JPS61112607A - セラミツクの押出成形方法 - Google Patents
セラミツクの押出成形方法Info
- Publication number
- JPS61112607A JPS61112607A JP59235662A JP23566284A JPS61112607A JP S61112607 A JPS61112607 A JP S61112607A JP 59235662 A JP59235662 A JP 59235662A JP 23566284 A JP23566284 A JP 23566284A JP S61112607 A JPS61112607 A JP S61112607A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- extrusion
- cut
- cracks
- molded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はセラミックの押出成形方法に関し、クラック等
のない品質の良好なシート状成形体（以下シートという
）を得ることができるものである。
のない品質の良好なシート状成形体（以下シートという
）を得ることができるものである。
従来例の構成とその問題点
近年、電子部品用としてのセラミック材料の発展には目
ざましいものがあり、アルミナを主成分とするアルミナ
基板、チタン故バリウムを主成分とするセラミックコン
デンサ、遷移金属酸化物を主成分とするサーミスタ、酸
化鉛、酸化ジルコニウム、酸化チタンを主成分とする圧
電体、あるいは酸化亜鉛、酸化ビスマスを主成分とする
電圧非直線性抵抗器など種々のものが開発され、広範な
用途に供されている。そして、これらの材料の成形には
押出成形が広く用いられている。
ざましいものがあり、アルミナを主成分とするアルミナ
基板、チタン故バリウムを主成分とするセラミックコン
デンサ、遷移金属酸化物を主成分とするサーミスタ、酸
化鉛、酸化ジルコニウム、酸化チタンを主成分とする圧
電体、あるいは酸化亜鉛、酸化ビスマスを主成分とする
電圧非直線性抵抗器など種々のものが開発され、広範な
用途に供されている。そして、これらの材料の成形には
押出成形が広く用いられている。
上記のようなセラミック材料は、構成元素を厳四に調整
して原料粉末を成形した後焼結して得られるが、原料粉
体自体に可塑性はなく、従って押出成形を行なうには可
塑性を与えるため有機質結合剤くバインダー）、可塑剤
などが必要となる。
して原料粉末を成形した後焼結して得られるが、原料粉
体自体に可塑性はなく、従って押出成形を行なうには可
塑性を与えるため有機質結合剤くバインダー）、可塑剤
などが必要となる。
これらのバインダーや可塑剤は焼結の過程で蒸発飛散し
てしまうことが望ましくまた焼結後のセラミックへの影
響を抑えるため、添加される量はできる限り少量である
ことが好ましい。
てしまうことが望ましくまた焼結後のセラミックへの影
響を抑えるため、添加される量はできる限り少量である
ことが好ましい。
しかし、添加量を少なくすればシート状成形体の押出成
形は難しくなり、その場合の大きな問題点の１つは乾燥
後のシート両側端部に発生するクラックである。クラッ
クの生ずる原因としては、押出成形に成形金型から加わ
る抵抗力によりシ−ト両側端部に歪みが発生すること、
及びシートの乾燥時、両側端部が早く乾燥するため乾燥
歪みが発生することが考えられる。このため、従来の押
出成形方法で例えば、酸化アルミニウム１００部、メチ
ルセルロース３．５部、グリセリン４部、水１７部の割
合で混合した原料をニーダで混練後、押出成形機に投入
し、巾２００ｍ０１厚み１１１ｍのシートを成形、乾燥
したところ、シート両側端部からシート中央に向かって
長さ３ＩＩＩｌ〜１０ｓ■のクラックの発生が認められ
た。
形は難しくなり、その場合の大きな問題点の１つは乾燥
後のシート両側端部に発生するクラックである。クラッ
クの生ずる原因としては、押出成形に成形金型から加わ
る抵抗力によりシ−ト両側端部に歪みが発生すること、
及びシートの乾燥時、両側端部が早く乾燥するため乾燥
歪みが発生することが考えられる。このため、従来の押
出成形方法で例えば、酸化アルミニウム１００部、メチ
ルセルロース３．５部、グリセリン４部、水１７部の割
合で混合した原料をニーダで混練後、押出成形機に投入
し、巾２００ｍ０１厚み１１１ｍのシートを成形、乾燥
したところ、シート両側端部からシート中央に向かって
長さ３ＩＩＩｌ〜１０ｓ■のクラックの発生が認められ
た。
発明の目的
本発明は上記従来の問題を解消するためになされたもの
で、バインター等の添加量が少量の場合でも乾燥後のシ
ート状成形体のクラックの発生を抑制することができる
セラミックの押出成形方法を提供することを目的とする
。
で、バインター等の添加量が少量の場合でも乾燥後のシ
ート状成形体のクラックの発生を抑制することができる
セラミックの押出成形方法を提供することを目的とする
。
発明の構成
上記目的を達成するため、本発明は押出成形されたシー
ト状成形体の両側端部を、シート状成形体が成形用金型
を出た直後に切断し、切断された上記両側端部をシート
状成形体に付着させたまま乾燥するように構成したもの
で、両１１端部に生ずるクラックは切断部分で阻止され
て中央部へ向うことがないため、クラックのない高品質
のシート状成形体を得ることができるものである。
ト状成形体の両側端部を、シート状成形体が成形用金型
を出た直後に切断し、切断された上記両側端部をシート
状成形体に付着させたまま乾燥するように構成したもの
で、両１１端部に生ずるクラックは切断部分で阻止され
て中央部へ向うことがないため、クラックのない高品質
のシート状成形体を得ることができるものである。
実施例の説明
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。１
は成形用金型で、この成形用金型１の出口２には、左右
両端２ａから例えば５ｇ１Ｉ１１中央寄りの位置に線径
０．２ｓ＋ａのピアノ線３が上下方向に取り付けである
。
は成形用金型で、この成形用金型１の出口２には、左右
両端２ａから例えば５ｇ１Ｉ１１中央寄りの位置に線径
０．２ｓ＋ａのピアノ線３が上下方向に取り付けである
。
本発明による押出成形は、前記従来方法の場合と同じよ
うに、酸化アルミニウム１００部、メチルセルロース３
．５部グリセリン４部、水１７部の割合で混合した原料
をニーダで混練後、押出成形機に投入し、従来方法の場
合と同一寸法（巾２００ｍｍ、厚さ１ｍｍ＞で成形が行
なわれた。出口２から押出されるシート状成形体４は、
ピアノ線３によってその両側端部５が切断される。切断
された両側端部５とシート状成形体４とを密着したまま
で乾燥を行なったところ、切断された両側端部５にはク
ラックが認められるが、このクランクは切り口６の所で
止まり、両側端部５を除去した後はクラックのない良好
なシート状の成形体が得られた。
うに、酸化アルミニウム１００部、メチルセルロース３
．５部グリセリン４部、水１７部の割合で混合した原料
をニーダで混練後、押出成形機に投入し、従来方法の場
合と同一寸法（巾２００ｍｍ、厚さ１ｍｍ＞で成形が行
なわれた。出口２から押出されるシート状成形体４は、
ピアノ線３によってその両側端部５が切断される。切断
された両側端部５とシート状成形体４とを密着したまま
で乾燥を行なったところ、切断された両側端部５にはク
ラックが認められるが、このクランクは切り口６の所で
止まり、両側端部５を除去した後はクラックのない良好
なシート状の成形体が得られた。
なお、切り目６を入れるためにピアノ線３を用いたのは
切断された後も両側端部５がシート状成形体４に密着し
て乾燥され、シート状成形体４の切り目６部分の水分蒸
発を抑制し乾燥歪みを抑えてクラックｐ発生を防止する
という本発明の効果を充分発揮させるためであり、乾燥
後、両側端部５は切り目６で容易に除去できる。
切断された後も両側端部５がシート状成形体４に密着し
て乾燥され、シート状成形体４の切り目６部分の水分蒸
発を抑制し乾燥歪みを抑えてクラックｐ発生を防止する
という本発明の効果を充分発揮させるためであり、乾燥
後、両側端部５は切り目６で容易に除去できる。
発明の詳細
な説明したように、本発明によれば、シート状成形体の
両側端部を、シート状成形体が成形用金型を出た直後に
切断し、切断された両側端部をシート状成形体に付着さ
せたまま乾燥するため、成形用金型の抵抗による歪み、
乾燥時の歪みを除去しクラックの発生のない良好なシー
トを、極めて簡単な方法で得ることができる。
両側端部を、シート状成形体が成形用金型を出た直後に
切断し、切断された両側端部をシート状成形体に付着さ
せたまま乾燥するため、成形用金型の抵抗による歪み、
乾燥時の歪みを除去しクラックの発生のない良好なシー
トを、極めて簡単な方法で得ることができる。
図面は本発明の一実施例を示す斜視図。
１・・・成形用金型、４・・・シート状成形体、５・・
・両側端部
・両側端部
Claims (1)
- １、セラミック原料、有機質結合剤、可塑剤および水を
主成分とする押出成形されたシート状成形体の両側端部
を、シート状成形体が成形用金型を出た直後に切断し、
切断された上記両側端部をシート状成形体に付着させた
まま乾燥するセラミックの押出成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59235662A JPS61112607A (ja) | 1984-11-07 | 1984-11-07 | セラミツクの押出成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59235662A JPS61112607A (ja) | 1984-11-07 | 1984-11-07 | セラミツクの押出成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61112607A true JPS61112607A (ja) | 1986-05-30 |
Family
ID=16989333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59235662A Pending JPS61112607A (ja) | 1984-11-07 | 1984-11-07 | セラミツクの押出成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61112607A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03112310U (ja) * | 1990-03-01 | 1991-11-18 |
-
1984
- 1984-11-07 JP JP59235662A patent/JPS61112607A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03112310U (ja) * | 1990-03-01 | 1991-11-18 | ||
| JPH065845Y2 (ja) * | 1990-03-01 | 1994-02-16 | 三井製陶株式会社 | 湿式タイル素地成形用型 |
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