JPS61117563A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPS61117563A
JPS61117563A JP23913984A JP23913984A JPS61117563A JP S61117563 A JPS61117563 A JP S61117563A JP 23913984 A JP23913984 A JP 23913984A JP 23913984 A JP23913984 A JP 23913984A JP S61117563 A JPS61117563 A JP S61117563A
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JP
Japan
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image
belt
toner
layer
surface layer
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JP23913984A
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English (en)
Inventor
Kazuharu Katagiri
片桐 一春
Yoshihiro Oguchi
小口 芳弘
Yoshio Takasu
高須 義雄
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Original Assignee
Canon Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/14Inert intermediate or cover layers for charge-receiving layers

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば電子計算機や画像読取シ装置から演算
出力ないしは読取シ出力される電気画像情報、ンフトコ
ピーとして磁気テープやマイクロフィルムに蓄積記憶さ
れた画像情報等を視認できる画像として再現表案する或
は複写機オフィスオートメーション装置など画像形成関
係機器に画像モニタ用等として付属される画像表示(デ
ィスプレイ)装置に関する。
更に詳しくは、表示画像として、適切な像担持体面上に
前述した各種情報信号の入力に対応したトナー画像を作
成し、画像表示を行う装置の像担持体の改良に関するも
のである。
従来、画像表示装置として、例えばCRTディスプレイ
装置や液晶ディスプレイ装置等が一般に広く使用されて
いるが、これらのディスプレイ装置は解像性2表示画面
の大きさ、或いは視認性において、必ずしも十分とは云
えない。
例えば最近のオフィスオートメーション機器の発展を見
ると、ワードプロセッサー、マイクロフィルム検索、お
よび光デイスクメモリー等のモニタに要求される表示画
面は高精細な静止画像であシ、CRTや液晶はフリッカ
−或いは目視角度依存性の為に適正とは云い難い。情報
信号に応じて、トナー像を作成する手段には各種の方法
が適用出来る。例えば像担持体として光導電層を用い露
光と同時にトナー像を形成する方法(特願昭56−19
7410号)、又、像担持体の誘電体ベルトにビン電極
によ)静電荷像を得、これをトナー像化する方法(実開
昭57一55061号)、他に磁化容易スタイラスを用
いて、磁性粉や磁性流体のトナーを磁化信号に応 、じ
て像担持体面に顕像化する方法が挙げられる。
いずれにせよ、これらの表示画像が通常の電子写真、静
電印刷および磁気印刷よりも高画質である事は、転写工
程を含まない点から容易に理解出来よう。又更に、先述
した汎用ディスプレイ装置のCRTや液晶に比較しても
、印刷並みの画質が得られる事から、特に静止画表示に
優れていると云える。
一方、トナー画像による表示装置の問題点は、同一像担
持体を繰り返し使用するため、画像表示面がトナーやそ
れに用いた色材等が次第に付着して、非画像部分が著し
く汚染される事にある。即ちこの方式での表示は情報信
号をレーザビーム等の光、或は電圧、電流等の時系列信
号として像担持体に潜像を形成し、続いてトナーにより
現像して可視化する工程からなる。表示画像が不要にな
ったら消去工程を経て、再び同様な工程で同一像担持体
面に画像パターンを作成して繰り返し表示を行うもので
ある。従って、像担持体表面の汚染は画像品位を著しく
損ね、この方式の表示装置を実用化する上で大きな障害
となっていた。同様な工程で画像を得る方式に先述した
電子写真複写、静電印刷、磁気印刷等の中間マスター上
にトナー像を作成して、これを普通紙等に転写してプリ
ント画像を得る装置が有る。これらのプリント装置に用
いる中間マスターは繰り返し使用するものであるが、そ
れ自体表面が汚染しても転写画像に影響しないものであ
れば、何等実用上問題無いものであシ、本発明の装置に
使用する像担持体の特性とは本質的に異なる観点に立つ
ものと云える。
本発明の目的は、特に高品位(高精細)な静止画像を表
示するのに適した装置として、表示画面上にトナー画像
を繰返し形成する方式の画。
像表示装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、前述の画像表示装置に使用する像
担持体表面の耐汚染性を改良した像担持体を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、表示面上にトナー画像を作成して
表示する装置に適用する、高安定性。
高耐久性の像担持体を提供する事にある。
本発明者らは、前述の目的に沿って検討を重ね、特に前
述の欠点を解消する上で、像担持体の表面層に着目して
検討した結果、像担持体の表面層中に含フッ素ブロック
共重合体を含有させることによって、トナー画像形成時
の汚染程度が著しく軽減されることを見い出した。
従って、本発明は繰夛返し使用する像担持体を内蔵した
画像表示装置であって、該像担持体表面上に信号情報に
対応したトナー像を直接形成し、画像を表示する装置に
於て、前記像担持体のトナー像形成表面層が含フッ素ブ
ロック共重合体を含有する点に特徴を有している。
本発明で用いる含フッ素ブロック共重合体は、表面移行
性をもつ機能性セグメントと前述の成膜用樹脂に相溶す
る相溶性セグメントを有している。具体的には相溶性セ
グメントとして作用する重合体の一端に機能性セグメン
トとして作用する含フッ素モノマー成分(例えば子連の
含として作用する含フッ素モノマー成分としては、CH
v (CFt )t H、’CHt (CFt )4H
,CHtCFm −CHt CHt (CF! )? 
CFs 、 CFs 、−Ct Fsなどのフルオロア
ルキル基が好適である。又、相溶性セグメントとして機
能する相溶性セグメントとしては、とニルモノマー成分
を含むものが好ましく、具体的にはポリメチルメタクリ
レート、ポリブチルメタクリレート、ポリメチルアクリ
レート、ポリエチルアクリレートなどがB型金フッ素ブ
ロック共重合体は、その相溶性セグメントが成膜用樹脂
と相溶し、塗膜の基体との密着力の向上、硬度の向上が
可能となシ、さらには機能性セグメントとして作用する
フルオロアルキル基が表面に移行し、塗膜表面の撥水性
、離型性、非粘着性、滑υ性、塗膜強度を向上させるこ
とができる。これらの点は下達の比較例でも明らかにす
る様に同一組成のランダムポリマーを用いた場合には得
られないものである。
これらの含フッ素ブロック共重合体は、ポリメリックペ
ルオキシドを重合開始剤として合成することができる(
第33同高分子学会年次大会予稿集第266頁(Vol
、 33. No、 2.1984年)〕。
又、含フッ素ブロック共重合体としては、日本油脂(株
)製のモバイパーF100.FIIO。
F200.F210を用いることができる。
本発明で用いるフルオロアルキル基を一成分とするA−
B型のブロック共重合体は、表面改質材として用いるこ
とができ、成膜用樹脂に溶媒とともに添加して得られる
塗膜において、機能性セグメントであるフルオロアルキ
ル基が塗膜表面に移行、あるいは配向して、塗膜表面の
撥水性、防汚性、滑シ性が向上され、かつ相溶性セグメ
ントが成膜用樹脂に相溶して因るため、前述の効果が持
続され、耐久性を増すことができるものである。
本発明の像担持体の特性および効果について図面に従っ
て詳述する。トナー像を利用し次画像表示装置の一例と
して、光導電層を像担持体に用いた方式を第1図に示す
第1図は上記方式の画像表示装置の一例の極く概略構造
を示す縦断側面図である。lけ縦型の装置外装箱、2は
その外装箱の正面板面に大きく開口形成した表示画像覗
き窓で、一般にガラス板等の透明板3が張設される。
4は外装箱内の上部と下部とに並行に横設した駆動プー
リ(又はローラ)5と従動プーリ(同)6間に張設した
無端ベルト型の感光体(像担持体、以下単にベルトと略
記する)である。該ベルトは例えば第2図示のように合
成樹脂シート或はフィルムなど透明で且つ抗張性に富む
強靭なベースシート材41の外面に金属や金属酸化物(
酸化インジウム、酸化錫、酸化クロム)を薄く蒸着して
透明導電層42を形成してなるものを透明導電性基体層
43とし、その導電層42面に光導電体層44を塗布法
・蒸着法等で積層形成したもので、ベルト4の外周面が
光導電体層面である。そして該さルト4は駆動プーリ5
の回転により矢示方向に回転駆動され、ベルト4の張シ
側外面が表示画像覗き窓2部を下から上へ移□動通過す
る。
10は上記回動ベルトの張り側ベルト部分とゆるみ側ベ
ルト部分の間の空間内に配設した光ビームスキャニング
方式の光像露光装置で、半導体レーザ(或はガスレーザ
)・ポリゴンミ2−・fθレンズ等からなる。そして図
に省略した画像表示装置・電子計算機等から時系列電気
デジタル画素信号Sの入力を受け、その信号に対応して
変調されたレーザビームLを従動プーリ6方向に発振す
る。その発振されたビームは途中ミラー11によシ張シ
側ベルトの従動プーリ6寄シの裏面部位Aに向かって偏
向され、スリット板12のスリット12mを通してその
ベルト裏面部分Aをベルト幅方向に走査!光する。この
レーザビームLのベルト幅方向走査を主走査とし、ベル
ト4の移動を幅走査としてベルト4の裏面に対して順次
に光像露光がなされる0 13は上記レーザビーム走歪露光を受けるベルト裏面部
位Aに対応するベルト表側位置に配設した現像装置、1
4は張シ側ベルトの裏面側で露光部位Aのベルト移動方
向下流側部位に配設した全面光照射用ランプである。
図示例の現像装置13は現像剤収容箱15と、その箱1
5内に横設し左側路牛局面を箱内から外部に露出させた
ステンレススチール・アルミニウム等の非磁性体性の回
転現像スリーブ16七、そのスリーブ16内に挿入内蔵
させたマグネットローラ17と、スリーブ外面に対する
現像剤塗布ブレード18と、箱15内に収容した現像剤
(導電性磁性トナー)Tとからなる。箱15内の導電性
磁性トナーTは回転現像スリーブ16近傍部のトナーが
スリーブ内部のマグネットロー217の磁界に引かれて
磁気吸着層としてスリーブ外周面に保持されてスリーブ
と共に回動し、途中ブレード18でその層厚が規制され
て整層化され、そのトナー整層面がスリーブの回動でベ
ルト裏面光像露光部位Aに対応するベルト表面部に接触
通過する。
ベルト4側の導電層42と現像スリーブ16間には直流
バイアスを印加させてあシ、Eはその電源を示す。
而して画像表示はベルト4及び現像装置13の駆動がな
された状態においてベルト4の裏面側の露光部位Aに光
像露光が開始されると後述の原理によシベルト表面側に
現像スリーブ16側の導電性トナーが選択的に付着して
露光像に対応したトナー像が形成される。トナー画像の
形成されたベルト表面は画像覗き窓2の範囲内に回動位
置して一旦停止する。これによシ窓2部に画像表示がな
される。所定の一定時間経過後、又はベルト再回動釦操
作でベルト4は再回動し次の表示画像が窓2部に移行し
、ベルトの一時停止・画像表示がなされる。この繰り返
しによ多画像の順次表示がなされる。
画像表示が終了しその後のベルト回動で再び現像装置1
3部位に至ったベルト表面の表示済みトナー画像は現像
装置の現像兼クリーニング作用でベルト表面から除去さ
れて現像装置側へ回収される。トナー画像の除去された
ベルト表面には引続いて露光部位Aにおける光像露光パ
ターンに対応したトナー画像が順次に形成されそのトナ
ー画像がベルト4の回動に伴ない表示窓2部へ移行する
全面光照射用ランプ14は光像露光部位Aを通過して表
面側にトナー画像の形成されたベルト裏面側を幅方向一
様に光照射することにょシベルト4の光導電体44内部
の電気的状態を各部一様化させるために配設したもので
ある。
上記のベルト表面に対するトナー画像の形成は無帯電で
、光像露光と同時になされるもので、第3図と第4図に
よシその原理を説明する。尚、ここでは説明の便宜上、
ベルト4の光導電体層44はN型であシ、又導電層42
には負、現像スリーブ16には正のバイアスを印加した
ものとする。
ベルト裏面の光像露光部位Aにおいて露光明部(A (
L) 、第3図)の光は透明基体層43を透過して光導
電体層44に入射する。光入射を受けた光導電体層44
部分は電子−正孔対が発生しそのうちの電子eがベルト
導電層−負、現像スリーブ正のバイアスに引かれて光導
電体層44の表面側へ向って移動する。これに伴ない、
ベルト裏面の光像露光部位A (L)に対応するベルト
表面部位に接触通過する現像スリーブ16側のトナ一層
表層部の導電性トナーに上記移動した電子eと対向電荷
となる正電荷が誘起される。そしてその電子eと正電荷
誘起トナー間のクーロン力でその正電荷誘起トナーが現
像スリーブ16側からベルト表面側へ付着(Ta)する
その付着トナー(Ta)の正電荷はその後短時間のうち
に光導電体層44の表面部の電子eと中和して消滅する
一方露光暗部(A (D) 、第4図)ではベルト4の
導電層42と現像スリーブ16間のバイアスと、導電層
42と現像スリーブ16側の導電性トナ一層間のキャパ
シタンスにより導電層部分と導電性トナ一層の表層トナ
ーに夫々正・負の電荷が誘起されるものの、これらの間
に作用するクーロン力は弱くそのためベルト4の表面に
対するトナーの付着はほとんど生じない。
従ってベルト4の光導電体層44面の帯電処理なしで光
像露光と同時的に光像露光の露光明部に対応する光導電
体層表面部分のみに選択的にトナーが付着(Ta)して
トナー画像の形成がなされるものである。
又表示を終えて現像装置13部へ回動してきたトナー画
像は現像スリーブ16側の保持トナ一層による摺擦を受
けることにより容易にベルト表面から除去されてスリー
ブの保持トナ一層内に取シ込まれて回収され、トナー画
像の形成に繰り返し使用される。
上記のように表示画像を光導電体を利用した像担持体面
にトナー像として形成して画像表示する方式のものは例
えばCRTディスプレイ装置や液晶利用のディスプレイ
装置よ、りも解像性がよい、静止画像でちらつきがない
ので、又液晶ディスプレイのように角度依存性も小さい
ことから画像が見易く目疲れが少ない、表示画像の必要
なものについてはベルト面に形成されたトナー像を複写
紙面に転写する機構を付加することによシ容易に7・−
トコピーを得ることができる等の利点を有する。特に上
記例のように無帯電・露光同時トナー画像形成方式で、
且つ現像とクリーニングを兼用させたものは装置構成が
極めて簡単なものとなシ実用性に富むものである。
尚、光像露光装置10としては上記例のレーザビームス
キャニング方式の他にもLEDアレイ装置・液晶・PL
ZTや白色光等を選択的に透過させる各種シャッタアレ
イ等も利用できる。
またX線を利用した露光装置であってもよい。
この場合はベルト4の基体層43は可視光透過性でなく
ともX線透過性であればよい。又、本発明で用いる像担
持体は、前述の光導電体層44の上に表面層(図示せず
)を、又、光導電体層44の上に中間層(図示せず)そ
して表面層を順次積層して形成することができる。光導
電体層はCu、In、C/等の不純物をドーピングした
CdS 、 CdSe 、あるいは染料で増感した有機
光導電体、あるいはSeやBe−Teなどの光導電体層
である。中間層は光導電体層上に設けられ、表面層の塗
工性、接着性などの改良を目的とし、ポリアミド、ポリ
ビニルアルコール、ポリウレタン、エポキシ樹脂、カゼ
イン、メチルセルロース、ニトロセルロース、フェノー
ル樹脂、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸共重
合体などの樹脂によって形成でき、また電気抵抗を調整
するために、酸化チタン、酸化亜鉛や酸化錫などを含有
することもできる。一方表面層は、表示面の色調を調整
する事、またトナーによる汚染や傷の発生などによる画
質低下を防ぐことなどを目的として設けられ、表面層の
成膜用樹脂として例えば、ポリメチルメタクリレート樹
脂、ポリスチレン樹脂、フェノール樹脂。
ポリアミド樹脂、アルキッド変性シリコーン樹脂、アク
リル変性シリコーン樹脂、ポリエステル樹脂、ボリアリ
レート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルブチラ
ール樹脂などがあげられる。色調の調整、そして電気抵
抗を調整する目的で、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化錫や
淡色系有機染料、有機顔料を成膜用樹脂中に含有するこ
とができる。
前述のフルオロアルキル基を一成分とするA−B型のブ
ロック共重合体の含有量は、前述の表面層の成膜用樹脂
100重量部に対して0.05〜50重量部、好ましく
はo、 i〜20重量部である。
以上に説明した表示装置は、像担持体に光導電層を用い
た例であるが、他に光以外の信号入力方式としてピン電
極を用いて、誘導体層に静電荷像を設はトナー像化する
方法、或は磁性トナーを用いて磁化容易スタイラスに電
流信号を入力して、磁性トナー像を形成する方法等も同
様に適用できる。従って以下に示す実施例に限られる事
では々い。
(実施例1) 次に示す工程によシ、光導電性像担持ベルト(第2図参
照)を作製した。
本実施例での像担持ベルトは三層構成からなシ、即ち透
明導電性ベースフィルム上に光導電体層、中間層及び表
面層を塗工して成る。透明導電性ベースフィルムは、ダ
イセル化学工業(株製商品名CELEC7IKECを用
いた。又、光導電体層塗工液、中間層塗工液及び表面層
塗工液は以下の調整を行って得た。
1)光導電体層塗工液 Cu及びInをドープして半導体レーザー(820nm
)に感度を有すCdS粉体100M量部及び平均分子量
10,000のポリブチルメタクリレート7重量部をメ
チルエチルケトンで分散液とし、ロールミルで混練して
塗工液とした。
2)中間層塗工液 Tie、顔料37.5重量部、エチレン−アクリル酸共
重合体水溶液(製鉄化学工業(株);商品名ザイクセン
ーA、固形分濃度25mt%)150重量部を水36重
量部、エタノール27重量部と供に磁製ボールミルに入
れ、40時間分散して塗工液とした。
3)表面層塗工液 Tie、顔料30重量部、アクリル変性シリコーン樹脂
(信越化学工業(株)製、KR−3093>20重量部
及びモデイパーFIIO(日本油脂株式会社製)1重量
部にキシレンを加えて固形分比30重量パーセントの溶
液で磁製ボールミルによ、940時間分散して塗工液と
した。
Tie、顔料は画像表示面の白色度を増すためと、中間
層9表面層の電気抵抗を調節する目的で添加した。
こうして調整した塗工液を前記透明導電性ベースフィル
ム上に、先ず光導電体層を乾燥膜厚70ミクロンとし、
次いで中間層を乾燥膜厚2ミクロンとし、さらに表面層
を乾燥膜厚15ミクロンとなる様に順次ロールコータ−
で塗布して像担持ベルトを得た。
該ベルトを第1図に示す画像表示装置に懸架駆動して画
像表示を繰り返し行なった。この時使用したトナーはポ
リメチルメタクリレート樹脂40重量部とマグネタイト
60重量部を溶融混線後粉砕し且つ熱気流中で表面に導
電性カーボン微粉末を付着させた導電性磁性トナーであ
る。
この繰り返し画像表示による像担持体表面の汚れを反射
濃度計で測定した。像担持体の初期濃度は0.16,1
万回繰り返し後のベース濃度は0.18であった。この
像担持体は繰り返し表示に対してベース汚れがなく鮮明
な画像が得られるものであった。
(比較例1と2) 実施例1で用いたモデイパーFIIOを除いたほかは、
実施例1と同様の方法で像担持ベルトを得た(比較例1
)。
実施例1で用いたモデイパーF110に代えて、ポリテ
トラフルオロエチレン粉末(ダイキン工業製”ルブロン
LD−Zoo”;固形分;5重量%)を用いたほかは、
実施例、1と全く同様。
の方法で比較用像担持ベルトを得た(比較例2)。
2種比較用像担持ベルトをそれぞれ実施例1と同様に繰
り返し画像表示を行なった時のベース汚染を測定した。
初期濃度は比較例1で0.18比較例2で0.16であ
った。又、1万回繰り返し後のベース濃度は比較例1で
0.36、比較例2で0.34であった。又、何れの比
較例の場合で、表面における微細な傷による画像の乱れ
があシ、望ましいものではなかった。
(実施例2〜4) 実施例1て表面層の成膜用樹脂に用いたアクリル変性シ
リコーン樹脂の代シに第1表に示した樹脂を用いて、実
施例1と同様に像担持ベルトを作製した。各々の像担持
ベルトを実施例1と同様に繰り返し表示におけるベース
汚染を測定しその結果を第1表に示す。
第1表 以上の結果の様にベース汚染が少なく耐久性に優れてい
るものであった。
因みに、これらの樹脂を用いて比較例1の方法で、即ち
モデイバーF110を除いた塗工液によシ得た像担持ベ
ルトでは、いずれも繰り返し耐久に対してベース濃度の
増加が大きく好ましくない結果であった。
(実施例5ン 実施例1で表面層塗工液に用い喪モデイバF110に代
えて、キデイパーF200(日本油脂株式会社製)を用
いたほかは実施例1と同様の方法で像担持ベルトを得た
との像担持ベルトを実施例1と同様に繰り返し画像表示
に対するペース汚染を測定した。初期ペース濃度はO,
ZS、1万回繰り返し後のペース濃度は0.25であシ
耐久性に優れているものであった。
(実施例6) 像担持ベルトとしてポリエステルフィルム上にCry、
薄膜を設け、磁気テープ上に実施例1に示した表面層を
乾燥膜厚10ミクロンに塗工したものを作成した。
該ベルトを用いた作像工程は第1図に示した装置と同様
な構成にした、但しレーザスキャナーの代、?に現像ス
テーションAの前に磁気ヘッドを付備して、バーコード
状のパターン信号を入力して磁化潜像を作成した。又、
第2図の現像機において、回転スリーブ16に内蔵した
固定マグネットロールは現像部位の着磁を行わないもの
を用いた。これは磁気潜像を乱さない事を目的としたも
のである。この装置で作製したnリ トナー像は、OCRヘッドで十分読み出せるコントラス
トを有していた。又、消去工程は像担持ベルトの背面よ
り熱的にクウェンチして行った。この構成において、像
担持ベルトは繰り返し作像に対して、常に安定なOCR
読み出し信号が得られた。
以上の実施例によシ説明した様に、表面層中にフロロア
ルキル基を一成分とするA−B型ブロックポリマーを含
有させた像担持体を用いた画像表示装置は、繰り返し画
像表示を行なっても、トナーによる汚染が少ないもので
あ)、高精密・高信頼性の画像表示装置を提供し得るも
のである。
【図面の簡単な説明】 第1図は表示装置の一例の極く概略の構成図で、第2図
はその現像装置部分の拡大断面図で、第3図は露光明部
部分の像形成原理を示す模式図で、第4図は露光暗部部
分の像形成原理を示す模式図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 繰り返し使用する像担持体を内蔵した画像表示装置であ
    つて、該像担持体表面上に信号情報に対応したトナー像
    を直接形成し、画像を表示する装置に於て、前記像担持
    体のトナー像形成表面層が含フッ素ブロック共重合体を
    含有することを特徴とする画像表示装置。
JP23913984A 1984-11-13 1984-11-13 画像表示装置 Pending JPS61117563A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23913984A JPS61117563A (ja) 1984-11-13 1984-11-13 画像表示装置

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JP23913984A JPS61117563A (ja) 1984-11-13 1984-11-13 画像表示装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009081994A (ja) * 2002-11-25 2009-04-16 Toshiba Corp 全閉外扇冷却型電動機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009081994A (ja) * 2002-11-25 2009-04-16 Toshiba Corp 全閉外扇冷却型電動機

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