JPS61113800A - 金属箔のエツチング方法 - Google Patents
金属箔のエツチング方法Info
- Publication number
- JPS61113800A JPS61113800A JP23637184A JP23637184A JPS61113800A JP S61113800 A JPS61113800 A JP S61113800A JP 23637184 A JP23637184 A JP 23637184A JP 23637184 A JP23637184 A JP 23637184A JP S61113800 A JPS61113800 A JP S61113800A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metallic foil
- current
- metal foil
- electric conduction
- mechanical strength
- Prior art date
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- Pending
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- ing And Chemical Polishing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は金属箔のエツチング方法に関し、特に、直流又
は脈流による金属箔のエツチング方法に関するものであ
る。
は脈流による金属箔のエツチング方法に関するものであ
る。
〈従来の技術)
アルミ電解コンデンサ等には、通常六容聞を1与るため
に、予じめエツチングして表面積を増大したアルミ等の
金属箔が用いられている。
に、予じめエツチングして表面積を増大したアルミ等の
金属箔が用いられている。
金属箔をエツチングするには、例えば、金属箔を塩酸や
食塩等の水溶液中に浸漬して直流または脈流の電流を通
電し行なっている。
食塩等の水溶液中に浸漬して直流または脈流の電流を通
電し行なっている。
直流または脈流の電流を流すと金属箔には結晶軸方向に
トンネル状の孔が生成し伸長する。特に金属箔表面から
反対表面に伸びる孔は、通電を長くすると貫通する。こ
のような孔が貫通している状態の金属箔は、化成すると
静電容量が最も大きいものが得られる。
トンネル状の孔が生成し伸長する。特に金属箔表面から
反対表面に伸びる孔は、通電を長くすると貫通する。こ
のような孔が貫通している状態の金属箔は、化成すると
静電容量が最も大きいものが得られる。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、金属箔は、エツチングにより一表面から他表
面へ孔が貫通すると、静電容量の大きいものが得られる
が、機械的強度が極端に低下する欠点があった。そのた
めに、電解コンデンサ用として、この金FA箔を巻回す
ると、途中で切れたりする欠点があった。
面へ孔が貫通すると、静電容量の大きいものが得られる
が、機械的強度が極端に低下する欠点があった。そのた
めに、電解コンデンサ用として、この金FA箔を巻回す
ると、途中で切れたりする欠点があった。
本発明は、以上の欠点を改良し、機械的強度の高い金属
箔が得られる金属箔のエツチング方法に関するものであ
る。
箔が得られる金属箔のエツチング方法に関するものであ
る。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上記の目的を達成するために、金属箔に直□
流又は脈流の電流を通電して電解処理する金属箔のエツ
チング方法にd’3いて、電流を断続して流すことを特
徴とする金属箔の」−ツチング方法を提供するものであ
る。
流又は脈流の電流を通電して電解処理する金属箔のエツ
チング方法にd’3いて、電流を断続して流すことを特
徴とする金属箔の」−ツチング方法を提供するものであ
る。
(作用)
すなわち、アルミ等の金属箔をW&酸等の水溶液中に浸
漬して直流又は脈流の電流を断続して通電すると、最初
の通電によりトンネル状の孔が一表面か1う曲表面に向
って伸びるが、次の通電のとき、 には、最初の通電に
より生成された孔が引き続き仲良するものとは限らず、
別の箇所からトンネル状の孔が伸びていく。それ故、通
電時間が長くても、従来のようには孔が目通することが
ない。従って、エツチング後も、金属箔は芯が残存して
いす ることが多く1機械的強度が向上する。
漬して直流又は脈流の電流を断続して通電すると、最初
の通電によりトンネル状の孔が一表面か1う曲表面に向
って伸びるが、次の通電のとき、 には、最初の通電に
より生成された孔が引き続き仲良するものとは限らず、
別の箇所からトンネル状の孔が伸びていく。それ故、通
電時間が長くても、従来のようには孔が目通することが
ない。従って、エツチング後も、金属箔は芯が残存して
いす ることが多く1機械的強度が向上する。
(実施例)
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
先ず、純度99.99%のアルミ箔を、塩酸5%、81
15%の水溶液中に浸漬する。
15%の水溶液中に浸漬する。
次に、総通電々気量40c/m、電流密度0.2A /
crdの直流電流を、10回に分けて通電する。
crdの直流電流を、10回に分けて通電する。
1回毎の通電時間は20秒、オフ時間は1秒間とする。
さらに、上記エツチング処理により生成した孔を拡げる
目的で、塩酸5%の水溶液中に浸漬し、電流密度0.1
A/iの直流電流を400秒間通電する。
目的で、塩酸5%の水溶液中に浸漬し、電流密度0.1
A/iの直流電流を400秒間通電する。
上記のエツチング処理後のアルミ箔の断面を顕微鏡観察
して芯の残存率を測定したところ図の通りの結果が得ら
れた。
して芯の残存率を測定したところ図の通りの結果が得ら
れた。
図から明らかな通り、直流の通電時間が30秒以下であ
れば、金属箔に残る芯の残存率は5%以上となり、金属
箔の機械的強度が改善される。
れば、金属箔に残る芯の残存率は5%以上となり、金属
箔の機械的強度が改善される。
(発明の効果)
以上の通り、本発明に。よれば、金属箔を、芯を残して
エツチングできるため、機械的強度を向上 □′
しつる金属箔のエツチング方法が得られる。
エツチングできるため、機械的強度を向上 □′
しつる金属箔のエツチング方法が得られる。
図は直流電流の通電時間に対する゛金属箔の芯の残存率
のグラフを示す。 特許出願人 日立コンデンサ株式会社 通電玲間 (村)
のグラフを示す。 特許出願人 日立コンデンサ株式会社 通電玲間 (村)
Claims (2)
- (1)金属箔に直流又は脈流の電流を通電して電解処理
する金属箔のエッチング方法において、電流を断続して
流すことを特徴とする金属箔のエッチング方法。 - (2)電流の通電時間が30秒以下である特許請求の範
囲第1項記載の金属箔のエッチング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23637184A JPS61113800A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 金属箔のエツチング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23637184A JPS61113800A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 金属箔のエツチング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61113800A true JPS61113800A (ja) | 1986-05-31 |
Family
ID=16999802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23637184A Pending JPS61113800A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 金属箔のエツチング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61113800A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5536280A (en) * | 1978-09-08 | 1980-03-13 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Plastic molding bearing metal thin film on surface and their production |
JPS57132322A (en) * | 1980-12-23 | 1982-08-16 | Philips Nv | Aluminum foil for electrolytic condenser and method of producing same |
-
1984
- 1984-11-09 JP JP23637184A patent/JPS61113800A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5536280A (en) * | 1978-09-08 | 1980-03-13 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Plastic molding bearing metal thin film on surface and their production |
JPS57132322A (en) * | 1980-12-23 | 1982-08-16 | Philips Nv | Aluminum foil for electrolytic condenser and method of producing same |
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