JPS61116093A - 扇風機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、送風用の回転翼２有する扇風機に関するもの
である。

従来例の構成とその問題点 従来の扇風機の具体構成全第１図、第２図に示す。第１
図は実公昭３６−３００６７号公報に記載されたもので
あり、基盤部に設置された電動機１の動力は、電動軸２
．７を介して回転翼部らを回転させ、一方、首振りを行
わせるため、ギヤー３．４を介して回転翼部５を回して
いる。また第２図は実公昭３８−２６５２６号公報に記
載されたものであり、基盤部に設置された電動機８によ
り、ギヤー９．１０金介して、支柱１２を上下させ高さ
調節する構造のものである。

しかしながら、これ等の構成では電動機部が基盤部に内
蔵され、且つ、回転翼部の上下伸縮調節ができる機能を
持った安定性の高い扇風機が出来ないという欠点を有し
ていた。

発明の目的 動可能な首振り用動力伝達軸に新工夫を施すことにより
、軽量且つ安定で省エネルギー化に役立つ扇風機全提供
するものである。

発明の構成 本発明は、電動機部を回転翼部後方より分離して、下部
の基盤内に設置すると共に、軸方向に摺動可能な動力伝
達機構と、同じく軸方向に摺動可能な首振り用動力伝達
機構から成り、全体の重量を軽量化すると共に回転Ｒ部
上下摺動の為の押し上げバネや電気配線のリード線の節
約や電気制御部全集中配置することにより全体として構
成を簡素化でき、原価面１組立工数面に於てきわめて有
利である。

実施例の説明 以下に、本発明の一実施例を第３図〜第９図にもとづい
て説明する。

図に於て、１４は回転翼部を回す電動機、２８は動力全
仏える回転軸、１５は回転軸２８の軸内に一部入り込ん
で摺動することができる回転軸、１６．１７は回転方向
金変える方向変換ギヤー、１８は風を発生させる回転翼
、３４は回転翼部を固定する国体、２４は保護カードで
ある。そして１９は扇風機の首振り用の電動機、２０．
２１は動力伝達用のギヤー、２２は動力伝達用円筒軸、
２３は円筒２２内に一部入り込んで摺動することが出来
る円筒軸でちゃ、国体１了に固定されている。

第４図、第５図に、回転翼への動力伝達機構の詳細２示
す。回転軸１５は、電動機に直結した回転軸２８に４の
長さだけ入り込んでおり、それ等の接合面にはローレッ
ト加工を施しているために、上下に摺動をするが、回転
方向に対しては摺動しないため、方向変換ギヤー１６に
円滑に動力伝達２行うことができる。この場合、ローレ
フト加工については、四角形、六角形等の形状等、加工
容易な方法も代案として考えられる。

第６図、第７図には、首振り機構に関する動力伝達機構
を示す。２了は国体部に直結した円筒軸２３を押しあげ
ているバネである。首振り用の円筒２２の上部にはネジ
加工が施してあり、締付リング２６により通常は締付け
られているため、固定されている。いま、扇風機の高さ
を変えようとする場合を例にとると、高さ調節用のノブ
１２を押し込みながら左回転させると、締付リングがゆ
るめられて、円筒２２と円筒軸２３の接合面の摩擦系数
が下が９、バネ２７の力が勝って円筒軸２３は上に押し
あげられる。円筒２２上部には、切り込みβ１全入れて
いるが、これは、締付リング２６が回転した時に広がり
や縮みがやりやすいように設けたものである。高さ調整
１−１６２の長さだけ可能であり、これは設計時に希望
する長さに選ぶことができる。

さらに、扇風機の仰角調節の具体実施例を第８図７第９
図に示す。いま、扇風機を第８図の３２の状態から３３
の状態に変える場合、回転翼１８への動力の伝達は、方
向変換ギヤー１７と、回転゛　軸主軸３３間に設けられ
たフレキンプル接ぎ手３２全介して行われる。フレキシ
ブル接手３２は屈折状態に於ても、動力が損失なく伝達
されるよう表面、内面に「ヒダ」を設けたものである。

発明の効果 このように本発明は、回転翼部後方にあった電動機部全
下部に移しだため、翼後方からの空気の吸入量がアップ
し、風量の増大が図れ、電動機の重量物が下部に設置さ
れているため、重心が低く、倒れにくく安定した扇風機
を作ることができる。

また、上部が軽量で°下部が重いため、支柱構造が軽量
にでき、そして上下のバランスをとるだめ設けられてい
た下部基盤内部の錘が不要であるため、総重量が軽く持
ち運びに便利である。尚、押し上げバネの強度も弱いも
ので良いことや、支柱構造を軽量に出来ることは、材料
費の節約につながるものである。

さらに、回転翼後方までの電源供給用リード線が廃止で
きることは、首振り回転角度の制約から解放され、全方
向（３６０’　）の回転や、電子制御回路の工夫により
、任意の回転角に設定することが、きわめて容易にでき
る利点がある。そして上部が軽量にできることは、首振
り回転用の電気エネルギーを節約でき、省エネルギー化
を図るなど、数多くの利便を与える。また電子制御部の
集中化は、信頼性の向上にもつながる。

【図面の簡単な説明】

第１図は基盤部設置型の従来型扇風機の断面図、第２図
は上下伸縮構造を持つ従来型扇風機の断面図、第３図は
本発明の一実施例における扇風機の断面図、第４図は本
発明における回転翼の動力伝達機構の詳細図、第５図は
第４図の断面図、第６図は本発明における首振り機構の
詳細図、第了図は第６図の断面図、第８図は本発明の扇
風機において仰角を上に向けた状態を示す図、第９図は
第８図の動力伝達部を示す要部構成図である。 １・・・・・電動機、２・・・・・動力伝達軸、３・・
・・・・方向変換ギヤー、４・・・・・・方向変換ギヤ
ー、５・・・・・・回転翼、６・・・・・首振り用電動
機、９・・・・・・首振り動力伝達軸、１３・・・・・
・高さ調節用締付リング、３１・・・・・・支柱カバー
。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第　３　図 第４図　　　　　　　　第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電動機部を回転翼後部より分離して下部基盤部内部に設
   置し、軸方向に摺動可能な構造を持つ第１軸、第２軸の
   動力伝達装置と、軸方向に伸縮可能な構造を持ち、且つ
   、動力伝達を行う第３軸、第４軸を備えた扇風機。