JPS61113661A - ラツカー、および防食被覆生成方法 - Google Patents

ラツカー、および防食被覆生成方法

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JPS61113661A
JPS61113661A JP60241749A JP24174985A JPS61113661A JP S61113661 A JPS61113661 A JP S61113661A JP 60241749 A JP60241749 A JP 60241749A JP 24174985 A JP24174985 A JP 24174985A JP S61113661 A JPS61113661 A JP S61113661A
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lacquer
filler
coating
silicic acid
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ヘルムート・シユミツト
ヘルムート・パツエルト
ゲルハルト・テユンケル
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    • C09D183/00Coating compositions based on macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Coating compositions based on derivatives of such polymers
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は有機的に変性されたけい酸塩を基礎とするラッ
カー、およびその防食被覆生成への使用、特にガラス上
の防食被覆生成への使用、に関する。
ガラス用または、ガラス表面用の防食被覆は特殊な必要
条件に適合しなければならない。ガラス表面には、例え
ばS02を含有する蒸気あるいはガスのような腐食性媒
体を妨害する作用が要求されるほかに、如何にして防食
被覆の基体への耐湿性付着を達成するかという問題があ
る。被覆すべき基体を例えば有機溶剤あるいは酸性ガス
を使用する特殊な前処理にかけることによってガラスへ
の付着を改良することができることは事実フある。しか
しこれらの方法は例えば、中世風の教会の窓のようなガ
ラス製の芸術作品の防食被覆には適用することかできな
い。
したがって、本発明の目的は湿潤条件のもと1も基体へ
の優れた付着を示し、特殊な前処理を施すことなく化学
的に不安定なガラスを保護するのに%に適している防食
被覆を生成するためのラッカーおよび該防食被覆の生成
方法を提供することである。
本発明による防食ラッカーは、           
   11)(a)一般式 RmS iX4−m(1)
〔式中、Rはアルキル基、アルケニル基、71J−ル基
、アラルキル基、アルキルアリール基、アリールアルケ
ニル基またはアルケニルアリール基を表わし、Xは水素
原子、ハロゲン原子、水酸基、アルコキシ基、アシルオ
キシ基または&−NR′2(R′は水素原子および(ま
たは)アルキル基を表わす)を表わし、mは1.2また
は6の整数を表わす〕で表わされるオルガノシ2ン少く
とも一種ト、下記成分(bJ、((Jおよび(d)、す
なわち(bJ一般式 S iX、a         
 (II)〔式中、Xは上記の意味を有するが全てのX
が水素原子を表わてことはない〕で表わされるシリコン
官能性シラン−8以上、 (c)周期律表のIa”Va主族またはI[b−Vb副
族の元素の、低揮発性で反応媒質に可溶性の酸化物一種
以上、またはこれら元素の低揮発性酸化物を生成てる化
合物一種以上、および (dl一般式 Rn(R″Y)psiX(4−n−p)
   則)〔式中、RおよびXは上記の意味を有し、r
はアルキレン基、アリーレン基、アルキレンアリーレン
基、アルケニレン基またはアルケニレンアリーレン基を
表わしくこれらの基には酸素原子、硫黄原子または−N
H−基が介在していてもよい)、Yはハロゲン原子また
は場合により置換されていることのあるアミノ基、アミ
ド基、アルデヒド基、アルキルカルノニル基、カルゼキ
シル基、水酸基、メルカプト基、シアノ基、アルコキシ
基、アルコキシカル−ニル基、スルホン酸基、りん酸基
、アクリルオキシ基、メタクリルオキシ基、グリシジル
オキシ基、エポキシ基またはビニル基を表わし、nは0
または1または2の整数を表わし、pは1.2または3
の整数を表わす(ただしn + pは1.2または3で
ある)〕で表わされる有機官能性シラン一種以上、の少
くとも一種C原料成分(a)および(d)の場合にはこ
れらシラン化合物の、反応媒質に可溶性のオリゴマーを
使用するとともできる〕との加水分解および重縮合によ
って得られたけい酸ヘテロ重縮合物、 2)薄片または薄板状の充填剤、および3)前記けい酸
ヘテロ重縮合物用の溶剤を含有する。
前記けい酸ヘテロ重縮合物は好ましくはオルガノシラン
(a)20〜95モル%、シリコン官能性シラン(b)
0〜20モル%、酸化物成分(c) 0〜2oモル%お
よび有機官能性シラン(d) 0〜60モル%を含有し
、成分(b)、(c)および(または)(d)の合計割
合が′少くとも5モル%受ある。
本発明はまた上記ラッカーを保護すべき表面に適用し乾
燥する防食被覆生成方法、および該方法↑被覆された基
体、K関する。
本発明による防食ラッカーの必須成分は、例えば西ドイ
ツ特許公開筒2.758,414号および同第5.01
1,761号に記載されているようなけい酸ヘテロ重縮
合物fある。これらの刊行物にはけい酸ヘテロ重縮金物
の具体例と製造方法も記載されている。
しかしながら、これら公知のけい酸ヘテロ重縮金物の被
覆は水蒸気透過性であり金属性あるいは非金属性のいず
れの基体上マも腐食阻止作用を示さないので防食被覆と
して適当でない。化学的に不安定なガラス上フはこれら
公知のけい酸ヘテロ重縮合物の被覆は逆の効果を示すこ
とさえある。
何故ならば該被覆の除去が妨げられるため、腐食生成物
が界面に蓄積し腐食を促進するからである。
本発明者は意外にも、成る種の充填剤を埋め込むことに
よって著しく改良された妨害作用を達成〒きることを見
出した。これらの充填剤は、適切な適用技術によって同
方向に配置することができ拡散妨害層として働くところ
の薄片または薄板の形態にある。この薄片または薄板状
の充填剤が相互に重なって接触する結果として、水蒸気
や他の有害物質の拡散径路の形成が防がれる。
薄片または薄板状の充填剤としては無機材料が好ましく
、透明な材料が特に好ましい。特に例として挙げられる
のはガラス薄板、例えば厚さ6〜4p−直径0.4〜3
.2 mrrLのガラス薄片(corning社のFl
ake−glass C)、あるいは厚さ3〜10μm
ノDuran(はうけい酸)ガラスフィルム製のff板
、〜 ならびに雲母薄板、例えば厚さ0.4μm、直径151
I!rL未満のいわゆる微細雲母(Merck社)、あ
るいは直径100μm以上の大型雲母である。
本発明によるラッカー系から生成する防食被覆の特色は
結合剤(けい酸ヘテロ重縮合物)が充填剤とガラス表面
の双方に優れた耐湿性付着を示すこと′t%ある。けい
酸ヘテロ重縮合物の組成を適切に選択することによって
、結合剤と充填剤の屈折率を、充填剤が目だたず被覆が
透明であるように相互に調和させることが可能である。
この方法によって、化学的に不安定なガラス、例えばガ
ラスの中世風の芸術作品、に使用することのできる防食
被覆を提供することが可能!あることが初めて判明した
本発明はしかしながらガラスの防食被覆に限定されるも
のではなく、他の基体、例えば金属、プラスチックある
いは窯業製品に保護被覆を施すこともできる。本発明に
よる被覆は、その電気的絶縁性およびその意外に高い電
気的破壊強度の故に、例えばプリント回路板の製造に採
用することができる。
本発明による防食ラッカーは前記けい酸ヘテロ重縮金物
と並んで1、場合により、ラッカー用の慣用合成樹脂、
例えばポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリア
ミド、ポリ塩化ビニル、エチレン/酢酸ビニル共重合体
、フェノール樹脂あるいはセルロース誘導体、を他の結
合剤成分として含有することが1きる。このラッカー合
成樹脂の全結合剤成分(けい酸ヘテロ重縮金物+ラッカ
ー合成樹脂)中の割合は好ましくは50重量%以下であ
る。
溶剤としては、ラッカー産業で慣用される全ての溶剤が
本発明による防食ラッカーに使用することができる。特
に例として挙げられるのはトルエンのような芳香族炭化
水素、酢酸エチルや酢酸ブチルのようなエステル、アセ
トンのようなケトン、メタノールやn−シタノールのよ
うなアルコール、およびこれらの溶剤の混合物である。
本発明による防食ラッカーは既に述べた成分のほかに、
場合により、他の慣用のラッカー添加物、例えば均染剤
を通常添加される貴含有することができる。
結合剤成分(けい酸ヘテロ重縮金物および、場合により
、ラッカー合成樹脂)の溶剤に対する重量比は好ましく
は1:1ないし1:20!ある。
結合剤成分の充填剤に対する重量比は好ましくは3ニア
ないし5:ii’ある。
防食被覆を生成させるには本発明によるラッカー系を保
護すべき表面に適用し乾燥させる。任意の適用技術を使
用することが〒きるが、所望される拡散妨害層(充填剤
粒子の平ら)同方向の配置および配向)を得るKは二つ
の方法が特に有利であることが判明した。
その一つの被覆法は、充填剤を含有するラッカーを慣用
のスプレー銃を用いて保護すべき表面上に複数回(例え
ば3回または4回)スプレー被覆し、各スプレー被覆の
間忙中間乾燥操作を行う方法!ある。そのさい起る被覆
の部分的再溶解と乾燥の繰り返しの結果として、被覆構
造の再組織が起り充填剤薄板の配置がますます同方向に
なる。
ラッカーをスプレーする時の結合剤成分の溶剤に対する
重量比は好ましくはに1ないし1:6であり、結合剤成
分の充填剤に対する重量比は好ましくは1:1ないし2
:1である。このスプレー法は比較的小さい直径(<1
00μrrL)の薄板状あるいは薄板状の充填剤により
一層適しており、微細雲母の場合に特に良い結果が得ら
れる。
いま一つの被覆法はより広汎に適用することが〒きる(
すなわち、より直径の太い充填剤にも適用できる)。こ
の方法フは充填剤を含まないラッカーを保護すべき表面
に先ず適用し、そしてそのラッカー被覆が乾燥して粘性
を失う前に該ラッカー被覆上に充填剤を散布するかまた
は該ラッカー被覆を充填剤床と接触させ、その後ラッカ
ー被覆に付着している充填剤を押圧し、必要ならば、こ
れらの工程を一回または数回繰り返す。その際、充填剤
を含まないラッカーは好ましくは1:10ないし1:2
0の充填剤成分の溶剤に対する重量比を有する。
この被覆法において、また先に述べた被覆法にゝ“ても
・充填剤を含まな57 h−のト′プ被       
 5゜覆を一回以上さらに続いて施こすことが↑きる(
例えばスプレーにより)。この目的にはラッカーは1:
1ないし1:10の結合剤成分の溶剤に対する重量比を
有しているのが好゛ましい。
この被覆は熱硬化させることができる。特定の具体例に
おいては、結合剤成分の硬化がラッカー系に、該ラッカ
ー系が被覆すべき表面に適用される前に、チタンエステ
ルまたはジルコニウムエステルを添加混合することによ
って促進される。これらのチタンエステルまたはジルコ
ニウムエステルは例えば一般式 %式%( 〔式中、Mはチタンまたはジルコニウムであり、R”は
炭素原子数1〜6の直鎖状または分枝鎖状のアルキル基
を表わす〕 を有する。使用するチタンエステルまたはジルコニウム
エステルの量は好ましくはけい酸ヘテロ重縮合物の1〜
20重量%である。
本発明によって例えばガラスあるいはガラス表面に透明
な防食被覆を付与することが可能である。
本発明はまた耐破壊性防食被覆を有する電気回路板の製
造に適している。
以下、実施例によって本発明をさらに具体的に説明する
実施例1 被覆すべきガラスの屈折率に適合したラッカー系を、ジ
フェニルシラン62.5モル%、メチルビニルシラン3
2.5モル%およびテトラエトキシシラン5モル%のけ
い酸ヘテロ重縮合物をポリ(メチルメタクリレート)と
7:3の重量比で混合し、得られた結合剤成分を酢酸エ
チルに1=4の重量比で溶解することによってつくった
。次に微細雲母を結合剤成分の雲母に対する重量比1:
1で添加混合し、混合物を攪拌機を用いて1〜6時間均
質化した。
得られたラッカーをスプレー銃に入れ、直置したガラス
表面上にスプレーした。三〜四回スプレーを重ねること
によってピンホールのないMNを得た。各スプレー被覆
の間に、表面が粘着性を失うまで(5〜10分)中間乾
燥を行った。ラッカー被覆の厚さは、適用した童により
、8〜10μm〒あり、被覆全体の厚さは60〜40μ
mの範囲内〒あった。
微細雲母ラッカーの最後の適用とその乾燥の後、雲母を
含まない希薄なラッカー溶液(1:4ないし1:10に
希釈)を水平にねかせた基体上にスプレーし、その後被
覆を18〜24時間室温で乾燥した。こうして適用され
たラッカーの厚さは20〜30μmであった。
次に、1:4ないし1:5に希釈した雲母を含まないラ
ッカーでさらに二回被覆を上がけした。
そのさ込二回の被覆の間に18〜24時間乾燥した。最
後に3日間乾燥した後、被覆の厚さは適用した上かけ被
覆の量により50〜100μmであった。
実施例2 被覆すべきガラス表面の屈折率に適合したラッカー系を
つくるため釦、実施例1↑使用したけい酸ヘテロ重縮合
物を1:1のN量比でポリ(メチルメタクリレート)と
混合しセして1:10ないし1:20の1量比で酢酸エ
チルf希釈した。被覆すべき表面にこのラッカー系を適
用して厚さ10μmの被覆を得た。
ラッカー表面が乾燥してしまう前に、直径0.4闘のガ
ラス薄片をラッカー被覆上に散布するか、さもなくば該
ガラス薄片を適当なフィルム(例えばHo5taflo
n )上に拡げそしてラッカーを施した基体をそのガラ
ス薄片床上に押圧した。この方法でガラス薄片を三層ま
で適用した。
充填剤を含まないラッカー(1:20に希釈)で層を湿
らせそして再びガラス薄片を散布した。
このような全部〒三つの処理を行い、10層に及ぶガラ
ス薄片層を得た。
被覆を3時間乾燥した後、適合した屈折率を有する充填
剤を含まないラッカー(1:1に希釈)で上かけ被覆し
た。そして貴び少くとも1日間被覆を乾燥させた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)(1)(a)一般式RmSiX_4_−_m( I
    )〔式中、Rはアルキル基、アルケニル基、アリール基
    、アラルキル基、アルキルアリール基、アリールアルケ
    ニル基またはアルケニルアリール基を表わし、Xは水素
    原子、ハロゲン原子、水酸基、アルコキシ基、アシルオ
    キシ基または基−NR′2(R′は水素原子および(ま
    たは)アルキル基を表わす)を表わし、mは1、2また
    は3の整数を表わす〕で表わされるオルガノシラン少く
    とも一種と、下記成分(b)、(c)および(d)、す
    なわち(b)一般式SiX_4(II) 〔式中、Xは上記の意味を有するが全てのXが水素原子
    を表わすことはない〕で表わされるシリコン官能性シラ
    ン一種以上、 (c)周期律表の I a〜Va主族またはIIb〜Vb副
    族の元素の、低揮発性で反応媒質に可溶性の酸化物一種
    以上、またはこれら元素の低揮発性酸化物を生成する化
    合物一種以上、および (d)一般式 Rn(R″Y)_pSiX_(_4_−
    _n_−_p_)(III)〔式中、RおよびXは上記の
    意味を有し、R″はアルキレン基、アリーレン基、アル
    キレンアリーレン基、アルケニレン基またはアルケニレ
    ンアリーレン基を表わし(これらの基には酸素原子、硫
    黄原子または−NH−基が介在していてもよい)、Yは
    ハロゲン原子または場合により置換されていることのあ
    るアミノ基、アミド基、アルデヒド基、アルキルカルボ
    ニル基、カルボキシル基、水酸基、メルカプト基、シア
    ノ基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、スルホ
    ン酸基、りん酸基、アクリルオキシ基、メタクリルオキ
    シ基、グリシジルオキシ基、エポキシ基またはビニル基
    を表わし、nは0または1または2の整数を表わし、p
    は1、2または3の整数を表わす(ただしn+pは1、
    2または3である)〕で表わされる有機官能性シラン一
    種以上、の少くとも一種(原料成分(a)および(d)
    の場合にはこれらシラン化合物の、反応媒質に可溶性の
    オリゴマーを使用することもできる〕との加水分解およ
    び重縮合によつて得られたけい酸ヘテロ重縮合物、 (2)薄片または薄板状の充填剤、 (3)前記けい酸ヘテロ重縮合物用の溶剤、および (4)所望により、ラツカー用の慣用合成樹脂を含有す
    る防食ラツカー。 2)けい酸ヘテロ重縮合物がオルガノシラン(a)20
    〜95モル%、シリコン官能性シラン(b)0〜20モ
    ル%、酸化物成分(c)0〜20モル%および有機官能
    性シラン(d)0〜60モル%を含有し、成分(b)、
    (c)および(または)(d)の合計割合が少くとも5
    モル%である、特許請求の範囲第1項記載のラツカー。 3)充填剤として雲母またはガラスの薄片を含有する、
    特許請求の範囲第1項記載のラツカー。 4)樹脂分(けい酸ヘテロ重縮合物およびラツカー合成
    樹脂)と溶剤の重量比が1:1ないし1:20である、
    特許請求の範囲第1項記載のラツカー。 5)樹脂分(けい酸ヘテロ重縮合物およびラツカー合成
    樹脂)と充填剤の重量比が3:7ないし5:1である、
    特許請求の範囲第1項記載のラツカー。 6)(1)(a)一般式RmSiX_4_−_m( I
    )〔式中、Rはアルキル基、アルケニル基、アリール基
    、アラルキル基、アルキルアリール基、アリールアルケ
    ニル基またはアルケニルアリール基を表わし、Xは水素
    原子、ハロゲン原子、水酸基、アルコキシ基、アシルオ
    キシ基または基−NR′_2(R′は水素原子および(
    または)アルキル基を表わす)を表わし、mは1、2ま
    たは3の整数を表わす〕で表わされるオルガノシラン少
    くとも1種と、下記成分(b)、(c)および(d)、
    すなわち(b)一般式SiX_4(II) 〔式中、Xは上記の意味を有するが全てのXが水素原子
    を表わすことはない〕で表わされるシリコン官能性シラ
    ン一種以上、 (c)周期律表の I a〜Va主族またはIIb〜Vb副
    族の元素の、低揮発性で反応媒質に可溶性の酸化物一種
    以上、またはこれら元素の低揮発性酸化物を生成する化
    合物一種以上、および (d)一般式Rn(R″Y)_pSiX_(_4_−_
    n_−_p_)(III)〔式中、RおよびXは上記の意
    味を有し、R″はアルキレン基、アリーレン基、アルキ
    レンアリーレン基、アルケニレン基またはアルケニレン
    アリーレン基を表わし(これらの基には酸素原子、硫黄
    原子または−NH−基が介在していてもよい)、Yはハ
    ロゲン原子または場合により置換されていることのある
    アミノ基、アミド基、アルデヒド基、アルキルカルボニ
    ル基、カルボキシル基、水酸基、メルカプト基、シアノ
    基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、スルホン
    酸基、りん酸基、アクリルオキシ基、メタクリルオキシ
    基、グリシジルオキシ基、エポキシ基またはビニル基を
    表わし、nは0または1または2の整数を表わし、pは
    1、2または3の整数を表わす(ただしn+pは1、2
    または3である)〕で表わされる有機官能性シラン一種
    以上、の少くとも一種〔原料成分(a)および(d)の
    場合にはこれらシラン化合物の、反応媒質に可溶性のオ
    リゴマーを使用することもできる〕との加水分解および
    重縮合によつて得られたけい酸ヘテロ重縮合物、 (2)薄片または薄板状の充填剤、 (3)前記けい酸ヘテロ重縮合物用の溶剤、および(4
    )所望により、ラツカー用の慣用合成樹脂を含有するラ
    ツカーを被覆すべき表面に適用し乾燥する、防食被覆生
    成方法。 7)保護すべき表面上にラツカーを複数回スプレー被覆
    し、個々のスプレー被覆の間に中間乾燥を行う、特許請
    求の範囲第6項記載の方法。 8)保護すべき表面に充填剤を含まないラツカーを適用
    し、そのラツカー被覆が乾燥する前に該ラツカー被覆上
    に充填剤を散布するかまたは該ラツカー被覆を充填剤床
    と接触させ、ラツカー被覆に付着した充填剤を押圧し、
    所望により、これらの工程を一回または数回繰り返す、
    特許請求の範囲第6項記載の方法。 9)一般式 M(OR′″)_4(IV) 〔式中、Mはチタンまたはジルコニウムを示し、R″は
    炭素原子数1〜6の直鎖状または分枝鎖状のアルキル基
    を表わす〕で表わされるチタンエステルまたはジルコニ
    ウムエステルをラツカーに、適用前に混合する、特許請
    求の範囲第6項記載の方法。 10)ラツカーを適用した表面に充填剤を含まないラツ
    カーのトップ被覆を一回以上施す、特許請求の範囲第6
    項記載の方法。 11)特許請求の範囲第6項記載の方法によつて得られ
    る被覆された基体。 12)ガラスから成るかまたはガラス表面を有する、透
    明な防食被覆を備えた、特許請求の範囲第11項記載の
    基体。 13)耐破壊性防食被覆を有する電気回路板である、特
    許請求の範囲第11項記載の基体。
JP60241749A 1984-10-31 1985-10-30 ラツカー、および防食被覆生成方法 Pending JPS61113661A (ja)

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