JPS61115437A

JPS61115437A - 串刺装置

Info

Publication number: JPS61115437A
Application number: JP23818484A
Authority: JP
Inventors: 北浦　正明
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-11-12
Filing date: 1984-11-12
Publication date: 1986-06-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本願発明は次に述べる問題点の解決を目的とする。

（産業上の利用分野）　この発明は生鰯等の魚を串刺し
した状態で乾燥するに当たりそれらの角に串刺しを行う
ようにした装置に関する。

（従来の技術）　生鰯等の魚を乾燥するために、目刺し
のほかに鱈刺しが行われている。これは、鰯のＭ蓋を少
し開いて、鰓蓋の開いたところから魚の口の先端中心部
へ向けて串を刺すと、上あごと下あごが自然に開き、魚
の肉に傷をつけることな（、鱈から口の内側を通り、口
先の外方へ抜けて串を刺すことができる方法である。目
を突き！−１１す所謂目刺しに比較して、この鯰刺しは
、魚の肉に傷がつかないので腐敗しにくり、又！！！蓋
及び口の開いたところから魚の内部への空気の流通がよ
く内部からの乾燥が促進されるので、乾燥が早いばかり
でなく、味もよく品質も良好であるとされている。然し
なから、上記鯉刺しは作業者が魚を１匹ずつ手に取り、
注意深く鯰を開き、その状態で串を刺し通さねばならず
、非常に作業手間のかかる問題点があった。父上記指先
による作業は、それを的確に行なうのに弘練を要する問
題点もあった。

（発明が解決しようとする問題点）　この発明は上記従
来の問題点を除くようにしたもので、魚に対する鱈刺し
作業を非常に簡易にしかも正確に行うことができるよう
にした串刺装置を提供しようとするものである。

本願発明の構成は次の通りである。

（問題点を解決する為の手段）　本願発明は前記請求の
範囲記載の通りの手段を講じたものであってその作用は
次の通りである。

（作用）　簗をその頭部が位置決部によって位置決めさ
れるよう受皿に寝かせ、持上り規制片によって魚の胴部
の持ち上がりを規制した状態で吸盤により魚のＮ蓋を吸
着してそれを持ち上げ、差込方向案内部材に沿って串を
前進させると、その串を争、の鯰蓋の下を潜って口に抜
ける状態に刺し通すことができる。

（実施例）　以下本願の実施例を示す図面につむ）で説
明する。ｌは串刺装置の基枠を示す。この基枠ｌに取付
けた踵々の装置のうち先ず魚の整列搬送装置へについて
説明する。２は基枠１に装着したエンドレスチェーンコ
ンヘヤーで、３はその駆動輪を示す。４，４・・・はチ
ェーンコンヘヤー２に取付けた鰯等の魚の整列台、２６
は各整列台４に、串刺し方向（第１図における上方向）
に対し所定角度（例えば３０〜３５″前後）傾斜して設
けた溝で、その底面２６ａ、２６ｂは夫々水平面に対し
１５°前後、７５″前後傾斜させてあル、２７ハ各／ｓ
２６に存置させた受皿で、その上面は上記溝２６と同方
向の導２７゛　　となっている、各受皿２７において、
２９は受＠２７の本体２Ｔａから傾斜して（例えば２５
＃前後）起き上がった桟面、３０．３１は抗血から突出
している位置決用の突起で、これら２９〜３１の部材は
魚の頭部を位置決めする為の位置決部として設けられた
ものである。向上記突起３０．３１相互の角度は例えば
６０″程度にされる。３２は突起３１に設けた串挿通溝
を夫々示す。

次に上記基枠１に取付けた鱈持上装置Ｂについて説明す
る。　１８は吸盤台昇ｌ！ｓ装置を示す。これにおいて
、２１は基枠ｌに固定した圧力シリンダ−１２２ゝはそ
のピストンロフト、２３は基枠１に固定したスライドヘ
アリング、２４はスライドベアリング２３により昇降自
在に支持された操作棒で、その下端に吸盤台１９が固定
しである。２５は、ロッド２２と操作棒２４との連結板
を示す０次に上記吸盤台１９に備えられた部材について
説明する。２０．２０・・・は吸おユニットで、前記整
列台４における？ｓ２６の配列ピッチと等しいピッチで
備わっている。各ｑＬ盤ユニット２０において、３５は
＠盤軸ガイドで、吸盤台１９に止リング４１．４１によ
って固定されており、また中空の吸盤軸３４を上下方向
に摺動自在に支持する。３３は吸盤軸３４の下端に取付
けた可撓性吸盤を示す。３６は吸盤軸３４を下方に向か
つて付勢するためのコイルばねで、軸３４に止着した止
リング４０とガイド３５との間に介在させである０次に
３７は吸盤軸移動板で、吸盤台１９に固定された圧カッ
リンダ−３８のピストンロッド３９に支持固定されると
共に、各吸盤ユニフ）２０の吸盤軸３４に上下方向に移
動自在に係合させである。４２は抜止用の止リングであ
る。４３は真空源へ連通ずる可撓性配管で、各吸盤ユニ
、ト２０の吸盤軸３４の上端に挿入固定しである。

４４は吸盤台１９に固定したストッパー、４５は吸盤台
１９に支持された弾性体製の持上り阻止片を夫々示す。

次に上記基枠ｌに取付けた串挿４装置Ｃについて説明す
る。６は基枠ｌに固定した串送り台、７はロッドレス圧
力シリンダーで取付台１６によって基枠１に取付けであ
る。８はロッドレスシリンダー７のスライダーで、案内
棒９に沿って進退するようにしである。ｌＯはスライダ
ー８と一体の串送り体移動台、１１は串送り体移動台１
０に固定して配設した串送り体で、串送り台６に形成さ
れた溝１７に沿って進退動するようにしである。【２は
ホッパーで多数の串を貯え得るようになっている。１４
．１５は串送り台６に固定した串受けで、上記受皿２７
上で位置決めされかつ吸盤３３で鯰蓋４６を持ち上げら
れた魚２７の鯰蓋下に向けて串１３を案内する為の串の
差込方向案内部材として設けられたものであり、両者間
を串送り体１１が進退移動するようにしである。

向上記装置において吸盤ユニット２０は吸盤台１９に、
第６図に示す角のピンチ間隔に等しく９個配列し、又第
３図に示す如く整列台４の配列ピッチに合わせて３組配
列して、同時に２７匹の魚の憇刺しができるようになっ
ている。

次に上記装置の作動を説明する。

（イ）先ずコンヘヤー２に取付けた整列台４には第６図
に示す如く、多数の魚２８を配列し、図示省略の駆動用
電動機を運転して、駆動軸３を時計方向に回動させ、整
列台４を第１図右方へ送る。そして第６図に示す如く魚
２日の５Ｍ４６が吸盤ユニット２０の吸盤３３の下方に
一致する状態となるように予め定めである位置にて、コ
ンベヤー２の移動を停止させる。停止後第２図に示す圧
カンリンダ−２１に給圧して操作捧２４を所定距離降下
させると、吸盤台１９は降下し、第１１図に示す通り、
各ＵＪＬ盤ユニット２０の可撓性吸盤３３は鯰蓋４６の
上面に接触する。この場合、ばね３６の丈は第９図に示
すＨから第１１図に示すＨｌに圧縮され、吸盤３３は憇
面にやわらかく弾性接触をする。またこのとき吸盤軸移
動板３７に対し吸盤軸３４は間隙Ｋを生ずるまで移動す
る。一方持上規制片４５はＭ１ａ４６に近接した胴部に
弾性接触をすると共に、ストー／パー４４は、突起３０
．３１に近接して対向する。

（ロ）この時点において、配管イ３を、図示しない電磁
弁により真空源に連通させると吸盤３３は節回を吸着す
る。次に第１θ図に示す圧カンリング−３８に給圧する
と、ピストンロッド３９は上昇し、吸盤軸移動板３７は
＠盤台１９に対し第ｔｉ図に示す距離Ｊから、第１２図
に示す距、ｄＪＩ　までｆ多動する。

従って、止リング４２により吸盤軸３４を持ち上げ、吸
盤３３は鰓蓋４６の表面を吸着したまま、且つ鯉蓋４６
に近接した胴部は持上り規制片４５により押えたまま、
又魚の口４７の先端部分はストッパー４４の下面に当っ
て魚の頭部が持ち上げられることなく、甥蓋４６のみが
鯰の内面が露出した状態となるよう持ち上げられる。

（ハ）吸盤軸移動板３７が、上記のように所定距離移動
した時点において、第２図に示すスライドノリンダー７
に給圧すれば、スライダー８、串−送り体移動台１０、
串送り体１１は一体になって右方に移動し、串送り体１
１は串送り台６に設けた溝１７及び、串受け１４．１５
にかこまれた空間を通過し、第４図に示す串送り体１１
の上部先端は、第５図に示す串受け１４．１５の斜面上
に落下して支持されている串Ｉ３の後端に当り、第２図
に示す位置から、串１３を右方に送り出す。かくして串
Ｉ３の先端は、第１２図、第１３図に示す位置に至り、
開かれた鰓蓋４６の内面に挿入され、突起３１に設けた
串寡内溝３２とストッパー４４の下面との空間を次々に
通過して、第１５図、第１６図に示す通り、上側の鰓蓋
４６と下側の！Ｗｍ４６′　の合致する部分から、上あ
ご４７ａと、下あご４７ｂの間を自然に開く状態に串が
通過し、鱈刺しを完了する。

（ニ）次に圧力シリンダ−７に逆方向に給圧すれば、串
送り体１１は第２図に示す原位置に復帰し、ホッパー１
２より、次の串が串受け１４．１５の斜面上に供給され
る。又これと共に、配管４３の真空源を開放すれば、吸
盤３３は吸着力を失い魚の！Ｆ！蓋４６を解放する。又
、圧力シリンダ−２１に送給圧すれば、吸盤台１９は第
２図に示す原位置に復す１１する。これにより一連の串
刺し作業が完了する。以降は上記の（イ）〜（ニ）の動
作を繰り返し行なうことによって、多数の魚に対する串
刺作業を次々と進めることができる。

上記のような作業を進めることにより、第１Ｕ！Ｊにお
いて鱈持上装置Ｂの右側からは串刺しを完了した整列台
４が次々と送り出されるので、串刺された魚をそこから
適宜取り上げ、乾煽室へ搬入する。

次に、上記実施例は整列台４と受は皿２７とを別体に構
成した例を示したが、それらはプラス千ツク等で一体に
構成してもよい。

また串１３の挿通作業は上記串挿通装置　Ｃに依ること
なく、手動で行ってもよい。

（発明の効果）　以上のように本発明にあっては、魚２
８をその頭部２８ｂが位置決部によって位置決めされる
よう受皿２７に寝かせ、持上り規制片４５によって魚２
８の胴部２８ａ　の持ち上がりを規制した状傅で、吸盤
３３により角２８の鯰Ｍ４６を吸着してそれを持ち上げ
ることにより、あとは差込方向案内部材１４、１５に沿
って串１３を前進させるだけでその串１３を伯２８の鰓
蓋４６の下を潜って口４７に抜ける状態に刺し通すこと
ができ、非常に簡易な作業でもってしかも正ｈ′１に魚
に対し串刺しをすることのできる特長がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本願の実施例を示すもので、第１図は平面図、第
２図は■矢視図、第３図は■矢視図、第４図はＩＶ−Ｉ
Ｖ線断面拡大図、第５図はＶ−Ｖ線断面拡大図、第６図
は整列台に魚を整列させた状態を示す部分拡大平面図、
第７図は第６図の■−■線断面図、第８図は受皿の斜視
図、第９図は第２図の■部分拡大図、第１０図は第９図
のＸ−Ｘ線断面図、第１１図は整列台を第６図における
ＸＩ−Ｘ　Ｉｌ１位置にて断面すると共に吸盤台を下降
させた状態を示す図、第１２図は第１１図において魚の
甥蓋を吸盤で吸着しそれを持ち上げた状態を示す図、第
１３図は第１２図の状態を第６図におけるｘｍ−ｘｍ線
位置での断面で示す図、第１４図は第１２図の状態にお
いて第６図におけるＸｒＶ−ＸｒＶ線で示す位置を断面
にして示す図、第１５図は第１２図の状態から串を刺し
通し終えた状態を示す図、第１６図は複数の角、に対し
串を刺し通し終えた状態を示す平面図。２７・・・受皿、２８　　・・魚、３３・・・吸盤、４
５・・・持上り規制片、１４．１５・・・差込方向案内
部材。釘第４図第５図第１５図第１６図

Claims

【特許請求の範囲】

魚を一定の向きに寝かせる為の溝を有する受皿には、魚
の頭部の位置決用の位置決部を備えさせ、上記受皿の上
方においては、上記受皿上で位置決めされる魚の鰓蓋存
在予定位置の上方に鰓蓋吸着用の吸盤を昇降自在に配設
すると共に、上記受皿の上方には更に、上記魚の鰓蓋に
近接した胴部に当接してその持ち上がりを阻止するよう
にした持上り規制片を配設し、一方上記受皿の側方にお
いては、上記受皿上で位置決めされかつ吸盤で鰓蓋を持
ち上げられた魚の鰓蓋下に向けて串を案内するようにし
た串の差込方向案内部材を配設したことを特徴とする串
刺装置。