JPS61113042A - 沈胴カメラの電気的接続装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、可変焦点カメラ等の沈胴カメラにおける可動
レンズユニットとカメラ本体との間に設けられる摺！ｖ
Ｉ接片の接続構造に関するものである。

〔従来の技術〕

２焦点カメラでは、レンズ系全体を光軸方向に移動する
ことによってレンズ系の焦点距離の切換を行うため、レ
ンズ系全体を可動部分としてカメラ本体に対して垂直に
出し入れ出来るよう支持し、いわゆる沈胴カメラとして
いる例が多い。

まだレンズ系にはレンズの開口径全調節する級り装置や
シャッタ装置の組込みさらに場名−によっては自動焦点
眺節装置等の機能の付加もされ鏡胴全体をユニット化し
て可動レンズユニットとして沈胴カメラの可動部分を構
成している例も多い。

か＼る可動レンズユニットの各機能はイｂ］れもカメラ
ネ体に設けた電源、制御装置から電気的に作動されるも
のでろリセのためカメラ本体との間に回路を形成するべ
く電気的接続装置が設けられている。

その電気的接続装置としては一般に複数組の摺動接片を
、前記０］′動レンズユニツトの後端部とカメラ本体に
固定した鏡胴部の前端部との間に取付け、可動レンズユ
ニットがその移動範囲内の如何なる位置にめっても双方
の接片の接続により電気回路が閉じた状態に保たれ前述
した。Ｔ動しンズユニットの各機能を作動し得るよう構
成されている。

しかしながら可変焦点カメラにおけるレンズの焦点距離
変化に要する可動レンズユニットの移動量は、焦点調節
のためのレンズ系の繰出し量に比して遥かに犬さくその
ため可動レンズユニットとカメラ本体に固定した鋭胴部
との間に設ける摺動接片は長大なものとな９それ等を取
付ける部材も大型となってスペースを要しまた接片の接
触圧も不安定となる等の整置が避けられなかった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は、可変焦点カメラの如き移動量の大きな沈胴カ
メラにおいても比較的短小な摺動接片をもって小さなス
ペース内で可動レンズユニットとカメラ本体間の電気回
路を形状することの出来る電気的接続装置の提供を目的
としたものである。

〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、可動レンズユニットとカメラ本体の固定部と
を互に嵌合する外筒と内筒とに形成し、摺動接片の一方
を前記外筒の内面に係合したスライド可能の接片取付部
材に取付け、摺動接片の他方を前記内筒の内周面に取付
けて前記外筒に取付けられた摺動接片と接触を保てる状
態とし、前記可動レンズを移動した初期には前記接片取
付部材がスライドして摺動接片を閉じた状態に保ち、後
期には前記接片取付部材をカメラ本体に係止して可動レ
ンズユニットのみが移動し、前記接片取付部材との闇に
接続したリード線を伸長させて電気回路を維持出来るよ
う構成するもので、それは、電気装置を有し光軸方向に
＃動する可動レンズユニットと固定部とヲ゛邂気的に接
続する手段として摺動接片を用いた可変焦点カメラの電
気的接続装置において、一方の摺動接片はその支持部に
固定するのに対し他方の摺動接片はその支持部に可動に
取付けて前記可動レンズユニットを前記固定部に対して
移動したときに、前記他方の摺動接片がその支持部に対
して相対的に移動出来るようにしたことを特徹とする沈
胴カメラの電気的接続装置によって達成される。

〔笑施例〕

本発明の１実施例を第１図およびその細部を第２図に示
す。

第１図は２焦点式レンズを備えだカメラにおけるレンズ
移動機構全分解して示したもので１はカメラ本体（図示
せず）の窓枠部に取付られだ固定部たる遮光枠であり、
２は各機構を取付けてカメラ本体の前面部を形成する前
板である。

前記遮光枠１と前記前板２との間には３本の直進案内軸
１ａが何れもカメラ本体の細心方向に平行して架設固定
されている。

３はＬＩＩＴ動レンズユニットでその内周部には電磁シ
ャッタ４ａに組込まれた２焦点式レンズ４を取付は収容
し、その外周部の３個所の突起３ａが前記直進案内軸１
ａにそれぞれ摺動可能に嵌合していて光軸方向に移動出
来るよう支持されている。

すなわちカメラ本体から伝達される駆動力によって前記
可動レンズユニット３が光軸方向に前進すると前記突起
３ａの前面が前記前板２の背面に当接する迄移動しまた
後退すると前記突起３ａの背面が前記遮光枠１ａ、の前
面に当接する迄移動出来るようになっていて、そのスト
ローク内で前記２焦点式レンズ４の焦点距離切換の作用
が行われるよう構成されている。

前記０］′動レンズユニツト３の外周部１は、前記前板
２に組込″ｆｎたレンズユニッ）２ａの内周面との間に
若干のクリアランスをもって挿通されたあと、前記前板
２の前面に取付られた４個所のローラ５によってバラン
ス良く軸心方向に抑圧はれ前記２焦点式レンズ４の光軸
がカメラ本体の細心と一致するよう支持されている。

前記可動レンズユニット３の内部に鉄層された前記２焦
点式レンズ４の電磁シャッタ４ａの背面には、ユニット
カバー１０が取付られさらに該ユニットカバー１０には
一方の摺動接片３１を固設したスライド板３０が光軸方
向に摺動可能に支持されている。前記ユニットカバー１
０は前記電磁シャツタ４ａ後面に直接取付けてもよいし
、前記可動レンズユニット３の外筒に取り付けてもよい
。

また前記遮光枠１の前記スライド板３０に対応する位置
には、他方の摺動接片２１を内面にエラチングした固定
板２０が配設され、該摺動接片２１が前記スライド板３
０の摺動接片３１と互に接触かつ摺動出来るよう構成烙
れている。

構成に必要な組数だけ備えているものとする。

さらに矢示Ａ方向からの解体斜視図たる第２図によって
その構造を詳しく説明する。

前記ユニットカバー１０は、その基部に設けた左右のフ
ランジ部１１によって前記電磁シャッタ４ａの背面下部
に固定されていて、その後端に左右一対のレール１２を
光軸方向に設けたガイド部１０　ａ　’ｉ影形成ている
。

また前記スライド板３０は、その両側面に設けたリブ３
２が前記ガイド１ｌｏａのレール１２に係合して正しく
光軸方向に摺動出来るよう組込まれ、その摺動量に応じ
て前記摺！ｖＩ接片３１と前記電磁シャッタ４ａとを電
気的に接続するリード線３１８ｋ、伸縮出来るよう成る
程度の涜み量を備えて結線されている。

さらに前記リプ３２の一端は、前記スライド板３０と分
離した弾性片となっていてその先端にはフック３２　ａ
が形成されている。従って前記スライド板３０が前記レ
ール１２を摺動してガイド部１０　ａより所定電接は出
すと前記フック３２　ａが前記ガイド部１０ａの両側壁
に設けた角穴１３に飛込み係合して前記スライド板３０
が七ｎ以上慴動して前記ユニットカバー１０から脱出し
ないよう阻止する役目をしている。

一方前記固定板２０は前記スライド板３０の上部に重複
してその下面に面した前記摺動接片２１が前記スライド
板３０の摺動接片３１と接触を保てる位置に取付られて
いる。また下面の先端付近には左右一対の突起２２を形
成していて前記スライド板蜀が光軸方向に所定量摺動す
るとその後端に設けたフック３３を係止してそれ以上の
摺′ｙｉｂヲ阻止し、前記摺動接片２１と３１の接触全
維持するようになっている。

なお前記摺ｆｌｈ接片２１は−ずの長さ金もったリード
線２１ａによってカメラ本体内の１１１．源、制御装置
と゛結線されそｎによって前記可動し、ンズユニット３
に組込まれた前記電磁シャッタを作動し光景や露出時間
の制御が行われるよう構成されている。

次にそれによる電気的接続機能について説明する。

ｍｌ記可動レンズユニット３が前記遮光枠１に最も接近
した状態にある場合すなわち沈胴状態となっている場合
には、前記スライド板３０はユニットカバー１０のガイ
ド部１０　ａにその基部進入り込んだ状態にありその摺
動接片３１が前記固定板加の摺動接片２１の後端部に接
触している。

この状態から焦点距離切換のため前記可動レンズユニッ
ト３を光軸方向に移動してカメラ本体から引き出すと、
先づ第１段階では前記スライド板３０　、’ｌｉ前記フ
ック３２　Ｈの側圧によシ前記ガイド部１０ａに保持さ
れた壕＼共に移動し従って摺動接片３１が、前記摺動接
片２１を摺接しながら移動してその先端部に達する。同
時にスライド板３０の前記フック３３が固定板２０の前
記突起２２によって係止されるので、スライド板３０の
移動は停止する。

この状態からさらに前記可動レンズユニット３を移動す
ると第２段階として該可動レンズユニット３と前記スラ
イド板３０との間の摺動が始まり該スライド板３０を前
記固定板２０に係合した１＼前記可動レンズユニツト３
は移動をつソは所定の位置に達して焦点距離の切換を終
了して停止される。

この場合前記摺動接片３１と削記肛磁シャッタ４ａとを
接続するリード＄３１８は予め与えられていた涜みが伸
長し、前記摺動接片２１，３１の摺接と相俟って沈胴時
におけると同様に電気的接続回路を維持している。

また、前記可動レンズユニット３をカメ２本体側へ押し
込むと、先づ第１段階では、前記フック３２　ａが前記
角穴１３に係合した状態で前記スライド板３０が摺動し
、その後、前記スライド板３０　ａ後端部３４が前記遮
光枠１の一端に当接する。更に押し込みの第２段１首で
は、前記フック３２　ａと前記角穴１３との係合が外れ
、前記可動レンズユニット３と前記スライド板３０との
間で摺動が始なり、前記可動レンズユニット３は移動を
続は所定の位置に達して焦点距離の切換を終了して停止
される。

以上の説明に明らかな如く本発明の沈胴カメラの電気的
接続装置では、摺動接片の摺動量を可動レンズユニット
の沈胴景より遥かに短小の長さとすることが出来るので
、前述したスライド板、固定柱等の各部材を短小のもの
とし従って収容するスペースも小さくて済むこと＼なる
。さらに摺動接片は安定した接触効率の良い作用が得ら
れること＼もなる。

〔発明の効果〕

本発明により、沈胴カメラの鏡胴部に２ける摺動接片の
占めるスペースが小さくて済み、その結果鏡胴部全コン
パクトに構成することの出来る電気的接続装置が提供さ
れること＼なった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の可変焦点カメラにおけるレンズ移動機
構の斜視図。第２図はその要部斜視図。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電気装置を有し光軸方向に移動する可動レンズユニット
   と固定部とを電気的に接続する手段として摺動接片を用
   いた沈胴カメラの電気的接続装置において、一方の摺動
   接片はその支持部に固定するのに対し他方の摺動接片は
   その支持部に可動に取り付けて、前記可動レンズユニッ
   トを前記固定部に対して移動したときに、前記他方の摺
   動接片がその支持部に対して相対的に移動出来るように
   したことを特徹とする沈胴カメラの電気的接続装置。