールでは透水性の
低下は認められないが、再生能は不十分であり、かつ耐
久性が全くない等の欠点がある。
（発明が解決しようとする問題点）
本発明は分離膜を分離素子としての組立て時、或いは使
用時において分離性能の低下した分離素子、又は分離性
能の不十分な分離膜の透水性？低下させることなく、分
離性能を再生するための半透膜処理剤の開発である。
用時において分離性能の低下した分離素子、又は分離性
能の不十分な分離膜の透水性？低下させることなく、分
離性能を再生するための半透膜処理剤の開発である。
本発明者は上記の事実に鑑んがみ鋭意研究の結果、分離
性能が低下した分離膜、又は分離素子を特定のエポキシ
樹脂で処理することにより１透水性の低下がなく分離性
能が大巾に回復しかつ十分な耐久性が付与されているこ
とを見い出し本発明に至った。
性能が低下した分離膜、又は分離素子を特定のエポキシ
樹脂で処理することにより１透水性の低下がなく分離性
能が大巾に回復しかつ十分な耐久性が付与されているこ
とを見い出し本発明に至った。
（問題点を解決するための手段）
即ち、本発明は一般式が
エポキシ成分と硬化剤からなるエポキシ樹脂を主成分と
する半透膜処理剤により在来技術の問題点点を悉く克服
したものである。
する半透膜処理剤により在来技術の問題点点を悉く克服
したものである。
不発明はエポキシ樹脂の低分子化合物を膜表面で縮合し
不溶化するため、耐久性が優れていると共に他の処理剤
の如き高分子化合物での処理に比較して、均一、かつ非
常に薄い塗膜となって処理されるため透水性の低下が７
よいものと考えられる。
不溶化するため、耐久性が優れていると共に他の処理剤
の如き高分子化合物での処理に比較して、均一、かつ非
常に薄い塗膜となって処理されるため透水性の低下が７
よいものと考えられる。
らなるエポキシ樹脂を主成分とするものであり、Ｈ，Ｏ
Ｈ，ｍ＝１〜３０ ） ＋ＯＨ，ＯＨＲ，−ＯＨ，−０
±ｎ（Ｒ，。
Ｈ，ｍ＝１〜３０ ） ＋ＯＨ，ＯＨＲ，−ＯＨ，−０
±ｎ（Ｒ，。
−〇 −ＯＨ２−ＯＨ−ＯＨ！ ｔ Ｈｎ＝’Ｊ−〜ｌ
Ｏ）（ｐ＝１〜１０）である。
Ｏ）（ｐ＝１〜１０）である。
一方、硬化剤としてはジエチレントリアミン、トリエチ
レンテトラミン、テトラエチレンテトラミン、ポリアミ
ド樹脂、メンタンジアミン、ＢＦ。
レンテトラミン、テトラエチレンテトラミン、ポリアミ
ド樹脂、メンタンジアミン、ＢＦ。
等が用いられる。本処理剤は膜素材、或いは膜形状に関
係なく適用できる。
係なく適用できる。
本処理剤による分離性能の回復処理は分離膜或いは分離
素子を処理剤水溶液に浸漬することによって行うが、具
体的には分離操作時に供給水に連続的に添加するか又は
装置より取り外し循環系の別の装置で行うのが一般的で
ある。
素子を処理剤水溶液に浸漬することによって行うが、具
体的には分離操作時に供給水に連続的に添加するか又は
装置より取り外し循環系の別の装置で行うのが一般的で
ある。
処理剤濃度は処理時間にもよるが５〜２０． ＯＯＯｐ
ｐｍ １用いられ好ましくは５０〜５００ ｐｐｍであ
る。濃度が５ ｐｐｍより低いと性能回復までの処理時
間が長くなり、又２０．ＯＯＯｐｐｍより高いと膜面に
厚い塗膜が形成され透水性が低下する。本操作は分離操
作下で行うと膜表面の処理剤濃度が向上しより効果的で
ある。又本処理剤は反応性であるため処理温度及び時間
が回復度及び耐久性に影響し、処理温度は分離膜或いは
分離素子の劣下に影響がなければ高い方がよく、４ｏ、
６０℃で行うのが望ましい。
ｐｍ １用いられ好ましくは５０〜５００ ｐｐｍであ
る。濃度が５ ｐｐｍより低いと性能回復までの処理時
間が長くなり、又２０．ＯＯＯｐｐｍより高いと膜面に
厚い塗膜が形成され透水性が低下する。本操作は分離操
作下で行うと膜表面の処理剤濃度が向上しより効果的で
ある。又本処理剤は反応性であるため処理温度及び時間
が回復度及び耐久性に影響し、処理温度は分離膜或いは
分離素子の劣下に影響がなければ高い方がよく、４ｏ、
６０℃で行うのが望ましい。
（実施例）
５ 以下、実施例について詳細に説明する。
実施例−１
塩除去率（１）が９８％透水性（１ンが５０ ｔ／ｍ″
・Ｄの三酢酸セルローズからなる半透性中空繊維膜（外
径１６５μｍ 内径７０μｍ）をエポキシ樹脂（東部化
成社製ＹＤ−１２７）：１硬化剤（三洋化成社製ＰＬ−
＊ｏｓ１）： ０．５重量比からなるエポキシ樹脂５０
ｐｐｍ水溶液にて３０ ＃／ｃｊ・Ｇの操作圧下で４
０℃×２時間処理を行った後の膜性能は塩除去率９９．
４％透水性５０１／ｄ・Ｄと大巾な性能向上を観た。尚
本膜を５００時間長期間使用してもその性能は低下する
ことなく耐久性の高い膜性能回復処理が施こされている
ことを確認した。
・Ｄの三酢酸セルローズからなる半透性中空繊維膜（外
径１６５μｍ 内径７０μｍ）をエポキシ樹脂（東部化
成社製ＹＤ−１２７）：１硬化剤（三洋化成社製ＰＬ−
＊ｏｓ１）： ０．５重量比からなるエポキシ樹脂５０
ｐｐｍ水溶液にて３０ ＃／ｃｊ・Ｇの操作圧下で４
０℃×２時間処理を行った後の膜性能は塩除去率９９．
４％透水性５０１／ｄ・Ｄと大巾な性能向上を観た。尚
本膜を５００時間長期間使用してもその性能は低下する
ことなく耐久性の高い膜性能回復処理が施こされている
ことを確認した。
実施例−２
塩除去率が７０％（２）透水性が２５０１／ｍ” Ｄ
（２）の二酢酸セルロース膜（外径２２５μｍ内径１０
０μｇ）を用いた以外は実施例と全く同一処理を行い塩
除去率９４％透水性２４０ ｔ／−・Ｄと大巾な性能向
上を観た。本膜も実施例−１同様５００時間の使用にお
いても全く性能の劣下は観られなかった。
（２）の二酢酸セルロース膜（外径２２５μｍ内径１０
０μｇ）を用いた以外は実施例と全く同一処理を行い塩
除去率９４％透水性２４０ ｔ／−・Ｄと大巾な性能向
上を観た。本膜も実施例−１同様５００時間の使用にお
いても全く性能の劣下は観られなかった。
、（１） 性能測定条件
Ｎ＆Ｏ１濃度 ３５０００ ｐｐｍ
操作圧 ５５＃／−・Ｇ
回収率 ５％
温 度 ２５℃
（２） 性能測定条件
Ｎａｃｌ ４度 １５００ ｐｐｍ
操作圧 ３０＃１０１・Ｇ
回収率 ５％
温 度 ２５℃
（発明の効果）
本発明に係る半透膜処理剤を使用することにより使用膜
の透水性を低下させることなく耐久性を付与できること
がはじめて可能となった。
の透水性を低下させることなく耐久性を付与できること
がはじめて可能となった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式が▲数式、化学式、表等があります▼ からなるエポキシ成分と硬化剤とからなるエポキシ樹脂
を主成分とする半透膜処理剤。 ｛但しＲは▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式
、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
表等があります▼、 −（ＣＨ＿２−ＣＨＲ＿１−Ｃ）−＿ｍ（Ｒ＿１；Ｈ、
ＣＨ＿２；ｍ＝１〜３０）、−（ＣＨ＿２−ＣＨＲ＿２
−ＣＨ＿２−Ｃ）−＿ｎ（Ｒ＿２；▲数式、化学式、表
等があります▼、Ｈ；ｎ＝１〜１０）、▲数式、化学式
、表等があります▼ （ｐ＝１〜１０）｝
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24279884A JPS61120605A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | 半透膜処理剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24279884A JPS61120605A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | 半透膜処理剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61120605A true JPS61120605A (ja) | 1986-06-07 |
Family
ID=17094442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24279884A Pending JPS61120605A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | 半透膜処理剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61120605A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995013859A1 (en) * | 1993-11-15 | 1995-05-26 | W.L. Gore & Associates, Inc. | Hydrophilic compositions with increased thermal resistance |
| WO1995013858A1 (en) * | 1993-11-15 | 1995-05-26 | W.L. Gore & Associates, Inc. | Hydrophilic compositions with increased thermal and solvent resistance |
| NL1020950C2 (nl) * | 2002-06-24 | 2003-12-30 | Saehan Ind Inc | Selectief membraan met een hoge vervuilingsweerstand. |
| KR100464782B1 (ko) * | 2000-01-13 | 2005-01-05 | 주식회사 새 한 | 역삼투 방식의 산업용 분리막 필터에 사용되는 트리코트여과수로의 제조방법 |
| KR100502009B1 (ko) * | 1999-03-16 | 2005-07-18 | 주식회사 새 한 | 역삼투 방식의 가정용 분리막 필터에 사용되는 트리코트 여과수로 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54158379A (en) * | 1978-06-06 | 1979-12-14 | Teijin Ltd | Selective permeable membrane and its preparation |
| JPS5892419A (ja) * | 1981-11-27 | 1983-06-01 | Toyobo Co Ltd | 選択性分離膜 |
-
1984
- 1984-11-16 JP JP24279884A patent/JPS61120605A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54158379A (en) * | 1978-06-06 | 1979-12-14 | Teijin Ltd | Selective permeable membrane and its preparation |
| JPS5892419A (ja) * | 1981-11-27 | 1983-06-01 | Toyobo Co Ltd | 選択性分離膜 |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995013859A1 (en) * | 1993-11-15 | 1995-05-26 | W.L. Gore & Associates, Inc. | Hydrophilic compositions with increased thermal resistance |
| WO1995013858A1 (en) * | 1993-11-15 | 1995-05-26 | W.L. Gore & Associates, Inc. | Hydrophilic compositions with increased thermal and solvent resistance |
| CN1038480C (zh) * | 1993-11-15 | 1998-05-27 | W.L.戈尔及同仁股份有限公司 | 具有耐热性的亲水性流体过滤材料 |
| KR100502009B1 (ko) * | 1999-03-16 | 2005-07-18 | 주식회사 새 한 | 역삼투 방식의 가정용 분리막 필터에 사용되는 트리코트 여과수로 |
| KR100464782B1 (ko) * | 2000-01-13 | 2005-01-05 | 주식회사 새 한 | 역삼투 방식의 산업용 분리막 필터에 사용되는 트리코트여과수로의 제조방법 |
| NL1020950C2 (nl) * | 2002-06-24 | 2003-12-30 | Saehan Ind Inc | Selectief membraan met een hoge vervuilingsweerstand. |
| FR2843045A1 (fr) * | 2002-06-24 | 2004-02-06 | Saehan Ind Inc | "membrane selective ayant une grande resistance a l'encrassement" |
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