JPH0759848A - 限外濾過量制御方法およびその装置 - Google Patents

限外濾過量制御方法およびその装置

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JPH0759848A
JPH0759848A JP22813993A JP22813993A JPH0759848A JP H0759848 A JPH0759848 A JP H0759848A JP 22813993 A JP22813993 A JP 22813993A JP 22813993 A JP22813993 A JP 22813993A JP H0759848 A JPH0759848 A JP H0759848A
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JP
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dialysate
chamber
fresh
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path
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JP22813993A
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English (en)
Inventor
Kazuo Era
和雄 江良
Koji Ogawa
耕司 小川
Takenori Yoshizako
武則 吉迫
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Toray Industries Inc
Toray Medical Co Ltd
Original Assignee
Toray Industries Inc
Toray Medical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 濾過液と輸液との量的バランスを安全かつ正
確に確保できると共に、クリーンな状態で輸液が行える
限外濾過量制御装置を提供する。 【構成】 等量化容器1の第1の部屋1aが液置換器6
の第1の部屋6aと連結管3で着脱自在に接続される。
液置換器6の第2の部屋6bに接続された新鮮透析液供
給管8の新鮮透析液流入路8aが新鮮透析液供給ライン
34側に、新鮮透析液流出路8bが血液回路31側に着
脱自在に接続される。等量化容器1の第2の部屋1bに
接続された排透析液分岐排出管4の排透析液分岐流入路
4aが透析液回路32側に、排透析液分岐流出路4bが
排透析液排出ライン35側に接続される。流路を切り換
える開閉操作弁機構10、流れを切り換えるポンプ機構
11、流れを検出する流れ検出器12が備えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は人工透析等の装置に関す
るもので、詳しくは血液回路中に設けられたダイアライ
ザあるいはフィルタ(以下、濾過器と総称する)から、
限外濾過膜を通して血液中の水分を大量に除去すると共
に、その除去量に正確に見合った補充液、いわゆる新鮮
透析液を血液中に注入する限外濾過量制御方法およびそ
の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常の透析方法では、濾過器内の限外濾
過膜を通して所定の限外濾過圧を付与し、血液中の過剰
水分を除去すると共に、血液中の尿毒素成分は血液と透
析液との濃度差により除去されていた(この透析方法を
ヘモダイアリシスという)。しかし、この方法ではいわ
ゆる中分子物質の除去効率が充分でない傾向にある。
【0003】これに対して中分子物質も充分除去する方
法の一つに、血液中の水分を大量に除去し、それに見合
った補充液(新鮮透析液)を血液中に注入するいわゆる
濾過型の治療法(この透析方法をヘモフィルトレーショ
ンという)がある。
【0004】また、このヘモダイアリシスとヘモフィル
トレーションを同時に行うヘモダイアフィルトレーショ
ンといわれる治療法もある。
【0005】ヘモフィルトレーションまたはヘモダイア
フィルトレーションの治療法において、充分な中分子物
質の除去効果を得るためには、通常20〜200ml/
minの速度で血液中から水分を濾過し、血液中の液分
の組成に近い代替液(新鮮透析液)を補充液として輸液
する。ここで、この濾過液と輸液との量的バランスを確
保してやらないと血液中の水分が異常な状態となり、生
理機能がくずれ、生命に危機をおよぼすおそれも生じる
ことになる。
【0006】従来、この種の治療法を行うための技術と
しては、特公昭63−66543号公報に開示の濾過量
と輸液の収支の総量が一定になるように制御するもの
や、特公平4−70909号公報に開示の濾過液と輸液
の収支が一定になるように分割して重量計で測定する方
式のものがある。また、容量式のものでは特公昭57−
26780号公報に開示のものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来例では次のような問題点があった。
【0008】即ち、特公昭63−66543号公報の方
式では、必要とされる総量が約50リットルにもなると
装置全体が大型化され、場所のせまい透析室には受け入
れられ難いという問題があった。
【0009】また、特公平4−70909号公報の方式
では、重量計に故障が発生した場合には、濾過液と輸液
の量的バランスがくずれて、その発見が遅れると患者の
生命に危機をおよぼすおそれもあった。
【0010】さらに、特公昭57−26780号公報の
方式では、柔軟性を有する移動自在な隔膜によって透析
液収容室と置換液収容室とに仕切られた容器を有する流
量同一化機構を備え、透析液回路から分岐して透析液収
容室に流入する透析液量に応じた量の置換液を置換液収
容室から流出させて血液回路に輸液する方式であり、濾
過液と輸液との量的バランスを正確に確保できる利点が
あるが、体内に置換液を注入する流路部分を再使用しな
ければならず、クリーンな状態を実現し難く、実際には
普及されていない。
【0011】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、濾過
液と輸液との量的バランスをより安全にかつ正確に確保
できると共に、クリーン(いわゆる清潔)な状態で輸液
が行える限外濾過量制御方法およびその装置を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の方法の技術的手段は、移動自在な隔壁により2つの部
屋に分離された等量化容器を備え、等量化容器の一方の
部屋側から流出する液体の量に応じた量の新鮮透析液を
血液回路に供給すると共に、他方の部屋側に流入する液
体の量に応じた量の透析液を透析液回路から分岐排出し
て、血液回路から透析液回路への限外濾過量を制御する
限外濾過量制御方法において、移動自在な隔壁により2
つの部屋に分離されたサブ容器の一方の部屋と前記等量
化容器の前記一方の部屋とを連結流路で着脱自在に接続
して閉回路を形成し、サブ容器の他方の部屋に接続した
新鮮透析液流路は新鮮透析液流入路と新鮮透析液流出路
とに分岐され、新鮮透析液流入路を新鮮透析液供給側に
着脱自在に接続し、新鮮透析液流出路を血液回路側に着
脱自在に接続し、等量化容器の前記他方の部屋側に接続
した透析液分岐排出路は透析液分岐流入路と透析液分岐
流出路とに分岐され、透析液分岐流入路を透析液回路側
に接続し、新鮮透析液流入路の開状態および新鮮透析液
流出路の閉状態で、かつ透析液分岐流入路の閉状態およ
び透析液分岐流出路の開状態で、サブ容器の前記一方の
部屋側の液体を等量化容器の前記一方の部屋に供給して
サブ容器の他方の部屋に新鮮透析液流入路を通じて新鮮
透析液を流入させると共に、等量化容器の前記他方の部
屋側から流出する液体の量に応じた量の透析液を透析液
分岐流出路を通じて流出させる輸液準備工程と、新鮮透
析液流入路を閉状態、新鮮透析液流出路を開状態、およ
び透析液分岐流入路を開状態、透析液分岐流出路を閉状
態に切り替えて、等量化容器の前記一方の部屋側の液体
をサブ容器の前記一方の部屋に供給してサブ容器の隔壁
の他方の部屋側への移動により、サブ容器の他方の部屋
の新鮮透析液を新鮮透析液流出路を通じて血液回路に供
給し、等量化容器の前記他方の部屋側に流入した液体の
量に応じた量の透析液を透析液分岐流入路を通じて透析
液回路から分岐流出させる輸液供給工程とを備え、前記
輸液準備工程と輸液供給工程とを交互に繰り返すことに
より、血液回路から透析液回路への限外濾過量を制御す
る点にある。
【0013】また、上記目的を達成するための装置の技
術的手段は、移動自在な隔壁により2つの部屋に分離さ
れた等量化容器を備え、等量化容器の一方の部屋側から
流出される液体の量に応じた量の新鮮透析液を血液回路
に供給すると共に、他方の部屋側に流入される液体の量
に応じた量の透析液を透析液回路から分岐排出して、血
液回路から透析液回路への限外濾過量を制御する限外濾
過量制御装置において、前記等量化容器の一方の部屋
が、移動自在な隔壁により2つの部屋に分離されたサブ
容器の一方の部屋と連結流路で着脱自在に接続されて閉
回路が形成され、サブ容器の他方の部屋に接続された新
鮮透析液流路が新鮮透析液流入路と新鮮透析液流出路と
に分岐され、新鮮透析液流入路が新鮮透析液供給側に着
脱自在に接続されると共に、新鮮透析液流出路が血液回
路側に着脱自在に接続され、等量化容器の他方の部屋側
に接続状とされた透析液分岐排出路が透析液分岐流入路
と透析液分岐流出路とに分岐され、透析液分岐流入路が
透析液回路側に接続されると共に、透析液分岐流出路が
透析液排出回路側に接続され、前記分岐された新鮮透析
液流入路と新鮮透析液流出路のいずれか一方、および分
岐された透析液分岐流入路と透析液分岐流出路のいずれ
か一方をそれぞれ切り替えながら閉塞する少なくとも1
以上の開閉操作弁機構と、前記等量化容器の一方の部屋
からサブ容器の一方の部屋に液体を送る流れと、サブ容
器の一方の部屋から等量化容器の一方の部屋に液体を戻
す流れとに切り替え自在に液体を流動させるポンプ機構
と、等量化容器の一方の部屋もしくは他方の部屋に対す
る液体の流れを検出する流れ検出器とが備えられてなる
点にある。
【0014】
【作用】本発明の限外濾過量制御方法およびその装置に
よれば、輸液準備工程においては、開閉操作弁機構によ
り、新鮮透析液流入路が開状態、新鮮透析液流出路が閉
状態とされると共に、透析液分岐流入路が閉状態、透析
液分岐流出路が開状態とされた状態で、ポンプ機構を作
動させ、サブ容器の一方の部屋側の液体を等量化容器の
一方の部屋に送液すれば、サブ容器の一方の部屋から流
出した液体の量に応じた量の新鮮透析液が新鮮透析液流
入路を通じてサブ容器の他方の部屋に流入される。
【0015】一方、等量化容器の一方の部屋に流入した
液体の量に応じた量の液体が等量化容器の他方の部屋か
ら流出され、この流出量に応じた量の透析液が透析液分
岐流出路を通じて流出される。
【0016】そして、サブ容器の一方の部屋側から等量
化容器の一方の部屋に対する液体の流れが停止すると、
流れ検出器がこの流れの停止を検出して開閉操作弁機構
とポンプ機構とをそれぞれ切り替え、ここに、輸液供給
工程に切り替えられる。
【0017】輸液供給工程においては、新鮮透析液流入
路が閉状態、新鮮透析液流出路が開状態とされると共
に、透析液分岐流入路が開状態、透析液分岐流出路が閉
状態とされ、ポンプ機構により、等量化容器の一方の部
屋側の液体がサブ容器の一方の部屋に戻る方向に送液さ
れ、サブ容器の一方の部屋に流入した液体の量に応じた
量の新鮮透析液がサブ容器の他方の部屋から新鮮透析液
流出路を通じて血液回路に供給される。
【0018】一方、等量化容器の一方の部屋から流出し
た液体の量に応じた量の液体が等量化容器の他方の部屋
に流入され、この流入量に応じた量の透析液が透析液分
岐流入路を通じて透析液回路から分岐流出される。
【0019】そして、等量化容器の一方の部屋側からサ
ブ容器の一方の部屋に対する液体の流れが停止すると、
流れ検出器がこの流れの停止を検出して開閉操作弁機構
とポンプ機構とをそれぞれ切り替え、ここに、輸液準備
工程に切り替えられる。
【0020】以上の輸液準備工程と輸液供給工程の動作
の繰り返しにより、血液回路に対する輸液と透析液回路
における濾過液との量的バランスをより安全にかつ正確
に確保できる。
【0021】そして、輸液側流路を構成するサブ容器お
よび新鮮透析液流路が、等量化容器側、新鮮透析液供給
側や血液回路側にそれぞれ着脱自在に接続される構成と
しているので、着脱交換が容易に行え、血液回路に新鮮
透析液を供給する輸液側流路を常にクリーンな状態に確
保できる。
【0022】
【実施例】先ず最初に、本発明の限外濾過量制御装置の
第1実施例に係る基本構成部分を図1に基づき説明す
る。
【0023】図1において、1は移動自在な隔壁2によ
り等容積の2つの部屋1a、1bに分離された等量化容
器で、隔壁2は変位可能なシリコン等で構成されてい
る。等量化容器1の一方の第1の部屋1aには、連結流
路としての塩化ビニルやシリコン等からなる連結管3が
接続され、他方の第2の部屋1bには、透析液分岐排出
路としての塩化ビニルやシリコン等からなる排透析液分
岐排出管4が接続されている。この排透析液分岐排出管
4の他端部側は排透析液分岐流入路4aと排透析液分岐
流出路4bとに分岐されている。
【0024】6はサブ容器としての液置換器で、等量化
容器1同様、移動自在な隔壁としての塩化ビニル等より
なる薄い弾性膜7により等容積の2つの部屋6a、6b
に分離されている。そして、液置換器6の一方の第1の
部屋6aが前記連結管3の他端側に着脱自在に接続され
ている。ここに、第1の部屋1aと連結管3と第1の部
屋6aで密閉状の閉回路系が形成される。そして、この
閉回路系内には体積変化の起きない液体を適宜量封入し
ておくか、もしくは図示省略の分岐管を通じて前記液体
を必要に応じて適宜供給排出可能に構成してもよい。
【0025】また、液置換器6の他方の第2の部屋6b
には、新鮮透析液流路としての塩化ビニルやシリコン等
からなる新鮮透析液供給管8が接続され、該新鮮透析液
供給管8の他端部側は新鮮透析液流入路8aと新鮮透析
液流出路8bとに分岐されている。そして、液置換器6
の容量は等量化容器1の容量より大に構成されている。
【0026】10は開閉操作弁機構で、少なくとも1以
上備えられており、前記分岐された排透析液分岐流入路
4aと排透析液分岐流出路4bのいずれか一方、および
新鮮透析液流入路8aと新鮮透析液流出路8bのいずれ
か一方をそれぞれ切り替えながら閉塞するよう構成され
ている。なお、図1では開閉操作弁機構10は単一とさ
れている。また、開閉操作弁機構10は液体の流れを阻
止できればどのような構成のものでもよいが、内部を流
れる液体と非接触で、管路を押しつぶすことによって流
れを阻止する構造が好ましく、例えばピンチバルブで構
成されている。
【0027】連結管3の途中には、連結管3内を流れる
液体の流れを正逆切り替え自在なポンプ機構11、およ
び連結管3内の液体の流れを検出するための流れ検出器
12が備えられている。前記ポンプ機構11は液体と接
触するギアポンプ等でもよいが、液体と非接触の方が好
ましく、例えばチューブしごきポンプで構成されてい
る。
【0028】前記流れ検出器12は、図2に示される如
く、回動自在に検出子13、14を備えた一対の検出素
子15、16と、前記検出子13、14の遊端側がそれ
ぞれ接離自在に接触可能な一対の検出素子17、18
と、該検出素子17、18と検出子13、14の接触を
検出する監視器19、20とを備え、両検出子13、1
4間に連結管3が挿通状とされている。また、各検出子
13、14は連結管3側に回動付勢状に構成されてお
り、連結管3の外周面に弾発的に接触状とされている。
【0029】そして、ポンプ機構11が図1の矢印A方
向に回転駆動されると、液置換器6の第1の部屋6aか
ら等量化容器1の第1の部屋1aに液体が送液され、こ
の状態が続けられると、等量化容器1の隔壁2が第2の
部屋1b側の内壁に密着状とされた状態が得られる。こ
の状態よりさらに送液状態が続けられると、連結管3に
液体による圧力が作用して連結管3が膨張し、検出子1
3が矢印C方向に押動回動されて、その遊端側が検出素
子17に接触して両検出素子15、17間が電気的につ
ながり、ここに、監視器19により液体の流れが停止し
たことが検出される。
【0030】また、ポンプ機構11が図1の矢印B方向
に回転駆動されると、等量化容器1の第1の部屋1aか
ら液置換器6の第1の部屋6aに液体が送液され、この
状態が続けられると、等量化容器1の隔壁2が第1の部
屋1a側の内壁に密着状とされた状態が得られる。この
状態よりさらに送液状態が続けられると、連結管3内が
陰圧状態となって連結管3が収縮し、検出子14が矢印
D方向に回動されて、その遊端側が検出素子18に接触
して両検出素子16、18間が電気的につながり、ここ
に、監視器20により液体の流れが停止したことが検出
される。
【0031】なお、流れ検出器12は連結管3内の流れ
を検出できればよく、フロートスイッチや超音波による
方式の流れ検出器12であってもよい。
【0032】そして、前述のように液置換器6の容量は
等量化容器1の容量より大に構成されていれば、液置換
器6の弾性膜7の移動に伴って第2の部屋6bから流出
供給された液体量が、等量化容器1の容積と前記監視器
19、20による検出回数から正確に計量できる。
【0033】図3および図4は第1実施例の全体構成を
示しており、30は濾過器で、その内部は限外濾過膜に
よって、患者の体内から導出された血液回路31からの
血液が流通される血液流路と、透析液回路32からの透
析液が流通される透析液流路とに仕切られている。
【0034】そして、血液回路31は前記血液流路に導
入される血液流入路31aと、血液流路から導出される
血液流出路31bとを備えてなり、また、透析液回路3
2は前記透析液流路に導入される新鮮透析液流入回路3
2aと、透析液流路から導出される排透析液流出回路3
2bと、新鮮透析液供給ライン34から新鮮透析液流入
回路32aに供給される流量と排透析液流出回路32b
から排透析液排出ライン35に排出される流量とが等し
くなるように調整する機能を有するイコライザ部36
と、排透析液流出回路32bから分岐して限外濾過ポン
プ等により除水を行う除水ライン37とを備えてなる構
成とされている。
【0035】また、前記新鮮透析液供給管8の新鮮透析
液流入路8aが新鮮透析液供給ライン34側に着脱自在
に接続されると共に、新鮮透析液流出路8bが雑菌除去
フィルタ38を介して血液回路31側に着脱自在に接続
されている。
【0036】さらに、前記排透析液分岐排出管4の排透
析液分岐流入路4aが新鮮透析液流入回路32a側に着
脱自在に接続されると共に、排透析液分岐流出路4bが
排透析液排出ライン35側に着脱自在に接続されてい
る。
【0037】なお、各図中において、開閉操作弁機構1
0の白抜き三角形部分は開状態、黒塗三角形部分は閉状
態を示している(以下の各図中においても同様)。
【0038】第1実施例は以上のように構成されてお
り、患者からの血液は血液流入路31aより濾過器30
の血液流路を通って血液流出路31bに案内される。一
方、新鮮透析液供給ライン34からイコライザ部36を
通じて新鮮透析液流入回路32aに案内された新鮮透析
液は、濾過器30の透析液流路を通って排透析液流出回
路32bから一部が除水ライン37を通じて除水される
と共にイコライザ部36を通じて排透析液排出ライン3
5に案内される。このヘモダイアリシスを構成する状態
に、本実施例の装置が接続されてヘモダイアフィルトレ
ーションを構成した状態とされている。
【0039】そして、図3に示される状態においては、
開閉操作弁機構10により、新鮮透析液流入路8aおよ
び排透析液分岐流出路4bが閉状態で、新鮮透析液流出
路8bおよび排透析液分岐流入路4aが開状態とされ、
液置換器6の第2の部屋6bに新鮮透析液が充満されて
いると共に等量化容器1の第1の部屋1aに所定の液体
が充満された状態とされている。
【0040】この状態でポンプ機構11が矢印B方向に
回転駆動されると、等量化容器1の第1の部屋1aから
液置換器6の第1の部屋6aに液体が送液され、第1の
部屋6aに対する液体の流入量に応じた量の新鮮透析液
が第2の部屋6bから流出され、新鮮透析液流出路8b
および雑菌除去フィルタ38を通じて血液回路31に供
給される。
【0041】この際、第1の部屋1aから流出した液体
の流出量に応じた量の透析液が新鮮透析液流入回路32
aから排透析液分岐流入路4aを通じて第2の部屋1b
に流入される。ここに、血液回路31に供給される輸液
の量と濾過器30で血液中から濾過される濾過液の量と
が同一に調整される。
【0042】そして、この輸液供給工程が引続き継続さ
れると、最終的に等量化容器1の隔壁2が第1の部屋1
a側の内壁に密着状とされた状態が得られ、連結管3内
の液体の流れが停止し、この流れの停止を流れ検出器1
2が検出する。
【0043】流れ検出器12がこの流れの停止を検出す
ると、図示省略の制御部は開閉操作弁機構10の開閉位
置とポンプ機構11の回転方向をそれぞれ切り替え、図
4に示される状態となる。即ち、新鮮透析液流入路8a
および排透析液分岐流出路4bが開状態で、新鮮透析液
流出路8bおよび排透析液分岐流入路4aが閉状態とさ
れ、液置換器6の第1の部屋6aに液体が充満されると
共に等量化容器1の第2の部屋1bに透析液が充満され
た状態とされ、この状態でポンプ機構11が矢印A方向
に回転駆動される。
【0044】このポンプ機構11の矢印A方向の回転駆
動によって、液置換器6の第1の部屋6aからから等量
化容器1の第1の部屋1aに液体が送液され、第1の部
屋1aに対する液体の流入量に応じた量の透析液が第2
の部屋1bから流出され、排透析液分岐流出路4bを通
じて排透析液排出ライン35に案内される。
【0045】この際、第1の部屋6aから流出した液体
の流出量に応じた量の新鮮透析液が新鮮透析液供給ライ
ン34から新鮮透析液流入路8aを通じて第2の部屋2
bに流入される。ここに、第2の部屋1bから排透析液
排出ライン35に流出される透析液の量と新鮮透析液供
給ライン34から第2の部屋6bに流入される新鮮透析
液の量とが同一に調整される。
【0046】そして、この輸液準備工程が引続き継続さ
れると、最終的に等量化容器1の隔壁2が第2の部屋1
b側の内壁に密着状とされた状態が得られ、連結管3内
の液体の流れが停止し、この流れの停止を流れ検出器1
2が検出する。
【0047】流れ検出器12がこの流れの停止を検出す
ると、図示省略の制御部は開閉操作弁機構10の開閉位
置とポンプ機構11の回転方向をそれぞれ切り替え、図
3に示される状態となる。
【0048】そして、この図3に示される輸液供給工程
と図4に示される輸液準備工程の動作を繰り返すことに
より、血液回路31に対する輸液と透析液回路32にお
ける濾過液との量的バランスをより安全にかつ正確に確
保できる。
【0049】また、輸液と濾過液の量はポンプ機構11
の回転方向が切り替えられた回数、もしくは監視器1
9、20による検出回数と等量化容器1の容量から容易
に知ることができる。
【0050】さらに、輸液側流路を構成する液置換器6
および新鮮透析液供給管8が、等量化容器1側、新鮮透
析液供給ライン34側や血液回路31側に着脱自在に接
続される構成としているので、着脱交換が容易に行え、
血液回路31に新鮮透析液を供給する輸液側流路を比較
的低コストで常にクリーンな状態に確保できる利点があ
る。
【0051】また、本実施例においては、新鮮透析液供
給ライン34の新鮮透析液を輸液として使用することに
より安価な治療を実現している。
【0052】なお、上記実施例において、排透析液分岐
流入路4aが新鮮透析液流入回路32a側に着脱自在に
接続された構造を示しているが、排透析液流出回路32
b側に着脱自在に接続する構造であってもよい。また、
図4における輸液準備工程において、ポンプ機構11の
回転数を高速に制御し、輸液準備工程に要する時間の短
縮化を図ってもよい。
【0053】図5は第2実施例を示しており、第1実施
例における前記基本構成部分が一対備えられ、両基本的
構成部分が互いに輸液準備工程と輸液供給工程との異な
る工程を行うように制御され、交互に切り替えながら運
転されるよう構成されている。
【0054】従って、この実施例の場合は、連続してヘ
モダイアフィルトレーションの治療法が行える利点があ
る。
【0055】図6および図7は第3実施例を示してお
り、図6は前記第1実施例における図3に対応し、図7
は図4に対応した構成とされている。そして、本実施例
においては、通常無菌状態である専用の新鮮透析液が充
填された輸液ビンセット40に新鮮透析液流入路8aが
着脱自在に接続された構成とされている。また、各部の
動作は第1実施例と同様に動作される。そして、本実施
例においては簡便に無菌の状態で輸液が行える利点があ
る。
【0056】図8は第4実施例を示しており、第2実施
例における図5に対応した構成とされている。そして、
第3実施例同様、輸液ビンセット40に各新鮮透析液流
入路8aが着脱自在に接続されており、簡便に無菌の状
態で連続した輸液が行える利点がある。
【0057】図9は第5実施例を示しており、等量化容
器1の第2の部屋1b側にも連結管42を介して液置換
器6の第1の部屋6aが着脱自在に接続されている。そ
して、各液置換器6の第2の部屋6bにそれぞれ接続さ
れた各新鮮透析液供給管8の各新鮮透析液流入路8a
が、それぞれ透析液回路32の新鮮透析液流入回路32
a側に着脱自在に接続されると共に、各新鮮透析液流出
路8bがそれぞれ血液回路31側に着脱自在に接続され
ている。
【0058】そして、図9に示される状態においては、
ポンプ機構11が矢印B方向に回転駆動され、左側の液
置換器6の第2の部屋6b内の新鮮透析液が、新鮮透析
液流出路8bおよび雑菌除去フィルタ38を通じて血液
回路31に供給される輸液供給工程が行われる間に、右
側の液置換器6の第2の部屋6b内には新鮮透析液流入
回路32aから新鮮透析液流入路8aを通じて新鮮透析
液が流入される輸液準備工程が行われる。
【0059】次に、流れ検出器12により、連結管3内
の液体の流れの停止を検出すると、開閉操作弁機構10
の開閉位置とポンプ機構11の回転方向がそれぞれ切り
替えられ、今度は左側の液置換器6側で輸液準備工程が
行われ、右側の液置換器6側で輸液供給工程が行われ
る。
【0060】以上の動作の繰り返しにより、連続したヘ
モダイアフィルトレーションの治療法が単一の等量化容
器1で行える利点がある。
【0061】そして、一方の新鮮透析液供給管8を通じ
て新鮮透析液を血液回路31に供給する際、他方の新鮮
透析液供給管8を通じて透析液回路32から透析液を分
岐流出させており、他方の新鮮透析液供給管8は透析液
分岐排出路として機能する。
【0062】図10および図11は第6実施例を示して
おり、等量化容器1の第1の部屋1a側には第1実施例
同様、連結管3を介して液置換器6が着脱自在に接続さ
れており、新鮮透析液流入路8aおよび新鮮透析液流出
路8bはそれぞれ新鮮透析液供給ライン34側および血
液回路31側に着脱自在に接続されている。
【0063】また、排透析液分岐流入路4aおよび排透
析液分岐流出路4bは迂回路45と三方弁46を介して
新鮮透析液流入回路32a側および排透析液排出ライン
35側に接続されている。さらに、迂回路45にはフロ
ートスイッチ47、回転方向が一方向の送液ポンプ4
8、絞り弁49および流れ検出器12が備えられてい
る。
【0064】そして、図10は輸液供給工程を示してお
り、送液ポンプ48の回転駆動により、新鮮透析液流入
回路32aから三方弁46、迂回路45、三方弁46お
よび排透析液分岐流入路4aを通じて等量化容器1の第
2の部屋1bに透析液が流入される。
【0065】この透析液の流入により第1の部屋1a内
の液体が押出され、連結管3を通じて第1の部屋6aに
流入する。この液体の流入により第2の部屋6b内の新
鮮透析液が押出され、新鮮透析液流出路8bおよび雑菌
除去フィルタ38を通じて血液回路31に供給される。
【0066】次に、等量化容器1の隔壁2が第1の部屋
1aの内壁に密着状とされた状態となると、透析液の流
入が停止し、ここに、流れ検出器12が流れの停止を検
出して、各三方弁46を切り替え制御して図11に示さ
れる状態が得られる。
【0067】図11の状態においては、送液ポンプ48
の回転駆動により、第2の部屋1b内の透析液が排透析
液分岐流出路4b、三方弁46、迂回路45および三方
弁46を通じて排透析液排出ライン35側に流出され
る。
【0068】この透析液の流出により第1の部屋6a内
の液体が連結管3を通じて第1の部屋1a内に流入す
る。この第1の部屋6aからの液体の流出により、新鮮
透析液供給ライン34側から新鮮透析液流入路8aを通
じて第2の部屋6b内に新鮮透析液が流入される。ここ
に、図11は輸液準備工程を行う。
【0069】そして、第2の部屋1b内の透析液が流出
し終わると、流れ検出器12が流れの停止を検出して、
各三方弁46を切り換え制御して図10に示される状態
が得られる。
【0070】この構造によれば、送液ポンプ48の回転
方向が一定方向であっても輸液供給工程と輸液準備工程
とが行え、これら迂回路45、三方弁46、送液ポンプ
48によりポンプ機構が構成される。
【0071】なお、上記各実施例において、液置換器6
の容量が等量化容器1の容量より大とされたものを示し
ているが、同容量等であってもよい。
【0072】
【発明の効果】以上のように、本発明の限外濾過量制御
方法およびその装置によれば、移動自在な隔壁により2
つの部屋に分離されたサブ容器の一方の部屋と等量化容
器の一方の部屋とを連結流路で着脱自在に接続して閉回
路を形成し、サブ容器の他方の部屋に接続した新鮮透析
液流路は新鮮透析液流入路と新鮮透析液流出路とに分岐
され、新鮮透析液流入路を新鮮透析液供給側に着脱自在
に接続し、新鮮透析液流出路を血液回路側に着脱自在に
接続し、等量化容器の他方の部屋側に接続した透析液分
岐排出路は透析液分岐流入路と透析液分岐流出路とに分
岐され、透析液分岐流入路を透析液回路側に接続し、輸
液準備工程と輸液供給工程とを交互に繰り返すことによ
り、血液回路から透析液回路への限外濾過量を制御する
ものであり、血液回路に輸液した新鮮透析液の量と同量
の透析液を透析液回路から同時に分岐流出させるため、
血液回路に対する輸液と透析液回路における濾過液との
量的バランスをより安全にかつ正確に確保できる利点が
ある。また、輸液側流路を構成するサブ容器および新鮮
透析液流路が、等量化容器側、新鮮透析液供給側や血液
回路側にそれぞれ着脱自在に接続される構成としている
ので、着脱交換が容易に行え、血液回路に新鮮透析液を
供給する輸液側流路を常にクリーンな状態に確保できる
利点もある。以上のことから、信頼性の高い限外濾過が
行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の限外濾過量制御装置における基本構成
部分を示すフロー図である。
【図2】図1のIIーII線断面矢視説明図である。
【図3】本発明の限外濾過量制御装置の第1実施例を示
すフロー図である。
【図4】本発明の限外濾過量制御装置の第1実施例を示
すフロー図である。
【図5】本発明の限外濾過量制御装置の第2実施例を示
すフロー図である。
【図6】本発明の限外濾過量制御装置の第3実施例を示
すフロー図である。
【図7】本発明の限外濾過量制御装置の第3実施例を示
すフロー図である。
【図8】本発明の限外濾過量制御装置の第4実施例を示
すフロー図である。
【図9】本発明の限外濾過量制御装置の第5実施例を示
すフロー図である。
【図10】本発明の限外濾過量制御装置の第6実施例を
示すフロー図である。
【図11】本発明の限外濾過量制御装置の第6実施例を
示すフロー図である。
【符号の説明】
1 等量化容器 1a 第1の部屋 1b 第2の部屋 2 隔壁 3 連結管 4 排透析液分岐排出管 4a 排透析液分岐流入路 4b 排透析液分岐流出路 6 液置換器 6a 第1の部屋 6b 第2の部屋 7 弾性膜 8 新鮮透析液供給管 8a 新鮮透析液流入路 8b 新鮮透析液流出路 10 開閉操作弁機構 11 ポンプ機構 12 流れ検出器 30 濾過器 31 血液回路 31a 血液流入路 31b 血液流出路 32 透析液回路 32a 新鮮透析液流入回路 32b 排透析液流出回路 34 新鮮透析液供給ライン 35 排透析液排出ライン 36 イコライザ部 37 除水ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉迫 武則 東京都中央区日本橋室町3丁目1番8号 東レ・メディカル株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動自在な隔壁により2つの部屋に分離
    された等量化容器を備え、等量化容器の一方の部屋側か
    ら流出する液体の量に応じた量の新鮮透析液を血液回路
    に供給すると共に、他方の部屋側に流入する液体の量に
    応じた量の透析液を透析液回路から分岐排出して、血液
    回路から透析液回路への限外濾過量を制御する限外濾過
    量制御方法において、 移動自在な隔壁により2つの部屋に分離されたサブ容器
    の一方の部屋と前記等量化容器の前記一方の部屋とを連
    結流路で着脱自在に接続して閉回路を形成し、サブ容器
    の他方の部屋に接続した新鮮透析液流路は新鮮透析液流
    入路と新鮮透析液流出路とに分岐され、新鮮透析液流入
    路を新鮮透析液供給側に着脱自在に接続し、新鮮透析液
    流出路を血液回路側に着脱自在に接続し、等量化容器の
    前記他方の部屋側に接続した透析液分岐排出路は透析液
    分岐流入路と透析液分岐流出路とに分岐され、透析液分
    岐流入路を透析液回路側に接続し、 新鮮透析液流入路の開状態および新鮮透析液流出路の閉
    状態で、かつ透析液分岐流入路の閉状態および透析液分
    岐流出路の開状態で、サブ容器の前記一方の部屋側の液
    体を等量化容器の前記一方の部屋に供給してサブ容器の
    他方の部屋に新鮮透析液流入路を通じて新鮮透析液を流
    入させると共に、等量化容器の前記他方の部屋側から流
    出する液体の量に応じた量の透析液を透析液分岐流出路
    を通じて流出させる輸液準備工程と、 新鮮透析液流入路を閉状態、新鮮透析液流出路を開状
    態、および透析液分岐流入路を開状態、透析液分岐流出
    路を閉状態に切り替えて、等量化容器の前記一方の部屋
    側の液体をサブ容器の前記一方の部屋に供給してサブ容
    器の隔壁の他方の部屋側への移動により、サブ容器の他
    方の部屋の新鮮透析液を新鮮透析液流出路を通じて血液
    回路に供給し、等量化容器の前記他方の部屋側に流入し
    た液体の量に応じた量の透析液を透析液分岐流入路を通
    じて透析液回路から分岐流出させる輸液供給工程とを備
    え、 前記輸液準備工程と輸液供給工程とを交互に繰り返すこ
    とにより、血液回路から透析液回路への限外濾過量を制
    御することを特徴とする限外濾過量制御方法。
  2. 【請求項2】 移動自在な隔壁により2つの部屋に分離
    された等量化容器を備え、等量化容器の一方の部屋側か
    ら流出される液体の量に応じた量の新鮮透析液を血液回
    路に供給すると共に、他方の部屋側に流入される液体の
    量に応じた量の透析液を透析液回路から分岐排出して、
    血液回路から透析液回路への限外濾過量を制御する限外
    濾過量制御装置において、 前記等量化容器の一方の部屋が、移動自在な隔壁により
    2つの部屋に分離されたサブ容器の一方の部屋と連結流
    路で着脱自在に接続されて閉回路が形成され、 サブ容器の他方の部屋に接続された新鮮透析液流路が新
    鮮透析液流入路と新鮮透析液流出路とに分岐され、新鮮
    透析液流入路が新鮮透析液供給側に着脱自在に接続され
    ると共に、新鮮透析液流出路が血液回路側に着脱自在に
    接続され、 等量化容器の他方の部屋側に接続状とされた透析液分岐
    排出路が透析液分岐流入路と透析液分岐流出路とに分岐
    され、透析液分岐流入路が透析液回路側に接続されると
    共に、透析液分岐流出路が透析液排出回路側に接続さ
    れ、 前記分岐された新鮮透析液流入路と新鮮透析液流出路の
    いずれか一方、および分岐された透析液分岐流入路と透
    析液分岐流出路のいずれか一方をそれぞれ切り替えなが
    ら閉塞する少なくとも1以上の開閉操作弁機構と、前記
    等量化容器の一方の部屋からサブ容器の一方の部屋に液
    体を送る流れと、サブ容器の一方の部屋から等量化容器
    の一方の部屋に液体を戻す流れとに切り替え自在に液体
    を流動させるポンプ機構と、等量化容器の一方の部屋も
    しくは他方の部屋に対する液体の流れを検出する流れ検
    出器とが備えられてなることを特徴とする限外濾過量制
    御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9168332B2 (en) 2009-10-23 2015-10-27 Asahi Kasei Medical Co., Ltd. Hemodialysis apparatus, method of operating hemodialysis apparatus, and water content removal system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9168332B2 (en) 2009-10-23 2015-10-27 Asahi Kasei Medical Co., Ltd. Hemodialysis apparatus, method of operating hemodialysis apparatus, and water content removal system
JP5837823B2 (ja) * 2009-10-23 2015-12-24 旭化成メディカル株式会社 血液透析装置、血液透析装置の作動方法及び水分除去システム

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