JPS6111366A - ガラス容器の密封方法 - Google Patents
ガラス容器の密封方法Info
- Publication number
- JPS6111366A JPS6111366A JP12815284A JP12815284A JPS6111366A JP S6111366 A JPS6111366 A JP S6111366A JP 12815284 A JP12815284 A JP 12815284A JP 12815284 A JP12815284 A JP 12815284A JP S6111366 A JPS6111366 A JP S6111366A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing
- heat
- glass container
- glass
- adhesive strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Closing Of Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ガラス容器の密封方法に係り、特に、ガラス
容器を熱可塑性樹脂層を含む積層フィルムからなる蓋材
によってヒートシールする方法に関する。
容器を熱可塑性樹脂層を含む積層フィルムからなる蓋材
によってヒートシールする方法に関する。
従来、ガラス容器の密封方法として、リップキャップや
王冠を用いる方法、インナーシール材を用いる方法およ
び熱可塑性樹脂をラミネートした積層フィルムからなる
蓋材によってヒートシールする方法がある。特に、ヒー
トシールによる方法は、工程が簡単でシール性が優れて
いることから、最近広範な用途に使用されているが、接
着強度が不十分であるため、種々の改良法が提案されて
いる。
王冠を用いる方法、インナーシール材を用いる方法およ
び熱可塑性樹脂をラミネートした積層フィルムからなる
蓋材によってヒートシールする方法がある。特に、ヒー
トシールによる方法は、工程が簡単でシール性が優れて
いることから、最近広範な用途に使用されているが、接
着強度が不十分であるため、種々の改良法が提案されて
いる。
ヒートシール法の改良法の一つは、熱可塑性樹脂として
、ガラスと接着性の良いアイオノマー。
、ガラスと接着性の良いアイオノマー。
酸変成ホリオレフィン、EVA(エチレンビニルアセテ
ートコポリマー)等を選択することである。
ートコポリマー)等を選択することである。
しかし、この方法によっても依然とし℃接着強度は不十
分である。他の改良法は、ガラス容器のヒートシール部
にシランカップリング剤や熱可塑性樹脂をコーティング
する方法である。この方法によると、確かに接着強度の
向上を図ることが可能であるが、ガラス容器自体に塗布
するシランカップリング剤の耐水性の問題があり、高温
高湿下における接着強度の維持の問題があった。
分である。他の改良法は、ガラス容器のヒートシール部
にシランカップリング剤や熱可塑性樹脂をコーティング
する方法である。この方法によると、確かに接着強度の
向上を図ることが可能であるが、ガラス容器自体に塗布
するシランカップリング剤の耐水性の問題があり、高温
高湿下における接着強度の維持の問題があった。
ガラス容器の口部に熱可塑性樹脂をラミネートした積層
フィルムからなる蓋材によってヒートシ−ルにより密封
した際の経時による接着強度の低下が見られ、内容物の
保存性に問題を解決しようとするものである。
フィルムからなる蓋材によってヒートシ−ルにより密封
した際の経時による接着強度の低下が見られ、内容物の
保存性に問題を解決しようとするものである。
本発明のガラス容器の密封方法は、ガラス容器のヒート
シール部にシラザン化合物被膜を設け、次いでシーラン
トフィルムとして熱可塑性樹脂層を含む積層フィルムか
らなる蓋材をヒートシールすることからなる。
シール部にシラザン化合物被膜を設け、次いでシーラン
トフィルムとして熱可塑性樹脂層を含む積層フィルムか
らなる蓋材をヒートシールすることからなる。
蓋材を構成する積層フィルムにラミネートされる熱可塑
性樹脂としては、ガラスと接着性が良好なアイオノマー
、酸変性ポリオレフィン、EVA等が好適である。
性樹脂としては、ガラスと接着性が良好なアイオノマー
、酸変性ポリオレフィン、EVA等が好適である。
以上のように構成された本発明によると、ガラス容器と
蓋材との経時的接着強度の低下が小さい密封が可能であ
る。このように、ガラス容器口部にシラザン化合物被膜
を設けて、蓋材をヒートシールにより密封しても、ガラ
スの表面が親水性であることに起因する経時的接着強度
の低下が防止できる。
蓋材との経時的接着強度の低下が小さい密封が可能であ
る。このように、ガラス容器口部にシラザン化合物被膜
を設けて、蓋材をヒートシールにより密封しても、ガラ
スの表面が親水性であることに起因する経時的接着強度
の低下が防止できる。
ガラス瓶をよく洗浄、乾燥後、約150℃に加熱したヘ
キサメチレンジシラザン(MP=126〜127°C)
により、チャンバー内で約1時間ペーパー処理を施す。
キサメチレンジシラザン(MP=126〜127°C)
により、チャンバー内で約1時間ペーパー処理を施す。
その後、150℃の乾燥空気により1時間乾燥後、冷却
する。
する。
このガラス瓶の口部にアルミ箔(50μ)/ポリエチレ
ン(20μ)/酸変性ポリエチレン(50μ)の積層フ
ィルムからなる蓋材を重ね、250℃、3’fi、3秒
間のヒートシール条件でヒートシールし、密封した。
ン(20μ)/酸変性ポリエチレン(50μ)の積層フ
ィルムからなる蓋材を重ね、250℃、3’fi、3秒
間のヒートシール条件でヒートシールし、密封した。
ヒートシール直後、及び40°C190%の雰囲気下に
おける経時的変化を測定した。これと同時にシラザン化
合物被膜を設けない場合も同様に測定し、その結果を表
1に示す に ※三片ポリケミカル社製 CMPSV407$単位 k
j+/15語 上記表1の強度は90°剥離によるものである。
おける経時的変化を測定した。これと同時にシラザン化
合物被膜を設けない場合も同様に測定し、その結果を表
1に示す に ※三片ポリケミカル社製 CMPSV407$単位 k
j+/15語 上記表1の強度は90°剥離によるものである。
実施例は、シラザン化合物被膜を設けない比較例と比べ
、初期強度は小さいが、高温高湿下においても接着強度
の低下は殆んどみられなかった。
、初期強度は小さいが、高温高湿下においても接着強度
の低下は殆んどみられなかった。
以上説明したように、本発明のガラス容器の密封方法に
よると、初期の接着強度は、従来のものと比較し低いが
、高温高湿下の雰囲気においてもガラス表面の親水性に
起因する影響を受けず、経“ 時による接着強度の低下
なしに、積層フィルムからなる蓋材によるガラス容器の
ヒートシールが可能である。
よると、初期の接着強度は、従来のものと比較し低いが
、高温高湿下の雰囲気においてもガラス表面の親水性に
起因する影響を受けず、経“ 時による接着強度の低下
なしに、積層フィルムからなる蓋材によるガラス容器の
ヒートシールが可能である。
代衣@鈴木杯夫
Claims (1)
- ガラス容器のヒートシール部にシラザン化合物被膜を設
け、次いでシーラントフィルムとして熱可塑性樹脂層を
含む積層フィルムからなる蓋材をヒートシールしてなる
ガラス容器の密封方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12815284A JPS6111366A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | ガラス容器の密封方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12815284A JPS6111366A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | ガラス容器の密封方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6111366A true JPS6111366A (ja) | 1986-01-18 |
Family
ID=14977666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12815284A Pending JPS6111366A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | ガラス容器の密封方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6111366A (ja) |
-
1984
- 1984-06-21 JP JP12815284A patent/JPS6111366A/ja active Pending
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