JPS61118181A - 汚染土壌の処理方法 - Google Patents

汚染土壌の処理方法

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Publication number
JPS61118181A
JPS61118181A JP59240271A JP24027184A JPS61118181A JP S61118181 A JPS61118181 A JP S61118181A JP 59240271 A JP59240271 A JP 59240271A JP 24027184 A JP24027184 A JP 24027184A JP S61118181 A JPS61118181 A JP S61118181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soil
cement
contaminated
activated carbon
early
Prior art date
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Pending
Application number
JP59240271A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobunao Murakami
信直 村上
Yasuko Tawara
田原 靖子
Tadayoshi Nakai
中井 唯喜
Munehisa Nakagawa
中川 宗久
Takahisa Inoue
井上 隆寿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Takenaka Komuten Co Ltd filed Critical Takenaka Komuten Co Ltd
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Publication of JPS61118181A publication Critical patent/JPS61118181A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09CRECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09C1/00Reclamation of contaminated soil
    • B09C1/08Reclamation of contaminated soil chemically

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Soil Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、有害物質で汚染された土壌を無害化処理する
処理方法、詳しくは、揮発性有害物質で汚染された土壌
に水硬性のセメント系固化剤を混合し、この汚染土壌を
固化して無害化処理する汚染土壌の処理方法に関する。
〔従来の技術〕
汚染土壌を汚染物質の面から分類す、ると、重金属汚染
と有機薬品汚染とに大別される。 このような汚染土壌
を固化して無害化処理する方法としては、汚染物質の種
類にかかわらず、一般に、水硬性の普通セメント系同化
剤をベースとして若干アIレミナ含有量を高めたセメン
ト系固化剤が使用されている。 この場合、重金属で汚
染された土壌においては、セメント中の石灰、ならびに
水和に伴って発生する遊離石灰とによって重金属の水酸
化物が生成され、それがセメント硬化体のマトリックス
に封じ込められる九め、かなりの効果が期待でき、施工
の実績も多い。 しかし、有機薬品で汚染された土壌に
おいては、単にマトリックスによる封じ込め効果しか期
待できないので、水溶液中への浸出防止が不完全となり
、まだまだ改良の余地があった。 殊に、フェノール類
のような地下浸透禁止物質である揮発性の有害物質で汚
染された土壌においては、固化し次処理土壌から揮発性
有害物質が空気中に発散するため、悪臭などの人体への
影響も大きく、特に問題があった。
そこで、従来、揮発性有害物質で汚染され之土tllに
おいては、セメント系固化剤のみを用いるのではなく、
これにベントナイトなどの建築資材を併用し、混線同化
して処理していたのが実情である。 この場合には、セ
メント系固化剤のみを使用して固化処理するのく較べて
、若干無害化効果は向上するが、まだまだ有害物質の水
溶液中への浸出、ならびに空気中への発散の両面で満足
できるものではなかつ次。 その上、少しでも無害化効
果を向上させようとすれば、ベントナイトなどの添加剤
を相当多量に使用しなければならず、無害化処理に喪す
る費用が高くなるばかりか、固化した処理上置が増量し
、この面からも問題があった。
IX     (発明が解決しようとする問題点〕本発
明は、このような従来の問題点に着目したもので、特に
複雑な工程を必要とすることなく簡単に、かつ、極力少
ない添加剤で効率良く、確実に、フェノ−Iし類などの
揮発性有害物質で汚染され次土壌を固化して無害化処理
、することのできる汚染土壌の処理方法を提供しようと
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成する九め、本発明による汚染土壌の処理
方法は、揮発性有害物質で汚染され九汚染土壌に活性炭
を添加するとともく、セメント系固化剤として早強セメ
ント系同化剤を使用して固化することを特徴とする。
〔作用〕
本発明方法による無害化処理のメカニズムは、未だ不明
確な点はあるが、後述する各種の実験からして、およそ
下記のようなものであろうと思われる。
すなわち、活性炭を添加するものであるから、混合初期
忙おいて、土壌中の揮発性有害物質は、   5この活
性炭に吸着される。 同時に、早強セメント系固化剤が
短時間で固化するので、汚染土壌の表面を素早くコーテ
ィングするとともに17に和によって迅速に自由水を減
少させる。 自由水の減少によって、揮発性有害物質の
相対濃度が急速に上昇するので、多量の揮発性有害物質
が迅速に活性炭に吸着され、そのまま短時間のうちに、
セメント硬化体のマトリックスに封じ込められる。
〔発明の効果〕
したがって、従来の方法に較べて、有害物質の浸出防止
と空気中への発散防止との両面で、大幅にその効果を向
上させることができるとともに、短時間で無害化処理す
ることができ、また、固化剤がセメント系であることか
ら、長期にわたって安定化することができる。 その上
、無害化の処理そのものは、汚染土壌に早強セメント系
同化剤と活性炭とを混入して混練するという従来の処理
方法をそのまま適用でき、特別な工程を必要としないば
かりか、添加剤としての活性炭は極く少量ですむため、
無害化処理を簡単、かつ廉価に実施することができ、し
かも、固化した後の処理土IIヲ少ない歓におさえるこ
とができる。
〔実施例〕
本発明方法(もとづいて、フェノ−lし系化合物である
メタクレゾ−lしで汚染された土壌を無害化処理した結
果を、従来の方法と比較しながら説明する。
実験に用いた土IKは、砂混じりのシーレトであり、こ
のシlし)K乾燥固形物あたり2.2%濃度(22,0
00ppm)のメタクレゾールが含有されたものを供試
体とした。 なお、この供試体の含水率は23 %、強
熱減量は5.9饅であった。
この供試体に、粉′Xあるいは粒状の活性炭と、普通ボ
νレトランドセメント、C,A3S型の超早強セメント
、ならびにCu4型の超早強セメントなどの水硬性セメ
ント系固化剤とを混入し、混練して固化させた。 同様
に、添加剤としてベントナイトやゲイン−土などを混入
して固化させた。 このようにして固化処理した供試体
の無害化処狗効果は、表filに示す通りであった。
ただし、表中、添加剤のチは重量Sを示し、セメント系
固化剤は一律に5重量%添加し友ものである。 ま九、
表中、◎は0.5p−以下、Oは10 ppm以下の溶
出濃度を示し、Δは若干の効果が認められる程度、Xは
ほとんど効果が認められない程度を示す。
表  1 この結果から、活性炭を添即したものが、無添加のもの
、あるいは他の添加剤を添加し友ものに比較して、無害
化処理効果の顕著なことが理解できる。 また、特に、
C,A、!J型、の超早強セメントを使用した場合に、
効果が大であることも理解できる。
次に、超早強セメントとしてC,A、 g型を使用し、
各種の添加剤との併用による消臭効果について実検した
結果を表(2)に示す。 友だし、供試体は表filと
同様であり、表中、添加剤のチは重*S、セメント系固
化剤は一律に5重量%添加したものである。 また、表
中の記号は、供試体をビニ−1し袋に入れ、それを官能
検査した結果を示すもので、Oは全く臭いを感じない程
度、Oはわずかに感じる程度、Δは若干の効果が認めら
れる程度、×はほとんど効果が認められない程度を示す
表  (2) この結果から、消臭効果については、粉末活性炭とC,
A3s型の超早強セメントとの併用が効果的で、0.5
時間でほぼ満足できる程度、1時間で完全な消臭効果を
期待できることが理解される。
添付の図面は、表fl)あるいは表(2)と同様の供試
体を用いて、メタフレジー・しの溶出濃度と養生日数と
の関係を調べ友結果を示すグラフで、実線は粉末活性炭
7.5重量%とC4^S型の超早  ・強セメントとの
併用、破線は粉末活性炭7・5重量%と普通ボ!レトラ
ンドセメントとの併用結果を示すものである。 この結
果から、活性炭と超早強セメントとの併用が、有害物質
の溶出防止とそれに要する時間との両面において、著し
い効果を期待できることが理解される。
以上の各種実験の結果から、活性炭と超早強セメントと
の併用が、無害化処理効果や消臭効果など、あらゆる点
で著しい効果のあることが理解できる。
なお、実施例においては、超早強セメント系固化剤を使
用した例を示したが、早強セメント系固化剤を用いても
ほぼ同様な結果が得られる。
また、活性炭の添加時期については、セメント系固化剤
と同所に添加混合してもよいし、別々に添加混合しても
よい。 さらに、活性炭とセメント系固化剤とをあらか
じめ混合しておき、その混合物を汚染土壌に混入するよ
うKして使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
図面は、揮発性有害物質の溶出濃度と養生日数との関係
を示すグラフである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)揮発性有害物質で汚染された土壌に水硬性のセメ
    ント系固化剤を混合し、この汚染土壌を固化して無害化
    処理する汚染土壌の処理方法であって、前記汚染土壌に
    活性炭を添加するとともに、前記セメント系固化剤とし
    て早強セメント系固化剤を使用して固化する汚染土壌の
    処理方法。
  2. (2)前記早強セメント系固化剤が、超早強セメント系
    固化剤である特許請求の範囲第1項に記載の汚染土壌の
    処理方法。
JP59240271A 1984-11-14 1984-11-14 汚染土壌の処理方法 Pending JPS61118181A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1135940A (ja) * 1997-07-18 1999-02-09 Mitsubishi Materials Corp 有機質土用セメント系固化材

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5488648A (en) * 1977-10-19 1979-07-13 Stablex Ag Method of treating detrimental solid waste

Patent Citations (1)

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