JPS61115427A - 植物育成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 り良二立■亘上■ 本発明は、もやしなどの植物を育成するための装置に関
するものである。

良え立且遺 昭和５９年実用新案出願公開第３８７４９号には、注水
制御部材が植物の成長によって動かされ、機械的動作に
よって孔部を開いて注水を行なう育成装置が開示されて
いる。

この公開された出願に係る装置においては、注水制御が
、多数の注水孔に抜脱自在に嵌挿された複数の栓部材を
、植物の成長に伴なって移動していく解除部材により順
に抜脱せしめることによってなされ、植物の成長に伴な
う自動的給水が実現されている。

が　　１　しよ、　　　　る問　　へ この従来の装置においては、しかし乍ら、植物が成長し
て収穫された後、再び同じ装置を用いて植物の育成を図
るとき、注水孔から抜け落ちた多数の栓部材を再度多数
の注水孔に嵌挿しなければならないという煩雑な作業を
要求される。

そこで、本発明は、従来装置が抱えている装置再使用時
の煩雑性を解消すべくなされたものである。

四　占　　　　　るた　の 本発明は、種子または植物（あるいはその両方）を育成
するための装置において、貯水器と、前記貯水器に隣接
し、そこから水流制御手段を経由して水を受けるための
給水器と、前記貯水器および前記給水器を支える種子お
よ、び／または植物育成器と、給水器内部に置かれ、サ
イフオン作用のもとで育成器に給水するために作動する
注水制イｎ用サイフオン装置とを含む装置が提供される
。

本発明は、また、貯水手段および該貯水手段を支える育
成器を有する植物育成装置と育成器内の植物に必要な水
を自動的に供給するために望ましい水位に達するとサイ
フオンとして作動する注水装置とを提供する。

水流制御手段としては、もやしの成長段階または成長期
間中の温度に従って給水を調節しもやしの成長を増大さ
せるように操作することのできる、可撓性給水ホースに
とりつけられた調節可能なスイッチを提供することがで
きる。

本発明を発展させてもやしを大量に育成できる様にした
改良装置においては、複数の育成器を互いに積層して多
層式育成を行ないつつ、サイフオンの作用によって注水
が行なわれる。

複数のもやしの育成層がＩｆＩ−１，されたもやし、育
成装置（いくつかの中ｌｖＩ層を有する育成タンクまた
は育成器と底部タンクを含んでいる）においては、空気
を新鮮に保ち、もやしが成長の途中で腐るのを防ぐため
に１または複数の器から悪い空気を排出することのでき
るｌまたは複数の通気パイプが設けられている。

本発明の１つののぞましい実施例においては、育成器の
中に、もやしを支持する孔開き支持プレートが置かれ、
その表面は平坦で、孔は、もやしの育成が完了したとき
にその表面に沿ってシャベル°または同様の器具を動か
してもやしの小さい根を、食用にされるもやし上部の茎
から容易に分離できるようにするために開けられている
、植物育成用改良装置が提供されている。

以下、添付図面を参照しながら、実施例により本発明を
さらに詳しく説明する。

・　　　の雷細な１ 第１図および第２図に示されている本発明の第１の実施
例は、皿状またはカップ状の孔開きボウル部材（１）と
、それを取り巻く、自身とボウル部材（１）との組み合
せ体を浮かせる浮き部材（１２）とによって形成される
浮遊式水取入口手段を有している。可撓性パイプ（２）
はボウル部材（１）内部と通しており、貯水器（３）の
中に置かれて図には示されていない手段によって貯水器
（３）内に水が供給されると浮くようになっている。上
側周囲のフランジで貯水器（３）を支える蓄水器乃至タ
ンク（５）の中にはサイフオン管（４）が置かれ、一方
タンク（５）の底部は育成器（８）の上側周囲のフラン
ジ上に置かれ、その中にはもやし侵入用孔開きプレート
（８）および（７）が置かれていて、少なくともプレー
ト（８）は器（８）の中で上方にずらせるようになって
いる。ボウル部材（１）は上方を向いている表面が凹面
をなし、その側部には限られた水を導入するための複数
の孔が開けられている。浮き部（１２）は、中空のプラ
スチック酸またはゴム製スリーブまたはカラーからなり
、貯水器（３）の中に入れられた水の表面上にボウル部
材（１）と共に浮くようになっている。ろ過されたまた
は限られた水流は、孔（１１）を通って入り、出口用開
口（３１）に接続されている可撓性パイプ（２）を流れ
落ち、貯水器（３）の底部を通って蓄水タンク（５）の
中に放出される。貯水器（３）の中には調節可能なスイ
ッチまたは制御装ｗ（９）が配備されており、該装置（
９）は各端部で可撓性パイプ（２）と連通ずる流路を有
しており、この波路は手動で回転できる部材（θ１）に
よって調節可能であり、必要に応じてそこを通る水の流
通を制御することができる。前記調節可能なスイッチあ
るいは制御装置（９）は、調節を容易にするために必要
なら貯水器（３）の外側に置くこともできる。この場合
には可撓性パイプ（２）は貯水器（３）の他の壁部分を
通り、下方に向って必要に応じて壁の中の開口を経て容
器（５）の中までのばすことができる。この可撓性のパ
イプ（２）は、制御装置（９）を通って伸延せしめその
制御部材によって変形できるようにして流れを制御する
ことができる。浮遊式の水取入口手段の配備は、貯水器
（３）からの規則的で滑らかな水の供給を可能にし、さ
らに調節可能な水流制御装置（９）は、水の流通の制御
に必要な調節を可能にする。

水は、可撓性のパイ゛プ（２）を通って流れると。

貯水器（３）の底部にある出口用開口（３１）を経由し
て蓄水タンク（５）の中に落ちる。蓄水および給水タン
ク（５）の底部の出口（５１）にはサイフオン管（４）
が配備されており１通常、開口（３１）を通って水滴状
に水が流れ落ちて蓄水タンク（５）の中に水がたまり、
一定時間後水位が徐々に上ってサイフオン管（０の最大
に湾曲したすなわち高さＨをこえたときにはサイフオン
管（４）のサイフオン作用によってタンク（５）の中の
水が引き出され、育成器（８）の中の変位可能な支持プ
レート（６）上に散水され、次に拡散状態でプレート中
の孔を通って育成されたもやしく１０）に均等に水を供
給し、またもやしくＩＯ）を長時間水中に浸しておくの
は腐敗や悪臭を生じてのぞましくないため、育成タンク
（８）の中の支持プレート（７）には、そこから排水管
（８１）を経由して余分な水を排出させるための複数の
孔が穿設されている。

支持プレート（７）の孔の数と直径の大きさは厳格に制
限する必要はないが、プレート（７）の表面は、平坦で
なければならず、また孔は、必要な状態でもやしの根だ
けが通り、食用となる茎は支持プレートの上部に保持さ
れ、また、第６図に示されているように、もやしが支持
プレート（７）上に完全に育成されたときには、表面に
添って滑る一回の動作で、もやしの食用に供する茎部（
１０１）を根（１０２）から分離させるように刃によっ
てもやしを集めることができるようにつくられている。

第３図には、この実施例に使用できる他の種類のサイフ
オン管（４）が示されているが、このサイフオン管は管
状部（４１）を含んでおり、該管状部（４１）は一端が
開き、他端が閉じられており、中空のパイプ部（４２）
に被さるように置かれている。このパイプ部（４２）は
管状部（４１）用の支持部（４３）を少なくとも１つの
排水孔を少なくとも１つ有しており、タンク（５）中の
水位が上昇してパイプ（０のと端に達すると第５図に示
されているようにサイフオン作用によってタンク（５）
の中の水を放出する。

第４図および第５図には本発明の第２の実施例が示され
ているが、ここでは、貯水器、蓄水タンク、育成器、お
よび支持プレートはもやしをより大量に育成できるよう
にもやしを多くの層にねかせることを可能にするため、
長方形または正方形につくられている。第４図および第
５図では、第１図乃至第３図の実施例に対応する構造部
分は同し参照番号で示されているが、区別するためダラ
シ二または２°重ダッシュがつけられている。またこれ
らは同じ機能を果すのでそれらの説明は省く。

第４図および第５図の実施例において、貯水器（３°）
上には給水パイプ（３３）が配備されており、該パイプ
（３３）は（図には示されていない）水源および自動給
水流量制御手段（３２）に接続されている。

この制御手段には、浮き玉コックまたは浮き部材制御式
バルブまたは他の正規の制御部品を用いることができる
。この制御手段の目的は、供給される水の量を制御して
貯水器（３°）の中の水の量を一定に維持することにあ
る。給水タンク（５°）は、貯水器（３°）の中に置か
れている。タンク（５°）の壁の中には１または複数の
水取入れ制御装置（５２）が配備され、気候、温度、湿
度の変化に応じて水の浣量を調節できるようになってい
る０例えばもやしが早く成長していれば水の供給量を増
す必要があるし、温度が低くて成長も遅い場合には水の
供給量を減らすことが必要になる。

育成器（８°）および（８°）には、各々さらに装置（
４゛）のようなサイフオン装置が配備されており、満足
な給水が行われるようにカスケード効果または他の水流
が得られる。水が給水タンク（５′）から育成器（８″
）の中に流れ込むと、その中のもやしは十分に注水され
てその中の水位が上昇し、やがてサイフオン装置（４′
）が下の容器（８″）の中に水を放出し、それによって
注水のために十分な水の流れが得られることになる。排
水孔（８３）は、サイフオン装置（４゛）の下に残って
いる水が適当に排出されるように作用する。

サイフオン管装置（４′）用の排出孔（８２）と排水孔
（８３）はそれぞれの育成器（８゛）および（８“）の
中に配備されているが、これらの他に、支持プレートの
底からこれら育成器の上部に通じて両者を接続する通気
ダクトまたはパイプ（８４）が配備されており、「汚れ
た空気は上昇し新鮮な空気が下に流れる」原理に従って
作用し、各パイプは底部から汚れた空気を送り出して新
鮮な空気を供給し、育成器の中の空気を新鮮に保ち、腐
敗や悪臭の生じる現象を防ぐ、第４図および第５図の装
置には２つの育成器（８′、８“）しか示されていない
が、その下にさらに育成器を追加することも可能である
。

複数の孔の開いたプレート（６）および（６′、６”）
は、すでに述べた実用新案出願公開第３８７４９号のよ
うにもやしの成長によって上方に変位させることができ
る０本発明は、またその範囲の中で、例えば弾力的手段
または他の手段によって支えられ、もやしの成長によっ
て下方に押されて変位するような下方に変位可能なもや
し支持部を設置することもできるであろう。

本発明にもとづく装置は、長期間の試験によって、豆の
育成にきわめて適しており、また、かぶら、アルファル
ファ、ひら豆その他の野菜の育成にも適していることが
立証されている。換言すれば、本発明の用途はきわめて
広く、またこの装置を用いて育成すれば化学薬品を付加
する必要がなく、消費者にとって有利な新鮮でよいもや
しまた　　　　　（は他の野菜が得られることが立証さ
れている。

１１立皇］ 上記から明らかな如く、本発明によれば、サイフオン管
を備えた容器内の水位が、育成器内の植物に水を供給す
るのに望ましいレベルに達すると、サイフオン管のサイ
フオン作用によって該容器内の水を育成器内に自動的に
供給する構造になっているため、育成植物の入れ換え時
に煩雑な付加作業を一切伴なわず、単に育成器内への植
物の入れ換え作業のみでよく頗る実用性に富む植物育成
装置を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明の第１の実施例を形成する植物育成用
装置の分解斜視図、第２ｒｇＪは、第１図の装置を組み
立てた後の図式的な断面図、第３図は、本発明で用いら
れる他のサイフオン装置の斜視図、第４図は、本発明の
第２の実施例を形成する育成装置の部分破断斜視図、第
５図は、第４図の装置を組み立てた後の図式的な斜視図
、第６図は、支持プレートｈで成長しているもやしを示
した拡大破断正面図である。 尚１図面中、（１）は浮遊大水取入れ手段、（２）は導
水パイプ、（３）は貯水器、（４）はサイフオン管、（
５）は給水タンク、（ｓ）、（７）は孔開き支持プレー
ト、（８）は育成器、（９）は水流制御装置である。 特許出願人　ロパート　オウ　ヤング 代理人　弁理士　　下　　１）　容−即問　　弁理士　
　大　　橋　　邦　　溜置　　弁理士　　小　　山　　
　　　有第２図 ！ 第３図 第５図 第６図

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. （１）種子および／または植物を育成するための装置に
   おいて、貯水器と、該貯水器に隣接しそこから水流制御
   手段を経由して水を受ける給水器と、上記貯水器および
   上記給水器を支える種子および／または植物育成器と、
   給水器内部に置かれ、サイフォン作用によって育成器に
   給水するために作動する注水制御用サイフォン装置とを
   有することを特徴とする植物育成装置。
2. （２）特許請求の範囲第１項において、給水器が前記貯
   水器の下方または内部に配設されるかあるいは横方向に
   隣接して配設されている植物育成装置。
3. （３）特許請求の範囲第１項または第２項において、種
   子および／または植物育成器の中に孔開き支持プレート
   が配備されており、該支持プレート内の複数の孔は、育
   成される植物の根が下方に通り抜け可能であると共に、
   植物の食用に供される部分をその上方に保持し、植物の
   本体から根を分離して収穫することを容易にするような
   大きさである植物育成装置。
4. （４）特許請求の範囲第１項乃至第３項のいずれかにお
   いて、水流制御手段が前記貯水器の中にあって可撓性の
   導水手段を経由して前記給水器に通じている浮遊式取入
   れ口手段を含んでおり、前記浮遊式取入れ口手段は、使
   用時には前記貯水器内の水面に浮いてのぞましい水流を
   確保する植物育成装置。
5. （５）特許請求の範囲第１項乃至第４項のいずれかにお
   いて、給水器が貯水器内に置かれている場合、水流制御
   手段は貯水器内に維持される通常の水位より下の給水器
   の壁面中に設けられた少なくとも１つの調節可能な孔手
   段からなる植物育成装置。
6. （６）特許請求の範囲第１項乃至第５項のいずれかにお
   いて、サイフォン装置がほぼ逆Ｕ字形のサイフォン管ま
   たは排出管と該排出管の上方にある一端が閉じられ、下
   端が開いているチューブとの組合せ体からなり、中を流
   れる水によってサイフォン作用を起させることのできる
   植物育成装置。
7. （７）特許請求の範囲第１項乃至第６項のいずれかにお
   いて、最初に上げた育成器の下に１または複数個の追加
   の育成器が配備され、前記１または複数個の追加の育成
   器の底部に下方と通じるサイフォン装置が配備されてい
   る植物育成装置。
8. （８）特許請求の範囲第７項において、各追加の育成器
   の底部に、育成器からの水の適当な排出が確実に行われ
   るようにするための排水孔が配備されている植物育成装
   置。
9. （９）特許請求の範囲第５項において、貯水器が給水を
   制御するための浮き玉コックバルブのような水位制御手
   段を有している植物育成装置。
10. （１０）貯水手段と、該貯水手段を支える育成器と望ま
    しい水位に達したときに育成器の中の植物に必要な水を
    自動的に供給するサイフォンとして作動する注水装置と
    を有することを特徴とする植物育成装置。
11. （１１）特許請求の範囲第１０項において、貯水器（３
    ）中に置かれてボウル形状をした浮遊式取入れ手段（１
    ０）と、前記水取入れ用ボウル部材からサイフォン管（
    ４）に至る可撓性のパイプ（２）と、蓄水または給水タ
    ンク（５）と、支持プレート（６）、（７）を収めた育
    成タンク（８）とを有し、前記浮遊式ボウル部材（１）
    は水の流入のための複数の孔（１１）を有する凹面の通
    常カップ状をした部材であり、また浮遊装置（１２）は
    使用中においてはボウル部材（１）が水上に浮くように
    ボウル部材（１）をとり巻く中空のリング状またはカラ
    ー状に配備されており、調節用回転式ボタン（９１）に
    よって給水量を調節できる、可撓性のパイプ（２）の中
    の流れを制御するための調節可能な流れ制御部材（９）
    が配備されている植物育成装置。
12. （１２）特許請求の範囲第１１項において、貯水器（３
    ′）と、サイフォン管（４′）と、蓄水タンク（５′）
    と、複数の支持プレート（６′、７′、６″、７″）と
    複数の層をもつ育成タンク（８′、８″）とを有し、貯
    水器（３′）上には水源と接続する水取入れパイプ（３
    ３）およびボール・フロートまたはフロートで構成され
    る自動水制御部材（３２）が配備され、貯水器（３′）
    の中には蓄水タンク（５′）が置かれており、該タンク
    （５′）には１または複数の調節可能の水流制御装置（
    ５２）が配備されており、さらに空気を新鮮に保って腐
    敗や悪臭を避けるために育成用タンク（８′、８″）の
    中には通気パイプ（８４）が配備されている植物育成装
    置。
13. （１３）特許請求の範囲第１１項乃至第１３項のいずれ
    かにおいて、サイフォン管が屈曲管構造である植物育成
    装置。
14. （１４）特許請求の範囲第１１項乃至第１３項において
    、開いた一端をもち、他の一端は密閉されたパイプ構造
    部品材（４１）と、中空のパイプ構造部品材（４２）と
    で構成され、更に、中空のパイプ構造部品材（４２）上
    に孔開き支持部品（４３）を備えてなるサイフォン管が
    配備されている植物育成装置。
15. （１５）特許請求の範囲第１２項乃至第１３項のいずれ
    かにおいて、もやしを育成するための支持プレート上の
    孔がもやしの根の侵入を許す様に形成されており、育成
    が完了したときには表面をショベルですくって食用に供
    する部分を容易に分離できる植物育成装置。