JPS61113647A - フルオロシリコーン流体の油性エマルシヨン - Google Patents

フルオロシリコーン流体の油性エマルシヨン

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JPS61113647A
JPS61113647A JP60247872A JP24787285A JPS61113647A JP S61113647 A JPS61113647 A JP S61113647A JP 60247872 A JP60247872 A JP 60247872A JP 24787285 A JP24787285 A JP 24787285A JP S61113647 A JPS61113647 A JP S61113647A
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    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L1/00Liquid carbonaceous fuels
    • C10L1/10Liquid carbonaceous fuels containing additives
    • C10L1/14Organic compounds
    • C10L1/28Organic compounds containing silicon
    • C10L1/285Organic compounds containing silicon macromolecular compounds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D19/00Degasification of liquids
    • B01D19/02Foam dispersion or prevention
    • B01D19/04Foam dispersion or prevention by addition of chemical substances
    • B01D19/0404Foam dispersion or prevention by addition of chemical substances characterised by the nature of the chemical substance
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  • Silicon Polymers (AREA)
  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鉱油中のフルオロシリコーン流体および有機
液体中の泡を抑制するためのこれらのエマルションの使
用に関する。
シリコーンは、長い間抑泡剤として認められてきた。メ
チル置換シリコーンは、水性媒質中の抑泡に広く使用さ
れている。残念ながらメチル置換シリコーンは、多くの
有機液体中に完全に溶解するためこれらの液体中の泡を
抑制しない。実際には、メチル置換シリコーンは有機液
体中の泡の形成を促進する場合すらある。
キュリー(Currie )は、1966年12月24
日発行の米国特許明細書第3,115.472号におい
て、有機溶剤のための消泡剤としてパークロロエチレン
またはメチルー二チルケトン中のパーフルオロアルキル
−置換シリコーンを開示している。パーフルオロアルキ
ル置換基の存在は、ある種の有機溶剤中においては抑泡
するのに十分な程度に溶解特性を変化させている。
ミカルスキー(Michalski )は、1972年
5月2日発行の米国特許明細書第3.660,305号
において、パーフルオロアルキル置換シリコーンの・よ
うなシリコーンを分散させる方法を開示している。ミカ
ルスキーの方法では、アセチレンアルコール中にシリコ
ーンを分散させている。
メチルエチルケトン、パークロロエチレンおよびアセチ
レンアルコールのような極性溶剤中におけるパーフルオ
ロアルキル置換シリコーンの分散体は、残念ながら時間
の経過と共に抑泡剤としてのその効果が失なわれる。こ
の効果の消失は、痕跡の酸性物質の触媒作用によって起
こる解重合によるものでsb、該解重合は極性溶剤によ
って促進されるものと考えられている。
エバyx (F、vans )は、1982年5月11
日発行の米国特許第4,329,528号において、若
干のシアルキル置換シロキシ基および若干の弗素化アル
キル置換シロキシ基から成るコポリマーを開示している
。、このコポリ了−は、明らかに若干の非極性炭化水素
中に少なくとも部分的に可溶性である利点を有する。こ
のコポリマーは、従って有機溶剤中にさらに容易に分散
性である。
上記の引例の各々は、有機液体中の泡を抑制するために
容易に使用できるように、フルオロシリコーン流体を分
散させる問題に関するものであるが、フルオロシリコー
ン流体を簡単かつ有効な方法で分散させる方法に対する
要望は依然として存在する。
本発明は、鉱油中のフルオロシリコーン流体ノ新規のエ
マルションに関する。このエマルションは、特別のポリ
ジメチルシロキナンーポリデタジエンまたはポリジメチ
ルシロキサン−水素化ポリブタジェンコポリマーによっ
て安定化されている。
抑泡剤(foam aAppre8ant )の語は、
本明細書においては、消泡剤(ant、ifoamin
g agenZ )および脱泡剤(defoaming
 agent、 )を包含するものと理解されたい。消
泡剤は、泡を全部または部分的に防止する。脱泡剤は、
既に存在する泡を減少させるか除去する。
本発明の目的は、鉱油中にフルオロシリコーンの安定な
エマルションを生成することである。本発明の別の目的
は、有機液体中の泡を抑制するために、この安定なエマ
ルションを使用することであ°る。本発明のさらに別の
目的は、発泡性有機液体に対してフルオロシリコーン流
体抑泡剤を低濃度で適用するための有効な方法を提供す
ることである。原油中の泡の抑制は、本発明の他の目的
である。
これらの目的および他の目的は、本発明のエマルション
およびそれらの使用によって達成される。
本発明のエマルションニハ: (4) シリコーン流体; (B)  ある種のブロックコポリマー;および、(C
)  鉱油 が含まれている。
本発明は: (A)  0.5〜90重量部の、平均式、R“2R’
5iO(RR”Si○)x8iR”2R′〔式中、Rは
一般式、 (CmFam+1) (CHzCH2)y(式中、mは
1.2.6または4の平均値を有し、yは1.2または
6の値を有する)を有するフルオロアルキル基であり、
フルオロシリコ−ン流体の前記の平均式中、 Xは5〜100の値を有し、 R“は−価炭化水素基であり、そして、R′はOH基、
R′基およびR基から成る群から選ばれる〕を有するフ
ルオロシリコーン流体; (B)  0.1〜25重量部の、ポリジメチルシロキ
サン−ポリブタジェンブロックコポリマーおよびポリブ
タジェンブロックが全部または一部水素化されているポ
リジメチルシロキサ/−ポリデタジエンブロックコボリ
マーから成る群から選ばれるブロックコポリマー;およ
び、 (C)9〜89重量部の鉱油 の組合せが含まれることを特徴とするエマルションであ
る。
本発明のエマルションの成分(A)は、平均式、R“2
R’5iO(RR″SiO)xSiR″2R′(式中、
Rはフルオロアルキル基でアシ;R“は−価炭化水素基
であシ; R′はR,R“およびOH基から選ばれ、そ゛して、 Xは5〜100の値を有する)を有するフルオロシリコ
ーン流体である。
上記の式中のフルオロアルキル基、Rは一般式(C,]
llF2m+4 ) (CE(2CH2) y(式中、
mは1.2.6または4の平均値を有し、yは1.2ま
たは3の平均値を有する)を有する。・ 好適なフルオロアルキル基VCtri 、 CF3CH
2CH2−1CF 3CF2CH2CH2−1CF3C
F(CF3)CH,CH2−訃よび類似の構造が含まれ
る。本発明のエマルションに使用するためには、CF3
CH2CH2CH2−基が好ましい。
m記のフルオロシリコーン流体のための上記の平均式の
Xの値は、5〜100である。従って、そのフルオロシ
リコーン流体は、25°Cで約100センチストークス
の粘度を有する流体から25°Cで約15.[]C1O
センチストークスの粘度を有する    Ii流体の範
囲である。
前記のフルオロシリコーン流体の平均式のR″、すなわ
ち、一価基は水素原子および炭素原子から成る。例えば
、R“はメチル、エチル、ブチル、プロピルなどのよう
なアルキル基;ビニル、アリル、シクロペンチルなどの
ようなアルケニルまたはシクロアルケニル基;フェニル
、トリル、キシリルなどのようなアリール基;β−フェ
ニルエチル、β−フェニルプロピルなどのようなアリー
ル7 ル# ル基、1 タldシクロヘキシル、シクロ
ペンチル、シクロペンチルなどのような脂環式基である
。R“がメチル、エチルまたはプロピルのような低級ア
ルキル基であるのが好ましい。R“がメチル基であるの
が最も好ましい。
前記のフルオロシリコーン流体の平均式のR′は、上記
に定義したR基、上記に定義したR“基およびヒドロキ
シル基から成る群から選ばれる。
上記の平均式は、線状ポリマーを示すが少量の分校、す
なわち、前記のフルオロシリコーン流体のR8i O1
,5またはR’5i01,5単位は本発明のエマルショ
ンに対して何等の有意な影響を及ぼすとは考えられない
。かような分枝は、フルオロシリコーン流体の工業的製
造においてときどき偶然に導入される。
上記の説明に合致する多数のフルオロシリコーン流体が
商業的に入手できる。他のフルオロシリコーン流体は、
1960年11月212日にピアース(pierce 
)およびホルグルーク(Ho1hrook )く発行さ
れた米国特許明細書筒2,961.425号に記載され
ている方法のような公知の方法によって製造できる。米
国特許明細書筒2,961,425号には、本発明のエ
マルション忙使用するためのフルオロシリコーン流体の
製造方法が教示されている。
RがCF3CH2CH2基であり、R′がメチル基であ
るフルオロシリコーン流体が好ましい。これらのフルオ
ロシリコーン流体は商業用として入手できる。
本発明のエマルション中のブロックコポリマーである成
分(B)は、共有原子価によってその末端単位の1個を
介してポリブタジェンまたは水素化ポリブタジェンの少
なくとも1個のブロックの末端基と結合しているポリジ
メチルシロキサンの平均少なくとも1個のブロックから
成る。
ブロック(BLock )とは本明細書においては、各
セグメント(s+qgment )が本明細書に後記す
るブロックコポリマーの合成における相当する出発物質
の分子量を実質的に有する整数のセグメントから成る均
質な組成の分子単位と定義する。
各ポリジメチルシロキサンゾロツクハ、1個またけそれ
以上のポリジメチルシロキサンセグメントから成る。ポ
リジメチルシロキサンセグメントの平均分子量は、約1
,000〜10,000であり、さらに好ましくは約1
,800〜約3,600である。
ポリジメチルシロキサンゾロツクを、本明細書ではAで
表わす。
各ポリブタジェンまたは水素化ポリブタジェンブロック
は、1個またはそれ以上のポリブタジェンまたは水素化
ポリブタジェンセグメントから成る。これらのセグメン
トの平均分子量は、約1.000〜約8,000であり
、さらに好葦しくは約1,000〜約4,000である
。ポリブタジェンまたは水素化ポリブタジェンブロック
を本明細書で°はBで表わす。
本発明のエマルションにおいて使用されるブロックコポ
リマーで起シうる可能性のあるブロック配置には、(A
B)  、 (BAB)  および(ABA)  (式
中n           n           
     nnは整数である)。限定されない例を挙げ
ればAB ; ABAB ; ABA ; ABABA
 ; BAB ; BABAB ;ABABABAなど
が含まれる。
コボ、リマー内のブロックの特定の配列は、平均して、
少なくとも1個のポリジメチルシロキサンゾロツクが少
なくとも1個のポリブタジェンまたけ水素化ポリブタジ
ェンブロックと共有原子価によって結合している限シは
必須のことではない。
本発明のエマルション中の成分(B)として使用される
ゾロツクコポリマーは、約5〜約50重量%、さらに好
ましくは約10〜40重量%の量のポリジメチルシロキ
サンセグメントを含有する。前記のコポリマーは、約5
0〜約95重景%、さらに好1しくは約60〜約90重
景%の量のポリブタジェンまたは水素化ぼりブタジェン
セグメントを含有する。
5〜10重量%のような少量のポリブタジェン、水素化
ポリブタジェンまたはポリジメチルシロキサンホモポリ
マーは、本発明のエマルションの実用性に何等の有意な
影響を及ぼすとは考えられない。
本発明のエマルションに使用されるデロツクコ/ IJ
ママ−、適当なモノマーの逐次アニオン重合のような数
種の好適な重合方法によって製造できるが、現時点で公
知である前記のブロックコポリマーの製造の最良の方法
は、相互に共反応性末端基を介したポリジメチルシロキ
サンセグメントトポリプタジエンまたは水素化ポリブタ
ジェンセグメントとの共縮合である。
例えば、ヒドロキシ末端封鎖されたポリブタジェンセグ
メントまたは水素化されたヒドロキシ末端封鎖されたポ
リブタジェンセグメントを、ポリジメチルシロキサンの
1個または両方の末端に珪素結合加水分解性基を有する
ポリジメチルシロキサンセグメントと共縮合させること
ができる。
好適なヒドロキシ末端封鎖されたポリブタジェンセグメ
ントは、例えばペンシルバニア州、フィラデルフィア、
アルコ(Arco )ケミカル会社から商用として入手
できる。好適な水素化ヒドロキシ末端封鎖されたポリブ
タジェンセグメントは商用として入手でき、ニューヨー
ク州、ニューヨーク、日商岩井アメリカ社から入手でき
る。あるいはまた、ヒドロキシ末端封鎖されたポリブタ
ジェンセグメントは、ブタジェンと二官能性開始とをア
ニオン重合させ、次いで、エチレンオキサイドで重合を
停止させ、続いて末端基を加水分解してヒドロキシ末端
封鎖されたfリゾタジエンセグメントを生成させるよう
な方法で製造することもできる。所望ならば前記のポリ
ブタジェンセグメントは、周知の方法によって完全に、
実質的にまたは部分的に、残留する不飽和を除去するこ
とができる。水素化とは、本明細書では全部、筐たは部
分的に水素化されることを意味する。
珪素結合加水分解性末端基を含有するポリジメチルシロ
キサンセグメントは、有機珪素業界で周知である。好適
な珪素結合加水分解性末端基には、ヒrロキ7基;メト
キシ、エトキシまたはインゾロボキシのようなアルコキ
シ基;フルオロ、クロロ、またはブロモのようなノ)口
基;N−メチルアセトアミにのようなアミド基;メチル
ケトオキシモのようなオキシモ基;ジエチルアミノキシ
のようなアミノキシ基;アセトキシ:プロビオノキシ、
ベンゾキシのようなアシロキシ基;などが含まれる。
相互に共反応性末端基を有するポリジメチルシロキチン
セグメントおよびポリシタジエンまたは水素化ポリブタ
ジェンセグメントとは、相互に直接反応させて共縮合さ
せるか、前記のセグメントを適切なカップリング剤によ
って共縮合させることができる。前記に定義したような
シランを含有する2種の珪素結合加水分解性基は、適切
なカップリング剤である。
相互に共反応性の末端基を有する上記のセグメントを共
縮合させた後に、任意の共縮合副生物は蒸留のような方
法によって除去できる。共縮合副生物が本発明のエマル
ションに実質的に有害な影響管及ぼさなければ、これを
ブロックコポリマー中に残すこともできる。
本発明のエマルションで使用されるブロックコポリマー
の合成の便利な方法は、ヒドロキシ末端封鎖されたポリ
ジメチルシロキサンセグメントまたは水素化ヒドロキシ
末端封鎖されたポリシタジエンの共縮合である。
上記のヒドロキシ末端封鎖されたポリマーの共縮合は、
ベレゼン、トルエンもしくはキシレンのような芳香族炭
化水素溶剤、またはぺ/タン、ヘキサンもしくはヘプタ
ンのような脂肪族炭化水素溶剤中で好ましく行なわれる
。使用される溶剤の相対量は精密に重要ではないが、1
0〜50重量部のポリマー出発物および50〜90重景
部の重量が適切である、但し、前記の部は、前記の物質
と前記の溶剤の100合計部に基づくものである。
共縮合反応において生成されたブロックコポリマーから
の溶剤の除去は、蒸留のような分離方法    内によ
って行うことができる。前記の溶剤および任意の共縮合
副生物を蒸留によってコg リマーから同時に除去する
のが好都合である。
前記のブロックコポリマーを合成する好ましい方法にお
いては、反応をトルエン中で行うことであ広、コポリマ
ーとトルエンの溶液を鉱油でさらに希釈し、得られたコ
ポリマー、トルエンおよび鉱油の混合物からトルエンを
除去する。
前記の共縮合反応は、有効量の縮合触媒の触媒作用によ
って行うことができる。適切な触媒には、オクタン酸第
−錫、ジブチル錫ジラウレートなどのようなPb、 F
e、 Co、Zr、Ti、MnおよびSnのポリジメチ
ルシロキサン−可溶性塩、アミン、弱有機酸および酢酸
のナトリウムおよびカリウム塩のような弱酸のアルカリ
金属塩が含まれる。
本発明の組成物において使用されるブロックコポリマー
を分析し、特徴づけるための好適な方法には:前記のコ
ポリマーのデル透過クロマトグラフィーによる分子量測
定および得られたクロマトグラムと既知の標準のクロマ
トグラムとの比較;周知の核磁気共鳴分光分析およびI
R分光分析によって得られた化学基の同定二元素分析お
よび他の周知の分析方法が含まれる。
ブロックコポリマーの分子量は必須のものではなく、最
小約2,000〜80,000の範囲またはそれ以上で
よい。
本発明のエマルションの成分(C)は鉱油である。
本明細書で鉱油というのは、原油の蒸留々分から製造さ
れた油の意味である。鉱油は、炭化水素、他の有機化合
物との複雑な混合物であり、正確に定義できない。しか
し、鉱油は特徴を示すことができ、非常に周知の物質で
ある。
一般に、鉱油は、0.85〜0.88の範囲内の比重を
有し;これらは約−60°〜10筆の流動点を有し;約
650°〜約500°Fの狭いカップフラッシュ点(c
up flash point、 )を有し;約1,4
65〜約1,478の屈折率を有し;600〜500程
度の平均分子量を有する。
鉱油はまた、パラフィン系またはナフテン系として特徴
を示すことができる。パラフィン系鉱油は、パラフィン
系物質、すなわち、アルカン基およびアルケン基の量が
比較的高い。
例として、典型的のす7テン系鉱油は、油中の炭素原子
の65〜45%は環式基に存在し、残余量の炭素原子は
アルカンおよびアルケン基に存在する。これに対して、
典型的なパラフィン系鉱では、油中の炭素原子の20〜
60%は環式芳香族基中に存在し、残余量の炭素原子は
アルカンおよびアルケン基中に存在する。
本発明のエマルションの成分(C)に使用するための鉱
油の選択は必須のことではないが、パラフィン系鉱油の
使用が好ましい。
鉱油は多くの供給源から商用として入手でき、本明細書
でさらに詳述する必要はない。
本発明のエマルションニハ 0.5〜90重量部の成分(A); 0.1〜25重量部の成分(B);および、9〜89重
量部の成分(C)が含まれる。
さらに好1しぐは、本発明のエマルションには、20〜
80重量部の成分(A): 2〜20重量部の成分(B):および 12〜80重量部の成分(C)が含まれる。
’本発明のエマルションに、 60〜50重量部の成分囚; 8〜16重量部の成分(8);および 20〜60重量部の成分(C)が含まれるのが最も好ま
しい。
本発明のエマルショ/は、フルオロシリコーン流体の粒
子寸法を、直径5μ未満に減少させるのに十分強力な剪
断条件下で適切な量の成分(A) (B)および(C)
を混合することによって製造される。粒子寸法を直径0
.5〜1.0μに減少させるのに十分な条件がさらに好
ましい。
かような混合に好適な装置は周知であり、広範に入手で
きる。例えば、エツペンバツノ・(Eppenbach
 )ミキサー、コロイドミル、ホモジナイデーおよびツ
ル−ター(5onolat+er )エマルシファイア
ーが好適である。
本発明のエマルションはJ”Cマルションヲ有機液体に
添加することによって有機液体の抑泡のために使用され
る。本発明は、 (A)  0.5〜90重量部の、平均式、R“2R’
5iO(RR″SiO)xSiR″2R′〔式中、Rは
一般式、 (CmF2m+x) (CH2CH2)Y(式中、mは
1.2.3筐たは4の平均値を有し、yは1.2または
3の値を有する)を有するフルオロアルキル基でアシ、 フルオロシリコーン流体の前記の平均式中、Xは5〜1
00の値を有し、 R′は一価炭化水素基であプ、そして、R′はOH基、
R“基およびR基から成る群から選ばれる)を有するフ
ルオロシリコーン流体; CB)  0.1〜25重量部の、ポリジメテルシロキ
サンポリプタジ−ンコボリマーおよびポリブタゾーンブ
ロックが完全にまたは一部水素化されているポリジメチ
ルシロキサンボリブタジ1ンブロックコーボリマーから
成る群から選ばれるブロックコポリマー;および、 (C)9〜89重量部の鉱油 の組合せが含1れるエマルションを、液体の全重量に基
づいて0.1〜200重量ppmを前記の液体に添加す
ることから成る有機液体中の泡を抑制する方法にさらに
関する。
本発明のエマルションは、任意の妥当な方法で有機液体
に添加できる。例えば、本発明のエマルションは点眼器
マ念は注射器によって手で添加することができ、あるい
は、計量ポンプを経由して自動的〈添加することができ
る。有機液体の連続流に本発明のエマルションを連続的
に添加することが4?に期待される。この場合、本発明
のエマルションは、本発明の組成物:有機液体が、0.
1:i、o o o、o o o〜200 : LO0
0,000の比で添加される。
本発明のエマルションは、非極性有機液に対する有用な
抑泡性を付与するが、原油の抑泡におけるこれらの利用
性は特に重要である。すなわち、本発明のエマルション
は、抗日韮びに精油所の両者における石油処理作業に有
利に使用することができる。かような処理工程の例は、
脱泡、スクラビング、液化性天然ガスの再注入その他の
工程である。
石油は産地によって著しく異なる。本発明のエマルショ
ンハ、モビール スタツゾヨルド(Mobil 5ta
tfjord ) Bのような北海産原油の抑泡に特に
有効であることが見出されている。
次の実施例において本発明のエマルションの製造並びに
使用法を教示する。実施例中の部および%は別記しない
限り重量に基づく。実施例中のppmの語は、液体の全
重量100万部当りのエマルションの重量部を意味する
実施例1 1、ゾロツクコポリマー成分(B)の合成炭の成分をエ
アーモーター駆動かく拌機を備えた1000W117ラ
スコに添加した:25.0 gの、25℃で65センチ
°ストークスの粘度および約2,800の分子量を有す
るヒドロキシ末端封鎖されたポリジメチルシロキサン 75.0 、Fのニラショウ(N15sbo ) PB
 −GI6000、これは約6000の分子量を有する
ヒドロキシ末端封鎖された水素化ポリブタジェンでアリ
、このポリマーはニュ・−ヨーク州、ニューヨーク、日
商岩井アメリカ社から入手できる。お゛よび、73.5
 Fのキシレンである。
これらの6成分をかく拌し、キシレンが還流するまで6
0分間加熱した。還流蒸気の一部を分けて凝縮させて痕
跡の水を分離した。
次いで、3成分の混合物を70℃まで冷却し、その後K
 6.Ogの(CH3) (CH2=CH)Si (N
(CH3)COCH3)2を添加した。発熱反応が起っ
た。
上記の反応混合物に、ペンシルバニア州、ビンツバーグ
のゴルフオイル社から販売されている7ぐラフイン系鉱
油であるセキュアリテー(5ecurity )59 
200gを添加した。
得られた混合物を、次いで、加熱し、キシレンの蒸気を
分け、凝縮させ、実質的に全キシレンが、よケ。〜、ア
え。46−−ウゆ、およ  1・して67%の鉱油およ
び66%のグロックコポリマーから成っていた。
2、エマルションの製造 次の成分を、エツペンバツノ1ミキサー中で約1分聞漏
合した: (4) 40部の、概略式 %式%) を有するフルオロシリコーン流体: (B)12部の、上記のように製造したブロックコポリ
マー;および、 (C)48部の、シェルフレックス412プロセス油、
テキサス州、ヒユーストン、シェルオイル社から販売さ
れているパラフィン系鉱油。
得られたエマルションの顕微鏡検査によって約0.5μ
のフルオロシリコーン流体粒子寸法であることが示され
た。
6、試験結果 本実施例のエマルションそれぞれ1.2および4 pp
mを、主としてポリアルキレンオキサイドポリメチルド
デシルシロキサンコポリマーから成るプロフォーマ−(
profoamer ) Q、5%を含有する#°2デ
ィーゼル燃料から成る試験発泡混合物中【添加して本実
施例のエマルションを試験した。
各々の試験において、新しい、きれいな瓶のほぼ%まで
前記の発泡混合物を入れ、抑泡剤を添加した。各瓶をペ
ンシルバニア州、ピッツバーグ、バーレル社の製品であ
るバレルシェーカー(Barrell 5haker 
)上で10秒間振盪させた。
振盪後の泡の高さを測定し、液高のパーセントとして記
録した。泡が完全に消失し、きれいな液表面が観察され
る時間も秒で測定し、記録した。
この試験結果を第1表に示す。
上記の発泡試験を従来技術による組成物についても行っ
た。この比較組成物は、メチルエチルケトン中に溶解さ
せた実施例1のフルオロシリコーン流体の1%溶液から
成った。この試験結果も第1表に示す。。
従来技術の組成物と比較して本発明のエマルションで得
られたすぐれた結果に注目されたい。
実施例2 平均式 CF3CH2CH2(CH3)25io[(CH3)C
F3CH2CH25io)Bツー5i(CH3) 2C
H2CH2CF。
を有するフルオロシリコーン流体を使用して、全般的に
実施例1と同様にして本発明のエマルションを製造した
このエマルションを鉱油で希釈し、スパージ(spar
ge )試験で試験した。このスパージ試験では、モビ
ールスタツジョルドB原油と20%ヘキサン中へ多孔質
ポリ塩化ビニル膜を通して、窒素を50d/分で吹込ん
だ。スパージ試験で生成された泡を記録した。
希釈されたエマルションの各種の量を前記の流体に添加
し、液水準面よシ上の泡の量を1分後に測定し、泡の−
で表わした。100−の泡では不合格である。第2表の
結果を参照されたい。
僚  棋鰯 第  2  表 Q    100d 5 ppm         (55yrtll  0
 ppm          65ゴ21ppm   
 45mJ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)0.5〜90重量部の、平均式、R″_2
    R′SiO(RR″SiO)_xSiR″_2R′〔式
    中、Rは一般式、 (C_mF_2_m_+_1)(CH_2CH_2)_
    y(式中、¥m¥は1、2、3、または4の平均値を有
    し、 ¥y¥は1、2または3の値を有する)を 有するフルオロアルキル基であり、 ¥x¥は5〜100の値を有し、 R″は一価炭化水素基であり、そして、 R′はOH基、R″基およびR基から成 る群から選ばれる〕を有するフルオロシリコーン流体; (B)0.1〜25重量部の、ポリジメチルシロキサン
    −ポリブタジエンブロックコポリマーおよびポリブタジ
    エンブロックの全部または一部が水素化されているポリ
    ジメチルシロキサン−ポリブタジエンブロックコポリマ
    ーから成る群から選ばれるブロックコポリマー;および
    、 (C)9〜89重量部の鉱油 の組合せが含まれていることを特徴とするエマルション
  2. (2)RがCF_3CH_2CH_2−基であり、R″
    がCH_3−基である特許請求の範囲第1項に記載のエ
    マルション。
  3. (3)前記のフルオロシリコーン流体が、0.5〜1.
    0ミクロンの平均直径を有する粒子として分散されてい
    る特許請求の範囲第2項に記載のエマルション。
  4. (4)20〜80重量部の成分(A); 2〜20重量部の成分(B);および、 12〜80重量部の成分(C)が含まれる特許請求の範
    囲第1項に記載のエマルション。
  5. (5)RがCF_3CH_2CH_2−基であり、R″
    がCH_3−基である特許請求の範囲第4項に記載のエ
    マルション。
JP60247872A 1984-11-05 1985-11-05 フルオロシリコーン流体の油性エマルシヨン Granted JPS61113647A (ja)

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