JPH05317418A - 体液処理装置 - Google Patents

体液処理装置

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JPH05317418A
JPH05317418A JP4178821A JP17882192A JPH05317418A JP H05317418 A JPH05317418 A JP H05317418A JP 4178821 A JP4178821 A JP 4178821A JP 17882192 A JP17882192 A JP 17882192A JP H05317418 A JPH05317418 A JP H05317418A
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touch sheet
plasma
body fluid
circuit
front panel
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JP4178821A
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Inventor
Michiichi Onishi
道一 大西
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数個の体液処理作業を行う場合であって
も、装置本体を一つで共用することができるようにす
る。 【構成】 対象とする複数個の処理作業の全部に必要な
医療機械器具を一枚の前面パネルの表面に配設する。そ
して、前記医療機械器具に対応する開口と所定の体液処
理回路が形成されると共に、前記開口に面する部分の体
液処理回路に必要に応じて管路端部が設けられるか若し
くは管路途中が導出されたワンタッチシートを、前記前
面パネルの表面に嵌合装着する。ワンタッチシートの前
記開口部において各医療機械器具と管路端部若しくは管
路途中を連結・係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血球又は血漿等の体液
成分に含まれる不要な成分を分離,浄化する等の複数個
の所定の処理作業を、ワンタッチシートを取り替えるの
みで、一つの装置で全部行い得るようにした体液処理装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、人体から取り出した血液を、中
空糸膜等を用いた血漿分離器で血球成分と血漿成分に分
離し、分離された血漿成分を廃棄して廃棄した量と同等
量の置換・補充液を補充したり又は分離された血漿成分
を浄化して返血したりする等の体液処理作業としては、
血漿交換法,二重濾過膜法,血漿吸着法等がある。これ
らの処理作業は、高コレステロール血症等の治療として
用いられている。而して、従来におけるこれらの体液処
理作業は、その処理作業の内容によってそれぞれ専用の
医療機械器具装置を用いて行うのが通常であった。な
お、本出願人は、特願昭59−233680号におい
て、このような体液処理作業を行う回路体の技術を出願
済みである。この先願に係る回路体は、所定の医療器具
を配設した前面パネルに、専用の回路を形成したパネル
を前面側から嵌合装着し、前面パネルの医療器具と回路
パネルの管路とを連係させることで専用の体液処理回路
を形成するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来におけ
る体液処理作業は、その処理作業の内容によって専用の
医療機械器具装置を必要とするので、例えば同じ高コレ
ステロール血症等の治療を行う場合に、血漿交換法,二
重濾過膜法,血漿吸着法等の方法ではそれぞれの方法に
ついて専用の医療機械器具装置を必要とし、不経済であ
った。また医療機械器具装置の数が多くなり、その管理
等が面倒であった。
【0004】このことについては、本出願人の先願に係
る技術でも同様であった。この本出願人の先願に係る技
術では、回路パネルを交換するだけで、次の治療が迅速
に行え、回路を接続するのに間違いが起こらない等の利
点はあるものの、血漿交換法の医療機械器具装置であれ
ば、この血漿交換法の体液処理作業しか行うことはでき
なかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の前記課題
に鑑みてこれを改良除去したものであって、一つの医療
機械器具装置で複数個の処理作業を行うことができるよ
うにした体液処理装置を提供せんとするものである。而
して、前記課題を解決するために本発明が採用した手段
は、血球又は血漿等の体液成分に含まれる不要な成分を
分離,浄化する等の複数個の所定の処理作業を行うよう
にした体液処理装置であって、対象とする複数個の処理
作業の全部に必要な医療機械器具を一枚の前面パネルの
表面に配設すると共に、一枚のシートに前記医療機械器
具に対応する開口が形成され且つ所定の体液処理回路が
管路形成され、更に前記開口に面する部分の体液処理回
路には必要に応じて管路端部が設けられるか若しくは管
路途中が導出されたワンタッチシートを、前記前面パネ
ルの表面に開口が各医療機械器具へ嵌合装着されるべく
配設し、前記開口部において各医療機械器具と管路端部
又は管路途中とを連結・係合させたことを特徴とする体
液処理装置である。
【0006】
【作用】ワンタッチシートを装置本体の前面パネルへ嵌
合装着すると、ワンタッチシートに予め形成された所定
の体液処理回路の管路端部又は管路途中と、これに必要
な前面パネルの医療機械器具とを連結又は係合できるよ
うになっている。そのため、作業者はそれぞれの管路端
部又は管路途中と医療機械器具とを連係させるだけで、
所定の体液処理回路を形成することができる。異なる処
理作業を行う場合には、専用の回路を形成したワンタッ
チシートを取り替えれば、該ワンタッチシートが装置本
体の前面パネルの医療機械器具を自動的に選択して専用
の回路を形成することが可能である。このように本発明
の体液処理装置にあっては、一つの装置で異なる複数個
の体液処理作業を行うことが可能であり、極めて便利で
ある。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の構成を図面に示す実施例に
基づいて説明すると次の通りである。図1及び図2は本
発明の一実施例に係る体液処理装置1を示すものであ
り、図1は体液処理装置1の全体を示す斜視図、図2は
その前面パネル6の正面図である。同図に示す如く、こ
の装置1は移動可能な架台2上に装置本体3が取り付け
られており、装置本体3の上方には生理食塩液やリンゲ
ル液等の補充液や又は洗浄水等の容器を吊り下げておく
ためのボトルハンガー4と、異常を知らせる警報器(パ
トライト)5等が設けられている。
【0008】装置本体3の前面側に面する前面パネル6
には、所定の医療機械器具及びこれに付属する器具が設
置されている。また装置本体3の側面には、モニター
(ディスプレイ部)7と制御パネル8とが設置されてい
る。このモニター7と制御パネル8とは、図1の鎖線で
示すように、前面側へ引出ことが可能である。前記前面
パネル6に設置された医療機械器具は、この実施例の場
合、次の通りである。すなわち、ヘパリンポンプHP,
血液ポンプBP,血漿ポンプPP,置換液ポンプRP,
排液ポンプDP,クランプバルブV1〜V13,圧力計
P1〜P7,気泡検出器VC,ドリップチャンバーDC
ホルダー,血漿分離器FLホルダー,吸着カラムCLホ
ルダー,メンブレンフィルターMFホルダー,漏血セン
サーBL,加温器WB等が設置されている。
【0009】一方、前記前面パネル6には、前記医療機
械器具に対応する開口9を備えたワンタッチシート10
(図3乃至図7)が嵌合装着されている。またワンタッ
チシート10は、2mm厚さの透明な硬質樹脂板で形成
された透明基板11を有し、該透明基板11の樹脂板の
表面に管路12が所定の回路を形成すべく配設されてい
る。そして、この回路の所定の前記開口9に面する部分
には、次のような管路端部又は管路途中の導出が設けら
れている。すなわち、血液ポンプBP,血漿ポンプP
P,置換液ポンプRP,排液ポンプDP等の各ローラポ
ンプに装着する軟質チューブの扱き部分(管路導出部)
と、管路につながった圧力検出のためのピロー部14
と、洗浄1工程の際に、血漿分離器FL,吸着カラムC
L,メンブレンフィルターMFに変わって洗浄回路を形
成するためのダミー回路部15と、回路の流路変更及び
閉塞のための管路途中を挟持又は開放するためのクラン
プバルブへ装着するピンチ部と、チューブ状の気泡検知
部と、チューブ状の漏血検知部と、気泡の補足と圧力測
定のためのドリップチャンバーDC部が設けられてい
る。そして、これらの管路端部又は管路導出部は、各医
療機械器具に対して連結若しくは係合させられて装着さ
れるようになっている。更に、ワンタッチシート10の
例えば裏面側上部には、バーコード表示部,磁気カード
方式表示部,光学式表示部等の識別部(図示せず)が設
けられており、これに対応する装置本体の前面パネル6
の部分には、これらの表示読み取り器が設けられてい
る。これは、ワンタッチシート10の装着間違いを自動
的に検知するようにするためのものである。
【0010】なお、図3に示すものは血漿交換法に用い
るワンタッチシート10であり、図4に示すものは二重
濾過膜法に用いるワンタッチシート10であり、図5に
示すものは賦活吸着法に用いるワンタッチシート10で
ある。また図6に示すものは単一吸着法に用いるワンタ
ッチシート10であり、図7に示すものは2カラム非賦
活法に用いるワッタッチシート10である。そして、図
8乃至図12は、これらの体液処理方法における各ワン
タッチシート10の回路図を示すものである。
【0011】ここにおいて、図3及び図8に示す血漿交
換法とは、人体から採血した全血を中空糸膜による血漿
分離器FLにより血球成分と血漿成分に分離し、分離さ
れた血漿成分を廃棄し、廃棄された血漿と同等量の置換
・補充液を人体内へ補充する体液処理方法である。
【0012】また図4及び図9に示す二重濾過膜法と
は、体外循環回路中に血漿の一次濾過器(血漿分離器)
FLと、二次濾過器(血漿成分分離器)FLとを設置
し、二重の濾過によりアルブミン以下の分子量を有する
物質を濾過し、これらを血漿分離器で回収された血球に
富む分画とともに体内へ返却するものである。濾過され
ない血漿中のグロブリンを中心とする大分子は廃棄さ
れ、同時にアルブミン溶液等が補液される。
【0013】図5及び図10に示す賦活吸着法とは、血
漿の不要成分の吸着ラインを2ライン設け、それぞれに
吸着カラムCLを設け、一方のラインで吸着を終えたカ
ラム内に一定濃度の生理食塩液を通すことにより、吸着
した不要成分を洗い流し、吸着能力を元に戻す賦活操作
を行い、複数回吸着を繰り返す体液処理方法である。
【0014】図6及び図11に示す単一吸着法とは、吸
着カラムCLを一個のみ用いて血漿の不要成分を吸着除
去する体液処理方法であり、吸着カラムCLが飽和状態
になると一回の治療行為は終了する。
【0015】更に、図7及び図12に示す2カラム非賦
活法とは、吸着ラインを2ライン設け、それぞれに吸着
カラムCLを設け、先ず第一カラムで吸着し、このカラ
ムが飽和状態に達すると第二カラムに自動的に切り換え
て吸着を続行する。そして、第二のカラムの飽和状態で
治療行為を終了させるものである。
【0016】次に、上述の如く構成された体液処理装置
1の使用態様を図13に示すフローチャートに基づい
て、血漿交換法の場合を例に説明する。先ず、図3に示
す血漿交換法の体液処理回路が予め形成されたワンタッ
チシート10を、装置本体3の前面パネル6へ装着す
る。このワンタッチシート10の装着は、ワンタッチシ
ート10の所定箇所に穿設した取付孔を、前面パネル6
の取付ピンへ嵌合させるだけで両者の位置決めが行わ
れ、ワンタッチシート10に設けたそれぞれの開口9
が、前面パネル6に配設された各医療機械器具に対応し
てこれに嵌合装着されることになる。
【0017】然る後は、ワンタッチシート10に形成さ
れた回路の管路途中と、各医療機械器具とを連結若しく
は係合させる。血液ポンプBPや血漿ポンプPP等のポ
ンプ類は、扱きローラが回転して管路のチューブを扱
き、血液を送るようにしたものであり、これらのポンプ
類と管路との接続は管路のチューブを扱きローラの周囲
へ掛け渡すだけでよい。また各クランプバルブV1〜V
13は、例えば固定片とソレノイドによって移動する可
動片とで管路のチューブを挟持又は開放することで、管
路を閉塞又は連通させるバルブであり、管路途中を前記
固定片と可動片との間へ装着するだけでよい。その他の
圧力計P1〜P6は、管路内のピロー部14をピロー型
圧力計に装着する。また血漿分離器FL等のディスポ部
品は、この部分の回路途中に設けられたダミー管路部1
5を通る前後の管路を洗浄した後、ダミー管路部15と
血漿分離器FL等のディスポ部品とを交換し、これを装
置本体に設けた各カラムホルダーに装着すればよい。更
に、管路途中のドリップチャンバーDCは、装置本体に
設けられたドリップチャンバーホルダーに装着すればよ
い。
【0018】このようにして血漿交換法のワンタッチシ
ート10の前面パネル6への装着が完了した後は、血漿
交換回路の圧力計較正,洗浄1,洗浄二,プライミン
グ,治療,回収行為を行うようにする。圧力計の較正
は、図14に示す要領で行う。即ち、先ずクランプバル
ブV14のピンを同図の左側へ倒して左側の管路を閉塞
し、採血側回路への連通を閉じ、圧力計P1とP3とを
連通状態にする。そして、クランプバルブV1及びV1
3を開にし、この状態で圧力計P1,P2,P3,P
6,P7における圧力を検知する。このときの数値は、
各圧力計における0点(大気圧)の基準圧となる。な
お、血液ポンプBPと血漿ポンプPP及び置換液ポンプ
RPは、停止状態にあり、これらのポンプを通る回路部
分は閉塞状態にある。次に、クランプバルブV13を閉
にし、置換液ポンプRPを徐々に正回転させて、P1,
P2,P3,P6を加圧し、P7と比較して各圧力計を
較正する。これは各圧力計における荷重−圧力の特性曲
線の勾配が異なるため、所定の荷重が作用した場合に、
各圧力計で検出される圧力の値をそのまま読み取って出
力信号とした場合では同一の荷重が作用している場合で
あっても圧力の値が異なるので、それぞれの荷重−圧力
の特性曲線から圧力の値を読み取った後、これを補正
し、同一の出力が得られるようにするためのものであ
る。
【0019】圧力計の較正が終了した後は、血漿交換回
路を洗浄する。洗浄は洗浄1と洗浄2の2工程に分けら
れる。まず洗浄1は、図15に示すように、クランプバ
ルブV1とV13を開にし、V14のピンを同図の右側
へ倒して圧力計P1とP3との連通を遮断した状態でヘ
パリンポンプHPを駆動させ、採血側管路へ生理食塩液
が到達したら停止させる。そして、これと同時に血液ポ
ンプBP及び置換液ポンプRPを駆動させる。置換液ポ
ンプRPにより洗浄液が圧力計P6を通って血漿分離器
FLに相当するダミー管路部15の出口側に達すると、
置換液ポンプRPの駆動を一時停止させる。また血液ポ
ンプBPにより、採血側の生理食塩液が前記置換液ポン
プRPからの接続点へ達すると血液ポンプBPを停止さ
せる。
【0020】次に、図16に示すように、血液ポンプB
P,血漿ポンプPP,置換液ポンプRPの三つのポンプ
を同時に駆動させて血漿分離器FLから血漿ポンプPP
を経て排液側へ流れる回路と、置換液ポンプRPから圧
力計P6,加温器WB,クランプバルブV13等を経て
返血側へ流れる回路とを洗浄する。これで洗浄1が終了
したので、血漿分離器FLに相当するダミー管路部15
を血漿分離器FLと取り替え、続いて、洗浄2に入る。
洗浄2は、図17に示すように、血液ポンプBPから血
漿分離器FLを経て加温器WB,人体側へ流れる回路
と、血漿ポンプPPで血漿分離器FLから分岐させた液
を排液ラインに導く回路とを洗浄する。一方、置換液ポ
ンプRPから圧力計P6A経て前記血漿分離器FLの出
口側で合流する回路を洗浄する。これにより、血漿交換
回路の全部の管路の洗浄が終了する。この後、洗浄液を
プライミング液及び補液と取り替え、洗浄2と同様な経
路でプライミングを行う。
【0021】然る後は、図18に示す要領で、血漿交換
法による治療を行う。採血側から採取された血液は、圧
力計P1,血液ポンプBP,圧力計P2を経て血漿分離
器FLへ送られる。この血漿分離器FLにおいて、血球
成分と血漿成分とが分離され、血球成分は加温器WB,
クランプバルブV13等を経て人体へ返血される。一
方、分離された血漿成分は、血漿分離器FLの分岐流出
口から血漿ポンプPPを経て排液タンクへ廃棄される。
この廃棄された血漿成分の分だけ返血される血液の量が
不足するので、置換液ポンプRPによって補液タンクか
ら同等量の置換・補充液を補充するようにしている。以
後は、上述した動作を繰り返し、必要な時間だけ治療を
続ければよい。治療が終了した後、回収は次のようにし
て行う。まず、補液がなくなるまで血漿交換を行った
後、人体からの採血部を生理食塩液ボトルに切り換え、
生理食塩液で回路内の血液成分を押しながら人体に回収
する。なお、血漿交換法以外の二重濾過膜法や賦活吸着
法等においても、それぞれ専用のワンタッチシート10
を装置本体3の前面パネル6へ取り付け、回路とこれに
よって選択された各医療機械器具とを接続した後、圧力
計較正,洗浄,治療を行うものであるが、具体的な説明
については省略すことにする。
【0022】ところで、本発明は上述した実施例に限定
されるものではなく、適宜の変更が可能である。例え
ば、実施例は血液の処理方法についてのみ説明したが、
その他の体液処理や更には人体以外の家畜,動物等の体
液処理作業に用いることも可能である。その場合には、
装置本体3の前面パネル6へ設置される医療機械器具
が、本実施例のものとは異なることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
予め所定の体液処理回路が形成されたワンタッチシート
を装置本体の前面パネルへ嵌合装着し、前面パネルに設
けられた医療機械器具のうちの該当する処理作業に必要
なものと、前記ワンタッチシートの体液処理回路とを連
結・係合させることで、ワンタッチシートに形成された
体液処理回路による体液処理作業を行うことが可能であ
る。従って、ワンタッチシートを取り替えるだけで、異
なる体液処理作業を行うことができ、体液処理作業ごと
に専用の装置を準備する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る体液処理装置の全体を示す斜視図
である。
【図2】本発明に係る体液処理装置の前面パネルの正面
図である。
【図3】本発明に係る血漿交換法のワンタッチシートを
示す正面図である。
【図4】本発明に係る二重濾過膜法のワンタッチシート
を示す正面図である。
【図5】本発明に係る賦活吸着法のワンタッチシートを
示す正面図である。
【図6】本発明に係る単一吸着法のワンタッチシートを
示す正面図である。
【図7】本発明に係る2カラム非賦活法のワンタッチシ
ートを示す正面図である。
【図8】本発明に係る血漿交換法の回路図である。
【図9】本発明に係る二重濾過膜法の回路図である。
【図10】本発明に係る賦活吸着法の回路図である。
【図11】本発明に係る単一吸着法の回路図である。
【図12】本発明に係る2カラム非賦活法の回路図であ
る。
【図13】本発明に係る体液処理作業のフローチャート
図である。
【図14】本発明に係る血漿交換法用ワンタッチシート
の圧力計較正時の流体の流れを示す正面図である。
【図15】本発明に係る血漿交換法用ワンタッチシート
の洗浄1工程途中の流体の流れを示す正面図である。
【図16】本発明に係る血漿交換法用ワンタッチシート
の洗浄1工程途中の流体の流れを示す正面図である。
【図17】本発明に係る血漿交換法用ワンタッチシート
の洗浄2工程途中の流体の流れを示す正面図である。
【図18】本発明に係る血漿交換法用ワンタッチシート
の治療時の流体の流れを示す正面図である。
【符号の説明】
1…体液処理装置 3…装置本体 6…前面パネル 9…開口 10…ワンタッチシート BP…血液ポンプ PP…血漿ポンプ RP…置換液ポンプ FL…血漿分離器 CL…吸着器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】血球又は血漿等の体液成分に含まれる不要
    な成分を分離,浄化する等の複数個の所定の処理作業を
    行うようにした体液処理装置であって、対象とする複数
    個の処理作業の全部に必要な医療機械器具を一枚の前面
    パネルの表面に配設すると共に、一枚のシートに前記医
    療機械器具に対応する開口が形成され且つ所定の体液処
    理回路が管路形成され、更に前記開口に面する部分の体
    液処理回路には必要に応じて管路端部が設けられるか若
    しくは管路途中が導出されたワンタッチシートを、前記
    前面パネルの表面に開口が各医療機械器具へ嵌合装着さ
    れるべく配設し、前記開口部において各医療機械器具と
    管路端部又は管路途中とを連結・結合させたことを特徴
    とする体液処理装置。
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