JPS6111707Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6111707Y2 JPS6111707Y2 JP14225280U JP14225280U JPS6111707Y2 JP S6111707 Y2 JPS6111707 Y2 JP S6111707Y2 JP 14225280 U JP14225280 U JP 14225280U JP 14225280 U JP14225280 U JP 14225280U JP S6111707 Y2 JPS6111707 Y2 JP S6111707Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back cover
- locking member
- cartridge
- cartridge chamber
- cover locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 claims description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はカメラの裏蓋係止部材の改良に関する
ものである。
ものである。
従来、金属板等より成る裏蓋係止部材は、カメ
ラボデイのパトローネ収容部の上壁及び下壁にあ
けられた一対の穴の何れか一方からパトローネ収
容部内に挿入され、その一端を一方の穴に嵌合さ
せるとともに他端をビス等でカメラボデイに固定
することによつて組み付けられるのが一般的であ
つた。
ラボデイのパトローネ収容部の上壁及び下壁にあ
けられた一対の穴の何れか一方からパトローネ収
容部内に挿入され、その一端を一方の穴に嵌合さ
せるとともに他端をビス等でカメラボデイに固定
することによつて組み付けられるのが一般的であ
つた。
しかし、当該部材を正規の状態にセツトするた
めには位置決め部材等が必要となつて部品点数が
増し、また上下壁にあけた穴(通常相当大きなも
のとなる)から光がもれるのを防止するために穴
の周辺に遮光テープをはる等の対策が必要となつ
ていた。
めには位置決め部材等が必要となつて部品点数が
増し、また上下壁にあけた穴(通常相当大きなも
のとなる)から光がもれるのを防止するために穴
の周辺に遮光テープをはる等の対策が必要となつ
ていた。
本考案はこのような従来技術における欠点を解
消することを目的としてなされたものであり、裏
蓋係止部材をパトローネ室の開口側から挿入する
ことをその要旨とする。
消することを目的としてなされたものであり、裏
蓋係止部材をパトローネ室の開口側から挿入する
ことをその要旨とする。
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳述す
る。
る。
第1図において、カメラボデイ1の一側にはパ
トローネ室2が形成され、その上壁部3及び下壁
部4にはそれぞれスリツト3a及び4aが形成さ
れている。
トローネ室2が形成され、その上壁部3及び下壁
部4にはそれぞれスリツト3a及び4aが形成さ
れている。
裏蓋係止部材10は合成樹脂製(プラスチツ
ク)の弾性板材から成り、係止部材11とパトロ
ーネ押え部材16とに大別される。係止部分は細
長い支持部12、支持部両端のフランジ状の遮光
部13及び14、そして支持部中間の係止突部1
5を含む。支持部12の長さは上下壁部3及び4
間の間隔よりも長い。一方パトローネ押え部材は
支持部12から延びた延長部17に連続して、こ
れと交叉する平面内に形成された一対の弾性片1
8から成る。
ク)の弾性板材から成り、係止部材11とパトロ
ーネ押え部材16とに大別される。係止部分は細
長い支持部12、支持部両端のフランジ状の遮光
部13及び14、そして支持部中間の係止突部1
5を含む。支持部12の長さは上下壁部3及び4
間の間隔よりも長い。一方パトローネ押え部材は
支持部12から延びた延長部17に連続して、こ
れと交叉する平面内に形成された一対の弾性片1
8から成る。
裏蓋係止部材10をパトローネ室2内にセツト
する時には第2図に示すように支持部12をその
高さが両壁部間の距離より短くなるまで湾曲させ
た状態で支持部材をパトローネ室に開口側から挿
入し、支持部の両端23及び24をスリツト3a
及び4aに内側から嵌入させる。係止部分11は
横方向には厚さがうすいので容易に湾曲される。
この嵌入により遮光部13及び14はそれぞれ上
壁部3と下壁部4とに当接しスリツトからの光漏
れを防ぐとともに係止部材10の正しい位置決め
に寄与する。
する時には第2図に示すように支持部12をその
高さが両壁部間の距離より短くなるまで湾曲させ
た状態で支持部材をパトローネ室に開口側から挿
入し、支持部の両端23及び24をスリツト3a
及び4aに内側から嵌入させる。係止部分11は
横方向には厚さがうすいので容易に湾曲される。
この嵌入により遮光部13及び14はそれぞれ上
壁部3と下壁部4とに当接しスリツトからの光漏
れを防ぐとともに係止部材10の正しい位置決め
に寄与する。
第1図では図示されていないが、実際のカメラ
ボデイ1には第3図及び第4図に示すように巻取
りスプール26が配置された側に裏蓋31の一側
が枢着されている。裏蓋31の自由端には鉤部3
2及びそのつまみ33が取り付けられている。こ
の鉤部32は裏蓋31を閉じた時係止突部15に
係止され、裏蓋の開放を阻止する。裏蓋31を開
放するには、つまみ33を操作して鉤部32を変
位させ突部15との係合を解けばよい。係止部分
11は前後方向(レンズの光軸方向)には幅が広
いので変形し難く、裏蓋31が開こうとする力に
十分耐えられる。
ボデイ1には第3図及び第4図に示すように巻取
りスプール26が配置された側に裏蓋31の一側
が枢着されている。裏蓋31の自由端には鉤部3
2及びそのつまみ33が取り付けられている。こ
の鉤部32は裏蓋31を閉じた時係止突部15に
係止され、裏蓋の開放を阻止する。裏蓋31を開
放するには、つまみ33を操作して鉤部32を変
位させ突部15との係合を解けばよい。係止部分
11は前後方向(レンズの光軸方向)には幅が広
いので変形し難く、裏蓋31が開こうとする力に
十分耐えられる。
第4図より明らかなようにパトローネ36がパ
トローネ室2内に装填され、裏蓋31が閉じられ
た状態(鉤部32が突部5に係止している状態)
ではパトローネ押え部材16がパトローネ36の
位置決めに有効に作用する。すなわち、弾性片1
8によつてパトローネ36が一方向(第4図中右
斜め上方)に付勢されてフイルム吐口36aが所
定の方向を向くように位置決めされる。従つてフ
イルムFはスプール26方向に真直ぐ伸長し、ス
プールへの係合が確実になる。
トローネ室2内に装填され、裏蓋31が閉じられ
た状態(鉤部32が突部5に係止している状態)
ではパトローネ押え部材16がパトローネ36の
位置決めに有効に作用する。すなわち、弾性片1
8によつてパトローネ36が一方向(第4図中右
斜め上方)に付勢されてフイルム吐口36aが所
定の方向を向くように位置決めされる。従つてフ
イルムFはスプール26方向に真直ぐ伸長し、ス
プールへの係合が確実になる。
なお、係止突部15が中央部にあるために係止
部分11がふらつくのを防止しようとするなら、
パトローネ室2の側壁に突部38(第2図)を形
成しても良い。
部分11がふらつくのを防止しようとするなら、
パトローネ室2の側壁に突部38(第2図)を形
成しても良い。
本例においてはこのように、裏蓋係止部材10
がパトローネ室2の上方又は下方からではなく、
開口(後方)側から弾性変形を利用して挿入され
るので、パトローネ室の上下壁に形成する穴は小
さなスリツト3a及び4aで済み、遮光部13及
び14によつて光漏れが防止されるので遮光テー
プ等をはりつける必要もない。
がパトローネ室2の上方又は下方からではなく、
開口(後方)側から弾性変形を利用して挿入され
るので、パトローネ室の上下壁に形成する穴は小
さなスリツト3a及び4aで済み、遮光部13及
び14によつて光漏れが防止されるので遮光テー
プ等をはりつける必要もない。
なお、裏蓋係止部材10は金属性であつてもよ
く、パトローネ押え部材16を備えていることは
不可欠なことではない。また、突部15と鉤部3
2との関係は逆転させることもできる。
く、パトローネ押え部材16を備えていることは
不可欠なことではない。また、突部15と鉤部3
2との関係は逆転させることもできる。
以上詳述したように、本考案によれば、裏蓋係
止部材を少ない部品点数で容易にしかも光漏れを
防止しつつパトローネ室に取り付けられる効果が
奏される。
止部材を少ない部品点数で容易にしかも光漏れを
防止しつつパトローネ室に取り付けられる効果が
奏される。
第1図は本考案の一実施例及びカメラボデイ
(一部省略)を示す分解斜視図、第2図はその組
立状態を示す部分縦断面図、第3図はカメラ全体
の斜視図、第4図はその横断面図である。 主要部分の符号の説明、1……カメラボデイ、
2……パトローネ室、10……裏蓋係止部材、1
1……係止部分、16……パトローネ押え部材、
31……裏蓋、36……パトローネ。
(一部省略)を示す分解斜視図、第2図はその組
立状態を示す部分縦断面図、第3図はカメラ全体
の斜視図、第4図はその横断面図である。 主要部分の符号の説明、1……カメラボデイ、
2……パトローネ室、10……裏蓋係止部材、1
1……係止部分、16……パトローネ押え部材、
31……裏蓋、36……パトローネ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 弾性変形により弓状に湾曲されてカメラのパ
トローネ室の開口側から該パトローネ室内に挿
入され、その両端がパトローネ室の上下壁にあ
けられたスリツトに嵌入されるとともに、中間
部に係止手段を有していることを特徴とするカ
メラの裏蓋係止部材。 2 両端の近傍にそれぞれ遮光部を備えている実
用新案登録請求の範囲第1項に記載の裏蓋係止
部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14225280U JPS6111707Y2 (ja) | 1980-10-07 | 1980-10-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14225280U JPS6111707Y2 (ja) | 1980-10-07 | 1980-10-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5765328U JPS5765328U (ja) | 1982-04-19 |
JPS6111707Y2 true JPS6111707Y2 (ja) | 1986-04-12 |
Family
ID=29502057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14225280U Expired JPS6111707Y2 (ja) | 1980-10-07 | 1980-10-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6111707Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-07 JP JP14225280U patent/JPS6111707Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5765328U (ja) | 1982-04-19 |
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