JPS61113461A - 血液成分処理用の回路体 - Google Patents
血液成分処理用の回路体Info
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- JPS61113461A JPS61113461A JP59233680A JP23368084A JPS61113461A JP S61113461 A JPS61113461 A JP S61113461A JP 59233680 A JP59233680 A JP 59233680A JP 23368084 A JP23368084 A JP 23368084A JP S61113461 A JPS61113461 A JP S61113461A
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- circuit
- blood component
- component processing
- blood
- liquid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、血球又は血漿等の血液成分に対して、置換、
除去、浄化その他の処理を加える血液成分処理装置用の
回路体であって、各種器具相互を連繋する送液パイプは
、細部にわたっていちいち接続する必要がなく、も9て
雑菌等の混入の機会も殆どなく、且つ接続間違い等の事
故が起こらない新規な血液成分処理用の回路体に関する
ものである。尚本明細書では、前記血液成分処理のうち
、主として、血漿内の低密度リボ蛋白を除去するものに
ついて説明する。
除去、浄化その他の処理を加える血液成分処理装置用の
回路体であって、各種器具相互を連繋する送液パイプは
、細部にわたっていちいち接続する必要がなく、も9て
雑菌等の混入の機会も殆どなく、且つ接続間違い等の事
故が起こらない新規な血液成分処理用の回路体に関する
ものである。尚本明細書では、前記血液成分処理のうち
、主として、血漿内の低密度リボ蛋白を除去するものに
ついて説明する。
「従来技術とその問題点」
従来、血液成分の処理装置としては、第8図に示すよう
なものがある。同図は、その−例(以下、従来袋W1と
いう)を示す全体斜視図である。以下、従来装置1につ
いて簡単に説明する。
なものがある。同図は、その−例(以下、従来袋W1と
いう)を示す全体斜視図である。以下、従来装置1につ
いて簡単に説明する。
第8図に示すように、従来装置1の前面には配置盤2が
設けられている。該配置盤2は、血液ポンプ7、送液ポ
ンプ9.ヘパリンポンプ8等の駆動装置が設置された机
面部2aと、血漿内の低密度リボ蛋白を除去する回路図
が描かれた立面部2bとから構成されている。そして、
該立面部2bに描かれた回路図の所定位置には、血漿分
離器、血漿濾過器、ドリッパ−等の各種器具を保持する
挟持具4.5.6が配設されている。また、前記机面部
2aの側方には、血液ヒーター1、荷重センサ12゜ス
タンド10が付設されている。更に、前記配置盤2の上
部には、制御盤3が傾斜して設けられている。
設けられている。該配置盤2は、血液ポンプ7、送液ポ
ンプ9.ヘパリンポンプ8等の駆動装置が設置された机
面部2aと、血漿内の低密度リボ蛋白を除去する回路図
が描かれた立面部2bとから構成されている。そして、
該立面部2bに描かれた回路図の所定位置には、血漿分
離器、血漿濾過器、ドリッパ−等の各種器具を保持する
挟持具4.5.6が配設されている。また、前記机面部
2aの側方には、血液ヒーター1、荷重センサ12゜ス
タンド10が付設されている。更に、前記配置盤2の上
部には、制御盤3が傾斜して設けられている。
上記の如き従来装置1を使用する場合は、まず、長短種
々の送液パイプ(図示省略)を多数本準備し、前記配置
盤2の各挟持具4.5.6に、夫々所定の器具(血漿分
離器、血崇濾過器、ドリッパー等)をセットする0次ぎ
に、前記配置盤2の盤面に描かれた回路図にしたがって
、前記送液パイプを多数の各種器具相互間に接続してい
(、また、スタンド10に生理食塩水のパック(図示省
略)を吊し、前記の如く各種器具相互を接続した送液パ
イプの適宜部所に、前記パックからの送液パイプ(を接
続する。該生理食塩水は、前記従来装置1における初期
設定用の流通液であって、血液成分処理回路を構成する
各種器具内及び送液パイプ内の脱気、洗浄に用いるもの
である。
々の送液パイプ(図示省略)を多数本準備し、前記配置
盤2の各挟持具4.5.6に、夫々所定の器具(血漿分
離器、血崇濾過器、ドリッパー等)をセットする0次ぎ
に、前記配置盤2の盤面に描かれた回路図にしたがって
、前記送液パイプを多数の各種器具相互間に接続してい
(、また、スタンド10に生理食塩水のパック(図示省
略)を吊し、前記の如く各種器具相互を接続した送液パ
イプの適宜部所に、前記パックからの送液パイプ(を接
続する。該生理食塩水は、前記従来装置1における初期
設定用の流通液であって、血液成分処理回路を構成する
各種器具内及び送液パイプ内の脱気、洗浄に用いるもの
である。
このように、従来装置lにおける送液パイプの接続作業
は、極めて複雑且つ面倒なものであった。
は、極めて複雑且つ面倒なものであった。
そのうえ、従来装置lにおける初期設定作業は、各種器
具相互間に接続された前記送液パイプを別の器具へ挿し
換えたり、又は送液パイプの適宜位置に鉗子を取り付け
ることにより、前記生理食塩水の流通経路を変化形成さ
せるものである。従って、該送液パイプの接続間違いや
、鉗子の外し忘れ等の作業ミスが目立っていた。そのう
え、送液パイプを接続する作業が非常に多いため、該送
液パイプ内に多くの雑菌が混入することがあった。
具相互間に接続された前記送液パイプを別の器具へ挿し
換えたり、又は送液パイプの適宜位置に鉗子を取り付け
ることにより、前記生理食塩水の流通経路を変化形成さ
せるものである。従って、該送液パイプの接続間違いや
、鉗子の外し忘れ等の作業ミスが目立っていた。そのう
え、送液パイプを接続する作業が非常に多いため、該送
液パイプ内に多くの雑菌が混入することがあった。
「発明の構成」
(発明の目的)
本発明は、上記の如き事情に鑑みてなされたちのであっ
て、各種器具相互を連繋する送液パイプは、細部にわた
っていちいち接続する必要がなく、もって雑菌等の混入
の機会も殆どなく、且つ接続 1間違い
等の事故が起こらない新規且つ便利な血液成分処理用の
回路体(以下、本発明回路体という)を提供することを
目的とする。
て、各種器具相互を連繋する送液パイプは、細部にわた
っていちいち接続する必要がなく、もって雑菌等の混入
の機会も殆どなく、且つ接続 1間違い
等の事故が起こらない新規且つ便利な血液成分処理用の
回路体(以下、本発明回路体という)を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手11)
本発明回路体の要旨は、配置盤に各種のポンプ。
検出器等の装置側部材が設置された血液成分処理装置に
装着する回路体であって、採血回路から返血回路へ至る
経路間に適宜の血液成分処理回路が介設されてなり、前
記各回路内及び各回路間相互を連繋接続する通液路には
前記血液成分処理装置に配設された前記装置側部材と合
致する位置決孔が設けられていることである。
装着する回路体であって、採血回路から返血回路へ至る
経路間に適宜の血液成分処理回路が介設されてなり、前
記各回路内及び各回路間相互を連繋接続する通液路には
前記血液成分処理装置に配設された前記装置側部材と合
致する位置決孔が設けられていることである。
また、前記適宜の血液成分処理回路に装着される血漿分
離器、血漿除去器等の固形器具は、着脱可能になされて
いることである。
離器、血漿除去器等の固形器具は、着脱可能になされて
いることである。
(実施例)
以下本発明を、その実施例を示す図面に基づいて説明す
ると次のとおりである。
ると次のとおりである。
第1図は、本発明回路体を示す正面図である。
同図に示す如く、本発明回路体は、0.5fi厚さの2
枚のビニル樹脂シートがパンク伏に張り合わされてなる
透明基盤30と、該透明基盤30の両ビニル樹脂シート
相互間に一体的に配設介在された通液路26とからなり
、第2図に示す如き血液成分処理装置31の配置盤32
に装着して使用する。
枚のビニル樹脂シートがパンク伏に張り合わされてなる
透明基盤30と、該透明基盤30の両ビニル樹脂シート
相互間に一体的に配設介在された通液路26とからなり
、第2図に示す如き血液成分処理装置31の配置盤32
に装着して使用する。
第1図に示すように、透明基盤30には、複数の位置決
孔13乃至21が穿設されている。lI位置決孔13乃
至21は、前記血液成分処理装置31 (第2図参照)
の配置盤32に設置された各種のポンプ、検出器等の装
置側部材と合致して、これを収納する如(穿設されたも
のであって、夫々の位置決孔に適応する装置側部社名を
紹介しておく0位置決孔13は気泡検出器33、位置決
孔14は血漿分離器用の挟持具34、位置決孔15は採
血圧力検出器35、位置決孔16はシリンジ型のヘパリ
ンポンプ36、位置決孔17及び18は扱きローラー型
の送液ポンプ37、位置決孔19は血漿吸着器用の挟持
具38、位置決孔20は漏血検出器52、位置決孔21
は扱きローラー型の血液ポンプ40である。
孔13乃至21が穿設されている。lI位置決孔13乃
至21は、前記血液成分処理装置31 (第2図参照)
の配置盤32に設置された各種のポンプ、検出器等の装
置側部材と合致して、これを収納する如(穿設されたも
のであって、夫々の位置決孔に適応する装置側部社名を
紹介しておく0位置決孔13は気泡検出器33、位置決
孔14は血漿分離器用の挟持具34、位置決孔15は採
血圧力検出器35、位置決孔16はシリンジ型のヘパリ
ンポンプ36、位置決孔17及び18は扱きローラー型
の送液ポンプ37、位置決孔19は血漿吸着器用の挟持
具38、位置決孔20は漏血検出器52、位置決孔21
は扱きローラー型の血液ポンプ40である。
通液路26は軟質のビニルチューブよりなり、血漿内の
低密度リポ蛋白を除去する回路パターンに沿って、4個
のドリフバー22.23.24.25及び前記位置決孔
13乃至21相互を連繋接続している。該通液路26は
、前記透明基盤30の周部、各ドリフパー22.23.
24.25の上部及び各位置決孔14.16゜19の内
部へ向かって、夫々突出する未接続の余長部26a乃至
26nを有している。該余長部26a乃至26nについ
てIImに説明する。各ドリアパー22゜23、24.
25の上部における余長部28a、 26bは、第3
図に示すように血液成分処理装置31の配置盤32(第
2図参照)に突設されたニップル53への嵌着部であっ
て、余長部26aは大気への開放部、余長部26bはド
リフパー上部の空気圧を測定する圧力検出器との接続部
である。余長部26c、 26dは血液ヒーター11
(第2WJ参照)との接続部、余長部26eは本回路
の終部であって、処理後の血液を人体へ戻す返血パイプ
と連結される。余長部26fは本回路の始部であって、
人体からの採血パイプ奔 2連結される・
余長部26g・26゛・26i・26j′tlf[I漿
分離器との接続部、余長部26にはヘパリンポンプとの
接続部、余長部261は生理食塩水のバンクとの接続部
、余長部26−及び26nはム漿吸着器との接続部であ
る。
低密度リポ蛋白を除去する回路パターンに沿って、4個
のドリフバー22.23.24.25及び前記位置決孔
13乃至21相互を連繋接続している。該通液路26は
、前記透明基盤30の周部、各ドリフパー22.23.
24.25の上部及び各位置決孔14.16゜19の内
部へ向かって、夫々突出する未接続の余長部26a乃至
26nを有している。該余長部26a乃至26nについ
てIImに説明する。各ドリアパー22゜23、24.
25の上部における余長部28a、 26bは、第3
図に示すように血液成分処理装置31の配置盤32(第
2図参照)に突設されたニップル53への嵌着部であっ
て、余長部26aは大気への開放部、余長部26bはド
リフパー上部の空気圧を測定する圧力検出器との接続部
である。余長部26c、 26dは血液ヒーター11
(第2WJ参照)との接続部、余長部26eは本回路
の終部であって、処理後の血液を人体へ戻す返血パイプ
と連結される。余長部26fは本回路の始部であって、
人体からの採血パイプ奔 2連結される・
余長部26g・26゛・26i・26j′tlf[I漿
分離器との接続部、余長部26にはヘパリンポンプとの
接続部、余長部261は生理食塩水のバンクとの接続部
、余長部26−及び26nはム漿吸着器との接続部であ
る。
また、前記通液路26の適宜部所には、弁取付部28が
設けられている。該弁取付部2Bは、前記透明基盤30
が貫設して穿設されたものであって、該透明基盤30内
に配設された通液路26が部分的に露出している。つま
り、該弁取付部28は、本発明回路体の初期設定時にお
いて、生理食塩水の流路を部分的に変化形成させるため
に、鉗子等を挟みつける空間である。また、前記鉗子と
は異なり、機械的に流路の変化形成を行う構造としては
、例えば第4m及び第5図又は第6図及び第7図に示す
ような弁駆動部が考えられる。まず、第411!J及び
第51!Iのものから説明する。
設けられている。該弁取付部2Bは、前記透明基盤30
が貫設して穿設されたものであって、該透明基盤30内
に配設された通液路26が部分的に露出している。つま
り、該弁取付部28は、本発明回路体の初期設定時にお
いて、生理食塩水の流路を部分的に変化形成させるため
に、鉗子等を挟みつける空間である。また、前記鉗子と
は異なり、機械的に流路の変化形成を行う構造としては
、例えば第4m及び第5図又は第6図及び第7図に示す
ような弁駆動部が考えられる。まず、第411!J及び
第51!Iのものから説明する。
第41!Iは、弁駆動部39を示す平面図、第5図は前
記第4図における弁駆動部39の一部を省略した側面図
である。第4図に示すように、弁駆動部39は2本の挟
持アーム4、42が、揺動軸43を中心として互いに揺
動自在になされている。該揺動軸43
e’は、前記配置盤32の裏面側に固設された弁台座
51に突設されている。前記両挟持アーム4、42の先
端部は、配置!132の表面側へ突き出るように取り付
けられており、互いに対向する中央部には、通液路26
を挟み潰す薄肉の押圧爪41a、 42aが形成されて
いる。また、他方の末端部には、夫々円弧状のカム面4
1b、 42bが形成されていると共に、両カム面41
b、 42bが互いに近接し・あうように、スプリング
46によって付勢保持されている。また、前記配置盤3
2に固設された前記弁台座51は、その末端部が上方へ
折曲されており、エアーシリンダー45が取り付けられ
ている。該エアーシリンダー45のロッド端には、摺動
コロ44が取り付けられており、該摺動コロ44が前記
両挟持アーム4、42の各カム面41b、 42bに接
触するようになされている。従って、図示は省略するが
、前記エアーシリンダー45が伸出状態となると、その
ロッド端の摺動コロ44が、前記両挟持アーム4、42
の各カム面41b、 42bを両外方へ押し広げ、他側
の前記押圧爪41a、42aが通液路26を挟み潰す、
つまり、これによって通液路26内を流れる血液成分又
は生理食塩水は遮断される。
記第4図における弁駆動部39の一部を省略した側面図
である。第4図に示すように、弁駆動部39は2本の挟
持アーム4、42が、揺動軸43を中心として互いに揺
動自在になされている。該揺動軸43
e’は、前記配置盤32の裏面側に固設された弁台座
51に突設されている。前記両挟持アーム4、42の先
端部は、配置!132の表面側へ突き出るように取り付
けられており、互いに対向する中央部には、通液路26
を挟み潰す薄肉の押圧爪41a、 42aが形成されて
いる。また、他方の末端部には、夫々円弧状のカム面4
1b、 42bが形成されていると共に、両カム面41
b、 42bが互いに近接し・あうように、スプリング
46によって付勢保持されている。また、前記配置盤3
2に固設された前記弁台座51は、その末端部が上方へ
折曲されており、エアーシリンダー45が取り付けられ
ている。該エアーシリンダー45のロッド端には、摺動
コロ44が取り付けられており、該摺動コロ44が前記
両挟持アーム4、42の各カム面41b、 42bに接
触するようになされている。従って、図示は省略するが
、前記エアーシリンダー45が伸出状態となると、その
ロッド端の摺動コロ44が、前記両挟持アーム4、42
の各カム面41b、 42bを両外方へ押し広げ、他側
の前記押圧爪41a、42aが通液路26を挟み潰す、
つまり、これによって通液路26内を流れる血液成分又
は生理食塩水は遮断される。
次ぎに、第6WJ及び第7図のものを説明する。
第6図及び第7図は、前記弁駆動部39とは別態様の弁
駆動部47を示すものであって、第6図は平面図、!1
7図は側面図である。第6図及び第7−に朱すように、
弁駆動部47は、配置盤32に直接取り付けられたエア
ーシリンダー48を主体として構成されている。lXエ
アーシリンダー48のロッド端には、第7図に示す如(
ミ断面形状が台形状の押圧具49が取り付けられている
。また、第6図に示す如く、前記配置5132には、前
記押圧具49を覆う如き通液路保持体50が取付られて
いる。従って、本実施例における弁駆動部47は、前記
エアーシリンダー48が伸出状態となると、そのロッド
端の押圧具°49が通液路保持体50へ通液路26を押
しつけて潰し、通液路26内を流れる血液成分又は生理
食塩水は遮断される。
駆動部47を示すものであって、第6図は平面図、!1
7図は側面図である。第6図及び第7−に朱すように、
弁駆動部47は、配置盤32に直接取り付けられたエア
ーシリンダー48を主体として構成されている。lXエ
アーシリンダー48のロッド端には、第7図に示す如(
ミ断面形状が台形状の押圧具49が取り付けられている
。また、第6図に示す如く、前記配置5132には、前
記押圧具49を覆う如き通液路保持体50が取付られて
いる。従って、本実施例における弁駆動部47は、前記
エアーシリンダー48が伸出状態となると、そのロッド
端の押圧具°49が通液路保持体50へ通液路26を押
しつけて潰し、通液路26内を流れる血液成分又は生理
食塩水は遮断される。
(別態様の検討)
本発明回路体を構成する透明基盤は、プラスチック等の
硬質板材であってもよい、また、前記第8図に示した如
き従来装置1の配置盤2に相応した接続パターンの本発
明回路体とすれば、従来装置1にも使用可能であること
はいうまでもない。
硬質板材であってもよい、また、前記第8図に示した如
き従来装置1の配置盤2に相応した接続パターンの本発
明回路体とすれば、従来装置1にも使用可能であること
はいうまでもない。
また、本発明回路体は、前記実施例の如き血漿内の低密
度リボ蛋白を除去する構成のものに限らず、腎不全、筋
無力症、慢性関節リュウマチ、高粘度血症、多発性骨髄
腫等の症状に用いる構成のものであってもよい、更に、
前記第4図及び第5図又は第6図及び第7図に示した如
き弁駆動部の切り換えを自動制御することもできる。こ
のように、本発明回路体の形状及び構成は、実施の態様
に応じて適宜変更可能なものである。
度リボ蛋白を除去する構成のものに限らず、腎不全、筋
無力症、慢性関節リュウマチ、高粘度血症、多発性骨髄
腫等の症状に用いる構成のものであってもよい、更に、
前記第4図及び第5図又は第6図及び第7図に示した如
き弁駆動部の切り換えを自動制御することもできる。こ
のように、本発明回路体の形状及び構成は、実施の態様
に応じて適宜変更可能なものである。
「発明の効果」
以上の説明で明らかなように、本発明に係る血液成分処
理用の回路体は、各種器具を収納する位置決孔が、通液
路によって一体的に連繋接続されているものであるから
、どのような複雑な回路構成であろうとも、そしてまた
血液成分処理装置に1 不慣れな操作者
が担当したとしても、操作者がその接続間違いを起こす
ことは皆無である。また、初期設定作業又は血液成分の
回収作業等に必要とされる流路は、通液路によって予め
形成されているものであるから、その作業時等において
送液バイブを挿し換える必要はない、従って、初期設定
作業及び血液成分の回収作業等は簡単になると共に、通
液路内に錐面等が混入する機会も極度に抑制される。更
に、前記した如く本発明回路体は通液路が一体成形され
ているものであるから、これに用いる血液成分処理装置
は、各種器具相互の間に配管スペースを設ける必要がな
く、各#i農器具設置位置を凝縮してコンパクトに形成
することができる。勿論、従来装置の配置盤に描かれて
いるような回路図は必要ない、そのうえ、前記実施例の
如く、透明基盤を軟質材により形成し、血漿分離器、血
漿吸着器等の固形器具を着脱可能なものとしておけば、
本発明回路体の収納時に、折り畳んだり、巻回してお(
,1、ことができるようになり、大変便利である等、幾
多の利点を有している。
理用の回路体は、各種器具を収納する位置決孔が、通液
路によって一体的に連繋接続されているものであるから
、どのような複雑な回路構成であろうとも、そしてまた
血液成分処理装置に1 不慣れな操作者
が担当したとしても、操作者がその接続間違いを起こす
ことは皆無である。また、初期設定作業又は血液成分の
回収作業等に必要とされる流路は、通液路によって予め
形成されているものであるから、その作業時等において
送液バイブを挿し換える必要はない、従って、初期設定
作業及び血液成分の回収作業等は簡単になると共に、通
液路内に錐面等が混入する機会も極度に抑制される。更
に、前記した如く本発明回路体は通液路が一体成形され
ているものであるから、これに用いる血液成分処理装置
は、各種器具相互の間に配管スペースを設ける必要がな
く、各#i農器具設置位置を凝縮してコンパクトに形成
することができる。勿論、従来装置の配置盤に描かれて
いるような回路図は必要ない、そのうえ、前記実施例の
如く、透明基盤を軟質材により形成し、血漿分離器、血
漿吸着器等の固形器具を着脱可能なものとしておけば、
本発明回路体の収納時に、折り畳んだり、巻回してお(
,1、ことができるようになり、大変便利である等、幾
多の利点を有している。
第1図は本発明回路体を示す正面図、第2図は本発明回
路体を装着する血液成分処理装置の斜竺図、第3図は通
液路の余長部が他部材(配置盤のニップル)と接続する
状態を拡大して示す部分側面図、第4図及び第5図は流
路切換弁用の弁駆動部を示すものであって、第4図は平
面図、第5図は前記第4図の一部を省略した側面図、第
6図及び第7図は前記弁駆動部における別憇様を示すも
のであって、第6図は平面図、第7図は側面図、第8図
は従来の血液成分処理装置を示す全体斜視図である。 32・・・配置盤 40・・・血液ポンプ3
7・・・送液ポンプ 36・・・ヘパリンポンプ
33・・・気泡検出器 35・・・採血圧力検出
器52・・・漏血検出器 26・・・通液路31
・・・血液成分処理装置 13乃至21・・・位置失礼
特許出願人 鐘淵化学工業株式会社 代 理 人 弁理士 ″内1)敏彦第1図 第2因 L
路体を装着する血液成分処理装置の斜竺図、第3図は通
液路の余長部が他部材(配置盤のニップル)と接続する
状態を拡大して示す部分側面図、第4図及び第5図は流
路切換弁用の弁駆動部を示すものであって、第4図は平
面図、第5図は前記第4図の一部を省略した側面図、第
6図及び第7図は前記弁駆動部における別憇様を示すも
のであって、第6図は平面図、第7図は側面図、第8図
は従来の血液成分処理装置を示す全体斜視図である。 32・・・配置盤 40・・・血液ポンプ3
7・・・送液ポンプ 36・・・ヘパリンポンプ
33・・・気泡検出器 35・・・採血圧力検出
器52・・・漏血検出器 26・・・通液路31
・・・血液成分処理装置 13乃至21・・・位置失礼
特許出願人 鐘淵化学工業株式会社 代 理 人 弁理士 ″内1)敏彦第1図 第2因 L
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、配置盤に各種のポンプ、検出器等の装置側部材が設
置された血液成分処理装置に装着する回路体であって、
採血回路から返血回路へ至る経路間に適宜の血液成分処
理回路が介設されてなり、前記各回路内及び各回路間相
互を連繋接続する通液路には前記血液成分処理装置に配
設された前記装置側部材と合致する位置決孔が設けられ
ていることを特徴とする血液成分処理用の回路体。 2、適宜の血液成分処理回路に装着される血漿分離器、
血漿除去器等の固形器具は着脱可能になされている特許
請求の範囲第1項記載の血液成分処理用の回路体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59233680A JPS61113461A (ja) | 1984-11-06 | 1984-11-06 | 血液成分処理用の回路体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59233680A JPS61113461A (ja) | 1984-11-06 | 1984-11-06 | 血液成分処理用の回路体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS61113461A true JPS61113461A (ja) | 1986-05-31 |
JPH0467463B2 JPH0467463B2 (ja) | 1992-10-28 |
Family
ID=16958852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59233680A Granted JPS61113461A (ja) | 1984-11-06 | 1984-11-06 | 血液成分処理用の回路体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS61113461A (ja) |
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1984
- 1984-11-06 JP JP59233680A patent/JPS61113461A/ja active Granted
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